月別アーカイブ / 2015年05月

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今日

5/19 陣痛から4時間12分という早さで

3082gの元気な女の子が安産で産まれました。


沢山の方から頂いた、安産祈願守りを全部着けて。


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だから初産なのにこんなにスムーズだったんだと。


ありがとう、を何回言っても足りないくらい。


自作のBGMに、「猟奇的な彼女」のカノンや

「菊次郎の夏」や

「海街dairy」のサントラを詰め込んで。


産んだ瞬間、涙が止まらなかった。


ちょっと貧血ですが、大丈夫。


皆が触ってくれ、お腹に声をかけてくれ

手紙をくれたり、プレゼントをくれたり

きっと、映画好きかもな(笑)


また夏にね

お会い出来ればと思います。




昨夜、テアトル新宿で開催した


第24回 日本映画プロフェッショナル大賞授賞式。


もう18年くらいは司会をしているこの映画賞。


いつのまにか

司会、イベント運営、花束ゲストブッキング

そして審査員と、役割が増えておりました(笑)





作 品 賞 「百円の恋」 佐藤現プロデューサー




監 督 賞 武 正晴 「百円の恋」




主演女優賞 二階堂ふみ 「私の男」「ほとりの朔子」




主演男優賞 池松 壮亮 「愛の渦」「海を感じる時」
「大人ドロップ」「紙の月」




新人監督賞 山戸 結希 「おとぎ話みたい」
「5つ数えれば君の夢」




新進女優賞 武田 梨奈 「祖谷物語‐おくのひと‐」




話 題 賞 「劇場版 テレクラキャノンボール2013」

チーム 監督=カンパニー松尾 




特 別 賞 品川  徹 「野のなななのか」

演技と、長年の俳優活動に対して





この映画賞授賞式


スポンサーなし、しがらみなし、邦画愛だけ(笑)


文化通信社の大高宏雄委員長のもと

テアトル新宿のスタッフ

映画宣伝の人、マスコミ業界の人による

皆のただの日本映画愛で授賞式は作られているから

毎年、バタバタしながら、手弁当で作られます。


そこにヘアメイクさんやカメラマンを引き受けてくれる方。


だからこそ

受賞して出席を承諾してくれる人たちも映画愛から。


俳優も監督もプロデューサーも

花束ゲストを引き受けてくれる人たちも

その映画や受賞した人たちへの感謝の気持ちから。


主演女優賞の花束プレゼンター太賀くんも

主演男優賞の花束プレゼンター門脇麦ちゃんも

「二階堂ふみちゃんを祝いたい」

「池松壮亮くんにはお世話になったから」

そんな思いで来てくれ


品川徹さんの花束プレゼンターの大林宣彦監督は

「サプライズで常盤貴子ちゃんを呼んだからね」と。


大人数のゲストに、いたらないところもあったり

そんな私や皆の穴を埋めてくれる

受賞者側の映画宣伝&製作スタッフの手助けや

裏での進行打ち合わせで、声を出して招集をかけてくれた

武正晴監督や各映画制作プロデューサー

そして時間を押しても快く待っていてくれた

池松壮亮くんや二階堂ふみちゃんや武田梨奈ちゃん

そして安藤サクラちゃんにも感謝がいっぱいです。




そして劇場に入れなかったファンの方々が

会場入り前に会いに来てくれ

出産前のお祝いをくれたり



日プロ大賞授賞式に来てくれたファンの方々が

プレゼントをくれたり。


そして映画賞スタッフ、関係者、受賞者の皆

花束プレゼンターに来てくれた人

皆がお腹を触ってくれ

「元気な赤ちゃんを」と言ってくれたり

大林監督は

「伊藤さんが一番おめでたいじゃないの」と微笑んでくれ。


そうね、ふみちゃんが会うたびに言ってくれる

「赤ちゃん大好きだから、産んだら必ず会わせてね」

がいつか叶えられたら楽しいだろうな。


今回の映画はどれも大好きで

仕事でも良く関わる俳優、監督、プロデューサーばかりで

大好きな人たちばかりのお祝い式だったから

産前最後の映画イベント司会になって良かったと思うんです。


客席の一番前にカメラマンの皆に混じって座って

司会をした無礼を許してね(苦笑)


