月別アーカイブ / 2017年06月

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「実はこんな活動してるんです」

斎藤工くんから連絡が来たのは昨年のこと。


リンクを開くと

「シネマバード」、「移動映画館」という文字が。


災害により映画館が無くなってしまったところなどに、映画を届けるという試みで

お笑い芸人さんのショーや歌などのイベントもあり

そこにオススメの映画上映がセットになっているという贅沢な企画!


これは見学して、世の中に広めたい!


前回の福島は、行けずだったので

今回こそは家族で行くぞー!

と、えんやこら熊本までビューンと行って来ました、一泊二日。

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八千代座は

「るろうに剣心」の撮影にも使われてたと映画ファンさんから言われ

ああ、そうだそうだ、あのカッコいい雰囲気のある内装だ!と思い出し。

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イベントレポというか

斎藤工くんとのとっておき写真は雑誌「シネマスクエア」8月号に掲載するので

あんまりここには載せませんが

スタッフ部屋で、行定勲監督と高良健吾くんに会った。


「斎藤工くんと色々、話してなんか出来ないかと思ってさ。菊池映画祭(熊本の映画祭)のこともあるしね」

そんな話しと地元熊本話をしながら、行定監督は新作「ナラタージュ」の話もしてくれた。


そうだ!


映画「ピンクとグレー」に私が出演した時、お腹の中には娘が居て

「ねえねえ、映画に出ない?伊藤さとりみたいな役」

と言われた映画「真夜中の五分前」イベントで会った時

妊娠に最初に気付いた監督だったのが行定監督(笑)

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お腹から出てついに再会かと思うとなんだか面白い。


行定監督は

地元である熊本を盛り上げるべく

「うつくしいひと」を

同じく熊本出身の俳優、高良健吾くんと撮った。


というわけで

地元を愛する高良健吾くんもサプライズで

斎藤工くんの移動映画館「シネマバード」にやって来ておりました!

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被災地の早い復興を願い

困難な状況の人たちに笑顔を

という思いで、映画や笑い、音楽というエンターテイメントを届けることを

思い付いた斎藤工くん。


素晴らし過ぎるよ、ほんとに!


いつだって、会えば感謝の言葉を放つ彼の姿勢に

自分のひとりよがりさに気付き

あぁ、こうやって、今の自分があるのは、誰かのお陰で

自分も今度は誰かの力になろう

と強く誓うのだけど。。。(苦笑)


残り1日を熊本観光にして

友達オススメの阿蘇へと行ってみた。


阿蘇はまだまだ道路の通行止めやら

施設が崩れ、閉鎖しているところも多かった。


レジャー施設のファームも

半分が閉鎖になっていて

修復工事をする傍らを通って

オープンしている

ふれあい動物園に入ったり

唯一オープンしているレストランでご飯を食べた。
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自分の好きなことをして生きる。


それが仕事になれば幸せ。


ついでにそれがお金になればサイコー!


だけど

お金も、生活に困らないくらいでいい。


そこに


誰かの為に働く。


誰かの為に生きる。


が、ついてきたら、それほど清く楽しいことは他にないと思う。


叶えたいな。


今思いついている、家族で楽しめる映画を届ける仕事。


シネマバードのように、多くの人を笑顔に出来たら

少しは、閻魔様から逃れられるか?(笑)

