月別アーカイブ / 2020年12月

7z7M6yXUUT.heic

2020年12月31日、

あぁ、なんてあっという間の一年でありましたでしょうか。


誰もかれもが大変でしたよね、

いや、今も大変な人たちはいっぱいいる。
 

1月と12月では

仕事のスタイルも自分の脳内もガラリと変わり果て

コロナ禍で生き残る方法を模索しながら生きて来たというか。


エンタメについて再び考えていた。


まあね、フリーランスなので

仕事が無ければ自動的に無職になるし

子供を養うのには

この先もお金が掛かるから

映画の舞台挨拶や記者会見のMCが来るまで凌ぐなんて

映画のMCは売り込むもんじゃない

その作品に適した人がやったほうがいい

みたいな脳の私には、そもそもの自分を見直す時間になりました。


監督やプロデューサーや、役者友達と電話やリモートで話しながら

自分なりにやれることとか、本当にやりたいことはなんだったのか

映画が好きな小さい頃の自分に立ち戻り

淀川長治さんや小森のオバチャマみたいな仕事をしたい

と思って映画の仕事を始めた24歳の自分に戻ってみたら

ラジオアプリのようなリモートでもインタビュー出来たり

自分の映画解説だったり、映画分析のような書く仕事だったり

映画イベント仕事だけでなく「映画を伝えること」ってあるじゃんか!と。


あとは

映キャン!


表舞台では男性が目立つ映画評論の世界。


面白い感性を持つ女性ライターも居るのにな。


ひとりの男性評論家の考えを可愛くて若い女性が

無知なふりをして聞く構図あまり好きじゃない。


政治評論家・竹村健一さんの政治討論番組みたいに

男女皆で、普段表で喋らない人達と

わいわいと議論をするのって面白いんじゃない?


しかも、タイプ違いで個性的な映画の趣味や書き方をする人と。


と思い付いたオンライントークイベントでありました。


今、興味を持っていることだけでも人それぞれ違うのだから

人が集まればもっと面白くなるじゃーないか!

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0220.JPG

自分より早く生まれた人たちと語らうのも好きだから

「映キャン!」が生まれ、

これから社会を担う若者たちの脳内も興味があるから

Radio Talkラジオアプリ「伊藤さとりのスナックシネマ」は

そんな世代の隔たりを無くした映画で繋がる対談もの。


この二つがコロナ禍で生み出されたものですが

結局、人と話をするのが好きなんだよな。


人と繋がっていたいと思うんです。


12/30 仕事納めは、久しぶりのとても好きな仕事、ラジオ生出演。


FMヨコハマ「Lovely Day」で2020年の映画界を振り返り

自分の2020年ベスト3も語りましたわ。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0232.JPG
DJ近藤さや香さんの滑らかな進行で

25分過ぎておりました。


1位「37セカンズ」

2位「ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語」

3位「ウルフウォーカー」


でここからはTwitterに書いた以下の作品。


4位「異端の鳥」

5位「はちどり」

6位「燃ゆる女の肖像」

7位「朝が来る」

8位「カセットテープダイアリーズ」

9位「ブックスマート」

10位「在りし日の歌」


Twitterやインスタに書き込んでくれたこと
今年もありがとうございました。


結局、映画での仕事しか思い付かなかった(笑)


あなたの2020年、No. 1映画も良ければ教えて下さいな。


ではでは、笑顔で2021年、また会いましょー!







年末、当たると言われる占い師さんに言われた言葉。

「エンタメ界で女の人の未来を築く役割があるから笑顔で一生、現役で続ける」


「30中盤から40前までの同性から嫉妬をかう」


と言われ、

『ワンダーウーマン1984』のように憧れられるほどのものはないと思ったら

「あなたがやれるなら自分もやれる」

と思われるワンダーウーマンの真逆な感覚でした😅


いやいや、キャスティングから企画書から自分で作って出してるのよ。


ダメ元で出して出演してくれる人の優しさや

宣伝マンのガッツに救われてなんとか。


ついでに一緒に仕事してくれるスタッフのお陰でレギュラーがあるし。


心折れそうになる時もあるけど、まぁ、それは自分のなにかの力が足りないから。


それでも、自分が見たい読みたい聴きたい

魅力的な映画番組作りは突き詰めていきたい。


映画ファンとしての感覚を大切に。


まあ、たしかにビューティ &クレバーとはかけ離れた外見だもんな。


嬉しかったのは、女性はもちろんですが

「今まで組んで来た男性は問題ない」

という言葉でした。


「脳が良い意味で女性的で柔らかいから」(笑)(笑)(笑)


そんな男女でやっている映キャン!オンライントーク

12/28 月曜開催です。


有料800円のうち、ポレポレ東中野への支援金半分。

まだまだ少ない、だけど皆に感謝。


こないだ今までの分を大槻支配人に手渡しして来ました。

1vSiNzeAJy.heic

是非、年末のオススメ映画座談会にご参加あれ。


参加者は顔出しではなく、書き込みで参加でーす。


映キャン!vol.5 12月の必見映画「AWAKE」「ワンダーウーマン1984」

ピーティックスにてチケット発売中。

https://peatix.com/event/1741288


買って下さ〜い!

SnHOAkpanA.jpg



bGce_KfV8I.jpg

ポケモンは進化するんだけど

映画もどんどん進化しとります。


当初、夏公開だった

『劇場版ポケットモンスター ココ』

ジャングルの中でポケモンに育てられた

人間の男の子ココのルーツ探しと

世界を知る物語であります。


もっちろん、子供たちがターゲットになる映画作りなんだけど

まぁ、脚本がよく練られておりまして、親も泣くわ、大人も学ぶ

「規律とは」「差別とは」を織り込んで

見事なエンターテイメントにしておりました。


最近のディズニー映画では当たり前になってきた作り方で

善悪を学ぶお話じゃなく、多様性を受け入れることを

小さいうちから楽しみながらアニメーションで学ぶという感じ。


今回のポケモン ココ映画は、子育ての時に、何度も自分に言い聞かせた

頭ごなしに話さず、子供の話に耳を傾ける、というメッセージも

言葉が通じない人間とポケモンの交流の中で、あるエピソードとして

さりげなく盛り込まれておりました。


スゴイよ、ポケモン映画。


血の繋がりやら、種族の違いも関係ないぞ

ついでに、子供に考え、決めさせる環境を大人が作り出すんだ

ってことまで描いております。


うちは、夫くんと娘ちゃんの血が繋がってないから

なんだか他人事に思えず、更にボロ泣き。


親子で観る映画だからこそ

こうゆう脚本力があれば、大人から子供まで心に響く

忘れられない映画になっていく予感がします。



↑このページのトップへ