月別アーカイブ / 2014年04月



「女として自信を失ったの」


久々に会った同い年の美しい友達が呟きました。


時々、この言葉を女友達から聞くのだけれど

彼女達は、間違いなく美しいし、仕事も出来るし

身綺麗で、秀でた才能の持ち主で。


私はただただ

「大丈夫、だってあなたはスペシャルなんだから

 あなたに似合う男性はそこら辺には居ない。

 だってその人だってスペシャルなんだから」

と本心を口にするだけ。


私よりもしっかりしていて

人に甘えることが上手に出来ない彼女達は

責任感が強いから、悩みを抱え込んで

私にポロッと弱音を吐いた後、必ず言うのが

「ごめんね」



私だって弱音や愚痴を沢山こぼしているから

おあいこなのに(^▽^;)


しかも寂しがり屋な私に付き合ってもらってるのに(^▽^;)


見かけではなく、内面から女子力の本質を取り戻すには

同性の私ではなく「異性として見られている時」なのかも。


多分、きっと男性もそうなのかもしれない。


けれど、十分、「魅力」は備わっていて

恋をしていないと自分で出し方が分からないと思い込んでて。


もしかしたら「恥ずかしい」と思っていることを口にしたら

めちゃくちゃ「魅力」が惹き出されるのかも?と思うのです。



「女子力」と「魅力」の違いが分からない私はというと

GWだから、お休みタイムと

映画業界が作り上げた「GW」という言葉通り

ちょこちょこと映画な仕事も入っている飛び石休日。


何かの映画でどこかで会ったら手を振って下さいね。




あ、5/2(金)は、趣味のサントラDナイト。


中野のBAR、smash'07 では、最後のDJ。


何を流そうかな、ユルユルお喋りしながら

映画な音楽を一緒に語らいましょうね。


夜20時からです(o^-')b

http://blogs.yahoo.co.jp/nakano_smash07





今年上半期

一番のお気に入りとなった映画『LIFE!』



大事な瞬間を写真に収めるのではなく

「だからこそ大事にその瞬間を噛み締める」


目の前のことばかりに追われてないで

周りをじっくり見て噛み締めて

世界をじっくり見て噛み締めて

人をじっくり見て噛み締めて……


そうすると大切なものがハッキリと見えて来て

人生は輝き始める。



大好きです。



東京に住んでいるとね

映画の舞台、NYと似ていて

人が早足で突き進んでいて

うつむいてスマートフォンを見ている人も多くて。


下ばかり見ていたら心も内側に入り過ぎて

周りにある大切なものが見えなくなりそうで。



「人とずっと一緒に居ると疲れちゃうから暮らせない」


そんな言葉を最近、よく聞くけれど

今はスマートフォンもあるから

どこでも「人と繋がれる」時代。


だから一人でも、一人じゃない気になれるのかもしれない。





こないだ試写で見た新作『ディス/コネクト』


ネット社会のこの世の中で

人と繋がりたいけれど、人と向き合うのが怖くて

人と暮らしているのに、どこか孤独で……


という現代社会が抱える深刻な心の病いを

ある夫婦だったり、ある親子だったり

あるレポーターと少年だったりと

様々なタイプで見せてくる見事な脚本による

傑作映画で、胸をドンと叩かれた感覚でした。



居心地の悪い空間ってなんだろう?



私は小さい時からずっと

誰かが居る空間で暮らしていたから

反対に体温が無い部屋にずっといられない。


むしろ居心地悪めの家(ごめんなさいっ)だったのに

今でもひとりぼっちでは暮らせない。


一人暮らしになっても

人と暮らしたり、動物と暮らしたり。


自分のことをそこまで見ているとも思わないし

相手のことをそこまで気にもしていなくて

呼吸や、足音や、気配で、存在を認識しながら

「一緒に生きてる」感覚に安心してるような。



それでも、一緒に居るのに無関心でいられたら

たまらなく孤独だから、大切な時は心を通わせたいし

時々、触りたいし、少なくても言葉を交わしたい。



「ネットで繋がりたい」と思う前に

「その人に会いたい」が先行するのは

言葉を信じるより、そこに居る事実の中で

その人の温度を信じる用心深さから。





料理を作っている時も

誰かに今度これを食べさせようと思っていたり。


本を読みたいとか、書き物をパソコンでするのも

ゆったりした椅子と温もりのあるインテリアがあり

ゆったりした曲が流れているカフェに行く。





見えない言葉に安心したり

信じられるほど強くないから。


それなら電話でちょっとでも話したい。


そして

ちょっと似たようなテンポと温度で生きている人は

たぶん同じ感覚の持ち主だから

きっと居心地の良い空間を一緒に作り上げられる

大切な相手。


と、ネットに書き残してみたよ。

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セックス依存症の男の心に深く触れた衝撃作

『シェイム』


その後、奴隷制度の時代に罠により12年も

奴隷として生活をした音楽家の実話を映画化し

アカデミー賞を始め、多くの映画祭で

作品賞や監督賞を受賞したロングランヒット中の

『それでも夜は明ける』


そのお陰で日本公開された長編監督デビュー作

『ハンガー』は、スティーヴ・マックイーン監督の

作品には欠かせない俳優

マイケル・ファスベンダー出演作。


「彼がオーディションに来た時、なんて生意気な俳優!だと思った。

だけどフィルターの外れた
数少ない素晴らしい俳優との出会いだった」


今日の来日舞台挨拶で

スティーヴ・マックイーン監督は絶賛してました。


「黒人だろうが、アジアンだろうが

その人が何者かなんてどーでもいい。


アカデミー賞で黒人の僕の作品が賞を取ったことは

別にだから、特別だとは思わない。ただしっかりと

作品を残し、発表することに意義がある」


監督は、信念がしっかりしていて

自分の意見をハッキリ言うカッコイイ男性でした。



そういった意味でいうと、アカデミー賞に

24回ノミネートされても、たった一度

ニューヨークの映画を特集した企画でしか

授賞式に顔を出さない、プロモーションも

映画祭も苦手なこだわりやウディ・アレン監督も

筋の通った職人気質。

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marianne batlle パリのビーズデザイナー

マリアンヌ・バトルが作ってくれた

ウディ・アレンブローチ。

これを着けて

ウディ・アレン監督の新作

『ブルー・ジャスミン』試写会トークをしました。


ウディ・アレン作品の最近の映画では


『ミッドナイト・イン・パリ』『マッチポイント』


好きだなぁ。


ウディ・アレン作品には美しくて

佇まいから魅力的な女優が欠かせない。


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ブローチこれくらいのサイズで可愛いのです。

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