月別アーカイブ / 2013年11月

伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba
 

『ハンガー・ゲーム2』日本最速プレミアの司会をした昨日。


『世界にひとつのプレイブック』でオスカー女優になり

早くも大物女優になった感のジェニファー・ローレンス。


こうなるとなかなか来日もそう簡単じゃなくなって。


だから、日本のタレントさんに頼って芸能ニュースの

宣伝用に舞台挨拶付き試写会が行われます。


というわけでね

水泳の北島康介さんが登壇しました。


(情報プレスの佐々木さんいつも写真アリガトウ)


映画は殺し合いのゲームに参加させられてしまった

ジェニファー演じるカットニス。


前作で生き残り、勇者として人気者に。


このゲームの歴代の勝者を集め

キング・オブ・キングを決めるゲームをするのが今作。


で、日本のキング・オブ・キング。


しかも、劇中、泳ぐシーンがあるので北島康介さん(笑)


普段、俳優や監督ではない人がゲストにたつと

映画ファンの方々は、ちょっと引き気味になるのだけど

今回は皆、大喜びで男女共から声援まで飛び出しました!


映画のコメントもさることながら

トークの返しも面白くて、しかも実力がしっかり伴って

今の位置にいる日本を代表するスポーツ選手だから。


映画関係者ではない人がひとりで立つ舞台挨拶で

こんなに一体感のある会場だったのは久々でした。



伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


で、金曜の今日。


日本映画の初日舞台挨拶の司会でした。


『あさひるばん』


映画は、松竹プログラム・ピクチャーっぽい匂いがします。


『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』といったシリーズもの。


これを松竹のプログラム・ピクチャーというのだけれど

最近、どんどん減ってしまい

ホッコリ笑える定番の人情娯楽シリーズ映画が

影を潜めてしまいました。


シリーズものを作るというのは

ヒット有りきでないとリスキーで

しかも今の日本のエンタテインメントは

タレント事務所の力が一番と言われる程

劇場への動員は、人気ドラマや人気原作の映画化以外は

人気スターが主演でないと難しいと言われる

俳優の人気が比例してくるのが一般的な現状。


けれど、國村隼さんが口にしていたこの言葉。


「日本映画のいい伝統を受け継いだ人情コメディ」


「映画を見る楽しみが日常にあった時代、

 こういう作品がシリーズ化されていた」


これには、特に西田敏行さんも同感していて。


今は、映画が身近な娯楽じゃなくなっているんだと

やっぱり気付かされ、『男はつらいよ』で

お正月を笑って過ごしていた少女の私がふと顔を覗かせ

寂しい表情を浮かべたのでした。


シリーズになりますように。



邦画も洋画の宣伝も

映画を身近に感じて欲しいから、色々工夫して

TVやWEBニュースや紙媒体での身近なニュースで

まずは記憶してもらおうと試行錯誤。


みんな、想いは熱いんだよね。



明日は日刊スポーツ映画大賞の審査会議の日。


やっぱり、緊張します。


でも発言しなくちゃ、です。


洋画は好きだし、応援しているけれど

なにより日本人だから日本映画を応援していかないと

って映画の司会という仕事を続けて気付いたことです。



ちょっと真面目なことを書いちゃいましたが

TSUTAYAのラジオ収録ブースの中もクリスマス。

伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


私の好きな映画達がDVDになり始めてて、今日の収録。


ついついナレーション原稿を書く際に熱が(苦笑)


『パシフィック・リム』とか『奇跡のリンゴ』とか

『箱入り息子の恋』とか、とか。

$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba

WEB対談番組


「伊藤さとりと映画な仲間たち」


今週金曜UP予定の収録でした。


$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


『清須会議』は、今までの三谷幸喜監督の作品の中で

一番好きな映画になったのでした!


三谷監督が説く

『清須会議』と接点のある

監督オススメのハリウッド映画とは?


三谷監督がオススメ歴史映画とは?


