このひとつ前の『神様のカルテ』に寄せて頂いたコメント。
温かくって、ひとつひとつが心からの言葉で
書き込んでくれたこと自体に深く感謝しています。
ありがとうございました。
それと同時に『神様のカルテ』は自分の体験と投影する作品だと
深川監督や映画プロデューサーが言ってたのを思い出しました。
「寄り添う」こと「見届ける」ことが実は出来なかった私だから。
白血病で大学病院に入院して私と姉が出かけた隙に息を引き取って
家族の誰にも看取られずに亡くなった離婚した父。
大腸がんで私立病院に入院し、大手術で今は通院で済んでいる母。
『神様のカルテ』は大学病院と私立病院での医師と患者の関係を
描きながらひとりの若い医師が末期がんのひとりになった老女との
出会いで、「寄り添う」ことの大切さや将来の方向性を考えて行く
そんな成長物語です。
最期に寄り添えなかったから、父の最期を知らないのが
心残りでもあり、でもいよいよという時に
初めて父から謝罪のような手紙をもらったのを思うと
もしかしたら分かっていたのかもしれないと思うんです。
だからでしょうか。
心残りのないようになるべく人と向き合って心で話しをしたいと
今は思いながら、それについてセンシティブになってしまうのは。
お盆だから、この話題がちょうどいいのかもしれない。
医療ドラマでもなく、ひとりの医師の心と患者さんの心と
看護婦や妻、彼の友達の心を大げさではなく丁寧に綴っているから
櫻井くんという国民的アイドルが主演であって
決してアイドル映画ではないんですよね。
こうやって色んな映画を繊細なくらい感じられるのは
父と母の体験や歩んだ道を子供として経験したことであって
多くの人と出会えて経験したお陰だから。
今思うとね、両親にも感謝してるんです。
それと、今日は8/20に公開になる映画『シャンハイ』
舞台挨拶付き特別試写会の司会をして帰って来ました。
『ザ・ライト』も撮ってるミカエル・ハフストローム監督は
今回が初来日。
渡辺謙さん、菊池凛子ちゃんも海外から帰って来ていて
2人とももちろん英語が喋れるので、謙さんが通訳のように
打ち合わせで時々、私と監督の仲介にもなってくれたり(笑)
太平洋戦争開戦前夜までの出来事をシャンハイを舞台に
戦争ではなく、あくまでもその時、彼らは何を守り
何を失ったのか……を描いている作品。
「これは戦争映画ではなく人間ドラマ」と言った
渡辺謙さんの締めのコメントが今も耳に残っています。
温かくって、ひとつひとつが心からの言葉で
書き込んでくれたこと自体に深く感謝しています。
ありがとうございました。
それと同時に『神様のカルテ』は自分の体験と投影する作品だと
深川監督や映画プロデューサーが言ってたのを思い出しました。
「寄り添う」こと「見届ける」ことが実は出来なかった私だから。
白血病で大学病院に入院して私と姉が出かけた隙に息を引き取って
家族の誰にも看取られずに亡くなった離婚した父。
大腸がんで私立病院に入院し、大手術で今は通院で済んでいる母。
『神様のカルテ』は大学病院と私立病院での医師と患者の関係を
描きながらひとりの若い医師が末期がんのひとりになった老女との
出会いで、「寄り添う」ことの大切さや将来の方向性を考えて行く
そんな成長物語です。
最期に寄り添えなかったから、父の最期を知らないのが
心残りでもあり、でもいよいよという時に
初めて父から謝罪のような手紙をもらったのを思うと
もしかしたら分かっていたのかもしれないと思うんです。
だからでしょうか。
心残りのないようになるべく人と向き合って心で話しをしたいと
今は思いながら、それについてセンシティブになってしまうのは。
お盆だから、この話題がちょうどいいのかもしれない。
医療ドラマでもなく、ひとりの医師の心と患者さんの心と
看護婦や妻、彼の友達の心を大げさではなく丁寧に綴っているから
櫻井くんという国民的アイドルが主演であって
決してアイドル映画ではないんですよね。
こうやって色んな映画を繊細なくらい感じられるのは
父と母の体験や歩んだ道を子供として経験したことであって
多くの人と出会えて経験したお陰だから。
今思うとね、両親にも感謝してるんです。
それと、今日は8/20に公開になる映画『シャンハイ』
舞台挨拶付き特別試写会の司会をして帰って来ました。
『ザ・ライト』も撮ってるミカエル・ハフストローム監督は
今回が初来日。
渡辺謙さん、菊池凛子ちゃんも海外から帰って来ていて
2人とももちろん英語が喋れるので、謙さんが通訳のように
打ち合わせで時々、私と監督の仲介にもなってくれたり(笑)
太平洋戦争開戦前夜までの出来事をシャンハイを舞台に
戦争ではなく、あくまでもその時、彼らは何を守り
何を失ったのか……を描いている作品。
「これは戦争映画ではなく人間ドラマ」と言った
渡辺謙さんの締めのコメントが今も耳に残っています。