月別アーカイブ / 2020年02月

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狛猫2号ガブちゃんの肉体が消え

仕事が落ち着いた途端に

ガクンとヤル気が失せてしまった伊藤デス。


コロナさんのことでか

電話もメールも静かで

試写へ、よいこらしょっと重い腰を上げて

行く日々がスタートなのですが

電車が空いてるんですね。


で、昨日、試写で見た『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』で

こないだ試写で見た『チャーリーズ・エンジェル』のことも思い出しました。

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チャリエンは、テレビシリーズあり、映画リメイクありで、

前からあるものの

今の時代にまた新星チャリエンで見ると

なんだか意味を感じちゃうのですよ。


"ガールパワー"なんて、簡単に言いたくない

なんというか

女の子の好きなものは

ピンクだけでもフワフワだけでもないし

プリキュアみたいに戦うことだって好きだし

女同士って楽しいんだぞ

仲悪くないんだぞ

みたいな感覚。


これらの映画の根底には

ジェンダーの解放があるんだよね。


女の子の味方は女の子でもあり

もちろん、男の子にも守って貰いたい。


言うなれば、男女、性別、

人種というか動物だろうが、血の繋がりとか、

全部、関係なく

好きになったら全力で守るし

応援するわよ、なハーレイ・クイン的考え。


で、女性専用車両のことを思い出した。


女同士のマウントだとか

不公平だとかニュースを読んだけれど

確か、記憶によると

私が20代の頃に女性専用車両って出来て

よく利用したのであります。


妊娠中は、間違いなく役に立った。


混雑していないから大きなお腹が潰れなくて

済むのと

席を譲られないのも、譲られるのも

それらを気にしてしまうのが嫌で。


あぁ、20代は、痴漢から避けるべく、

というのも中高が、中央線利用で

男子高校生達の集団痴漢や

スカート切り魔やら、お見せしたがる方や

恐ろしい痴漢によく遭い、

もう半分トラウマになっていたので。


それに、男性たちも痴漢と勘違いされるのは

嫌に違いない、だから女性専用車両は

平和を招くと思うのです。


女性専用車両は、互いにとっての心の安心感。


話はそれたけれど

女の子は女の子の味方でありたいものです(^^)


そして好きな人には全力投球。


だから、ハーレイ・クインの感情は

自然なものなんだよね。


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世界のポン・ジュノ!


そう、『ほえる犬は噛まない』を見た時から

すっかりポン・ジュノ監督の手腕に魅せられ

『反則王』を見た時から

なんだ?なんだ?こんな人間味溢れる俳優

ソン・ガンホは!!!

とすっかりファンになり

『殺人の追憶』で東京国際映画祭で

揃って来日した時には

司会してて良かったー!生で会えた!

