月別アーカイブ / 2015年02月

image0288.jpg

部屋のある一角は

頂いた安産祈願のお守りや

「元気な赤ちゃんを」というお手紙が飾られてます。


「サムライフ」

「さいはてにて 優しい香りと待ちながら」

この2作品の初日舞台挨拶の司会を終え

別れ際に

「(妊娠してるから)身体にくれぐれも気をつけて」


と笑顔で見送ってくれた森谷雄監督や三浦貴大くん。


そして

目をキラキラさせながらお腹をさすってくれた

佐々木希ちゃんや臼田あさみちゃん。


「元気な赤ちゃんを産んでまた会いましょう」

と言ってくれた永作博美さん。


産休は

4月末で、7月中旬辺りから舞台挨拶司会も

仕事を声かけてくれるなら

喜んでゆるゆる復帰するつもりでも

映画に関わるキャストや監督との再会は

たいがい、出演作が連続してる人でも

早くて2、3ヶ月後。


長い期間となると、監督の場合

前作から次回作まで3年~5年かかる人も多く。


映画作りは、運と努力と切り替えが必要なくらい

続けるのは至難の技。


そう考えると

今年で20年になる映画の司会も

ここまで続けてこれたこと事態

縁と運の連続です(苦笑)


お腹が大きくても

仕事をくれる映画関係者の人たちにすごく感謝。


だって、映画の仕事が大好きだし

これからの子育ての為にも、働かなくちゃ(笑)



最近、特にひょんな縁や

今までしっかり話していなかった人から

恋愛相談を受けるようになり。


これって

ココロニプロロのサイトで連載している

「映画で恋愛心理」のお陰?と思ってみたり。


彼女たちの顔を見ると

笑ったら可愛いのに自信なさげの表情で。


笑ってたらいいよ。


しっかり頑張っても報われなかった相手なら

もう追わずでいいよ。


だってあなたの魅力に気付いて必要なら

きっと必ず彼からアプローチしてくるから。


自分なりにちゃんと頑張った、と思えたなら

その人との縁を無理に繋げようとしなくていいよ。


自分を褒めてあげて、次に向かえばいいよ。


だから自分が選ばれなかったのは自分のせいだなんて

思わずに、自分はスペシャルなんだから

スペシャルな相手とまだ出会ってないだけだよ。


と言うのがほとんど。



昨日試写で見た

ヴァネッサ・パラディ主演の

フランス映画「カフェ・ド・フロール」

を見てもそう思った。


忘れられない人が居ても、運命を感じても

相手が別の道に進んでしまっていたら

手放す勇気。


前世も運命も縁も

本当に互いが必要なら手放した相手が気付かない限り

それはずっと一緒にいる運命ではないよ。


あるミュージックを聴くと恋に落ち

相手を思い出し、会いたくて恋しくなる。


あの時の甘い想い出が音楽として記憶される副作用。


記憶を呼び戻すスイッチボタンとしても音楽は有効。


どこかファンタジックで

運命の相手だと信じたいと願う男女の

心の声に耳を傾けているような

引き込まれるほどミステリアスな映画でした。


フランス映画は

愛を色んな形で見せるのがお上手(^^)

2015022822290000.jpg

image0285.jpg

映画の仕事の中で

唯一のテレビ番組ナレーション


それが

WOWOWの番組「発掘良品」


毎回

何の映画をチョイスしたのか楽しみにしてて

主に私を育ててくれた

70年代後半から90年代の映画が多いから

ナレーションの合間も映像見ては

ぶつぶつブースの中でひとりごと感想解説をしながら

懐かしさに酔いしれてるのです(笑)


3月は

大好きなロバート・ダウニーJr.とマリサ・トメイの

ラブストーリー映画ベスト3に入る

「オンリー・ユー」


そしてヘビロテDVD映画のベスト5に入る

「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」

まであって(^^)


何度も見る映画には

ラブストーリーが多いんだと思うと

案外ロマンチストなのかもしれない(笑)


しかもどちらも甘い音楽が流れるわけで。


そんな聴覚からの刺激にも女って弱い(笑)


まあ、例外でドタンと驚かせ音付き

ホラーも好きだけど。


もうすぐ公開の「アナベル」なんて

胎教に悪すぎで興奮した(笑)


image0284.jpg

おとといだったかな?


