月別アーカイブ / 2010年10月



9日間に渡り、開催して来た東京国際映画祭。


ついにグランプリなどの賞の発表もあり

今年は『僕の心の奥の文法』が受賞したんデス。


映画祭最後のお仕事は

通訳の鈴木小百合さんと山根ミッシェルさんと一緒。


恒例のクロージングレセプションパーティー「感謝の夕べ」


審査員の根岸吉太郎監督のスピーチが印象的。


「審査員特別賞に新藤兼人監督の『一枚のハガキ』を選べた

のは、僕たちの方こそありがとうなんです」


授賞式で新藤監督が素敵なスピーチをしたからこの気持ち分かる。


「映画を撮り続けていたら気付けば98歳になってました。

僕もそうだったけれど、映画を撮りたくてもお金が集まらずに

撮れない若い監督がいっぱいいる」


みたいなコメントです。



芸術を作りたくても理想通りに作れない、発表できない環境。


今日、パーティーに来てた監督や期間中に偶然会った監督とか

話をすると出てくる言葉が

「企画はあるんだけどなかなかお金が集まらない」

「やっと映画を作れたから、公開のその時は宜しくね」


華やかに着飾ったパーティに見えても目に見えない苦労がある。


映画祭に来てくれ、声をかけてくれたお客さん。


映画人の人たち、そして映画祭に関わった人たち。


そして古くて懐かしい人たちが立て続けに再会に現れたり。


私にとっても驚きと刺激の日々でした。


終わったーーーっ!!


ありがとうございました!

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おはようございますっ。


名古屋の映画パーソナリティ松岡ひとみさんと

『スワロウテイル』『KILL BILL』『不夜城』『悪人』

『借りぐらしのアリエッティ』などなど

美術監督の種田陽平さんをフィーチャーした『映画人の視点』

を見に行って、種田さんの作品力はもちろん、気遣いある人柄に

更にファンになった伊藤さとりですо(ж>▽<)y ☆


話してない人に対して、種田さんが気遣ってふる様子なんか

見ていると、仕事で司会をする自分の日々の仕事に付いても

考えさせられるところが多かった……。



今日も映画祭でしっかり話しを引き出せる尋ね方をしなっくちゃ!



そしていよいよ今日開催します

「映画ナビゲーターズ」開催情報デス!!


来て下さい~~~っ。


★UTSREAM配信決定致しました!

お時間ある方は、奮ってご参加、ご視聴くださいね。


http://www.ustream.tv/channel/eiganabi


◎10/30(土)


ゲスト :古屋雄作 映像ディレクター


※モデレーター:伊藤さとり(映画パーソナリティー)


■開催時間 : 18:30~20:00(18:00開場)

■会場 : TIFF movie cafe

■入場無料 当日参加できます。

(※但し、定員に達し次第締切りとなります)

http://bunka-cho-filmweek.jp/filmnavigators/index.html


☆古屋雄作とは?

クルーザーの全作品を手掛ける企画・演出家

1977年愛知県生まれ。上智大学文学部卒。

大手制作プロダクションにて数々のお笑い・バラエティ番組に

携わりながら、2004年、仕事の合間を縫って

『スカイフィッシュの捕まえ方』の撮影を開始。

貯金を全額投入し、自主制作でデビュー作を完成させる。

2005年、退社しフリーに。

2006年、『スカイフィッシュの捕まえ方』が

ビクターエンタテインメントよりDVDとしてリリースされ

以降、オリジナル企画のDVD作品を次々に発表。

大ヒットとなった『スカイフィッシュの捕まえ方』は三部作

【国内編】、【サイエンスジャーニー編】、【板尾創路編】。

さらに、架空の言語学教授・碑文谷潤を作り上げた

『人を怒らせる方法』シリーズ
(『温厚な上司の怒らせ方』ほか)は口コミで火がつき

DVD作品からテレビ番組化されるという異例の逆転現象まで起こす。

この他にも、世界初・65歳以上の高齢者ばかりを主役にして

話題となったフェイクドキュメンタリー『R65』など

独自の視点によるヒット作を連発している。

また、「引きこもりミュージシャン・ノリアキ」の

プロデュースを手がけ、全PVを監督。幼なじみである

ベストセラー作家・水野敬也扮する『恋愛体育教師・水野愛也』に

構成・演出で参加。老人のみによるロックバンド「HEAVEN」を

プロデュースするなど、様々なフィールドで活動中。



TIFFでお客さんに、上映後の質疑応答の司会をすると思いマス。


質問の際、ライターさんや映画の仕事をしている人の中には

自分の意見や感想ばかり言って、尋ねるのではなく

「~?」の無い話しを俳優や監督にする人がいます。


相手はそれについて答えようも無く「はい」とか

「ありがとうございます」としか言えないのは当たり前。


だけどTIFFのお客さんの中には、しっかり明確に「(?)尋ねる」

質問をされる方も多くて、プロとして勉強&反省することも。


質問って、友達など気が知れてる関係以外は

「~?」で終わるのが相手への礼儀のような気がします。

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東京国際映画祭に今日も来てて『臍帯』の司会をしていました。


朝は、山陽放送と静岡放送でオンエアされてるリクエスト番組

『Straight music ~音のメッセージ』

に行って来ました(^-^)



そうそう、写真は東京国際映画祭の控え室にあるパネル。


この映画祭に来た俳優、監督に名前を書き込んでもらってマス。


探すといろんな人の名が!


さぁ、明日は18時半スタートで六本木ヒルズのムービーカフェで

『映画ナビゲーターズ』という企画トークショーで

「スカイフィッシュの捕まえ方」とか

ドキュメンタリーっぽく作った笑いを追求した番組を作ってる

映像ディレクター古屋雄作さんに来て頂いて映画な話を

たっぷり伺う一時間半の無料観覧イベント。


お客さん、沢山来て下さーい、と願いつつ

今夜は『不夜城』とかの美術監督、種田陽平さんの

トークイベントを夜に見て帰ります。

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