月別アーカイブ / 2014年12月




毎年12・28に開催される日刊スポーツ映画大賞

石原裕次郎賞授賞式。


審査員を務めて3年目。


今年もよくお仕事する皆さんと会場で

おめでとうのご挨拶や年の瀬のご挨拶をして

一年の締めくくりとなりました。




会場入り口には

映画の司会時によく会う取材陣の皆さんも居て。


今年の受賞式は、日刊スポーツのWEBサイトで

動画でも観られます。


http://www.nikkansports.com/entertainment/award/ns-cinema/top-ns-cinema.html


受賞結果は下記。


作品賞 「永遠の0」

監督賞  山崎貴監督
     「永遠の0」「STAND BY ME ドラえもん」

主演男優賞 岡田准一さん
      「永遠の0」「蜩の記」

主演女優賞 宮沢りえさん
      「紙の月」

助演男優賞 池松壮亮さん
      「海を感じる時」「紙の月」「ぼくたちの家族」

助演女優賞 広末涼子さん
      「想いのこし」「柘榴坂の仇討」

新人賞 能年玲奈さん
    「ホットロード」

外国語映画賞 「アナと雪の女王」

石原裕次郎賞 「るろうに剣心」

石原裕次郎新人賞 東出昌大さん
         「寄生獣」「クローズ EXPLODE」

石原裕次郎特別功労賞 福本清三さん
           「太秦ライムライト」




いつもは映画の司会として会う俳優陣や監督や

映画関係者の皆さんとこの会場で会うのも

なんだか照れくさくて。


山崎監督の受賞に「寄生獣」も入れたかったし

岡田くんは、報知に続き日刊でも主演男優賞で

お祝いを言うと照れくさそうに謙遜気味に笑い

「山崎監督のお陰ですから」と。


池松くんや東出くんも謙遜しながら

「いやいや、これからも頑張ります」

「これからもよろしくお願いします」と言い。





石原裕次郎賞に輝いた「るろうに剣心」の大友啓史監督が

ステージで口にした言葉は印象深く。


「「るろうに剣心」シリーズは思入れが深い作品。

 東日本大震災の被災地である岩手が出身地で

 シリーズ1を制作時は、まさに映画は無理かもと思った。

 だからこそ「生きる」ことについて深く考えたこの映画が

 評価され、これからも映画を作って行こうと思う」

 (明確ではないですがこんな感じのコメントです)


誰もがステージで受賞の喜びを語る時

これまでの自分と仕事への向き合い方

そして

これからの自分と仕事(映画)への向き合い方を

口にするんです。


山崎貴監督の言葉もしっかりとした意思があって

忘れられない。


「僕は技術ばかり見られていたけれど

 こうやって(監督)賞をもらえ

 評価してもらえたんだと思うと

 自分はエンタテインメントを撮り続ける

 商業監督としてやって来て良かったと思いました」

(こんな感じのコメント)





誰もが誰かの役に立つことで

生き甲斐をきっと見つけて、その喜びを胸に

自分のあり方を見いだして行くんだと思う。


東出くんが挨拶でつけたした結婚へのコメント。


「いついかなる時も人に頼られる男になりたい。

 家庭の中で親しい人から頼られる男になるには

 仕事に自信をつけるべき」


頼り、頼られ、自信をつけて、また前に進む。


映画や何かへの前向きな評価も

その人の自信につながり、それが結果的に

「よし!続けて良いんだ!頑張って行こう」

 と思える原動力になるんだと思う。


今年は私事ですが

人生の大きな分岐点になり

仕事での自分の役目とは別の

もうひとつ、新しい感情が芽生えた年になりました。


来年は、もっと想像が出来ない出来事が

きっと待ち受けていて。


正直、意外と小心者みたいで悪夢を見たり。


何か不安を抱えても

未来なんて分からないけれど

明るくて愛に溢れた世界を目指して、決めて、歩けば

きっと笑顔で立っているに違いない!


そう、思うようにして歩いていかなきゃ、と(苦笑)


大好きな映画や大好きな人たちに囲まれてるから

きっと大丈夫、と勝手に納得して(苦笑)


