月別アーカイブ / 2013年12月

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今朝の「めざましどようび」出演

見ていただいてありがとうございます、なのです。



そして今日


今年の仕事納め、というか

年末のご挨拶、というのが

昨年から審査員にさせてもらった

日刊スポーツ映画大賞授賞式。


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『そして父になる』でついに監督賞を授賞した

是枝裕和監督。


授賞式後、嬉しくて、挨拶に行き、審査員のひとり

共同通信の須永さんを巻き込んで記念撮影をしました。


是枝監督もそうですが

この授賞式で賞を受けとる監督や俳優陣のほとんどと

映画の舞台挨拶や記者会見で司会としてお仕事していて

私にとっては同志みたいな、仲間みたいな感覚で。


18年くらいかな? 


各映画会社さん皆から

映画司会者として育ててもらってここまで来て

映画賞の審査員として、恩返しみたいになってます。


松田龍平くんや真木よう子ちゃんと会場で会えたのも

感慨深くて、いつも以上に嬉しかったですが

伊藤蘭さんの涙に、涙腺が緩みました。


この受賞式。


選考会の模様の一部が、各発表時に流れるんです。


伊藤蘭さんへの応援コメントのVTRで

私の言葉が流れ、恥ずかしさと共に

女性としても女優としても尊敬する大好きな方だったので。


舞台でも映画でも

演技に女性らしさと母性が溢れていてね。


『少年H』では、夫の水谷豊さんの妻役で

それこそ信頼し合っているからこその温かな目の演技が

凛としているのに、時に脆い、女と母の姿で美しかった。


激しく恐ろしい空襲による火の中で、愕然としながらも

夫の大切なミシンを持って行こうとする

女らしいとっさの判断。


ボロボロの借宿での暮らしでも

隣の家族におにぎりを分けようとする母性の証も

脳裏に焼き付くくらい愛に溢れていたから。


演技だけではない、生き方ありきの表現力。


演技だって、演出だって、文章だって、言葉にだって

才能だけではない、その人の生き様

考え方が反映するもの。



だから、育ててくれた映画界に、出来る限りの

恩返しを色んなカタチでし続けていきたい。


機会を与えてくれた日刊スポーツさん

ありがとうございます。


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これ、日刊スポーツのキャラだそう!?


知らなかった(笑)



来年は、馬年ですね。


ご利益あるお守りだそうなので、皆にもご利益のお裾分け。






あと、動画番組「伊藤さとりと映画な仲間たち」


映画『黒執事』の優香さんと大谷健太郎監督対談

現在、YouTubeで見られます。


http://www.youtube.com/user/itosatori


ひとりでも多くの人が見てくれると

この番組、続けられるんです(苦笑)


力になって下さい。



最後に。。。


今年、一年、ありがとう。


ブログでは、笑顔だったり、真面目だったり

涙目だったり、肩を落としていたり

文章から色んな表情の私が

チラチラと顔を出していたと思います。


それでも離れずに読んでくれ

支えてくれる言葉をくれたり

一緒になんとなくトーンダウンしてくれたり

共鳴してくれてありがとう。


私と実際に会っていない人でも

固定概念を外して語りかけてくれるのが

なにより嬉しくて支えです。


意外と、脆くて、ゴメンね。


こうやって、見守ってくれるアナタに支えられ

私は、映画という芸術を

多分、少しは支えられていると思うんですよ。


また、来年、会いましょう (^_-)☆



明日の「めざましどようび」


6:40頃の「エンタメ」コーナー。


ユリちゃんと「2013年の隠れた名作」紹介&勝手に分析。


カラカラ声で、聞き苦しいかもだけど

もっともっと話題になって欲しかった

2013年公開の隠れたオススメ名画を語ってるので

DVDで過ごす年末年始用にチェックして下さいね。


https://m.facebook.com/cx.mezamashi?__user=100002016965304


ディレクターK氏、ありがとうございますっ。


このお兄様の企画、面白くって語るのに熱が入るのだけど

ユリちゃんも天然キャラで楽しくって癒やされます。


今年もいっぱい映画は公開され

確かに公開のタイミングが大作とかぶって埋もれてしまったり

観ると面白い映画なのに、いまひとつ、内容が分かりづらくて

埋もれてしまった映画もあったり......。


ね? 良い企画でしょ?(^-^)/


スポットライトをもう一度当てたい

観て得した気分になれる映画達を紹介してます。


こうやって映画達を紹介するチャンスを貰えてることにも

感謝なんですよね。


だって

「映画を紹介する仕事しかやりたくない」

なんて言って、20代中盤から生意気にこだわって来た頃

「そんなに芸能界は甘くないし、無理だよ。

 とりあえずレポーターとか

 色々やって顔を知られた方がいい」

と相談に乗ってくれた人たちに言われても

耳を貸さなかったホントに生意気な娘だったから。


不器用だから、ひとつのことしか好きになれないし

ひとつのことしか集中出来ないから

脳のキャパシティも少ないから

それにしか時間をかけたくないから、だったけど(笑)


今も、ドラマやバラエティを追いかけず

家でも映画しか観ないのは、記憶力が乏しいからで(笑)


今、やっと、映画から派生したお世話になってる俳優さんや

監督が作り上げるドラマや舞台の司会仕事も

お話を頂いたら、必至に観て、予習してで良かったら

お手伝いさせてもらえるなら......になった(笑)


恋愛も仕事も

私はきっとそうやって、それぞれ

「ひとつに凝り性」

でこれからもずっと、生きていく気がします(笑)



Xmas終わっちゃいましたね。


毎年恒例のXmasケーキ作り。


どれくらい続けているんだろう。


多分、もう20年はゆうに続けている。


今年は、扁桃腺を腫らしてしまい

病院行ったり、寝込んだりで、買い物に出遅れ。


イチゴのミルフィーユのはずが

イチゴは売り切れ、ラフランスに。


パイシートも売り切れ、スポンジケーキに。


お陰で、カスタードクリームを作ったので

生クリームとカスタードクリームのツインショートケーキに。





アナタの未来が、大輪のバラのように

誇り高く、美しく、花開くことを

ずっと、いつまでも、願ってる。



実家暮らしの19歳まで

家でのケーキも時々作っていた。


うちは裕福ではなかったから

物心ついた時から、お菓子はけっこう手作りで

外食もほとんどなく、なんでも作っていた。


と言っても、手の込んだものはなく

母が仕事から帰って来るまでに、ある程度、下ごしらえする

お金をかけずに、手っ取り早く、がテーマな食卓。


知恵だけは、付いたかも?(笑)


映画を見たいなら、有楽町の映画館と隣接している

喫茶店でバイトをすれば、タダで時々、映画も見られ。


『アラビアのロレンス』とか『十戒』とか

そこの名画上映DAYで、高校生の時、見れてしまったし。


でも、家族でご飯を食べることだけは

父親が「絶対」にしていたことだから

今も美味しいものは誰かと食べたい。


おひとりさまより、誰かと「美味しい」を分かち合いたい。


映画も本当はそう。


誰かと、「凄かったね」を分かち合いたい。


そんなことを実感したのは

Xmas直前に、扁桃腺から39度の熱が出て

「ひとりで、このまま死んじゃったら」

を暗闇の部屋で、感じて怖くなったからかも?


やっぱりね

誰かがそばに居るって、大切だね。



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