月別アーカイブ / 2020年11月

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5歳の娘が

ウクレレの講座で表現した色合いであります。


春は暖色、夏は光や緑、海のような色合い

秋は月みたいで、冬はなんなのだろう?


この中で「怒」を顔を赤で塗りつぶしたのは

頭に血が上るをそのまま表現したのだろうな。


娘は、普段、お友達にもわがままを言ったりせず

どちらかというとお友達に合わせるところがあるくせに

私に怒りを吐き出すことが多いんです。


最近はそれがひどくて。


すると

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の影響か?

私宛に手紙を書いてきて、私が元気がないのが心配だという内容でした。


正直、ハートが強い方の私でさえ、心がボロボロになっていたんだな。


だけど、ふと思うのは

子供しかり、誰だって

そうやって心のバランスを保っているのかもしれない。


小さい頃から

多分、父親やクラスメイトから感情をあらわにされることが多くて

自分自身は、怒ることとか泣くこととか分からずに育っていき

親になって初めて、時に叱らなければ子供の命に関わると分かって

偏頭痛が酷くなりましたが、今はもう慣れてきて。


5歳の娘や、今、学んでいる10代の子供達の心の問題を考えると

怒りでも感情を出されているうちはまだ良いと思うんです。


文句も言わず、何も話してくれず、感じなくなってしまったらまずいと。


生きていく上で心のバランスをとることって大切で

我慢ばかりしていたら、その人自身が破裂してしまう。


そりゃあ、思いっきり怒りをぶつけられたら辛く悲しくなるけれど

子供だもの、感情のコントロールが出来ないのだもの。


私の駆け込み寺は

緑豊かな神社に足を運び、かしわでうって「負」を祓った気分になる

お正月に神社にお詣りする無宗教の日本人(笑)


コロナだから大人も子供もストレスが溜まる。


だとしたらストレスが溜まらないよう

何か逃げ道を探してあげないと。











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第1回 映キャン! 賞 男優賞受賞の
仲野太賀さま

ガッツポーズをありがとうございますっ(笑)


昨夜、無事に映キャン!賞の発表を終え

ちょっとした達成感でぼんやりしておりますが

本日はこれからもうひとつの映画賞会議です。


こちらはのちに新聞で結果発表になるので

ここでは 映キャン!と映キャン賞について
書き記します。


映画コラムニストの渥美志保さんとの会話から始まった

映キャン! はコロナで映画館も一時休館になり

私も映画の仕事しかしていないので

しかもインタビューと舞台挨拶が多いので

暇になり、ミニシアターの行末も気になっていて
生み出したものでした。


大学も出てないし、英語も喋れない

趣味は映画鑑賞しかない私が

25年も映画界に育ててもらい

司会でも趣味でも色んな映画館にお世話になって

なにか恩返しが出来ることはないかなぁ。


ついでに人前で喋る映画評論家さんとか映画ライターさんとか

本来、女性もいっぱいいるのに、男性が多いし、

映画賞の審査員も男性多いなぁ、ということで思いついた

オンライン上のトークイベントでした。


色んな意見、見方があったほうがいいから

男女同じ数で、というので4人で構成し

若者達はネットが得意だから

ネットなど不得意だけど

自分プロモーションより

ついつい

映画やら社会やらに熱くなっちゃう

人生の先輩たちに声をかけて

朝日新聞の石飛徳樹さん

元報知新聞で映画ジャーナリストの平辻哲也さんに声をかけ

気付けばすごく楽しい集まりとして毎月それぞれのオススメ映画を

プレゼンするみたいなオンラインイベントが始まりました。


私もYouTubeをUPしたり、zoom操作したり

今思うとこんなに色々出来るようになるとは思わなかったもんなぁ(笑)


映画が好きな人と、ミニシアターや映画を応援する場所作りが

今ややりがいのひとつになりました。


経験と実績から語る姿勢と信念を持った生き様が好きなんです

このお三方の。

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だから今回の映画賞ノミネーションも

映画を観てきて、演技を見てきて

今後も私たちに喜びを与えてくれるである人、

期待している人を特に対象にしました。


これからもスクリーンで観たい方々。

YouTubeチャンネルで

今日から受賞された方からの動画コメントUPしていきます。

https://youtu.be/Wi_H5PWO1yc

素晴らしい才能を持つ方々からの動画コメントにも感謝を込めて

これからも沢山の感情に心を傾け

沢山の映画に触れていきたいと思います。


今後ともよろしゅうお願い申し上げますっ。
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『マンダロリアン』のザ・チャイルドは

何故、卵を食べてしまっても

申し訳ないと思わないのだろう?
 

この描写を入れた製作陣の発案は面白く

のちに

ザ・チャイルドが

子供を孵化した可愛がるシーンがあり

別れるのを惜しむのだけれど

マンドは「もうペットはいらない」と切り捨てるのです。

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経験を積んでいないから

感情のきびもまだ色とりどりではない

幼子の脳はシンプルなので

キレイ=食べたい=美味しかった=また食べたい

になるだろうし

その母親の目に隠れて食べているから

彼女が悲しむ姿も見ていないし

こっそり食べる理由は、マンドに怒られたからで

何故、食べてはいけないのかハッキリとは分かっていない。


けれど、それが孵化して赤ちゃんになった姿は

可愛くて、愛でていたいという感情が生まれるのも

『マンダロリアン』では、子供の発達過程として描いているんですよね。


まぁ、マンドの子育ては、かなり雑なのでたくましく育つでしょうが

感情の部分ではいささか不安(苦笑)


それはさておき

「他者の気持ちを考える」ことを教えるのはなかなか面倒なのです。


子育てをしているとぶち当たる

ザ・チャイルド的行動を取った時の話し方。


叱ったら、親の目を盗んで行動を続けるがほぼ。


お母さんが悲しむことや、これが命の卵であることや、生まれるのを一緒に楽しみにしよう

と何度も何度も伝えるしかない。


こうやって他者の気持ちを考える癖付けが

今は特に必要なのかもしれない。


マスクをしていない人をすぐ怒る前に

その人には疾患があるかもしれない。


子供を産み捨ててしまった人は

誰にも頼れない状況で、未来が不安で不安で

ノイローゼになっていたかもしれない。


一方的な見方にとらわれない多角的な考え。


子供たちの中に勝手に芽生えるのではないらしい。


「いちいち考える」訓練という意味で

映画を見た後や絵本を読んだあとに

話し合わないといけないんだと気付かされた

子育てに試行錯誤のわたしであります。





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