月別アーカイブ / 2017年05月

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「人の心の痛みがわかる人になりたい」


これが小学校の卒業アルバムに書いた私の「将来の夢」でありました。


最近ね

女友達と会う日々が続き

40歳からの生き方について語らう日々が続き、映画「メッセージ」を観た時のように

女という生き物について考えを巡らせていたでありますよ。


大好きな映画という仕事も好きだし、人と暮らす、語らうのも好きだし

子供が好きだから、「今」を選んだと思う。


共働きの貧乏家庭だったから、私が大学行きたくても、留学したくても

うちはお金がなくて行けなかったから

せめて娘が何かしたいと言った時に役立つくらいのお金を用意してあげたいから

これからもずっと働き続ける。


「ママ、キラキラしてるね」

と娘に言われたいから

好きな仕事を続けたいし、好きな人と笑顔で生きて行きたい。


だから、若々しく、健康第一だよ!

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最近ね

子供間のイジメ問題で

命を落とす子供たちのニュースを目にする度に

自分の小さい時を思い出す。


そもそも

私が小さい頃に夢だった大人

「人の心の痛みがわかる人」

って考えがどうして出て来たのか?


以前、仕事をご一緒した

江原啓之さんが、私を透視?したんだかなんだかで

口にした言葉が

「小さい頃に、子供が見なくてもいい大人の世界を見て

普段、人が見えないものまで見えて(幽霊か)、沢山、感じとったから

人の痛みがわかる人になったんですね。

だから(話を聞く、話をする仕事が)天職なんですね」

と。


ドンピシャ過ぎて慄いた!


私の中では、当時、しっかり幽霊が見えていたし、話しかけられ過ぎて疲れてて

更に小学校でいじめられっ子と仲良くしていた

正義感だけは強い子だったので

その子の心の痛みを知りたかった。


そして

いじめられっ子と仲良くしていたからと

私もクラス全員に無視されたり

いじめっ子の男の子に、殴る蹴るを受けていたけれど

私は、相当、気が強かったから

叩き返して、よく流血事件を起こしていたから

何故か問題児扱いでありました。


いじめっ子の気持ちも知りたかった。


どうしたら

皆、辛くなくなるんだろう?


そう思っていた。


だって、いじめっ子も、私の目には生き辛そうに見えたし

もちろん、いじめられっ子は、学校では笑顔なんて見せてくれず

ある日から、ご飯を一切口にしなくなり

給食の時間は、私が仲が良いからと

先生の指示で

別の教室で2人っきりで向かい合って、その子が給食を安心して食べるまで

付き合うことが続いたっけ。


今でも忘れないよ。


いじめられっ子だったその子が私を無視した日

その子は、他のクラスメイトと話しを出来るようになっていて

私はクラス全員に口を聞いて貰えなくなっていた。


だけど

何故だか

スッキリして

こんなことをする子たちなんかと友達になりたくない。


別に卒業したら、皆とお別れ出来る。


そうキッパリ思えるくらい強い子だったんだと思う。


無視が続いたある日

いじめられっ子だった女の子が、こっそり帰り道に待ち伏せしていて

「ごめんね、ほんとにごめんね」

と言って私の前で泣き出した。


ああ、怖かったんだな。


またいじめられるのが怖かったんだな。


「私は、強いから大丈夫だよ」

そう言ったのを覚えている。


話は長くなったけれど

昔から私はずっと

自分のセンシティブじゃない神経にコンプレックスを持っていた。


どうして

皆は、そんなに人のことが気になるの?


どうして私は

そんなことを言われても傷付かないの?


だけど

大人になって気が付いた。


めちゃめちゃ、傷付きます。


泣きたくなる時もあるよ。


何より

自分の存在だけで、人が不快に思うことに、辛くなる。


でもそれは

その人の弱さなんだというのも、小さい頃の経験から勝手に理解する。


私がきっと、その人に持っていないものを持っているから。


そう思って許す。


沢山の人に仕事で語りかけ、沢山の人とプライベートで語らい

その度に

その人にとって心地良い時間になれば、と思うのだけど

十人十色だから

全員を満足させることは出来ないよね。


それでも

汲み取れる範囲で

人の心の痛みが分かり、人の幸せを願える人になっていきたい。


娘にもそうなって欲しいな。


後ろめたい気持ちなんて1ミリも持たない子に

いつか人の気持ちを汲み取れ、笑顔で接する大人になって行くんだよー!





