昔のこと。


「人の男を取る女」と言われたことがありました。


その子は彼が好きで

片想いをしていて

だけど自分は彼とは付き合えないから

なんならさとりちゃん付き合いなよ

と言っていました。


それまで会ったことがなく

会ってみるとステキで

仲良くなって恋に落ちた。


彼女に付き合ったことを伝えようと言っても

「まだちょっと待って」と言われ

彼の考えを優先して、そのままになり

ある日、彼が問い詰められ、関係を知られた瞬間

あなたは欲しいものはなんでも手に入れる人

絶交だ、と言われ、そのまま縁を切られた思い出。


謝っても許してもらえなかった。


今思うと

私も彼も思いやりにかける人だったから

「僕は健常者の子供が欲しいから

君とは結婚は無理」

と言われた40歳の思い出。


もっと昔

あるテレビの映画コーナーを持った時も

「君は女ウケが悪そうな外見だから

もっと普通の服装に」

と偉い方に言われ

やがてこのコーナー自体が無くなり。


自分では分からなかった。


好きなことを伝えることが

人を傷付けたり

不快にさせることがあるなんて。


だけど

この経験で

人の心の痛みを知った。


私が居て、ごめん、って。


嫌いかもしれないけれど

存在すること許してね、って。


それでも

「これが好き」「何故、それが好きなのか」

を伝えていきたい。


ならば

自分で好きなことを集めた場所を作ろう

自分が出会ってステキだと思った人や

好きな映画、見てもらいたい映画を

紹介する番組を作って

広められたらいいと思ったわけです。


なんだか

ちょっと真面目な話だけれど

だから

自分で掴みに行く人の決断や努力が

痛いほど分かる。


そんなことで

「足りない二人」という映画を

作り上げ、大きな映画館で流そうと決めた

佐藤秋さんと山口遙さんカップルの

挑戦は、知れば知るほど感激で

映画自体も

すべてをさらけ出して

夢を諦めきれない者たちの

心の対話を映画という手法で表現した

人間賛歌で、好きでした。


好きなことは続けていいよ。


そしてしっかりカタチにしていけばいいよ。


やってみなくちゃ始まらないんだから

スタートを切るのは自分なんだから。