月別アーカイブ / 2010年01月

『食堂かたつむり』で柴咲コウちゃんクッキング!

 
と題しまして

柴咲コウちゃんに恵方巻きと豚汁を作ってもらったんです。


お客さんも交えて、マスコミ取材も入っての公開クッキングだから

司会というより、実況? 質問?


更に~

余貴美子さんと富永まい監督とコウちゃんと一緒に

しっかりお手製恵方巻き?かたつむり巻きと豚汁、頂きました(笑)


これが柴咲コウちゃんが「えい!」と作ったかたつむり巻き!


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準備したすし飯に巻くのは、下の材料。


うなぎ(蒲焼き)きゅうり 卵焼き 煮付けた人参

いなり揚げ(味付き) 桜でんぶ


これを順番にちょっとずつ間隔を空けて巻くだけ。


で、恵方巻きは本来、切らずに丸ごとガブリなんだけれど

映画にひっかけ、かたつむり巻きというので太巻きに変身。


コウちゃんも余さんも監督も「美味しい~!」「楽しい~!」


私もガブリと頂いたけど「美味しい~!」


西南西に向かって、今年は食べるそうな。


更に~、恵方巻きは「福を巻き込む」って意味合いだそう。


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そして、これが柴咲コウ特製、豚汁。


辛いのが好きなそうで、豚汁の上に七味がいっぱい。


細切れにした豚肉をごま油で炒め

野菜もこんにゃくも小口切りにしたら、一緒に炒めます。


その後、出し汁に入れて煮たら、合わせ味噌を入れる。


と、これだけ、お好みで七味をどうぞ~。


いやぁ、料理って深いわぁ。


芸術だわぁ、とコウちゃんも言ってたけれど


映画の中にはとっても魔法めいた料理が出て来ます。


ちなみにこれ……


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その後の『食堂かたつむり』舞台挨拶付き試写会で

振る舞われたスープストックさんで

2/21まで売っている「ジュテームスープ」。


映画では、失恋から言葉を失った倫子が、故郷に帰って

小さな食堂を作るんだけど、このジュテームスープも作って

スープを飲んだカップルは両想いになると村で噂になったんです。


そのジュテームスープをスープストックさんが再現したわけ。


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富永まい監督も私の目の前でご試食タイム。


「撮影の時のスープよりさっぱりしてる」と一口。


セロリとかリンゴとかゴボウとか色々入ってるんです。


食材に感謝して、祈るように愛情を込めて丁寧に丁寧に

食べる人への想いも込めて、料理を作る。


私は誰かの為に料理を作るのが好きデス。


特に好きな人へ作る工程が一番、好きかもしれない。


それと一緒で、私の為に作ってくれた料理なら

たとえそれが失敗作でも見た目が悪くても、美味しく感じる。


この映画が伝えてることって

料理は人との距離を縮め、愛情を込める一番の特効薬で

それぞれの食材の持つ特性を理解して

その味を引き出す料理を考えてあげるのと一緒で

人間も皆、ひとりひとり個性が違って

相性の合う人と一緒にブレンドされて

初めて個性が活かされるんだって。


そんな風に見るのは私だけなのかなぁ……。


恵方巻き、2/3に作ろうかな。


誰かに食べてもらいたい。

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冬でも、てぃだかんかんって言葉は使える?


