月別アーカイブ / 2014年11月




チャン・グンソクさんのドラマ

「キレイな男」がDVD発売になってから

多くのぐんちゃんファンが待ち望んでいたサイン会企画。


TSUTAYAスタッフさんが

teamHのライブでの来日にひかっけて100人限定で

ぐんちゃんを囲むサイン会を実施した訳です。


TSUTAYAの店内放送「weav-C3」DVD紹介のナレーション

をずっとしながら、パワープッシュの「キレイな男」

CMナレーションを作っていたから作品も興味津々。


今回、司会をすることに。


ぐんちゃん演じるイケメンのトッコ・マテが

10人の女性と出会い、出世しながら

正真正銘のイイ男になって行くお話。


本人は気さくで、今まで会った韓流スターの中では

群を抜いて日本語が堪能で、「俳優もっとやりたい」の

思いが伝わって来る柔らかな時間でした。


ファンの皆さん(うなぎの皆さん)すごく幸せそうで

しかも皆、いい人で、私も居心地良いひとときでした。




そんな気分での帰り道


3年ぶり?くらいに髪を染めてみました。


黒髪だったのを、目を同じ色にしてもらい。


最近、お休みが無いので

隙間をぬって久しぶりに行けたのだけど

きっとぐんちゃんファンの皆さんが

おめかしをしている姿を見て

「キレイになろう」と思ったんだろうな(笑)



そして今日の日曜午後から

この冬の私のパワープッシュでもある

『ゴーン・ガール』試写会

タレントさんトークイベント司会です。





ブラピ史上No.1のサイコミステリー「セブン」


オリジナル版に負けないスタイリッシュな映像力で魅せる

「ドラゴン・タトゥーの女」


多くの映画賞を網羅した「ソーシャル・ネットワーク」


この監督であるデビッド・フィンチャー史上

ここまでストーリーと映像力とキャスティングがマッチした

恐ろしいくらい面白い映画はなかったもの!


「ドラゴン・タトゥーの女」で来日した時

「僕は、シーンと共に常に頭に音楽が流れている」

と言っていたのが印象的で、だからちょっとMV的な

カッコイイ映像なんだろうなと思ったのだけど

今回は、そこにしっかり閉鎖的な街の匂いやら

ねっとりした登場人物の肌の感触まで感じられて

おぞましい。


これ、とってもオススメ。


観た人と共有したい映画です。




『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』


DVD&Blu-ray発売記念 トークショー付き上映会


ずっと声をかけてくれた小池健監督のお陰で

前のイベントでは、原作のモンキーパンチ先生に会え

音楽のジェームス下地さんに会え

昨日は、ルパンの栗田貫一さんと

次元の、あの!小林清志さんに会えてっっっ!!


「テレビの「ふ~じこちゃ~ん?」なルパンの裏ルパンが

 ハードボイルドなLUPIN THE III RDシリーズで

 本来、4人とも悪党な訳で逃亡者だから

 こんなルパンは存在すべき」

 
 とクリカンさんは口にしていました。


小林さんは映画のTV吹き替えの話をしてくれました。


ジェームズ・コバーンの声やってる人ですよ!


トミー・リー・ジョーンズもサム・エリオットも。


「俺たちはマイクを通して、始めて声を感じて音にする」

 というようなことを言っていて

マイクから聞こえる声で、耳で感じて目でキャラを感じて

声を変える力を持っている声優さんの力は

やっぱりプロじゃないと出来ない技だと実感したんです。


俳優さんと声優さんの違いってそこなんですよね。


どちらも違うプロ。


どちらも簡単じゃ、決してない。





そうそう夢を見ました。

 
繋いだ手をライオンに噛まれ、その人を助けながら逃げ切り

今度はライオンが蛇に噛まれそうなのを助けた。


そして、ライオンが噛まないように

手で口を開いたまま大人しく寝かせる夢。


夢分析では、ライオンは権力。


噛まれるは攻撃。


蛇は良い悪い意味があるけれどここではきっと執着。


そしてライオンの口を開くはタロットにもある勇気。


猫と抱き合いながら寝て

何度も甘噛みされながら見た夢は

とても意味深でした。





「タロットカード殺人事件」

というウディ・アレンの映画がありましたね。


スカーレット・ヨハンソンが死者の刑事から

殺人事件の犯人を知らされ、犯人に近づくも

あまりに魅力的で心惹かれていってしまうというお話。


ウディ・アレン監督は、美女と色男のお話を

コミカルに描くのが上手なマジシャンです。

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安藤桃子監督が妹で女優の安藤サクラさん主演で

オリジナル脚本で撮った映画がすごいと聞いたので

公開中の「0.5ミリ」を土曜観に行ってきました。


3時間を越える長尺なのがちょっと気になったものの

先の展開が気になって、何より安藤サクラさんの

七色の表情を持つヒロインに魅せられて。


そう

物語は、介護ヘルパーの彼女が巻き込まれた事件から

彼女が旅をしながら先々で老人を見つけ

必要程度のお金で世話をしながら、夢も見させる話。


老後の問題、老人介護問題、とヘビーになりがちな

社会問題をここまで軽やかに描きながら

しっかり考えさせる脚本と、安藤サクラさんが

劇中、見せる天使のような笑顔だったり、

すごみだったり、甘えた表情だったり。


まもなく公開される彼女が主演の「百円の恋」なんて

イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」



ミシェル・ロドリゲス主演「ガールファイト」

みたいな

あるきっかけで女の子がボクサーになろうと

ギリギリ状態の中、がむしゃらに頑張り

初めての恋にキラキラし、ボロボロになり

花開いていく姿が、たまらなくカッコ良くて

間違いなく来年の映画賞に絡んでくると思ったもの。


上記2本のハリウッド映画より

泥臭くって、もっとダメダメで、だからいとおしい

そんな映画でした。


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年の瀬が近付き

審査員をしている

日刊スポーツ映画大賞選びがあったり

改めて

今年の日本映画を振り替えってみるとね。


懐かしのATG作品みたいな雰囲気の映画も出てきて

焼き直し、と言う人もいたり。


「そこのみにて光輝く」

なんて、大好きだった。


思うんです。


ファッションだって、流行だって

繰り返されると言うように

先人から学んだことを、新しい感覚で

作り上げるのは素晴らしいことで

ここから生まれた映画もオリジナルだと。


そして、日本はやっぱり

島国だから

そんな風に小さな世界での

いたって個人的な出来事を

細かい感情のひだで描くのがとても上手。


私は、その人が生きるため、愛するためにひたむきに

一生懸命な姿を綴った映画がやっぱり好き。


だって

それはそれは、活き活きしてるから(^^)

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