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(英国俳優、日本人気No. 1のタロン来日写真より)


子供の能力を侮ってはならないわ。


楽しいこと、好きなことを達成させるには

勉強ではなく、エンタテインメントの力で

伸びることを目の当たりにする今日この頃。


うちの娘なんか

ママからひらがなを学ぶのは好きじゃないくせに

大好きな、かななんにお手紙を書きたいからと

保育園で名前を書いて手紙を作っていたんだから。


そして、彼女の顔を見た瞬間

ダッシュで手作りプレゼントを渡した時の

満面の笑みときたら!

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かななんから貰ったプレゼントは

毎回、大事にしていて

3.4歳にして、これはかななんから貰ったものだと

しっかりと覚えている脅威!


ついでに言うと、娘の自分パフォーマンスの素晴らしさは

かななんのグリープ、アンジュルムのコンサートを見て

ファンへの話しかけ方や

スタートゥインクル・プリキュアのショーで

ステージからの話しかけ方を学び

魅せる語り方をマスターしちゃったのだから。


エンタテインメントってスゴイんだわよ。


この人、好き!

が原動力になり

映画を好きになったり、音楽を好きになったり

人によっては

それを仕事にしてしまうんだからスゴイ!


かくいう私も

小学生の時に、映画から薬師丸ひろ子に憧れ

中学生で、ワム!のジョージ・マイケルと

「ラ・ブーム」のマチューを好きになり

映画と音楽にズブズブハマって行きましたからね。


「その人が好き!」から

映画やドラマ、音楽に興味を持ち

趣味が原動力になって

そこから社会を知り

自分の心と向き合うことが出来る

偉大なるエンタテインメントよ。

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昨日試写で観た

人気ドラマの映画化「ダウントンアビー」も

エンタテインメントの中に

格差社会が生んだ固定概念の危険性や

同性愛は果たして悪なのか?

はたまた、女性は家を守るものと考えられた

男性社会への不満にまで

踏み込んでいながら

笑えてしまう痛快な人間ドラマだったし。


エンタテインメントって大事よね。


楽しく学べて

楽しみながら、考えることが出来るんだから。


そんなことを思いながら

来週水曜は

ライターのよしひろまさみちさんとトークショーします。


私たちが会った英国俳優、映画で見る英国紳士の魅力

そんなことを語らいながら

映画を愛でること、好きな俳優で映画を観る面白さを

皆で共有したいです。


いらして下さいね〜^_^

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本や映画作りについて考える。


映画の見方を考える。


ジェンダーについて考える。


1時間の中で

こんな思考へと変化していくとは

なんと不思議な経験でありました。


そもそもこのシンポジウムに参加しようと思ったのは

映画「閉鎖病棟 それぞれの朝」のトークショーで

元厚生労働事務次官の村木厚子さんとお仕事をしたのがきっかけで

村木さんが呼びかけ人となっている

「若草プロジェクト」に興味を持ったからなのですよ。


DVや性暴力など、様々な理由で

家に帰ることが出来なくなったり

心に傷を追っている

生きづらい若い女性たちを支援する団体です。


どうして若い女性なのか?


若い女の子がひとりで生きていく為

簡単にお金を稼ぐ手段は、身体を売ることが

やはり手っ取り早く

そこから抜け出せなくなり

恐ろしい大人たちにより

売春や薬物依存になってしまうケースが

非常に多いとのことなんです。


たしかに私が心理カウンセリングの学校に通っている時

仲良くなった大人しそうな可愛らしい女の子は

実は元ホテトル嬢で、過食症を繰り返していた

そうで

親との気薄な関係を話してくれました。


それもあって「若草プロジェクト」シンポジウムに

顔を出した昨日。


作家の山内マリコさんの基調講演が

演目に入っていました。


彼女の原作は映画になっていて

「アズミ・ハルコは行方不明」「ここは退屈、迎えに来て」

はとても好きな作品でもあり

このシンポジウムで

どんな話が聞けるのだろうと

密かに期待しながらその時を待っておりました。


結果は、

あぁ、きっと私はこのテーマに

取り組んでいかなきゃならないんだぁ。


という啓示を貰ったような感覚にとらわれ中です。


山内マリコさんが、語り出した一つ目。


女性作家が書く題材でもとめられるのは何か?


頭に浮かんだものは何か?


編集者から言われるのは

恋愛小説だそうです。


あぁ

映画も同じ。


女性監督が求められ、女性ライターや

私のような女性コメンテーターも

得意と思われがちな恋愛映画。


たしかに私は得意だと思う。


そこには

男女間の思考の違いやら

恋愛と仕事で必死に生きる女の子たちの

心が描かれていたりするから。


非現実的過ぎるキラキラムービーではなくね(笑)