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「セッション」って言葉は


アカデミー賞作品賞など5部門にノミネートされ

助演男優賞を受賞した

クレイジー過ぎる鬼教官に刺激され

ストイックの限度を超えてしまう

ジャズドラマーを目指す青年の映画

「セッション」を思い出してしまう。

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けれど

セッションとは

皆とジャムすること。


皆で集まってなんかすること。


私は

人生って「セッション」だと思ってる。


人と人が出会って、仕事をしたり、家族になったり。


そんな意味で家族もセッション。


8/26に公開される

映画「幼な子われらに生まれ」


これは、家族になるセッションしながら生きることの大変さを綴った作品の中でも

群を抜く秀作でありました。

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今から21年前

重松清さんがこの本を生み出し

物語を愛した脚本家の荒井晴彦さんが「映画にしたいなぁ」と当時呟いたのがきっかけ。


人の心を静かに映像に刻んできた三島有紀子監督が演出することになり

浅野忠信、田中麗奈、寺島しのぶ、宮藤官九郎という

実力のある大人の俳優と

無色透明な子供の俳優たちが揃い

丁寧に丁寧にそれぞれの気持ちにしっかり寄り添って書かれた脚本を

まるでドキュメンタリーを観ているような

生々しさでスクリーンに映し出した。


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再婚同士の結婚。


妻には連れ娘が2人、自分には定期的に会う血の繋がった娘

そんな家族を作り上げた男。


いわゆるステップファミリー。


そこに新たな命が誕生したと知らされる。


上の娘は、反抗期のようになり

「本当のお父さんに会いたい!」

と突然言い出すしまつ。


仕事もうまく行かず、娘ともうまく行かず、正直、自分も新たな命の誕生を素直に喜べない。


"本当の家族"

ってなんなのよ〜⁉︎


血が繋がっていないと本当の家族ではないのか?


親の言い分、子供の言い分が交差し

妻の気持ち、夫の気持ちが交差し

子供の不安、大人の不安が交差する。


果たして

しっかり家族としてやって行けるのか?


でも

考えてみるとおかしなもので

血が繋がってたって、うまく行かないものはうまく行かない。


血が繋がってる、ってそんなに重要なことなのか?


親になる準備期間って、母と父では違うと聞いたことがある。


ついでに言うと

人によって、親になるという意識も違うと思う。


色んなことを考えながら自分の境遇に想いを馳せつつ

何故だか、色んな人の感情が手に取るように分かり、泣いていた。


そして、物語の登場人物のひとりになった気分で、気付くと2時間が過ぎていた。


今、この状況になった私が観るべき映画だった。


親になる、人と生きる、セッションするって、自分自身が楽しんでいないと

その人(子)も楽しめない。


私が不安なら、子供も不安。


相手の気持ちを捉えながら、寄り添って、ハーモニーを奏でていくセッションみたい。


そろそろ

家族のカタチに囚われない社会になったらいいな。


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スタイリストの友達がプレゼントしてくれた

ビビットなワンピは可愛い。


だけど丈が気になって

こりゃ、外では着れんわ。

ということで

座りで語る映画解説の来月配信の番組

GYAO!のワーナーTV「シネドラcheck!」撮影で着たのであります。


脚のラインがキレイなら

年齢気にせず、どーた!キレイだろー!

と見せたいところだけど

びっくりするくらいの昭和の体型な私は

今月、ガラッと服の断捨離。


しかも死ぬ夢を見て、まだまだ生きて子育てしないといけないんだから

と人間ドックを予約。


なにかあった時、車の運転出来ないのはヤバイでしょ!

と現在、教習所に通い中。


アカデミー賞、監督賞、主演男優賞、作品賞含む6部門ノミネートの

「ハクソー・リッジ」

なんて見た暁には

生きることがどれだけ大変か

ピュアな気持ちで人を救いたいと思えるのか自分は?

とか

壮絶な戦場シーンの中の天使のようなカレに魅入られ

私は、こんなこと出来ん、とまで気付きながらも

せめて

自分に嘘偽りなく

自分が助けられる人だけでも

精一杯助けて行くわ

と心に決めたのでした(笑)

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あまりにリアルな死ぬ夢を見た。


死ぬ瞬間、姉に謝っていた。


娘に猫に、色々、残して、面倒見させてしまうから

私からのお金足りるかな?

とか。



生命保険の見直しまで今してる最中(笑)


今後の人生設計は出来てますか?


そう尋ねられ

結構というか相当、なるようになれ的な脳内なんだとまた気付き。


ちょっと面白くなってきた。


心理学の勉強の際

「夢分析」をトコトン学んだ。


「死ぬ夢」は「再生」の意味もある。


高いところからエレベーターが落ち、知らない人たちと一緒に死ぬという夢だった。


「エレベーター」は、多分、ここでは自分の社会的立場だと思う。


この先、仕事が減るんじゃないかという不安。


それが夢に出た。


そりゃそうだ。


歳とって、育児して、フットワークは前ほど軽くない。


だけど、この先の未来

今の仕事がどうなろうと、仕事の環境が変わろうと

わたしは変わらない。


それは

自分の家族が困らない程度に

お金を残すぞ、どんなことでも働くぞ

と深層心理が決意表明したんだと思うんだけど

こんなエレベーター転落事故のホラー映画あったよね?!


見たことある(笑)


あ、「DOWN」だ!


怖かったなー。

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