愛すべき映画を研究している語り口調で

まったくもって真剣です(笑)


だから尚更、映画愛が伝わって

益々、監督を好きになりました。



$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba
$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


発売中の雑誌「ザ・テレビジョン」


確かにアリコンと6ページで

年末年始のオススメ映画を紹介していると

「シネマ文化遺産」パブリシティみたい(笑)


偶然だけど(笑)



今年最後の映画トークライブ


「シネマ文化遺産」


12/21にVol.3が、新宿ネイキッドロフトで

19時からスタートします。


http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/19985


もうチケット発売しています。




今週末は、「日刊スポーツ映画大賞」今年の審査の集まり。


去年から審査員になって、ドキドキしながら

この中では若造で数少ない女性の私が

先輩方を前に発言するのは、実はね

口から心臓が飛び出てきそうな気分で。


まるで、映画『ジャッジ!』(1/11公開)みたい。


ひとりのCM広告会社の若造社員(妻夫木聡くん)が

ある駄作CMを受賞させないと会社を首になる使命を受け

代役審査員として海外のCM広告祭へ行く羽目に。


英語も上手くなく、自分もまだまだひよっこで

だけど彼は不正だけは許せない正義感だけ強くて。


「私たちは世界で選ばれたジャッジをする立場。

 けれど、世界の人が私たちをジャッジもする」


的な言葉が出て来る。


「もっと自分たちが最高だと思ったものを

 選ぶべきなんだ」とも。


映画は、さりげなくて絶妙な笑いと

ハリウッド映画みたいなシビレル名セリフが満載で

日本の娯楽映画らしい王道さの中に

しっかりメッセージが詰まってる。


うん、映画賞も、そう。


一般的に大ヒットを飛ばした興行収入だけで判断しちゃダメ。


心から面白いと思った映画。


心に深く刻まれた映画。


それを作り上げた監督。


目に焼き付いた俳優の演技。


私は、噂は信じない。


直接観たこと、直接聞いたことを信じる。


評論家ではないけれど

曇らないよう濁らないよう、心と目をお洗濯して

観たものはもちろん

実際に監督や俳優の声を聞いた映画作りを思い出し。


なにより、頭でっかちになって

心にフィルターがかからないよう

感性に潤いを与える

色んな発見を楽しめる生き方をしていないと

映画の善し悪しもブレて来るから。


うわ、ゴシゴシと、今日も自分を洗濯しなくちゃ(苦笑)

$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


夢を叶えた人。


東京消防庁さん主催

ユナイテッドシネマ豊洲にて3days

戸田奈津子さんとトークショーを行なってました。


先週の土日と、昨日。


戸田さんが字幕をした


『ミッションインポッシブル:ゴーストプロトコル』


『バック・トゥ・ザ・フューチャー』


『E.T.』


をそれぞれの3日間上映し、色んな話を聞いた。


$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


映画が好きで英語を好きになり

字幕をやりたいと思ったけれど

大学で英語を勉強したくらいで

更に映画字幕翻訳の門は狭く

40歳になって、やっと映画字幕の仕事が来て

来日があり、英語通訳も頼まれたけれど、英語がボロボロで

大失敗し、もうダメだ、と思っていたら

「英語力もあれでもいい。

 映画のことを知っているからまたお願いします」


と言われて、がむしゃらに勉強し直して今が。


「結局、英語力より、知識だったのよ」


「英語が喋られるだけじゃダメ。日本語のボキャブラリーと

 伝えようと喋るコミュニケーション力が大切」


戸田奈津子さんと、よくお仕事して来たけれど

こんなに濃厚に語らうことはなかった。


益々、カッコイイ先輩だと好きになりました。



$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


夢を叶えた人。


ミュージシャンの高橋優さん。


ついに武道館でライブをすることになり

お呼ばれされて感動を体感してきました。


ずっと司会をしていた

『桐島、部活やめるってよ』の主題歌を担当して

ラジオと雑誌の取材でが初対面。


そこからライブに呼んでもらって

時には、私のJFNでのお正月映画特番のラジオ番組に

コメントをくれたりと、なんだかんだで繋がって。


今度は来年2月公開の『東京難民』で

主題歌「旅人」が決まり、また私が司会なんです。


「夢は諦めなきゃ叶う。遠くても距離なんて関係ない」


そうMCや歌詞に織り込んでメッセージを発信する彼は

秋田出身で、ギター一本で弾き語りをして今が。



$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


夢を叶える人。


私の高校の同級生。


今から夢を叶えます。


いくつになっても夢って持ってていいし

いくつからでも夢は叶えられると思う。


遅いなんてない。


嬉しいことの中にも、悲しいこととか、不安なことが

時々、ポツっとおできみたいに出て来ても

周りの誰かが肩を貸してくれたり、抱きしめてくれたり

手を差し伸べてくれるから

「もうちょっと頑張ってみよう」って立ち上がれた。


だから、私も近くで見守っていたいと思います。

↑このページのトップへ