月別アーカイブ / 2014年10月

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染谷将太くんが会見の写真撮影で右手に装着した

「寄生獣」のミギー。




11月29日公開を前に

東京国際映画祭クロージング上映として

ワールドプレミアになった「寄生獣」

会見と舞台挨拶の司会で、今年の東京国際映画祭の

私のお仕事は今日、幕を閉じました。


「寄生獣」


当時、マンガを2巻くらいまで読んでいて

うわ!


この衝撃の描写サイコー!


と、人に寄生した生物が、人を喰らう展開に

ゾクゾクし、右手に寄生した新一少年のその後に

興味津々だったのに、それ以降、読み続ける

きっかけを失ったマンガでした。


自分の右手に寄生したミギーと新一のやりとりが

笑えて、襲うシーンはちょっとだけ怖く

母と子のたまらなく切ない描写もあり。


深津絵里さんの役への解釈を聞いて

監督が脚本に反映させたのが

「脳は寄生されても、首から下は、人だから

脊髄を通して人間の意思は残る(母性)」


は、特に女性として、子宮で理解する感覚からか

涙が溢れ。


観て下さい、映画館で。


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最終日

映画祭スタッフがたい焼きをくれたり

ケーキで下がった血糖値を取り戻し。


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事務局の高木さんを始めとするスタッフの皆や

鈴木小百合さんや竹内万理さん始め、通訳の皆さん。


皆の輪の中で、結局は、お客さんが楽しめるかが

映画祭にとって一番大切なことだと気付くんデス。


うん

なんて言っていいか分からないけど

とにかく、皆、皆、皆、ありがとう。




あ!


11月号の雑誌「シネマスクエア」の連載ページに

東京国際映画祭の模様も沢山お写真と共に掲載します。


映画でアーティスト対談は「HY」さんです。




WEB番組「伊藤さとりと映画な仲間たち」


ゆるゆるにノリで始めて、もう77回!


今回は、地元、大森は山王小学校の先輩

大好きな女優の片桐はいりさんです。


映画が大好きで、劇場でバイトして

映画会社で日本語タイトルを考える仕事をしたいと思っていたら

映画の現場を体験したいと好奇心で始めた女優業が

話題を呼び、今や、すっかり


「存在感のある女優・片桐はいり」へ。


好きを仕事に出来、長続きする人の共通点。

「何になりたい」

ってないと色んな人の話を聞いてると気付きます。


「映画が好き」「音楽が好き」「本が好き」


ただそれだけで、そのジャンルの仕事に向かって進んで

そこで自分の能力が活かされる、仕事を見いだして行くだけ。


それがもしかしたら

「天職」ってことなんじゃないかな?

https://www.youtube.com/watch?v=hnPM7Txbx2A





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私にとっては

日曜日からスタートした東京国際映画祭。


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「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」から始まり

今年も犬童一心監督とご一緒し

キャスト皆と再会し。


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月曜は「天才スピヴェット」のカイル君と

ジャン=ピエール・ジュネ監督や福君。


「花宵道中」「TATSUMI」があり


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今日は「エクスペンダブルズ3」

ケラン・ラッツさんとパトリック・ヒューズ監督と。


そして「アップルシード・アルファ」でした。


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大好きな通訳の皆さんと再会出来たり

普段よく一緒にお仕事する俳優くんや監督さんと

この会場で偶然会ったり。


そして、普段、映画イベントに来ている

映画ファンさん達が話しかけてくれたり。


今、近くのホテルで原稿書いたりして

今日までのことを振り返り。


映画祭のスタイルが変わろうが

出会った頃より、有名になろうが

ステージと客席との関係だろうが

皆、映画を好きという共有する思いが同じなら

変わらずに、ずっと会話できる場があることが

なによりスペシャルだって。


一緒に笑ってられるだけで

こんなにも通じ合えるなんて

幸せなことはないんだと。


大好きな映画より、きっと間違いなく

ささやかだけど、幸せが続く、一瞬の出来事ですね。

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