月別アーカイブ / 2016年07月



土屋太鳳ちゃん。


「orange」以来からの再会ですが

今日は一回りどころか、ふた回りも大きくなっておりました。


主演だから、話しを皆に振ろう回そうと一生懸命。


私はそんな土屋太鳳ちゃんの演技にも

この新作「青空エール」で泣かされました。


吹奏楽部でトランペットを吹きたいと憧れて名門の高校に入ったつばさが主人公。


クラスメイトの竹内涼真くん演じる野球青年・山田に

「甲子園目指すから球場で(トランペットを吹いて)応援してね」


と言われ、彼女はとにかく頑張り続ける。


すでに経験者ばかりの部活で初めてのトランペット、厳しい部活、先輩や仲間からの厳しい一言

それでも彼女は諦めず、彼を応援する為、吹奏楽部の皆で大会を目指す為

ひとりで練習をし続ける。


土屋太鳳ちゃんが高校1年の役から3年生の役を見事に成長させて演じ分け

それこそピュアなつばさを演じられるのは、ピュアで頑張り屋の彼女しかいないと

決定づけたハマり役。


竹内くんも礼儀正しく誠実で、クソ真面目な野球バカを魅力的に体現し

気付けば、つばさのように彼を応援していた。


出ている誰もが夢に向かって葛藤しながら、悔しそうな姿を時折見せ

そして輝いていた。


だから

舞台挨拶でも

とても仲が良く

チームにすっかりなっていて

映画を通じて青春してるんだな、と感じたくらい。


三木孝浩監督は

そんなキラキラした青春映画を撮るのがダントツに上手い。


「青空エール」


私は、鼓笛隊の名門である小学校に入り、トランペットに憧れて

主人公つばさのように顧問の鬼先生の元

朝練、放課後居残りをして大会の為に練習したのを思い出し

泣くシーンでもないところで、感情移入から泣いていた。


一心不乱に頑張っていたあの頃を思い出した。


皆で大会に出るんだ、足を引っ張らないようにしなくちゃ、って。


なにより

この映画を観て気付かされたこと。


自分の為ではなく

誰かの為にエールを贈るのがこんなに幸せだということを。


今日の舞台挨拶で

キャスト入場での応援の仕方をお客さんに全身で再現していた私の姿(笑)


スタッフが撮っておりまして。


はっちゃけてて笑える(笑)


だけど幸せだな。


大好きな映画を応援出来てる。


大好きな人を応援出来てる。


娘を応援出来てる人生。


こんな幸せなことって。


エールを贈る人生を歩めて幸せ。


この気持ちを忘れずに、誰かや何かの為にエールを贈り続け

娘が誇れる母になりたいと今は思うのです。


「青空エール」


どこまでも清く、良かったな(*^^*)


清くなれる、だから見たらイイ。




「普通は」

って言葉が嫌いなのに、時々使ってしまい後悔する。


「一般的に」

って言葉はもっと嫌いなのに時々使ってしまい罪悪感。


人と一緒が嫌いで

比較されるのも嫌いで

それなのに

なんで自分は使ってしまうことがあるんだろうと悩む。


何故、ランドセルで学校行かなきゃいけないの?


社会というか世の中って面倒くさい。


「JUDGE」の司会をして以来、親交のある古波津陽監督が

新作が完成したよ、というので招いてもらってしまった

映画「ハイヒール革命!」のお披露目in 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭。


物心ついた時から、可愛い物が好きで

どうしてスカートを履いちゃいけないの?と悩み

オッパイが欲しいと願った

男の子の身体だけど女の子な彼女。


中学生の時にカミングアウトして以来

早々に女の子として生きることが出来たのは何が力になったのか?


なんで、人は型にはめたがるのかしら?


