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お茶目な堤幸彦監督であります。


長いな、長いお付き合いでございます。


数々の作品でお仕事させてもらい、

大阪にまで行って万博公園で

『20世紀少年』イベント司会やら

『はやぶさ』ではJAXAにまで入れて司会出来ちゃったりと

貴重な体験をさせて頂いてる監督のおひとり。


舞台も観に行かせてもらい

エンターテイメントから、重厚感ある映画まで

自身の企画から大手からのオファーまで映画作りが出来ている

数少ない監督のおひとり。


『望み』という新作は

『悼む人』や『人魚の住む家』などに続く、心の中を旅するドラマ。


個人的には『包帯クラブ』も若者の心の旅、というので好きなのです。


そんな堤幸彦監督ですが

チャーミングなトークなのに、撮る映画は

ズドンと心にのしかかる重量級だったり。


それを娯楽映画でやりのける強者なのです。


私、好きなんです、そんな映画が。


で、『望み』ですが、もし自分の子が犯罪者の容疑になり

生きているか死んでいるか分からないとなったらというテーマなんです。


家族を持つと、色んなものが見えてくる。


子供が育てやすい子かなんて、産んでみないと分からないし

その子が、良い子に育つかなんて子育てだけじゃ分からない。


ましてや、人に危害を加える子にもしなったら。


無償の愛どころか、親だってノイローゼになります。


子供を信じることが愛なのか?


命あること、信じること、どちらが自分にとって幸せであり

どちらの考えが正解なのか。


いや、正解なんてないのかもしれない。


子育てにだって正解はないと思うし。


そんなことまで考えた作品でした。


人生には何が起こるか分からない。


だからこそ、後悔しないよう頭を働かせて判断しなければいけない。


それでも心は敏感だから、時に麻痺してしまう。


それでも守りたい。


人生は、ちょっとした冒険だから

我が子にも、自分自身もおおらかに乗り越えられる心であれ

と今は思うのです。