土曜日初日司会もする

「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」

イベントで

ABCクッキングで講師の清水さんに

キャラメルウォールナッツチーズケーキを教わり

永作博美さんと堀口珈琲の堀口さんに

焙煎珈琲の入れかたを学ぶイベントを司会しました。


image0283.jpg

image0286.jpg

海沿いの珈琲店が舞台だから

波の音とほろ苦い香りが映画に広がる。


映画は視覚だけじゃなく、五感で楽しめると

興奮や感動が広がるものね。

image0282.jpg


最初は前後篇というので

二の足を踏んでいたけれど

映画としてもそうする意味があり

前篇「動機」~ 後篇「行動」

と別のサブタイトルをつけていいほど

わかりやすく物語に引き込まれて行ったのです。


宮部みゆきさんのベストセラーを

「八日目の?」で

日本アカデミー賞など多数の映画賞を受賞した

成島出監督が映画化した

「ソロモンの偽証」


前篇3・7 後篇4・11 公開


雪深い朝

中学校の裏庭でひとりの男子生徒の死体が見つかる。


自殺とみなされたのち、殺人を目撃したという

匿名の告発状が数名のところへ届く。


告発状が届く主人公、藤野涼子は、刑事の娘。


父親譲りからか、正義感に溢れているものの

いじめを目撃しても自分がいじめられる考え

仲裁に入れずに、結果、心を痛める繊細な感情の持ち主。


容疑者になっている少年は

学校一のワルで、父親は地元の権力者で横暴な男。


この作品の興味深いところは

子供達の性格を表現する手法として

しっかりとそれぞれの家庭環境を

親との関係で見せていくところ。


なぜ、この子がこんなにまで真実を求めるのか?


なぜ、この子がこんなに暴力的なのか?


なぜ、この子がこんなに卑屈なのか?


なぜ、この子がこんなに優しすぎるのか?


そこから、学校内裁判を生徒たちが立ち上げ

事件の真相が明らかになってくる。


いじめっ子、いじめられっ子

見て見ないふりをする子、かばおうとする子。


それぞれの精神状態が

あまりにリアルで、時に身の毛もよだつほどで

時に涙を誘うものになっているのです。


当時

心理カウンセリング学校での研修時

子供の「いじめ」の心理を学びながら

アメリカで実際に虐待された子供達の施設へ

行ったことがありました。


愛されたくて、守って欲しくて

子供はいろんなアクションを起こす。


大人に暴力を振るわれたから

暴力で気を引いてしまう子。


友達を傷つける言葉をわざと吐いたり

友達を困らせたりする裏側に

実はどこまで自分を愛しているか試してしまう子。


自分のコンプレックスである部分の

反対である憧れの子と友達になれたから

その子の悪いところに蓋をして

”愛したい” ”近くにいられるなら”

と全てを許してしまう子。


こんな人の弱さを見抜いて物語にした

宮部みゆきさんであり、

それを演出で

見事なまでに表情や言葉、態度で表現した

成島出監督は

なにかしらの過去の経験で感じ取ったものがない限り

この映画がここまで心臓を貫く作品にはならなかったと

思うのです。


あるシーンで

「これはお互いにとって重要なゲーム」

という言葉が、ひとりの中学生の口から出てきます。


人は、人間関係の中で

ゲームを仕掛ける側と仕掛けられる側が

生まれてしまう交流関係もある。


人の弱さが生んだ、強者に立ちたい心理。


オーディションで選ばれた中学生役33名の目も

それこそ、どこかに潜む”弱い自分”に気づき始めた

リアル世代だからこその力強さな気がしました。


そして未来に光があるから見て欲しい作品。

↑このページのトップへ