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2000年に初来日したヒュー・ジャックマン氏


その時の作品はシリーズ最初の「X-MEN」


そこから幾度となく来日し

私の中でもお逢いした海外スターの良い人ランキング1位と言っても過言ではないくらい。


親日家のヒュー・ジャックマン氏が

彼にとっての代表的な役、ウルヴァリンをついに卒業するというので完成したのが

6/1日本公開の「ローガン」


「ウルヴァリン:SAMURAI」をジェームズ・マンゴールド監督と撮影していた時に

ウルヴァリンの最後を映画にしようと話し合って

ジェームズ・マンゴールド監督も脚本でも加わり

今回の「ローガン」が生まれたそうであります。


レッドカーペットではお客さんとも写真を撮るわ、ローガンTシャツにサインを書いて投げるわ

舞台挨拶では私にわざわざ握手してくれる、やっぱり気遣いの達人だったヒュー。
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記者会見では

親切丁寧にひとつひとつの質問に

監督と一緒に長ーく答えてくれたのでした。


この映画、とにかく今までのシリーズとひと味もふた味も違うのがポイント。


自然治癒能力を失い、死なないミュータントから、普通の人間になったウルヴァリンことローガンと

プロフェッサーXことチャールズのロードムービーというのが当初の設定。


そこから監督が、少女と出会い、ローガンも人として成長していく困難を思い付いたそうな!


この少女を演じたダフネ・キーンちゃんのどエライ存在感たるや!


もう、そこから驚愕の展開で、ハラハラするわ、ウルウルするわ。


「ローガン」

良かったんですよ。とにかく!


シリーズ好きな私は大満足。


シリーズ未見な人もすんなり入り込める物語だと思うからオススメ。

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「海街diary」サントラをBGMに踏んばった

あの痛みから2年経ったかっ、早っ!


脳内が映画での記憶ばかりで

2年前、出産直前の最後の試写は

傑作「チャッピー」で号泣。


AI知能を搭載したロボットが、人間の勝手な都合で育てられ、ギャングスタにまでなる話で

それはそれはそれは傑作で、もうニール・ブロムガンプ監督、あなたはやっぱり天才ね!

「第9地区」でもそう思ってたけどね、と叫びたかった映画。


ロボットだからと、街の子供たちにひどいいじめに合うシーンを見て

わたしゃ、偏見を持たせない子にする!


ギャングに育てられるから、なんかファッションとか言葉使いもおかしなことになるのを見て

言葉使いに気を付けるぞ!と胸に誓ったあの日。


意外や

「チャッピー」は子育ての仕方を教えてくれる映画でありました。

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5/19で2歳になった彼女は

周囲が驚愕するほど

喋りはる、意思疎通もばっちし。


で、どーゆーわけでそーなったか、考えてみました。


私は、産まれた時から

ずっと歌を歌ってあげてた。


言葉遊びみたいに何かの言葉きっかけで

その言葉がフレーズにある

歌を歌っていた。


理由は、彼女が沈黙を不安がるかもと思い、安心させたかったから。


お陰で今も

保育園の送り迎えは、ママチャリ二人乗りで、「さんぽ」やら「ありのままの」やら

歌っている始末。


アンパンマンももちろん歌う。


でも

やっぱりディズニー最強なので

ミッキーマウスのマーチはテッパン。

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テレビを見るより

テレビで映画を見る。


が日常だったせいで

アニメ映画を一緒に見たり

ええ、夕飯作るのに相手が出来ないもので

彼女に、ジブリやら、ディズニーからピクサーまで見せまくったせいでしょう。


「真っ黒、クロスケ出ておいでー!出ないと目玉をくり抜くぞー!」


と暗がりを見ると叫ぶ。


改めて聞くと

このセリフの怖さがたまらなく好き(笑)


世の中には、怖いものが居るから、悪さしたら、怖い目にあっちゃうぞ!


って教えなんだものね。


映画には色んな教えがあり

言葉には色んな深い意味が詰まっている。


今度は「ヒックとドラゴン」を観せよう。


親の言う通り、周囲の言う通りの生き方をしなくたっていい。


あなたが楽しんで得意とすることを続けてみたらいいし

沢山の人に好かれようと努力しなくたって

最高に分かり合える友達がひとり居て

その友達と沢山話し合って、人の心の繊細さや美しさを知れば

きっと多くの人に優しく出来る。

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個性は魅力だ

ってことも

「ヒックとドラゴン」は教えてくれるからねぇ。


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