9日間に渡り、開催して来た東京国際映画祭。
ついにグランプリなどの賞の発表もあり
今年は『僕の心の奥の文法』が受賞したんデス。
映画祭最後のお仕事は
通訳の鈴木小百合さんと山根ミッシェルさんと一緒。
恒例のクロージングレセプションパーティー「感謝の夕べ」
審査員の根岸吉太郎監督のスピーチが印象的。
「審査員特別賞に新藤兼人監督の『一枚のハガキ』を選べた
のは、僕たちの方こそありがとうなんです」
授賞式で新藤監督が素敵なスピーチをしたからこの気持ち分かる。
「映画を撮り続けていたら気付けば98歳になってました。
僕もそうだったけれど、映画を撮りたくてもお金が集まらずに
撮れない若い監督がいっぱいいる」
みたいなコメントです。
芸術を作りたくても理想通りに作れない、発表できない環境。
今日、パーティーに来てた監督や期間中に偶然会った監督とか
話をすると出てくる言葉が
「企画はあるんだけどなかなかお金が集まらない」
「やっと映画を作れたから、公開のその時は宜しくね」
華やかに着飾ったパーティに見えても目に見えない苦労がある。
映画祭に来てくれ、声をかけてくれたお客さん。
映画人の人たち、そして映画祭に関わった人たち。
そして古くて懐かしい人たちが立て続けに再会に現れたり。
私にとっても驚きと刺激の日々でした。
終わったーーーっ!!
ありがとうございました!