そもそも肩書きだって、不思議なもので

これってきっと、人間という忙しい生き物が、人を判断するのに手っ取り早く

肩書き付けちゃえば分かりやすい、と思ったに違いないし(笑)


見た目で判断しちゃうのも、自分の器が小さいことを宣言しちゃうものなのに。



女として生まれ、歳を取ると更に気付く(笑)


だから

この映画は

トランスジェンダーの人の映画だと決め付けたら、それは心の目が開いていない証拠。


個性は、個々が持っているもので

その個性を伸ばすのも、潰すのも、周りの理解次第。


心のままに生きていきたいのに

周りの偏見のせいで、肩身の狭い思いをして生きていくなんて可笑しな話し。


それこそ幸せじゃない。


そう映画は、伝えてくる。


人より目立ってはいけないも可笑しな話し。


結婚しなきゃいけないも可笑しな話し。


彼女のお母さんが彼女に言った一言。


「あなたが幸せならそれでいい」


 自分を幸せにしてあげることがまず大事。


幸せとは

その人の幸せを互いに喜びあえる人が周りにいることである。


シンプルなことなのに忘れがち。


「一般的な幸せのかたち」も「普通に生きて」も無い。


幸せの形も人それぞれだものね。







全米で大ヒットスタートし、アニメーション映画歴代No. 1スタートとなった

「ペット」。


日本公開は8/11なのだけど

留守の間、ペットは何して過ごしてるの?


という疑問を映画にした

愛と友情とユーモアたっぷりな母を訪ねて三千里です(笑)



吹き替え版も

お見事で

猫と暮らす私には

永作博美さんの猫クロエはツボでございまして

声、全然違~う!


更に猫らしい呑気さとやる時はやる感じも愛おしく。


姉御肌の猫という点でも永作さんの生み出した声はお見事!


劇中もちろん

動物達は会話をします。


ええ

日本語でね。


英語でね、とも言える(笑)


可愛かったなー、見終わってダッシュで帰り、猫らを抱きしめた。


で、今日

「X-MEN アポカリプス」

アフレコイベントで

最強の悪であり敵であるアポカリプスの声を

松平健さんが担当したというので

ご一緒したのであります。


ドスが効いていて

流石の一言でござるっ!


しかも画面を見なくてもセリフと映像が合っているのを推測するに

バックの音楽で

テンポを覚えていらっしゃるようでございます。


暴れん坊将軍は

凄まじく貫禄がございました。


そんな松平健さんが

「X-MEN」のメンバー同様ミュータントにもしなったら

どんな特殊能力を欲しいか尋ねると

「プロフェッサーXのような、人の心を読み取る能力」

とのこと。


プロフェッサーXは

透視能力というか人の脳内に入ることが出来る能力をお持ちであります。


言うなれば

妖怪さとり、ですよ!


人の考えていることが分かってしまう日本の妖怪で山男さとり。


テレパシストということです。


だけどね

子供が出来て気付くのは

子供のテレパシーは尋常ではないということ。


しっかりと、ママと特に繋がっているというか。


言葉はまだ喋れずとも

帰ってくる直前に起きたり

同じタイミングで目覚めたり

余りに喉が痛くて薬を飲まざるえなくなり、断乳しなければと思ったその日から

彼女は、オッパイをまったく欲しがらなくなり。


人という生き物も、やっぱり動物だから、しっかり相手と心で会話しようと思えば

テレパシーという特殊能力で理解し合えるのでしょうね。


だから彼女は猫とも仲良く、何をやっても猫は怒らないのを見ると

言葉ではなく、心で相手を理解しようとし

結果、テレパシーで通じ合えてるのかもしれん!


そんな今日

Dr.ドリトル先生のような方とお話しした。


動物とお話し出来る人!


うちの

ガブリエルは娘を守ってる気分。


ミーシャは私をずっと見守ってて、中尾彬さんみたいな貫禄と話し方だと(笑)


こっちが守ってるつもりが、猫らに守られていたという。。。T^T


そして娘と猫らは、やっぱり会話していた。。。f^_^;


ピュアじゃないのは、大人の私だけ(笑)


ピュアな子供は皆

プロフェッサーXなのであります。


間違いなく(*^^*)






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