と喜びながら

最優秀監督賞受賞に狂喜乱舞でありました。


あれから何度もそれぞれの映画で来日する度に

何度か司会を務めることが出来た

韓国の天才監督と天才俳優の作品。


『パラサイト 半地下の家族』来日時は

司会が出来、更に大ヒット御礼舞台挨拶で

再び司会が出来、顔を見るなり

握手しに来てくれたポン監督とソン・ガンホ先輩。


ソン・ガンホさんは

ニコニコしながら

各映画賞受賞のロゴ入り

『パラサイト』メインビジュアルを

スマートフォンで見せてくれて

ポン・ジュノ監督は

「映画をずっと応援してくれてありがとうございます」

とニコニコしながら

160を越える映画賞受賞に

夢のようだと語っておりました。

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ポン・ジュノ監督の沢山の映画来日の司会をし

『母なる証明』のウォンビンの来日時を思い出したり

それこそ

『TOKYO!』での記者会見の時も

ニコニコしながら下北沢での撮影の日々の話をしたり

『スノーピアサー』ではひとりで来日し

「ソン・ガンホさん連れて来れなくて

すみません」なんてことを控室で

言っていたなと思い出し。


二人が言っていた通り

2000年代の日本は

韓流ブームで

多くの韓国映画が公開され

それこそ、来日イベントもひっきりなしで

通訳の根本理恵さんやヨン・ジミさんとも

よくご一緒したものでしたし。


「日韓の友好が文化を通して再び始まりますように」

と言うポン・ジュノ監督の言葉が心に響きました。


応援し続けていた

『パラサイト 半地下の家族』

今日の2ステージ舞台挨拶をやれたのも

フィルムスコア・フィルハーモニック・オーケストラ

代表で作曲家の戸田信子さんのお陰でした。

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「リハーサルに立ち合わなくても

舞台挨拶終えてすぐ来てくれたら大丈夫です。

だって『パラサイト』舞台挨拶の司会はやるべきですよ!」


そう、今日は

フィルムスコア・フィルハーモニック・オーケストラ

「スーパーヒーローズ」コンサートでした。

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そんな映画愛のお陰で

『パラサイト』舞台挨拶の司会から

「スーパーヒーローズ」コンサート司会へと

フラッシュさながら司会出来たのも

フィルフィルの楽団、皆の映画愛のお陰です。

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だって

DC映画から

『ミッション:インポッシブル』『トランスフォーマー』

日本の懐かしのヒーロー、ウルトラマン、

マーベル映画へ、もちろん

『アベンジャーズ/エンドゲーム』もです!


映画音楽、しかも名曲を

マスターして演奏してくれたのだから!

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次回は

8/16 で、『スター・ウォーズ』特集ですよ!

東京オペラシティでコンサートです、是非!


ちなみに前回のSF特集では

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も演奏したフィルフィル。


実は原作発売中の

映画雑誌「スクリーン」に

マイケル・J・フォックスに会ったエピソードも

ミーハー文章で興奮気味に寄稿しております。


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あの頃、携帯があったら。


カメラが気軽にある時代だったら。


映画ライターの紀平さん渾身の編集です!


参加出来たこと、ありがとうございました。


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あぁ、映画って、つくづく、ときめいちゃう。


変わりに同じ年に来日し

またまた会えてしまい

なんとホテルのスウィートにまで

入れてもらいお茶までご馳走になった

『グーニーズ』メンバーとの思い出。


チャンクがくれたサイン入りブロマイド

お見せしますw

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「ガブはしんじゃったの?

しんじゃったら、どうするの?」


今朝、皆が居る時間に私の腕の中で

息絶えた猫くんを見ながら

娘は不思議な顔で尋ねてきました。


「たましいってなに? 

おくちからたましいがでるのがしんじゃうってこと?」


私はホラー映画の見過ぎなのか

口から魂が出ると伝えてしまい。


あとはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画「21グラム」。


人は死んだら21グラム減るそうで

魂の重さは21グラムなんじゃないか説。


猫の魂は何グラムなんだろ?


1907年、ダンカン・マクドゥーガル医師が

死後の人間の体重変化を調べ続けて出た数値。


犬の死後の体重変化はなかったとの説で

動物には魂はないと唱えたそうだけれど

そんなことはない。


子供と同じ、動物だって、飼い主を選んでやってくる。


映画「僕のワンダフル・ライフ」のように

何度も犬が生まれ変わって

大好きな飼い主との再会を夢見てくれたら嬉しいじゃない?


もしかしたら

小学生の時に

病気の猫を見つけて

同じマンションに暮らす幼馴染みと

こっそり介抱して

最後はダンボールの部屋から抜け出して

マンションの入り口の塀に座って

こっちを見るように息絶えていた猫くんの

生まれ変わりかもしれないし。


色んな妄想が生まれながら

またの肉体付きの再会を

楽しみにしているのですよ。


ありがとうよ。


なにをしても怒らず、許し、温もりを与えに来てくれた

寛大さと、無性の優しさを教えてくれた

ガブリエルくん。

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