
興奮し過ぎて見終わってすぐに
出演者のマネージャー友達に感想をメールしたり
打ち合わせで宣伝プロデューサーに怒涛の興奮を伝える映画は
そうお目にかかれないものです。
この秋の目玉大作
映画「怒り」
「パレード」「悪人」そして「怒り」と
吉田修一さん原作の映画化司会をやるたびに
映画を見て、その後、原作を読みたくて読んでしまう
内容の重圧さと、またその世界に入りたくなる魅力。
試写を見る前に
渡辺謙さんや宮﨑あおいちゃんから感想を聞いていて
出演する人たちの口から
大絶賛の映画ってそうないもので
試写を見る時までにその期待は富士山レベルに達しておりました。
で
今日の再会です。
あおいちゃんの顔を見るなり、怒涛の感想!
それを聞いて話に入る松山ケンイチくんや渡辺謙さん。
森山未來くんが来たら、あーだこーだと色々聞き
吉田修一さんや川村元気プロデューサー
そして李相日監督に大興奮の感想を言っていたわたくし。
でも周りをふと見ると
打ち合わせ前から
集まったキャスト同士でこの映画の話をしていたり
マネージャーたちからも映画の感想を聞かれたり。
皆が、率先して語り合う映画ってそうないものです。
8月8日から10月中旬まで撮影を敢行。
東京チームから沖縄チーム、そして千葉チームと撮影は
各2週間づつくらい。
そう
この映画は3つのパートに分かれていたのです。
おしどり夫婦惨殺事件の犯人は
整形して各地を転々としながら逃亡。
警察が犯人の似顔絵を公開するタイミングで
東京、沖縄、千葉で
なんとなく似顔絵に似ている謎めいた3人の男が現れる。
愛した人は何人なのか?
それでもあなたを信じたい。
愛しているから信じたいのに、疑ってしまう。
信じることの難しさ。
純粋な想いに忍び寄る魔の手。
なんともディープで
疑わしい男たちだけでなく
そんな彼らと関わった全ての人の心のうちを
知りたくて仕方がなくなる
脚本も、カメラも、演出も、そして役者全員の力が
見事なまでに発揮された総合芸術でした。
妻夫木聡くんが綾野剛くんに
撮影時、本当に恋をしていて
「愛おしくて仕方がなかった」と言っていたこと。
そして自分が綾野くん演じる直人を見つめていたそのままが
カメラに捉えられていて、色んなシーンで勝手に涙が出ていたと
言っていたことを聞きながら
これこそ
「役に成りきる」の極みなんだと気付きました。
ちなみに今日は司会だけでなく
ラジオでも取材をしていて
☆ シネマJUMBO! 7/23(土)~7/25(月)
★OBS大分放送(日) 9:00~ 9:30
★SBS静岡放送(土)16:00~16:30
★FBC福井放送(月)18:20~18:30
★YBS山梨放送(日)10:45~11:00EndFragment
で、オンエアしますよ~~~!