月別アーカイブ / 2018年04月

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好きなことを仕事にするって

愛だけじゃ無理なのか?


そーさ、お金にならないことも多い。


好きだけじゃ続けられない。


生活あるし、生きてかなきゃならない。


それでも

好きなことだけを続ける人が居る、私も友も。


(映画啓蒙活動ってさ)


弁士の片岡一郎さんとは

鉄道映画祭でトーキー映画上映の際に

出会って、かれこれ15年来の付き合い。


私は当時、大好きなデコちゃんの

「カルメン故郷に帰る」をスクリーンで

上映されるのを楽しみにしてた。

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それが

同時に上映された

まさかトーキー映画がこんなに楽しいなんて

と驚かされ

年の近い片岡さんの映画愛に

感銘を受けたっけ。


そんな片岡さんが

個人的に開催している

活動映画勉強会の第一回ゲストに

恐れ多くも呼んでもらったでありますよ。


この人

自分で、活動映画を上映して活弁する。


活動映画を上映するには

貸出料だってかかるし

場所を借りるのだって料金かかる。


だけど続ける、ずっと続けてる。


理由は、弁士としての使命感。


しかも今日上映した1931年の

短編トーキー「私のパパさん、ママが好き」

なんて

面白いこと面白いこと。


子役時代の高峰秀子さん出てるよ。

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ドタバタホームコメディが

活弁士の腕前でより活かされる。


好きな仕事だけでは食ってけないよ。


を覆すんだよな。


自分で仕掛けてく、映画啓蒙活動と

贅沢しない生き方⁈


そうなんだ、仕事が無いなら生み出せば良い。


自分の居場所は自分で作る。


志は高ければ高いほど頑張れるからね。

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「映画は視聴率が取れない」

「映画番組は視聴率が取れない」


私の実力不足かもしれない

私の魅力不足かもしれない


長年、映画コメンテーターとして

映画紹介を生業にしている中

テレビやラジオで

どれだけの映画番組が生まれては消え

を味わって来たでしょうか。


映画番組が無くなる時

映画コーナーが無くなる時

上記の言葉をよく言われ

物心ついた時から

テレビで映画番組や淀川長治さんの

映画の前説番組を見て育って

ラジオで映画を紹介している番組があれば

欠かさず聴いていた私にしては

「世の中、そんなに映画に興味ないのか?」

とその度に悔し涙を飲んでおりました。


いやいや

沢山の映画を見させてもらっている

沢山の映画の仕事をさせてもらっている

だから

沢山の映画が公開されることを伝えられ

こんな面白い発見が映画にはあるんだと

皆で語れる場作りを映画館で出来たら。


参加する人、見にくる人、皆、きっと楽しい。


という思いで

映画好きな人たちのお力も借りて

100パーセント

映画愛で映画イベントを開催することが

実現しましたっ!


売り上げ関係なく

笑顔で、協力してくれた

ヒューマントラストシネマ渋谷さん

感謝感激です。


5/4 (金) 1910会場 19時半スタート

観覧無料

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皆で語らえば映画の面白さも倍増する。


親交のある

フジテレビの笠井さんと軽部さんは

映画を通して知り合った大事なお兄様。


映画好きな2人が進行する

映画番組「男おばさん‼︎」番外編


劇場トークイベントです。


スタッフの皆さんの力にも頭が上がらない!


詳しくはこちら ↓

https://ttcg.jp/human_shibuya/topics/2018/04131600_2966.html


無料なのだけど

劇場窓口で配布する整理券が必要です。


お手数かけて申し訳ないっ!


一般、整理券の配布は

4/20(金) 9時から ヒューマントラストシネマ渋谷

劇場窓口にて。


きっと面白い。


沢山の映画情報溢れるトークイベントです。


お待ちしていますっ!

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優しかった叔母が亡くなり

四十九日へと

家族で北海道は札幌へ

一泊二日で行って参りました。


永作博美さん主演の「四十九日のレシピ」

だなぁ。


とか色々と思いながら

人生について思いを馳せた。

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映画は

母が亡くなり

生きる気力を無くした父のもとに

夫の不倫が原因で離婚を決意した

娘、百合子が帰ってくる。

そこへ

母の知り合いという不思議な少女イモが

現れ、母が残したレシピを作ろうと言うことから

家族の心が繋がっていく物語。


家族というものは

血とかではないとよく思う。


そうは言っても

大人になると、それぞれの生活が出来て

何かのきっかけがないと、集まらなくなる。


葬儀なんてあれば

特に大きな親族として集まれるし

この歳にもなると

結婚を一度は終えた親族ばかりだから特にそう。


親の知られざる顔やら

叔父叔母たちの小さな頃の話やら

初めて聞く話がわんさか出てくる。


仕事、仕事、で生きてしまうと

残るものは何なのだろう?


お金は人を幸せにするのか?


無いよりはいいに決まってる。


この映画の亡き母のように

人と人が仲良くなることが

幸せだなんて素敵過ぎる。


亡くなった叔母のように

悪態もつかず、悪口も言わず

誰の子でも優しく面倒を見られる人は

多くの人に見送られて空へと旅立つ。


血の繋がりなんかじゃない。


結局は

目の前の人に、愛を注いで生きることが

愛に包まれて生きるってことなんじゃないかな。






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