また来年も仲良くして下さいね。


来年もきっと

アナタにとって

温かな笑顔に溢れる出来事が訪れると願い。


今年もありがとうございました。



               伊藤さとり




現在発売中の雑誌「ぴあ Movie Special」から生まれた

動画番組「映画コメンテーター座談会」


アリコンとコトブキツカサさんとの

「年末年始オススメ映画」&「今年の一押し映画」番組が

Yahoo!動画にアップされました。


http://movies.yahoo.co.jp/event/guide/winter/2014/video/01/


あと数日で今年が終わります。


この番組でも

30日にTOKYO-FMでオンエアされる

佐野史郎さんと一緒にパーソナリティを務めた

「銀幕ラジオ」でも

取り上げたのが洋画寄りになってしまったけれど

12月公開の邦画では

『100円の恋』『真夜中の五分前』は

心に残る作品でした。






今日は、長いお付き合いの行定勲監督の

『真夜中の五分前』初日舞台挨拶の司会。


今年の舞台挨拶司会仕事の締めとなりました。


写真は劇中使われたもの。


三浦春馬くん扮する中国で時計修理士をするリョウ。


彼が、後に恋する女性が妹の誕生日プレゼントを選ぶのに

付き合った際、選んだ置き時計と彼女の時計。


中国でのオールロケ。


プロデューサーが日本人と中国人による映画。


監督と仲がいいから褒めるのではなくて

日中合作ではなく

行定監督とプロデューサーの熱意によって

なんとか製作出来、中国では4000館で公開

というすごい結果に!

しかも台湾、シンガポールでも公開

来年、韓国でも公開決定という作品。


企画しているとき、まさに尖閣諸島の問題があり

中国との仕事が難しいと思われた時期。


「行定監督と仕事がしたい」「脚本ひ惹かれた」

その想いですでに春馬くんは中国語を勉強し始め

行定監督もその想いに答えたくて意地でも

中国で撮影して中国スタッフと組む!と決め。


実は今

色んな映画プロデューサーが

映画の可能性が広がり、映画製作への柔軟な考えを持つ

台湾や中国と一緒に映画を作りたいと願っていて

それを考えてみると行定監督は先駆者。


その裏には、どうしても人気マンガの原作や

テレビ局出資、ドラマの映画化などといった

企画が優先されがちな日本の映画界の実情が。


私は

マンガ原作だろうと、テレビ局映画だろうと

面白ければそれでイイと思うけれど

確かに『100円の恋』のようなオリジナル脚本が

映画として製作され、公開までこぎ着けると

感無量に思えるのは、オリジナルであのサイズの映画が

公開まで迎えるのは今は難しいと知っていることも

もしかしたら頭の片隅にあるからかもしれなくて。


なんだか

難しい話をしてしまったけれど

どんなに辛い製作期間や過酷な現場で作られた映画でも

なにか物足りなさを感じる映画であれば

それは、残念なことで「イイ!」とは言えないし。


どんな映画であれ、熱があって、人の心に深く刻まれ

感動を呼んだり、刺激を与えたりするものは

「イイ!」と思ってるんです。


人それぞれの好みがあって

私は

『ゴーン・ガール』みたいな

深層心理をえぐる作品や

『そこのみにて光り輝く』みたいな

どうしようもなくダメな人たちの

愛に一緒に落ちて行く姿を描く作品も

『アバウト・タイム』みたいな

何度も何度も好きな人に出会う愛に溢れたコテコテで

ラブで胸いっぱいになれる作品も

『100円の恋』みたいに

泥臭いくらい頑張って這い上がって行く姿を捉えた作品も

『真夜中の五分前』みたいに

人の心の奥底に潜むコンプレックスから生まれた

もうひとつの顔のような心理ミステリーも、好き。


今年もいっぱい

イイ映画に出逢えましたか?


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こないだの「寄生獣」イベントでは

アントニオ猪木さんと、主演の染谷くんと

橋本愛ちゃん、山崎貴監督と

芸能界の最強寄生生物というので

いち、に、さん、ダー!


で益々のヒットを祈ったんですが、、、


今回の「シンシティ 復讐の女神」イベントは

ダチョウ倶楽部さんとフーターズガールと

ヤー!


です(笑)


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3D上映もあるから芸能界の3Dで

飛び出すリアクション芸というので(笑)


しかも、映画はワイルドでセクシーで

ジェシカ・アルバがバーでセクシーなダンスを披露

というので渋谷のフーターズでフーターズガールが

ダンスを披露って(笑)


年末になると、映画宣伝マンの皆も

はっちゃけてしまうのが、たしかに毎年の恒例(笑)


インパクトでワイドショーの露出を考え

映画宣伝を狙うわけです(笑)


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前作から9年ぶりの「シンシティ」


グラフィックノベルの世界をモノクロームに描き

とことんセクシーで、アウトローの男の

孤独と純愛が。


「レオン」もそうだけど、孤独な男には

守る純愛が似合います。


それにしても「スリーハンドレッド」続編もこれも

セクシーで強い女を演じるエバ・グリーンの

脱ぎっぷりに惚れぼれします。


日本映画のATG作品もそんな脱ぎっぷりの良い

女優さん沢山いましたね。

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