もっと沢山

ベストショットを姉であるスタッフが撮ってくれたので

次回の雑誌「シネマスクエア」私の連載ページにて

ドド~ンと掲載します。


そして

明け方までオールナイトで映画も楽しんでくれた

観客の皆さん

心から感謝しています。


そんな映画愛に満ちた映画ファンの人たちによって

ミニシアター系の日本映画は

特に助けられているから。



ちなみに。。。


審査員による全体のベストテンは下記です。
 

第24回日本映画プロフェッショナル大賞ベスト10


第1位 百円の恋 武正晴監督 安藤サクラ・新井浩文

第2位 私の男 熊切和嘉監督 浅野忠信・二階堂ふみ

第3位 ほとりの朔子 深田晃司監督 二階堂ふみ

第4位 愛の渦 三浦大輔監督 池松壮亮・門脇 麦

第5位 野のなななのか 大林宣彦監督 品川 徹・常盤貴子

第6位 ぼくたちの家族 石井裕也監督 妻夫木聡・池松壮亮

第7位 海を感じる時 安藤尋監督 市川由衣・池松壮亮

第8位 ニシノユキヒコの恋と冒険 井口奈己監督 竹野内豊

第9位 水の声を聞く 山本政志監督 玄 里・趣 里

第10位 おとぎ話みたい 山戸結希監督 趣 里

第10位 東京難民 佐々部清監督 中村 蒼・大塚千弘



観てくださいね

心の残る映画ばかりだから。




母の日を前に......


是枝裕和監督がカンヌ映画祭にも持って行く

6・13公開の新作


「海街diary」を試写で観てきました。


幼い頃に、父は女を作り、出て行き

母は、ショックから家を出てしまって以来

残された鎌倉の古い一軒家で暮らしてきた3人姉妹。


優しすぎる父は3度目の結婚後、病で亡くなり

お葬式で腹違いの妹と出会う。


正義感が強く、頑固で、母親のように妹たちと接する

長女(綾瀬はるか)は

すず(広瀬すず)という15歳の腹違いの妹を引き取ることに。


奔放で、男とお酒に弱い次女(長澤まさみ)。


ちょっと変わった趣味のマイペースな三女(夏帆)。


一気にお姉ちゃんを3人も持つことになったすずは

ずっと心に秘めていた両親への想いと

緊張感を少しづつ解きほぐしていく。



鎌倉の家で、4人姉妹それぞれの恋や人生の選択と共に

離れ離れに暮らす母(大竹しのぶ)への想い

うっすらと覚えている父への想いが流れ出す。


親に甘えられる環境ではなかったから

小さい頃から何でもひとりで背負い込んで

今まで子供の時間を失ったまま大人になった長女。


それは15歳のすずも一緒で

2人は、少しづつ少しづつ共鳴し合う。


母親が言う

「元はと言えばお父さんが女の人を作ったのが原因じゃない」

(だから私は、

 思い出の詰まった家にいるのが辛くて出て行ったのよ)


この母は、乙女でとても繊細で、やや自己中心。


父親は、人に優しすぎて、ほだされやすくて、愛情深い。


だから長女は、ずっと甘えることを知らないまま

自分にも人にも厳しく

しっかり愛情を注いでいこうと決めたのでしょうね。


菅野よう子さんが生み出す弦楽四重奏が

透明感のある景色や姉妹に見事に調和していて

更に物語を美しく、繊細に化粧していました。





私にとっては私的な映画になりました。


ずっと、わだかまっていた母と父の出来事があり

15年経った今、やっと母の後ろめたさからのわだかまりを

77歳の誕生日を前に、母自身が納得した上で

姉に連れられ、初めて父を許したような行動に出ました。


だからこの映画の姉妹の気持ちがなんとなくわかった。


大人にはいろんな事情があって

男と女にはいろんな感情が生まれて

それを見ていたら、だからこそ

自分の気持ちに嘘のない

愛しい人のそばで生きていきたいと思う。


長女は、好きになってはいけない人を好きになり

次女は、ダメ男と言われてもその人を好きになり

三女は、変わった趣味と言われてもその人を好きになり。


今日で

予定日まであと10日になり。


病院でお腹に機械を付けられて、しばらく寝かせられ

30分ほど、心音や動く音に耳を傾けていました。


この子が生まれたら、私も母になる。


その前に、母のわだかまりが消え

晴れやかな笑顔を見られて本当に良かった、と。


ちょっと私的なことを書いたから

母に悪いかな、きっと読まないだろうけど(苦笑)


でもあんまりにも嬉しくて。


ひとりで背負ってきた母だから。


後悔しない生き方を、母にも子供にもして欲しい。


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