月別アーカイブ / 2017年10月

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ぶっちゃけ

私も未来に相当な不安を抱えております。


仕事無くならないように

何をすべきか?


だって

家族が居るんで

頑張らなきゃ

彼女が生きるためのお手伝い資金が

足りなくなるじゃないか!


今まで

自分の為と、ちょっとだけ

育ててくれた親の為にと働いていたけれど

家族を持つと

こうまで不安になると思わなかった(笑)


出来れば好きな仕事で稼いでいきたいという

贅沢な思いもあるものの

どこかで

自分の才能を活かせる仕事で

お金が貰えるのが

やりがいとやらになるんじゃ?

と思っていて。


そんな折

地球温暖化危機を訴える

アル・ゴアさんのドキュメンタリーを見た。


「不都合な真実2」


2007年にアカデミー賞を受賞した前作。


あの時は

このままでは人類は絶滅してしまうよ!と

元米副大統領アル・ゴアさんが唱え

シュミレーションの映像が盛り込まれ

「恐ろしい」「このままじゃ地球が無くなる!」

と脳に痛烈なパンチを貰って

試写室を後にした。


で、何かやったか?


ダメな、私は三日坊主で、節電やら

シャワー流しっぱなしにしないとか

くらいでした。


月日は流れ、10年後。


新作の公開時、私も変化していて

子供の親となり

不安も映画の見方も変わってしまった。


子供が一人前になるまで死なずに働いて

お金残してあげられるか?

とか

「不都合な真実2」に対しても 

未来、私が死んでも、娘は長生きして

彼女なりの幸せを感じて生きられる世界か?

とか。


とにかく

「不都合な真実2」で唱える

アル・ゴアさんの地球温暖化での

世界的、人類の危機は大き過ぎて

実感がないものの

恐ろしく深刻な問題であるのだけど

私はそれより

アル・ゴアさんという人物に焦点を当てた

この作品を

多くの未来に不安を抱えている人に

見て欲しいと思った。


彼は、一体なんの為に

地球温暖化の危機問題に

執着して活動をしているのか?


想像するに

ドキュメンタリーのワンシーンに出てくる

大統領選での当選する確率を

推測したような箇条書きの

娘からの手紙?賞状みたいなものを

読み上げるところに私は注目したのですよ。


彼は

どこにでもいる子供思いの親であるということ。


子供たちが暮らす未来が

無くならないように必死にリサーチし

現地に行き、目で見て知ったことを

世界中の人に伝え

賛同者を増やそうと動いている。


だけどこれは自分だけでは

どうにもならないことであるから

政治的活動で

世界を動かそうとしているのだと。


もう一つ着目すべき点は

不安をいかに消すか?

という作業をしているところ。


ここは映画を見て欲しいので言わないけれど

例えば

環境破壊となるものを使わなくなれば

それを仕事にしている人は職を失い

その人の家族は路頭に迷う。


そう

私の友人は

東京電力に勤める旦那さまの

奥様だったのだけれど

3.11以来、音信は途絶えてしまった。


職を失う不安からどうやって安心へと

誘うのか?


世の中のある人々は

自分のこと意外には厳しく

自分のこととなると沈黙する。


地球の危機と言われてもピンとこない。


目の前で起こってないから。


私は子供を身ごもり、子供を育てる中で

こんなに嫌な思いをすると思わなかった。


世の中、こんなに子供嫌いがいるのか?


「声で頭が痛くなる」

とお店のお客さんに言われ

「とろとろ邪魔なんだよ」

とベビーカーを押して歩いていると

サラリーマンに言われ

なんと悲しい世の中なんだと嘆いた。


レストランで食べ物を見て

大きな声で喜んだ娘が悪いのか?


通勤時間にベビーカーを押して歩くのが

悪いのか?


自分のことで

いっぱいいっぱいの人が多いのかもしれない。


私には、わからない。


子供は未来を担う素晴らしい存在で

自分の子だけじゃなく

子供の笑顔に癒され

大人は、彼らが伸び伸びと住みやすい世界を

作っていくのが使命なのでは?と

子供を産んでやっと気付いた。


そう考えると自分の不安なんてちっぽけ。


お金の心配なんて

今の仕事が無くなったら

パートでもなんでも違う仕事を探せばいい。


贅沢しなきゃなんとかなる。


プライドより、子供への生活費。


そんなことより

子供が死なないように

大地震が起きませんように、とか

戦争が起きませんように、とか

今は、その先、未来が明るくあって欲しい

というシンプルな願いしかない。


アル・ゴアさんのスゴイところ。


それは

地球温暖化をストップさせる為に出来ることは

世界全体のトップの人の考えを変えること

なのだけど、その壁はとても厚く

到底崩れそうもなく見える。


だけれど

くじけない。


熱い信念と絶対的な使命感。


不安を沢山抱えていても

アル・ゴアさんは

未来を生きる子供たちの為に

小さなことから、出来ることから

動いているように思えてならない。


自分の不安より

世界の人々が未来に体験するかもしれない

不安にいち早く気付き

今からその不安を取り除こうと

先回りして、回避する方法を模索中なのだから。


人を思いやり、生きているものにも優しく

ほどほどの暮らしで満足出来る人になりたい

そうすれば、世の中は穏やかになるんじゃ?


節電だって、なんだって

誰かの誰かの為、未来の人の為。


私って、人の為に何かしてる、エライぞ!


それでいい、そう思った。


アル・ゴアさんのような人が

リーダーと言える存在なのかもしれない。

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将来どんな子になるんだろ?


