月別アーカイブ / 2019年07月

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なんとなくツイッターが

重々しく今感じるのは

きっと吉本興業や参議院議員選の結果で

納得いかない人たちの厳しい念なのでしょうね。


そんな中、ある言葉を思い出しました。


「知ってしまったのに何もしないなんて

それは罪と一緒。

だから行動を起こしたの」


現在公開中のレバノン映画

「存在のない子供たち」の

ナディーン・ラバキー監督の言葉です。


自分は困っていないから今のままでいい。


自分の力ではどうしようも出来ないから関わらない。


果たしてそうなんでしょうかね?


ラバキー監督の映画を観ると

その事実にショックを隠せない反面

反対側の国で起こっている貧困問題は

自分とは無関係で何もしてあげられない、

と思ってしまうものです。


果たしてそうなんでしょうかね?


映画では

貧乏であるから

幼くして働かされ、幼いのに結婚させられ

自分の気持ちを尋ねられる前に

強制的にその環境へ虐げられる

子供たちの姿が映し出されます。


大人が生み出した世界で

大人の勝手で産んで

大人の勝手で都合良く利用され

嘆く子供たち。


「存在のない子供たち」

は貧困の激しい中東の子供たちに焦点を当てた

演じている人たちも

この物語に近い境遇の人をキャスティングという

ストリートキャスティングで

リアルな心の叫びがスクリーンから聴こえてきます。

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「子供たちの為に作った映画なの」


ラバキー監督は

舞台挨拶で自分の子供たちも最初から最後まで

登壇させると言って、ティーチインを行いました。


皆、沢山、監督から聞きたいことがあるから

4歳の子供がステージに居たら

集中出来なくてうまく答えられないのでは?


実は私はそう思っていて

案の定、ティーチインは

話が脱線することも多かったのです。


でもね、でもね、でも

子供が仕事場に居ても良い環境が出来たら

子供の声がうるさいと怒る人の心にも

保育園開設に怒る大人の心にも

子供が騒ぐのは元気な証拠であり

子は皆で育てる未来の宝だと

気付いて貰えるのかもしれない。


保育園に入れられず働けない親も

安心出来る社会になるのではないかしら?


そうなんです、ラバキー監督は

そんな社会にしたくて

映画を作り、世界に発信し

このティーチインにも子連れで挑んだのでは?

と気づかされました。


吉本興業の件であれば

引退を決めることが出来るのは、他人ではなく本人だけ。


参議院議員選の件であれば

自分の投票で未来なんて変わらないと思っているならば

いやいや、自分の未来を変えるのは自分しかいない。


この国に生まれたから仕方がないではなく

この事務所に入ったのだから仕方がないではなく

疑問に思ったのならば

このままでは自分の未来も愛する人の未来も

良くない方向に進んでしまう予感がするならば

大切な人の為に動く努力が

アナタの人生に後悔のない

晴れやかな結果を招くんですよね。


では

「存在のない子供たち」を見て

そこまで貧困に苦しんでいない私たちがやれることとは?


子供を笑顔にする社会を作ること。


そして

飢えに苦しむ子供たちがいると知ったら

その国へのほんのちょっとの募金でも

やれることのひとつなのでは?


そんな風に思うのです。


自分の心が曇らないよう。


自分の大切な人や

未来を担う子供たちが

住みやすい世界になるお手伝いをしているか?



悪事だと感じることを見てしまったら

自分はそんなことをしていないか確認。


見て見ないふりも確かに罪。


人として尊敬されるというのは

地位や名声ではなく

人の幸せを願い、行動する人なんですよね。












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今週末、映画好きな人たちの座談会に

参加しませんか?


ヒューマントラストシネマ渋谷で

7/27 (土) 今週土曜ですね

新作映画の感想を本音で語らう

「映画本音でジャッジ」を開催します。


1800円でトークライブのチケット発売中であります。


インターネットでも買えますよ ⬇︎


https://ttcg.jp/human_shibuya/movie/0589700.html



私がまだこの映画解説の仕事をする前の

10代の頃。


映画ライターさんや映画評論家さんが

映画好きな人たちと共に語らう

映画好きな人たちの座談会というものに

参加しておりました。


楽しかった、すごく勉強にもなった。


映画という共通言語で

皆で語らいながら映画を論ずること

=「映画評論」を学べたんですよ。


私たちが始めたこのトークライブが

映画評論に役立つかは分からないですが

映画を語らうことの面白さや

映画を見る視点が更に増える発見が

得られることは間違いないと思うんです。


洋画も邦画も語らっちゃう。


何より出会いがあるので

映画好きな友達をここで作って欲しい。


そして有難いのは

この映画トークライブ、最後に映画グッズ

プレゼント抽選会をやっていて

毎回、映画監督や役者さんからのサイン入り

プレスやポスターを貰って来たりしてましたが

なんと

映画ファンのお客さんが

試写会へ行った際に、役者さんや監督から

このトークライブ用にサインプレゼントを

貰ってきてくれるようにもなったんです。


有難い。


皆で作るトークライブ。


そんなステキな映画仲間になりませんか?


会場で会えるのを楽しみにしています。




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もう昨日の衝撃ときたら。


人の命を人が勝手に奪ってはいけない。


そして別れは突然やってくる。


京都アニメーションさんの惨事には

言葉を失い

世の中には

人を怒りの捌け口とみなす人が居て

それは

心の弱さなのだろうけれど

人としてやってはいけないことなのですよね。


どんなに嫌な事があっても

どんなにその人の顔や作風や存在が気に入らなくとも

人を傷付ける権利は持ってないんですよね。


堀ちえみさんの件もしかり。


悲しい事を書いてしまったり

映画じゃないことを書いているのも

だから人間であり

人間が持ち合わせている感情だけど

人を傷付けるのはバツです。


悪い行いは必ず返ってくるから。


きっともうすぐ梅雨が明けるから

人の心も晴れやかになるだろうけれど

全力で人を愛して

良き志しの人を応援する人が

増える世の中にな〜れ!


と姉から送られてきた沖縄の虹を見ながら

願うばかりの最近、四十肩が居たい伊藤です。

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そして昨日試写で見た

「宮本から君へ」


まだ頭から離れません。


まさに「愛とはなんぞや」な映画でありました。


どんなきっかけであれ、全力で人を愛し、

好きな人に認められるために自分頑張る。


たとえエゴと言われようと

その想いが清ければ良いこと。


自分の心に正直に

「頑張ってる俺が好き」でも

誰かのために、誰かがそれで喜ぶのならば

とても良いこと。


そう、カッコ良いんです!


そんな風に気付かされた熱量のある映画でした。


感情のぶつかり合い

暑苦しくて愛に溢れててサイコー!


えらくえらく良かった。


池松壮亮氏の魂の演技に魅せられました。








 

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