月別アーカイブ / 2021年01月

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まずは

1/23に開催した

映画ライター座談会「映キャン!」

オンラインイベントご視聴に感謝でありますっ。

石飛徳樹さんの編集後記も

映キャン!Facebookにアップしたので
読んで頂けると。


こちらでーす。

https://www.facebook.com/106167004550275/posts/208451780988463/?d=n


800円の参加費にはプレゼント抽選会とミニシアター募金が含まれます。

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『花束みたいな恋をした』


有賀Pと土井Pにもお忙しい中、参加頂いて

質問コーナー作ったり

貴重なお話ありがとうございました!


『チャンシルさんには福が多いね』

レスリー・チャン話でわいた夜。


この2本を共通のお題として

それ以外のそれぞれの1月オススメ

邦画、洋画を発表しましたが

来月は、、、

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今泉力哉監督の『あの頃。』


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ユニセックスモデル

アレクサンドル・ヴェテール主演

偏見を蹴散らし、夢を叶えようと奮闘する

人生応援歌

『ミス・フランスになりたい!』


それ以外の個人の2月公開のオススメも発表し合いまーす。


これは

オンラインで観て思いっきり泣いた映画。


ジェンダー問題やら、女らしく、男らしくとか

そこら辺を全部取り込みながら

自分らしくなるってなんだ?ってことを

伝えてくる傑作でした!


個人的には、女らしくとか考える時代を乗り越え

好きなファッション、好きなスタイルを楽しむ人生に突入したけれど

子供の未来を考えると、そんなものを振りかざす人々は切って捨てたいと思う!


性別で固まって得意分野を決める社会も嫌いだし

その人が幸せならば良いことで、人に対してこうあるべき、

と決めつけることがおかしな思想だよな、と思ってしまう。


人の幸せを願える社会。


それが憧れ。


緊急事態宣言で映画館も20時には閉館を余儀なくされ。


配信で映画も観られる時代で
配信でも映画は観るけれど
私はやっぱり映画館が好き。


あの音響、あの暗闇、あの色彩、あの環境全てが没入感を生み出す構造になっていて

私を物語の世界へ誘ってくれるんですもん。


無いと困る、映画館は私の感性を育ててくれた、まさしく育ての親なんだから。


そんなことと、あとはコロナで暇になった私にも人との繋がりを

生み出してくれた「映キャン!」オンライントークイベント。

毎月、映画ライター達がそれぞれのオススメ新作を語るzoom上の生配信。


色んな監督や俳優さんがサインプレゼントを用意してくれるのも

ミニシアター応援という有料イベントだからなのかもなぁ。


800円だけど、その半分はミニシアター支援として

今はポレポレ東中野へお渡ししております。


ほんの少しですが、応援できたらという方も
映画好きな方も、1時間半

映画トークをネットでしませんか?



今月はいよいよ1/23、21時から生配信。

ただ、YouTubeでアーカイブも見られ

チケット買った方は抽選会にも参加出来るシステム。

当日の生配信参加の方々は、ゲストや私たちにチャットで

質問や感想を書き込めますよー。


しかも、当日は

映画を観たみんなが大好きになる

『花束みたいな恋をした』(1・29公開)


制作Pの有賀高俊さんと土井智生さんが生出演
色々、質問して下さいね!


イベント開催時は抽選でサイン入り映画グッズも当たりますよん。

チケット発売中 ↓

https://peatix.com/event/1773621


ちなみに映キャン!YouTubeチャンネルでは

監督や俳優のショートインタビューも

続々とアップしております。

近々アップはこんな方々。


チャンネル登録してくれたらありがたや、なのです。

映キャン!YouTubeチャンネル ↓

https://m.youtube.com/channel/UC8KlmDk9Zkl2Ne03mFcR7lA


『名も無き世界のエンドロール』佐藤祐市監督

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『あの頃。』から今泉力哉監督

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そして

俳優の山中崇さんまで!

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「もうやだーーーー! あっち行けーーーーー!わぁーーーーー!」

という女の子の叫び声が坂の上からするではありませんか。


朝に娘っ子に同じくらい吠えられ

萎えていた私は、飴ちゃんをカバンからゴソゴソ出して

その子に渡してあげたらお父さんも楽になるか?

と坂の上に向かうと

そこにあったのは

女子大生くらいの女の子が地面でのたうち回って

男の人がなだめている姿。


周囲の人たちも遠巻きで心配そうに見ていて、それでも

彼女はお構いなしに叫び続けておりました。


男性は恋人なのか? 兄妹なのか?


他人じゃない感じだし、男性から暴行を受けている感じでもないし。


しばらく遠巻きに見て大丈夫そうな気がしてその場を去った。


ストレスで感情が爆発してるみたいに

小さな子供の癇癪みたいに叫び続けていた彼女。


心は大丈夫そうじゃないけれど、どうしてあげれば良いのか分からなかった。


子供の場合は少しは分かる。


飴ちゃんは、癇癪を起こした子供なんかには時々、泣いてる理由を忘れさせ

違う興味を持たせる魔法のお菓子だから。


昔、映画舞台挨拶の大ベテランのおじ様がよく飴ちゃんを

私や周囲のカメラマンに配ってくれた。


怖そうなキャラのカメラマンおじさんが多い世界で

大ベテランカメラマンが私に渡してくれ

そのおじさんがニコニコボソッと話しかけてくれるだけで

カメラマンさん達が仲間のように認識してくれ

その場がほぐれていったなぁって思い出した。


今も忘れない、感謝も忘れちゃいけない。


そのカメラマンのおじさんの姿もよく吠えていたカメラマンさんの姿も今は無い。


カメラマンさんたちの姿はだいぶ減って、

今は記者兼カメラマンの人たちの姿が並ぶ。


カメラの性能が良くなって、誰でも撮れる時代になって

世界が変わっていく。


だけど、撮られる役者は変わらない。


手軽に安かろう、じゃダメなんだ。


だから、otocoto連載コラムは、今月からオフィシャルカメラマンである

プロの奥野和之さんに手伝ってもらうことにした。


その道のプロしか出来ない技ってあって、それは唯一無二。


考えてみれば、舞台挨拶の司会者と舞台挨拶のオフィシャルカメラマンという立場で

私はよく話しかけ、よく飴ちゃんを渡していたなぁ。


大阪のおばちゃんの「飴ちゃん居る?」はさ、私にとっても絶大で

その人と仲良くなりたいという意味を込めてのコミュニケーション。


イベント作りもチームワークが大事で、

オフィシャルカメラマンの人達の意向も知れると

お互いがスムーズに良い仕事が出来ると知った。


母ちゃん業務を始めたら、飴ちゃんやらお菓子って

子供のイライラを忘れさせる魔法のキャンディだと知った。


だからやっぱり飴ちゃんは世界を救う。


少なくとも一時、心を優しくしてくれるんだ。




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