
最近観た中で
この映画は
映画の枠を越えておりました。
気付かないうちに授業を受けている気分になっているというか。
「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」
8/6 公開よ。
実話が元になったフランス映画でして
俗にいう落ちこぼれ生徒たちのクラスを受けおうことになったアンヌ先生が
これまたサイコーな先生なのです。
どんな悪態にも屈しない。
「私は教えることが大好き。でもつまらない授業はしないわ」
と言い切れるかっこよさ。
この映画を観た時
人の才能を伸ばすということは
その人のことを決して諦めず、見放さず、信じ続けるという力。
そして、興味を持たせ、調べたいと思わせる導き方なのだと。
観て良かった。
伝えたい映画と心から思う映画って
こういった観る人も学びがあり
知らなければいけない歴史もあり
未来を担う子供たちと、どう大人が対峙していくのがベストなのか
ヒントをくれる映画。
そういった意味では
「暗殺教室」の殺センセーも
生徒を楽しませながら、生徒たちに仲間と一丸になることや
情熱を注ぐことの素晴らしさを教えてくれる良い先生。
そして
何度も観た
学びたくなる先生のひとりには
「陽のあたる教室」
ホランド先生こと、リチャード・ドレイファス先生がいた。
音楽を通して
学生たちと心を通わせ
教えることで自分も成長していった先生。
「人が何と言おうと、したいと思うことをするんだ」
人からどう思われるかより、自分の心に忠実であれ!
ですよ、響いたなー当時。
続いて
私の大好きな先生
キーティング先生ことロビン・ウィリアムズ先生の
「いまを生きる」
「今を生きろ、若者たちよ。
素晴らしい人生をつかむのだ」
破天荒な先生から学ぶ言葉の数々。
後ろばかりを見ずに前を見て、今を大事に生きたら、それは未来に繋がってるよ。
という教え。
私はこの映画から
今を大事に、今出来ることを大切にコツコツやるぞー!
と分かりやすく影響された乙女時代でありました。
どーなんだろう?
やりたいことをやって
随分とポジティブに生きてきたけれど
この先って
確かに
どんどん気付けば歳をとり
いつの間にか先人になり
出会った映画の楽しさ素晴らしさを伝えていけたらと思うし
沢山の素晴らしい映画人を紹介出来る小森のおばちゃまのような映画の小部屋を持つ
さとりおばちゃまになれたらとふと思う。
若者たちが憧れる背中を持ったおばちゃまになりたい。
何より
娘が誇れる母の背中でありたい。
その為には
一生楽しみながら学ぶことなんだと思う。
助言をくれる人々に感謝と柔軟な頭を持ち続けることなんだろう、と。
そんなことを思う6月最後の日
初めて
ママの立場で七夕の短冊を書いた夜だった。