月別アーカイブ / 2013年10月

伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba

「昔、マネージャーが売り込みにいった先で

 ”彼女、個性が無いね。売りは何?"と聞かれ

 ”個性が無いのが、どんな役の色に染まるという彼女の個性です”

  と、言ったと話してくれたことがあって

 それで良かったと今は思います」


 と長澤まさみちゃん。


昨日の、『潔く柔く』公開トークイベントin東京国際映画祭にて。


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「長澤まさみは犬みたいな女優」(古厩智之監督)『ロボコン』


「長澤まさみは直みたいな(白いキャンパスみたいな女優」
 (犬童一心監督)『タッチ』


「長澤まさみは元気が貰える女優」(新城毅彦監督)『潔く柔く』


私は『ロボコン』から司会で出逢っているから

古厩監督と同じくらいの年月になるけれど

全部ではないけれど裏で会う彼女を見ていると

「長澤まさみは子犬のような女優」


でも、小型犬だからちょっぴり人見知りさんで、どこか怯えていて

でも馴染むとたまらなくカワイイという、八方美人ではない

独特の愛を心許した人に与える、という印象。


俳優業の人たちにはそんなところがあると思うのです。


私は、そんな彼女や彼らにどこか親近感を覚えるから

一緒に仕事を通して、彼女や彼らから

言葉を引き出すお手伝いをしたいと思う。


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「こんなの(マスコミ用の写真撮影)ロビーでやればいい。

 早くお客さんは映画を観たいだろうから」


 昨日のTIFFでのソフィア・コッポラ監督の発言は

 凛とした人柄が滲み出ていてカッコ良く。


事前打ち合わせでも、私の公式質問に、映画を見る前だし

それはまだ言いたくない、など、意見を言いながら

質問内容についても、一緒に考えてくれる職人肌。


『ブリングリング』な東京国際映画祭での舞台挨拶。


『ゴッドファーザー』なフランシス・F・コッポラ監督の血を嗣ぐ

彼女は、ディレクターな感性を、しっかり受け継いでいます。


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裏では、関わった学生スタッフと写真撮影し

皆で、シャンパンで来日を乾杯したのだけど

相変わらず、通訳の竹内万理さんの臨機応変な対応で

写真撮影にちょっと手間取った舞台挨拶もつつがなく。


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人には、それぞれ性質に適したポジションがある。


そんなことに気付いた映画祭での2つのイベント。


「充実」って言葉がきっとそうで

夢と現実の違いの中で、「充実」した環境を見つけ出すことが

「適職」なのかなって思いました。


まさみちゃんの話じゃないけれど

私は20歳の頃、世に言う、ナレーターコンパニオンで

オーディションへよく行き

「個性的でクセがあるから、TVレポーターをやったら?」

 と言われ、TVの世界へ行くと

「バラエティ向きだけど、ユルいキャラだし

 もっとド~ンと太るか、もっと痩せてキレイ売りするとか

 どっちかにならないと個性が光らない」
 
 と言われた。


 「個性?」


 大好きな映画の世界に入った20代中盤。


 ある新聞記者さんに

 「お前、喋りは良いけど、見た目の個性が今ひとつなんだよ。

  もともと本来エロっぽいんだから、エロ売りしたら?」

 
 今で言う檀蜜さんのような路線で行ったら

映画のタレントとして際立つとアドバイスされたのに

私は、逆にそれを隠して進むことを選んだ。


「なんで?」と聞かれると

自分自身をキャラ売りするほど自分という人間は面白くなくて

自分の心に抵抗感が生まれていて

めんどくさいくらいに映画にこだわり、「言葉」が好きで

「言葉遊び」で映画を伝えたり、役者や監督、製作陣の人柄が

映画にも反映している面白さを伝えることに喜びが生まれ。


当時は、TVでの映画コメンテーターと

映画の司会者の2本柱で仕事をしていたけれど

結果、今みたいに、タレント性より、映画の司会者の方が

際立って、そのイメージが強くなり。



それが「個性」な「適職」なんだろうと。


パンチのある外見でもなく、パンチのあるトークでもなく

誰かとの会話でのリアクションや返し、一言、を褒められ

だから「対談」の仕事が多いし

映画の司会でも、その作品の雰囲気に合わせて、声色や

ステージ立つ俳優さん達より控えめにしながら

身にまとう雰囲気を作るのが好きで、安心=充実するから。



誰かとのハーモニーで、自分ならではの個性が輝く。


でもこれって、ステージの真ん中に立っている俳優でも

物を作り名前を表に出す監督でも

それを影で支えるスタッフでも

経営者でも、会社員さんでも、学生でも同じ。


そんな人との関わりで、個性が光るんじゃないかなって。


今日も、そんな現場へ、六本木へ、東京国際映画祭へ

誰かの言葉を引き出しに行ってきます。

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台風だから、早く帰ってきてね。


しかも明日の来日記者会見の司会も台風で飛んだので

ゆっくりお昼過ぎまで家でくつろげそうです。



ハロウィンシーズンなのでパンプキンスウィーツが

世間に溢れる季節。


映画『男子高校生の日常』舞台挨拶全3日間ツアーでも

こんなドーナツが差し入れに出されていました。

