月別アーカイブ / 2015年12月

IMG_4595.jpg

今年の仕事納め。


ここ三年、日刊スポーツ映画大賞の授賞式で

一年が締めくくられます。


映画を通して出会った人たちと

今日もここで挨拶をして、喜びを分かち合って

来年もよろしくと言葉を交わし。


原田眞人監督や是枝裕和監督がとても喜んでて

その笑顔にこっちも嬉しくなり。


長澤まさみちゃんと別れ際に挨拶したときの

今まで以上に輝いた笑顔に真の美しさを感じ。


その後、伊藤歩ちゃんと監督たちの忘年会へ行き。


「サムライフ」で監督デビューした

森谷雄プロデューサー、また映画を撮って欲しいな。


行定勲監督、「ピンクとグレー」素晴らしいから

大ヒットしますように。


一年のご挨拶をして、2015年という年の

大掃除をしてきました。


色々あった。


一生忘れない年になった。


泣いたり、笑ったり、悩んだり

でも、結果的に幸せでした。


子供が産まれて、ガラリと世界が変わり。


彼女の為ならどんなことだって出来る

自分にも出会えた。


プライベートも仕事も

今まで以上に、大切な存在に気付けた。


一生の存在を再確認出来た年。


来年は、恩返しが出来るように

もうひとまわり成長しなくちゃ。


ありがとうございました。


大好きだ。



スコットとペネロープ。


ショーン・コネリーとブリジット・バルドーをモデルに。


これ

日本で唯一複製を本国から許可されている

坂本健二さん制作のサンダーバード人形です!




とても素晴らしい体験でした。


「スター・ウォーズ」や「ゴッド・ファーザー」など

見に行っていたシネマコンサートの新しい形。


「サンダーバード in コンサート2015」

 ~トレーシー・アイランドからの招待状~

日本で最も長い歴史を持つ

交響吹奏楽団

「オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ」

の皆さんによるサンダーバードの名曲のフルオーケストラ。


そこにナビゲートとトークコーナーを盛り込み

昼、夜と2回、東京国際フォーラムで公演しました。




1965年に制作されたサンダーバード。


トレーシー一家による国際救助隊サンダーバードの活躍を

スーパーマリオネーションという技法による60分ドラマ。


人形の顔も動きもリアル!


見直してみると、ペネロープがポットを持つ手とか人じゃん!


救助に向かう兄弟の顔に汗とか!?


何度か見ていたのにちゃんと見ていなかったダメさ加減(汗)




お昼公演は

人形作家の坂本健二さんと音楽監督の宮川彬良さんが

トーク相手だったんですが

「サンダーバードのメインタイトルは2曲で作られてる!」

などピアノ演奏をしてくれながら語ってくれ目からウロコ!


で、公演後。


あれれ

笠井さん(フジテレビアナ)が!


お友達のキャラクターグッズなども開発してしまう山本さんと

大好きなサンダーバードを見に来たそうな。


ドンピシャ世代だから、それはそれは興奮だったそう!




夜公演は

坂本健二さんと宮川彬良さんと

アニメーション監督でメカデザインを手がける

河森正治さんが参戦。


河森さんというと「マクロス」なのだけど

NHKの新サンダーバードの「S号」をデザインしたそう。


ご本人も皆さんと同じでサンダーバードヲタク(笑)


「ロード・オブ・ザ・リング」や「アバター」と同じ

撮影場所で制作されていて、スタッフも皆もちろんヲタク。


CGアニメーションなのだけど

セットはミニチュアで作られていて

セットに入る前に、オリジナルの1~5号機の模型が

飾られているところで拝まないと入れないって(笑)


指揮者の井上博文さんやオーケストラの皆さん

お疲れ様でした!


それにしても見直して見ると

大人なストーリーで、恋模様もあったりで

子供向けじゃなかったと改めて気づいたのよ(笑)

2015122621280000.jpg

電気グルーヴの石野卓球さんは

想像をかるーく突き抜ける方で

台本を半分諦め、流れに身を任せ

楽しんだ舞台挨拶でした。


ピエール瀧さんがされるがまま(笑)


大根仁監督も「西遊記」の猪八戒と言われ(笑)


私も「司会者居たの?」と言われ

手をあげてアピールしておりましたっ!


ドキュメンタリー映画

「DENKI GROOVE THE MOVIE?

ー石野卓球とピエール瀧ー」


FullSizeRender.jpg


卓球さんの倉庫に眠ってた25年ぶんの映像を

ドキュメンタリーにしたこの映画。


バルト9のカフェも電気グルーヴ祭り化してます。


FullSizeRender.jpg

映画を観て、会うことにたじろいだ。


舞台挨拶に遅刻し、卓球さんに怒られるという

悪夢まで観て夜中4時に目覚めたら

深夜3時に台本の変更が入ってたという。。。


スターになりたい、アーティストとして成功したい

ならばかなり勉強になる映画。


もちろん、そうじゃなくても相当クオリティの高い

音楽ドキュメンタリーであり

見応えある内容。


アルバム「A」くらいしか持ってなかった私は

電気グルーヴをまったく知らなかったと

改めて気付かされ。


以来、「シャングリラ」が頭の中をループ。


凡人では、ここまで人を夢中にすることは出来ない。


飽きられない理由は、電気グルーヴは

毎回、意表をつくことをやり続けるから。


ファンから嫌われる覚悟で音楽に挑戦し続けている。


その覚悟と変化を楽しむ度胸に

参ってしまう映画だから。


親しい音楽プロデューサーさんが

言ってた言葉を思い出し。

「変態じゃなきゃスターになれないよ」


確かに、アーティストも俳優も

ぶっ飛んだところがなければ

ひとつ頭が飛び出ない。


感覚が必要以上にとんがってたり敏感だったり。


その瞬間だけでも

人からの目を気にしないように出来る

鈍感さだったり。


この先もずっと

電気グルーヴは、掴めない型にハマらない

ミステリアスさと危なげな魅力で

人を惑わすんだろうなぁ。


小悪魔的ってこと?!(笑)

↑このページのトップへ