月別アーカイブ / 2020年01月

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2/10は、米アカデミー賞発表ですね。


何が作品賞を取ると思いますか?


今日もある新聞でアカデミー予想の

インタビューを受けて来たんですが

今回は、今まで以上に楽しみなんですよね。


全部、見られているし。


そんなアカデミー賞予想

昨日も質問されました。


それは、尊敬する映画予告編会社

バカザ・バッカの池ノ辺直子さんの

otocoto連載対談

2月号のゲストとしてで

有り難くもお招き頂き。



しかも、モルモット吉田さんがライターなんて

豪華すぎるじゃないかっ!

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今年で25年となる映画仕事を振り返り

感情的になって胸がいっぱいになったり

随分と私的なインタビューに

なってしまいました。


ええ、もちろん、米アカデミー予想もしましたよん。


人と人の繋がりで

ここまで私を育ててくれた映画達や

映画会社の人達や俳優や

監督との出逢いに

結局は感謝しかないのです。


自分の失敗も全部ひっくるめて

申し訳ないと思った出来事も含めて

沢山の人との出会いの中で

自分が判断しながら進んだ事としても

そのきっかけを与えてくれた人達に

やっぱりね

ありがとうございました、なのです。


もうほんと、これだけ。


誰もが満足してくれる仕事が出来たら

と願いながら

良い人になりたい。


色んな話をしました。


インタビューは、三田のCAFE WASUGAZENにて。

お店のフリーペーパーにも掲載されます。


とてもステキなお店でね

映画好きなら長居をしてしまうだろうな。


あ、2/7(金)19時から

ヒューマントラストシネマ渋谷で開催する

「アカデミー賞予想」トークライブも是非に!


チケット発売なまもなく

ヒューマントラストシネマ渋谷のサイトにて。


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この先輩お二方には

私が仕事を始めた25年前から

お世話になっておりますが。


一年前、記者会見の時の背負っていることへの

責任が全身に感じられた時から

お二人それぞれ他の映画の舞台挨拶裏でも

この映画の話をしたりして

ついに「Fukushima50」ワールドプレミア。


どんな温度のステージにするか悩んでいると

一緒に話し合って下さる二人三脚さに

毎回、ありがたいです、と感じながら

私も、しっかりしなきゃ

と身を引き締められるのであります。


舞台挨拶を終え

ヘロヘロになった私の姿に笑いながら

私にお礼まで言ってくれ

私が真ん中で写真撮られるのを嫌がることを

知っていてわざと

「よーし、さとりちゃんを真ん中にして写真だ!」

と笑いながら挟み込んだ先輩お二方。


そんな佐藤浩市さんと渡辺謙さんの

リラックスした

「東映チャンネル×シネマクエスト」の

俳優として考えまで聞いた

インタビューをして思ったこと。


「Fukushima50」を作る意味やら

出演する意味やら

関わらせてもらう意味やら

3.11のあの時のことや

あの出来事後、初めて仙台でやった

最初の舞台挨拶「GANTZ2」でのことや

それからしばらく、舞台挨拶前に必ず

MCでお悔やみを言って

舞台挨拶スタートしていたこととか

走馬灯のように思い出したんですよ。


私は映画のステージで特に

社会と繋がっている感覚を覚えるのだけど

こうやって残すべき出来事を映画として

語り継ぐというのはやるべきことで

それはコメディだってラブストーリーだって

作る意味はあるのだけれど

社会についてしっかり考える映画は

特に語っていきたいと

この歳でやっと気付いたことなんです。


誰かがくっついた、離れたとか

誰かの結婚の揉め事よりも

語り合わなきゃいけないことが

世の中には溢れている。


映画を通して社会について考える

お手伝いくらいしか出来ないけれど

であれば

自分はもっと真摯に向き合って

社会を見ないといけないし。


仙台に震災後、

「GANTZ2」のシークレット舞台挨拶をしに

佐藤信介監督と

二宮和也さんと吉高由里子ちゃんと

松山ケンイチさんとスタッフと足を踏み入れた

日のことも忘れない。


あの時の現地の方々の涙と笑顔と

私たちに向けられた

「ありがとう」という言葉の意味も

絶対に忘れない。


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娘が「ラムちゃんをみたい」と言うんで

「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」

DVD鑑賞をしていた昨夜。


その前の日は

私が仕事をする

水原希子ちゃんが

バックパックで

世界を旅する

huluオリジナル「ブラを捨て旅に出よう」

を一緒に見て

アヒルの赤ちゃんの姿が卵から出てきた

シーンに「ヒェー!」となったり

ベトナムの遊園地で

男の子が迷子になって

「たいへん、たいへん」と騒いだり

インドのサリー姿を見て

「きたいー、おねえちゃんキレイだねー」

とウットリしていたのに。

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この半分ドキュメンタリー半分ドラマの

「ブラを捨て旅に出よう」は

今日からhuluで見られるのだけど

昨日はそんな水原希子ちゃんと

トークショーをしておりました。

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映画でも前田敦子ちゃんの

「旅のおわり 世界のはじまり」やら

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長澤まさみちゃんの

「ガンジス河でバタフライ」とか

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素の姿なんじゃ?

という作品はありました。


それがこれらの作品の面白いところなんだけど

彼女たちのファンじゃなくとも

旅モノは心惹かれるもので

「世界を見る、世界を知る、世界を肌で感じる」

が、いかに人間の考えに影響を及ぼすか

見えてくるんだもの。


昨日、水原希子ちゃんが語った言葉の中で

彼女の人間性を感じたのがこれ。

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「遠い国の出来事、じゃなくて、海外に行ってみると

そこは地続きで、環境の違いから様々な考えや生き方をしている

人たちと出会い、話を聞くことが出来て

知らなかったことが沢山ある。

実はすぐ近くの人々で世界は繋がっているんです」


みたいな、うろ覚えで申し訳ないっ。


マイクを持って聞いておりましたので

書き留めることも出来ず。


顔を出して

自分の言葉で

自分の考えをしっかり語る

水原希子ちゃんはカッコイイ。


若者たちがお金が無くて、海外に行けない

というニュースが最近あったけれど

ネットは広いようでとても狭い世界で

何より、見ず知らずの人との繋がりだから

何を言ってもいいと思い込んでしまう危険性もあり。


顔を見て話をしたら

相手の考えを真っ向から否定したり

攻撃的なことは言わないだろうな

と思うのです。


少なくとも私は恐ろしくて。


他国を嫌ったり、その国の人々を嫌うのも

不思議なもので

会ったことも無い人を嫌うなんて。


世界は繋がっているんだよぉ

地続きというか海続きで。


育った環境が違えば

考え方も違って

それを受け入れる能力も

本人の人柄の肥やしになるし

その考えを取り入れる取り入れないは

自分次第だったりするし。


だから

世界を見る、過酷な体験も時には必要。


知らない土地で生きてみる

苦労を知り、感動を味わい

その人それぞれの状況からの考えを知り

結果、人間的に心を広げていくという

人間の修行として大事なことでありますね。


"可愛い子には旅をさせよ"


とは、昔の人も良い事、思い付きます^_^






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