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これは最終日の菅田将暉くんと太賀くんと松居大悟監督。


でも日曜日にも野村周平くんと吉沢亮くんの写真も撮ったので

色々と裏写真は携帯映画サイト「ザ・スクリーン」

私のコラムに掲載しますね。


自由に語らって大笑いしていた若い俳優君たち。


軌道修正だけこちらがするから

自由にその場のセッションを楽しもう。


そんなスタンスで、どんどん、皆が生き生きとして来た。



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このパネル

今日のお昼の映画『セイフ ヘイヴン』トークイベントで

石田純一さんと語らったお題です。


愛する人の秘密を知ってしまった時、愛が試される。。。


私の大好きな映画『君に読む物語』などの

恋愛作家ニコラス・スパークスと

大好きな映画『ギルバート・グレイプ』などの

ラッセ・ハルストレム監督が

映画『親愛なる君へ』に続くタッグを組んだ新作はラブサスペンス。


一般試写に来た人の40%が、恋人(夫婦間)

に秘密にしていることがあると答えたそう。


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その後、司会に向かった記者会見は

『劇場版 仮面ティーチャー』完成報告会見


Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔さん主演


仮面をかぶった先生が学校内の不正や悪に立ち向かう

ヒーローアクションドラマの映画化。

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映画『シーサイド・モーテル』司会でもお世話になった

守屋健太郎監督と2人で再会を喜んでいました。


来年の2月22日公開です。


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そして夜は劇団新感線の舞台を映画で見られるゲキ×シネ

公開記念『シレンとラギ』トークイベント


脚本を手がける中島かずきさんとまたまたご一緒。


更にゲストに、劇団ナイロン100℃の新谷真弓さん。


演劇の話、今、オンエア中の中島かずきさん作のアニメ

「キルラキル」に声優として参加している新谷さんとの

アニメの話も興味深かった。



と、久しぶりに一日のお仕事話を書いてしまったけれど

最近は、気まぐれで書いたり書かなかったりでごめんなさい。


自由に、書きたい時に書く、な感じで。


秋の夜長、どう過ごしていますか?


私は、雨音と風音だけが聞こえる世界で

のんびり物思いにふけったり、黄昏れてみたり

ゴロンと猫みたいに過ごしています。

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いつ会っても可愛い2人。


私が2人を撮った残りのキュートな写真は

雑誌「シネマスクエア」次号で、ご披露します。


今日は、好きな女優ちゃん、長澤まさみちゃんと波瑠ちゃんと

しかも友達の恋愛カウンセラー羽林由鶴さんと

映画『潔く柔く』大人女子限定、恋愛診断トークショーを。


楽しかったな、お勉強にもなりました。


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由鶴さんから原宿で行列のポップコーン「KUKURUZA」

を貰い、私は由鶴さんと2人に、お気に入りの

代々木上原の「西光亭」のくるみのクッキーを。


女性は、プレゼント交換が好きなんですよね(笑)


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地上200メートル上のこんな夜景が味わえる

汐留のレストランで、女子25組50名を前に恋愛トーク。


映画『潔く柔く』


ほのかな恋心を抱いた矢先

あまりにも悲しい出来事で、突然、恋を失ったヒロイン。


大人になって、恋をすることが出来ず、過去を忘れられず

哀しみを胸に抱える日々の中、ひとりの青年と出会い

彼と語らう中で、自分と向き合う物語。


恋愛って、相手と向き合うことで、自分と向き合うことになる。


ちゃんと向き合った分だけ、ちゃんと成長する。


恋愛において、許されないことなんてないんだよ

って映画は教えてくれる。


自分への罪の意識、相手への罪の意識

どれもこれも、簡単に手放せない思いだけれども

あなたを大切に思う人が、きっと手放すお手伝いを

関わりの中で、自然とサポートしてくれる。


そんなことを教えてくれる映画。




終わってしまった過去の恋を

忘れようと無理すると

過去の恋人と新しい相手を比較してしまう。


だから新しい視野を持つ為にも

新しい恋愛をしようと無理に頑張ることもせず

人と出会い、楽しみ、自分の心を潤すことをしてたら

過去に捕われずに、未来を見ているうちに

自然とその時、そばに居る心地良い相手が恋人になっていたり。


そう、2人のコメントから、由鶴さんが付け足した。


大人の恋愛。


それは、外見だけで判断せず、相手を知ろうとする目と

付き合ったら相手を信じて、相手を尊重しながら

互いの良さを共鳴し合える相手との関係作り。


子供の恋愛。


それは、相手を信じられず、好きと言うのを格好悪いと思い

自分が好きな分量が多いと負け、と恋愛を勝ち負けで見てしまう

思い込みと自己中心的な思い。


由鶴さんとのその後の遅いご飯で、そんな話を聞いていた今日。


見事に、終電を逃し、タクシーで帰ってきた

うっかり者の私デス (;^_^A

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