月別アーカイブ / 2009年06月

伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba

私の小学校の先輩です。


東京は大森にある山王小学校の。


そして舞台でもドラマでも映画でも

登場すれば目を離したくても離せない!!


あの存在感!


顔から声から動きから纏う空気まで

「演技人」として生まれ落ちた人!


片桐はいりさん、どうですか?!


インタビューもしました。


AMラジオ10局ネットの私の番組『シネマJUMBO!』と

7月売りの雑誌『シネマスクエア』の連載ページ

「伊藤さとりのアーティストセッション」で。


素晴らしく面白くて独特の感性を持っているから

どっぷりと惹かれてしまいました。


そんな片桐はいりさんを4人のクリエーター陣

松尾スズキさん、板尾創路さん、CMプランナー赤松隆一郎さん

辛酸なめ子さん監督で、オムニバスショートドラマを作ったんです。


『片桐はいり4倍速』


このDVD発売記念トークショーの司会をします。



ゲストは、、、

片桐はいりさん、松尾スズキさん、板尾創路さんと超豪華!


7/11(土)

夜の新宿、テアトルタイムズスクエアで

刺激的な話しを聞きに来てみませんか?


詳細は、下記のHPに載ってます。

  http://www.stardustpictures.co.jp/katagirihairi4/



「私は演技をするのが好きだからこだわりは無いんです。

 監督の望む演技をするのが女優ですから」


選んでくれたからその人の望みに沿うように動く。


器の大きい人って、たしかにそう。


変幻自在の感性と広くて深い心と芯を持ってるから

愛され、安心され、必要とされるんだよあぁ。

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めっぽう意識するんですょ。


人の気持ちを(^_^;)


近くにフレッシュネスバーガーがあるんだけれど、お昼をそこで済ませようと席についたら、、、

女優さんっぽい人が隣の正面に、、、


っぽいと言うのは、顔を見てないから。


見たら悪いって思うものの、多分、きっと、何度か映画の舞台挨拶でご一緒してて、お話しもしたりして近所に住んでることも知った50代の大女優さん。


ベジタブルバーガーを頬張りながら耳だけ傾けると、一緒にいるのはどうやら現場マネージャー。


京都撮影所がどうだ、スケジュールがどうだ、本がどうだ、と言ってるし、声もあの髪の長さと背格好から、間違いない。


でも私は目を合わせない。


気付かないふり。


覚えてるわけないって。

プライベートの時間を邪魔しちゃいけないって。


知らないふりがスマートだって、と言い訳(^_^;)



そのくせ、確実に知られていると思う相手にはプライベートの場でも挨拶しなきゃとするんだから。



ただの臆病者なのね、覚えられてないのが怖いのダ(^_^;)


この気持ち、分かります?

 映画『MW-ムウ―』

 トークショー付き特別試写会の司会をして帰還。

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 オフィシャルカメラマンの奥野さんが

 私のバカ笑い司会写真もくれたのですが

 恥ずかしすぎて掲載出来ませんっっ(;^_^A


 お笑いコンビ NON STYLE の石田さんと井上さん。

 
 楽しい方達で、思わずツッコミを入れてしまい

 それも快く楽しんで頂いた素敵な方達でした。


 白と黒の服をいつも着ている男性2人のコンビなので

 白いスーツの玉木宏さんと黒い神父さん服の山田孝之さん

 という映画の衣装にもひっかけての公開直前イベント。



 7/4公開初日の『MW-ムウ―』

 
 山田孝之さんなどが登壇する初日舞台挨拶の司会もするので

 劇場でお会い出来たら良いですね(^∇^)


 深い悲しみの淵から憎しみが生まれ

 人がモンスターになるという人間の心が描かれている映画だけど

 人間がモンスターに変化したがゆえ、恐ろしい悲しみが訪れる

 という映画として見るべき作品を最近、試写で観たんです。



 『縞模様のパジャマの少年』(公開は8月です)


 ナチス将校のお父さんを持つ8歳のブルーノが

 お父さんの昇進で、家族で人里離れたお屋敷に引っ越すんです。


 唯一、屋敷の窓から見えるのは、裏庭の先にある農場らしく

 お揃いの縞模様のパジャマを着た人達が仕事をしている光景。

 
 幼いブルーノは、暇だし、友達も欲しいから

 親に行くなといわれてもこっそり行っちゃう。


 そこはフェンスで囲われていて、中には入れないけれど

 偶然、自分と同い年ぐらいの男の子がフェンスの向こう側に

 居たから親しくなるわけで。


 なにも知らないブルーノは、誰にも秘密でお腹を空かせた

 その子と遊びたくて毎日、食べ物とフェンス越しで遊べる

 遊び道具を持って会いに行くのだけれど。。。


 これは原作があってしかも寓話なんです。

 
 強制収容所の存在を知らず、無邪気に新しい友達が出来たと喜ぶ

 ドイツ人の少年の禁じられた友情とモンスターとなった大人達が

 招く悲劇を、私たち「人間」への「ある警告」として綴ってる。


 人種差別や争い、権力を持つことの恐ろしさ

 そして恐怖心からモンスターへと変身してしまう人間の愚かさ。


 監督は『ブラス!』や『リトル・ヴォイス』のマーク・ハーマン。


 純粋無垢な少年のまっさらな視点から見た世界が

 実は富と権力を持ってしまい、神と勘違いした大人達の

「欲」によって歪んでることに気づかされるという

 大切なメッセージがこもった作品でした。


 まあるい地球なんだから、皆、もとは同じなのにね。


 日々の忙しさや悲しい出来事が原因で

 誰かに言葉で攻撃をしたり、つらく当たったりと

 危害を与えるミニモンスターになりかねない。

 そんな時は、まあるい心とまあるい瞳で

「ささいなこと」と、優しい気持ちを呼び起こさなきゃなぁ(^o^;)

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