「てぃだ(太陽)」が「かんかん」照りって沖縄の方言。


サンゴを養殖し、海に移植、産卵させることを諦めなかった

金城浩二さんの実話を映画化したんです。


今日はその金城さんが書いた原作の出版記者会見の司会。


映画で金城さん役の岡村隆史さんと、彼を信じて一番の応援者

妻を演じた松雪泰子さんも同席します。


本には金城さんの思いがいっぱいしたためられていて

奥さんへの感謝と家族への愛が詰まっていて

夢を叶えるヒントが隠されてました。


映画は、沖縄のサンサンと輝く太陽と岡村さんのキラキラした

まっすぐな瞳とまっすぐな思いが人の心に届き始める

魔法の瞬間が映し出されてる。


沖縄国際映画祭で、李闘士男監督と春名プロデューサーから

聞いてた企画がついに映画として産まれた発表の日。



でも私は、寒い今日、手にこれを握ってホテルに向かってマス。


今朝は、熱くなったコテをついに握ってしまったのデシタ。


ボケボケだから、この後の『食堂かたつむり』クッキング

のイベント司会が終わったら、後はゆっくり休も。

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会見場、とうちゃく。

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「なんだか胸いっぱいになりました」


 舞台挨拶が終わって、先に降壇していた堺雅人さんや竹内結子さん

 香川照之さん、貫地谷しほりさん達に向かって呟いた私デス。


 上映後の舞台挨拶は、お客さんの反応がリアルに出るから

 上映前とは全然違う緊張感があるんですよね。


 司会は一番最初にステージに上がるから温度を肌で感じちゃう。


 上映後の一回っきりの『ゴールデンスランバー』初日舞台挨拶。


 前回の完成披露試写会とほぼ変わらないフルメンバー。


 堺雅人さん、竹内結子さん、吉岡秀隆さん、劇団ひとりさん

 香川照之さん、濱田岳くん、貫地谷しほりさん、中村義洋監督。


舞台に上がった瞬間に、マイクで喋る前から私に向かってまで

拍手、拍手で、それって映画が素晴らしかったからの

素直な反射神経なんだと思うんですよ。


15年くらい映画の司会でステージに立ってるから分かる(笑)


鳴り止まない拍手と、お客さんから飛んで来る皆への呼びかけ。


「皆さんの感想を聞けたらと思いマス」


そう、ステージで堺さんが言うから


「声を出して感想を聞かせてもらえませんか?」と思わず聞いたら

「面白かった」「最高でした!」「良かった!」

 そして拍手が沢山、飛んできた。


ホントに素敵な舞台挨拶で、全ての舞台挨拶が終わって

皆が退場した後の私ひとりでのお客さんへのご挨拶にも

ずっと拍手をプレゼントしてくれて胸がいっぱいになって。


心から良いと感じる映画って、人を幸せな気持ちにする力がある。


だけどそれを作るには演技もそうだけれど人柄も良い俳優と

信頼される監督、心地良いスタッフの座組が揃わないと。


車の中でも歩いててもエレベーターでも控え室でも

ず~っとワイワイ、たわいないこと思いついたことを

楽しく皆でシェアし合って話してるキャストの皆さんだから。



そんな私は打ち上げに顔を出さず、東京ミッドタウンへダッシュ!


親友の誕生日を祝おうと、普段なかなかやらないちょっとお洒落な

名店でランチの予約なんかして、プレゼント渡して

バースデイケーキなんかも出してもらって……(笑)


でもやっぱり最後はくつろげるマイホームにて野菜中心の夕飯を

振る舞ったのですが……。


家に戻る前に、ミッドタウンの一階にあるTSUTAYA BOOKS?!

で、この本にひと目惚れして自分にプレゼントしたのです (^O^)/

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「ムーミン谷の名言集」


ムーミンの本での名言がいっぱい詰まっていて

バイブルになりそうなくらい、心にジンワリ染みるのデス。



この本の中にあった、私が大好きな名言をひとつ。


「いいひとだけど他のひとのことを

 てんで気にもとめてないような友達は、ぼくはいらいない。

 自分で自分がいやにならないようにするために

 いいひとでいるような友達も、いらない。

 こわがりの友達も、いらない。

 けっしてこわがらなくて、思いやり深いひとが、いい」


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 こわがりでも、やってみる勇気を握りしめた

 思いやり深いひとが、私はいいな。


 このブログを読むひとは、思いやり深いひとで、好き。


 風邪、まだちょっと引きずっているけれど

 おでこからは火傷のヒリヒリも消え、友達を見送って

 見上げた空はフルムーン、ほら。


 大きくて丸い月明かりは、愛に満ち溢れてます。


 だから皆さんへプレゼント。

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