
土屋太鳳ちゃん。
「orange」以来からの再会ですが
今日は一回りどころか、ふた回りも大きくなっておりました。
主演だから、話しを皆に振ろう回そうと一生懸命。
私はそんな土屋太鳳ちゃんの演技にも
この新作「青空エール」で泣かされました。
吹奏楽部でトランペットを吹きたいと憧れて名門の高校に入ったつばさが主人公。
クラスメイトの竹内涼真くん演じる野球青年・山田に
「甲子園目指すから球場で(トランペットを吹いて)応援してね」
と言われ、彼女はとにかく頑張り続ける。
すでに経験者ばかりの部活で初めてのトランペット、厳しい部活、先輩や仲間からの厳しい一言
それでも彼女は諦めず、彼を応援する為、吹奏楽部の皆で大会を目指す為
ひとりで練習をし続ける。
土屋太鳳ちゃんが高校1年の役から3年生の役を見事に成長させて演じ分け
それこそピュアなつばさを演じられるのは、ピュアで頑張り屋の彼女しかいないと
決定づけたハマり役。
竹内くんも礼儀正しく誠実で、クソ真面目な野球バカを魅力的に体現し
気付けば、つばさのように彼を応援していた。
出ている誰もが夢に向かって葛藤しながら、悔しそうな姿を時折見せ
そして輝いていた。
だから
舞台挨拶でも
とても仲が良く
チームにすっかりなっていて
映画を通じて青春してるんだな、と感じたくらい。
三木孝浩監督は
そんなキラキラした青春映画を撮るのがダントツに上手い。
「青空エール」
私は、鼓笛隊の名門である小学校に入り、トランペットに憧れて
主人公つばさのように顧問の鬼先生の元
朝練、放課後居残りをして大会の為に練習したのを思い出し
泣くシーンでもないところで、感情移入から泣いていた。
一心不乱に頑張っていたあの頃を思い出した。
皆で大会に出るんだ、足を引っ張らないようにしなくちゃ、って。
なにより
この映画を観て気付かされたこと。
自分の為ではなく
誰かの為にエールを贈るのがこんなに幸せだということを。
今日の舞台挨拶で
キャスト入場での応援の仕方をお客さんに全身で再現していた私の姿(笑)
スタッフが撮っておりまして。
はっちゃけてて笑える(笑)
だけど幸せだな。
大好きな映画を応援出来てる。
大好きな人を応援出来てる。
娘を応援出来てる人生。
こんな幸せなことって。
エールを贈る人生を歩めて幸せ。
この気持ちを忘れずに、誰かや何かの為にエールを贈り続け
娘が誇れる母になりたいと今は思うのです。
「青空エール」
どこまでも清く、良かったな(*^^*)
清くなれる、だから見たらイイ。