もっかイケメンのお兄ちゃんたちに

恋してて

今日もこないだ一緒にギターを弾いた

坂上ミキさんの息子くんの名前を呼んで

恋しがっていた娘よ。


ディズニー映画のセリフばかり口ずさみ

キャッキャッと笑う彼女が

このままのびのびと活き活きと生きていける

世界であることが一番の願い。


こんなことを言うのは

最近、また自分が死ぬ夢を見てしまい。


「ごめんよー

まだまだ働いてお金残してあげたかった!

もっともっと触りたかった!

一緒に色んなとこ行きたかった!」


と霊体になってフワフワ浮きながら

オイオイ夢の中で泣いていたせいだと思う。


そもそもホラー映画が好きだから

こんな夢ばかり見てるのか?


私は

恐怖が好きでたまらない病。


マーダーケースブックを集めていたのがバレ

母親に全集を捨てられた時は心折れた。


まあ、宮崎勤事件が世を賑わせていた頃なので

無理もない。


そんな実在した殺人鬼の中でも

ピエロの姿で男の子を誘い込み

33人殺害したシリアルキラー。


ジョン・ゲイシーは

格別なトラウマ。


だってこんな姿だよ!

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ちなみに映画も作られました。


気持ち悪いです。

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ということで私の苦手なモノはピエロ。


そしてこのジョン・ゲイシーが

モデルになったと思われる

スティーブン・キングの原作が

テレビ映画「IT」。


これをティーンの時に見て

呪いのように未だに頭から離れない

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その不気味さときたら!

だって下水道の穴からこっちを見てて

話しかけてくるんだよ!


おい!

なんでそもそもそんな地下にいるんだよ!


カラフルなピエロが!


って私はピエロのトラウマを抱えることになった。


そのトラウマ映画のリメイクが

全米を震撼させているそうな!


「IT "それ"が見えたら、終わり。」

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もちろん

見ました!


冒頭少しで

声を出しそうになり

心で小さな悲鳴を上げ。


分かっていても怖い。


だけど気付いた。


私はピーターパンで言うところの

大人になってしまったのだと。


現実思考が強い大人になってしまったっ!


ああ、きっと子供の頃ならもっともっと

怖さを楽しめた!


怖さを楽しもうと思う時点で

そもそも恐怖を馬鹿にしていて

失格な気がする。。。


反省です。


そんな意味では

クレイジーな大人たちの恐怖が

たまらなかった

「ゲット・アウト」は

催眠療法やら学んだ私にはツボでした。


はい

これ以上、言わない!


ご覧あれ。

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「スター・ウォーズ」

を学ぼうというトークショーで

河原一久さんに話し相手になってと言われ

ワールドシアタープロジェクト主催の

イベントに参加したことから

この団体を知ったのであります。


そして

団体の代表、教来石小織さんと知り合い

彼女の本「ゆめのはいたつにん」

を読んだのだけど

もう震えた!
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カンボジアに映画を届ける。


映画をなかなか観られる環境ではない

途上国の子供たち、人たちに

映画で夢を与える。


映画から将来なりたいものの夢を広げる。


そんな彼女の活動に

心揺り動かされたのですよ。


そして

今回のグローバルフェスタJAPAN2017

出展ブースから

メインステージで発表する機会を与えられたと

教来石さんから連絡をもらい

司会でお手伝いすることになりました。

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それはもう

興味深い話がどんどん飛び出してくるから

どんどん聞きたいことが溢れ出てくる。

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教来石さん(中央)が目指す

子供たちの喜ぶ笑顔を増やすために

カンボジアだけじゃなく

色んな国にも映画を届けたいということ。


上映する場所の確保や

映画の権利問題が生じ

貸し出してくれる映画も限られてしまう問題を

クリアにしながら続ける情熱。


森さん(私の横)目指す

ラオス発の映画を作り

日本で上映し

ラオスのことを日本に知ってもらい

ラオスの子供たちにも

やりたい夢を増やすという作業。


桜木さん(右、女性)の目指す

アフリカの恵まれない子供たちに

映画を見せて

アフリカからスター(輝く人たち)を沢山

誕生させる夢。


吉村さん(一番右)の目指す

パブリックビューイングで

サッカーや映画を上映し

その会場で

医療機関とリレーションシップを取り

身体検査やAIDS検査をし

病院へ促したり

ウィルスの発見や薬を作ることにも役立てる。


こんな

すごいことが

映画や映像から出来てしまう。


グローバルフェスタJAPANに

娘も遊びに来ていて

沢山の海外の方と交流し

異国の飲み物や食べ物を食べ

それだけで楽しそうだったのを見て

体験するだけでも

幼い記憶に残り

将来の夢の候補が広がるきっかけになったり

誰かの為に何かをしたいと思う

優しい心を育むきっかけのひとつに

なるだろうと思っておりました。

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映画を伝える仕事をし

関わった映画イベントが

どれだけ話題になったかや

関わった映画が公開されると

興行収入が気になったり

映画賞を決めるのに

作品を選定することに囚われがちだった。


ああ

もっとピュアに映画の素晴らしさを広め

映画をあまり見ていない人たちや子供たちに

映画を見たいと思わせる何かをしなくては。


そして映画をなかなか見られる環境ではない

人たちに映画を届けることが出来たら。


教来石さんが活動について語る時は

とりわけ輝き、美しいオーラを纏う。
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天職を見つけた人たちは

キラキラしてるんだと

今日の4人の話しを聞きながら

実感したのでした。


キラキラ、それは人に夢や勇気を与える。






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