「実はこんな活動してるんです」
斎藤工くんから連絡が来たのは昨年のこと。
リンクを開くと
「シネマバード」、「移動映画館」という文字が。
災害により映画館が無くなってしまったところなどに、映画を届けるという試みで
お笑い芸人さんのショーや歌などのイベントもあり
そこにオススメの映画上映がセットになっているという贅沢な企画!
これは見学して、世の中に広めたい!
前回の福島は、行けずだったので
今回こそは家族で行くぞー!
と、えんやこら熊本までビューンと行って来ました、一泊二日。
八千代座は
「るろうに剣心」の撮影にも使われてたと映画ファンさんから言われ
ああ、そうだそうだ、あのカッコいい雰囲気のある内装だ!と思い出し。
イベントレポというか
斎藤工くんとのとっておき写真は雑誌「シネマスクエア」8月号に掲載するので
あんまりここには載せませんが
スタッフ部屋で、行定勲監督と高良健吾くんに会った。
「斎藤工くんと色々、話してなんか出来ないかと思ってさ。菊池映画祭(熊本の映画祭)のこともあるしね」
そんな話しと地元熊本話をしながら、行定監督は新作「ナラタージュ」の話もしてくれた。
そうだ!
映画「ピンクとグレー」に私が出演した時、お腹の中には娘が居て
「ねえねえ、映画に出ない?伊藤さとりみたいな役」
と言われた映画「真夜中の五分前」イベントで会った時
妊娠に最初に気付いた監督だったのが行定監督(笑)
お腹から出てついに再会かと思うとなんだか面白い。
行定監督は
地元である熊本を盛り上げるべく
「うつくしいひと」を
同じく熊本出身の俳優、高良健吾くんと撮った。
というわけで
地元を愛する高良健吾くんもサプライズで
斎藤工くんの移動映画館「シネマバード」にやって来ておりました!
被災地の早い復興を願い
困難な状況の人たちに笑顔を
という思いで、映画や笑い、音楽というエンターテイメントを届けることを
思い付いた斎藤工くん。
素晴らし過ぎるよ、ほんとに!
いつだって、会えば感謝の言葉を放つ彼の姿勢に
自分のひとりよがりさに気付き
あぁ、こうやって、今の自分があるのは、誰かのお陰で
自分も今度は誰かの力になろう
と強く誓うのだけど。。。(苦笑)
残り1日を熊本観光にして
友達オススメの阿蘇へと行ってみた。
阿蘇はまだまだ道路の通行止めやら
施設が崩れ、閉鎖しているところも多かった。
レジャー施設のファームも
半分が閉鎖になっていて
修復工事をする傍らを通って
オープンしている
ふれあい動物園に入ったり
唯一オープンしているレストランでご飯を食べた。
自分の好きなことをして生きる。
それが仕事になれば幸せ。
ついでにそれがお金になればサイコー!
だけど
お金も、生活に困らないくらいでいい。
そこに
誰かの為に働く。
誰かの為に生きる。
が、ついてきたら、それほど清く楽しいことは他にないと思う。
叶えたいな。
今思いついている、家族で楽しめる映画を届ける仕事。
シネマバードのように、多くの人を笑顔に出来たら
少しは、閻魔様から逃れられるか?(笑)