そこには

心、が描かれているから。


山内マリコさんは

女性と性についても語りました。


恋愛小説を書きたくない理由は

恋愛を崇高と思えないから。


女性は、セックスについて

「身体を許す」という恋においての

特別なこととして表現し

男性は、全員ではないだろうが

多くの男性がセックスをゴール

ゲームでいうところのメダルゲットのようにして考え

セックスをした後は

する前より馴れ合いになってしまうという。


昔、作家になれたのも、監督になれたのも

男性であり

彼らが恋愛を描く上で登場する女性たちは

男性が思い描く理想の女性だから

男性の都合の良い女性にとして

世の中に広まっていったことで

女性はこうあるべきというイデオロギーが生まれ

「女は弱く、男と結婚し、子供を産む生き物」

が、男女共に植え付けられたのでは

と語ったのですよ。


そうね

確かに、改善されつつあっても

全体を通して見ると

社会的地位が未だ低い女性たち。


「若草プロジェクト」にSOSを出す女の子たちだって

お金=身体を売る、という概念を持ってしまうのは

路頭に迷う幼い彼女たちに

声をかける怖い男の大人たちだと言うし

私も中高生の頃

制服姿で歩いていると、あ、地元の大森ね。


知らない大人の男性が後ろからこう囁いてきた。


「3万?5万?いくら?ねぇ、払うよ、ホテル行こうよ」


そうやって、男性に求められている

そうやって、お金を稼いで自立出来る

と勘違いしてしまう子供たちもいるから。


フェミニストかと問われれば

きっとそこまでではないし

女であることで性的に嫌な思いをしたかと言われば

したほうかもしれないし

逆に得をしたほうかもしれない。


ただし

未来の女性になるであろう娘の親として

未来の女の子たちの為に思うのは

女の子は、男の人に頼って生きていく人間でもなく

女の子は、頭は悪くなく間違いなく良くて

女の子は、作家にだってなれるし

映画監督にだってなれるし

映画評論家にだってなれるし

弁護士にだってなれるのよ。


まあ、これらの職業は

まだまだ男性が多く占めているのも

上記の内容で理解出来ると思うけれど。


身体や外見ではなく、頭を使って生きていけるんだよ。


人に求められることではなく、好きなことを描き

好きな仕事を目指せば良いのよ。


そして

男の人は、理想の女の子を描くのならば

クレバーで自立した女の子をこれから沢山

生み出して欲しい。


過去の作家たちが生み出したか弱く儚く

男性が居ないと生きていけないような

女性たちを超えるくらいの人数を。


女の人は、ありのままの女性を描き

理想の女性を描くならば

あなたがなりたい女性を描いて欲しい。


なるべく、無理のない範囲で(笑)


あ、そう考えると

最近の若手の女性監督たちは

それをダイレクトに伝えている。


たとえば

山戸結希監督も「21世紀の女の子」
「ホットギミック ガールミーツボーイ」などで。


穐山茉由監督も「月極オトコトモダチ」で。


ふくだももこ監督も「おいしい家族」で。


箱田優子監督も「ブルーアワーにぶっ飛ばす」で。


社会が、私たち大人が、

男の子と同じくらい

女の子たちの才能を表に出すことで

男性も女性も自分の頭を使って自立出来ると知ったら

もっと優しい目で子供たちを見られたら

怖い大人たちの脅迫や甘い誘いに乗らずに

生きていけるのかも知れない。


未来は変えられる。

少しづつでも、出来ることから、今、ね。
























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「0.5ミリ」スバル座メモリアル上映最終日にて。


今になってこんなこと書きますが、


私が居て許される場所だったんですよ。


高校生の私が。


スバル座で映画が見られるという広告を見て

下校途中の有楽町にあるスバル座横のカフェで

バイトをして

沢山の名画を見て、時間を潰しました。


私にとって映画館というのは

自分の部屋みたいなものでした。


こんなこと、言っていいか分かりませんが

裕福ではなかったから

子供部屋も無いし

父親はとんでもなく厳しいし

帰りたくないし

お小遣い渡せないから

バイトをしていい、と言われ

バイト三昧の高校時代でした。


バイトが早く終わる日、バイトがない日は映画館。


だからスバル座は

毎週必ずくつろぐ居場所。


大学も行けなかったし

家族の為に

とにかく働かなきゃいけなかったから

すぐに就職したのだけど

そこに居た先輩が試写会マニアで

残業の無い日は、よく同行させてくれたのも運命。


一年半でOLを辞め、やがて

ただの映画ヲタクが映画紹介の番組を持て

映画界で司会の仕事をもらい

このスバル座で司会する最初の日

スバル座の支配人である足立さんに

今は無い隣のカフェバイトをしていたことや

そのお陰でスバル座で沢山映画を

見させてもらったことを伝えると

とても喜んでくれ

会うたびに、映画配給会社の人達に

その話をしてくれたのですよ。

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「エヴェレスト 神々の山巓」スバル座メモリアル上映にて


沢山の映画との出会い

沢山の映画人との出会い

沢山の映画館との出会い


映画の司会という仕事も出来たことが

映画製作者や映画宣伝部

映画興行主の人達との出会いに繋がり

映画を作り、宣伝し、上映するという

一連の流れを深く教えてもらう結果になりました。


洋画と邦画では

関わり方もまた少し違うのも分かり

仕事にしていくうちに

映画を好き、以上に、映画を作る人も好き、に

バージョンアップして参りまして。


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「教誨師」スバル座メモリアル上映にて


小学生の私も、中学生の私も

高校生の私も

間違いなく、映画にすがって生きてきて

今とは想像出来ないくらい

目立つことも好きでは無く

人付き合いも好きでは無く

会話も上手く無く

とにかく

好きな映画と洋楽だけで世界は回っていて良い

と思っていた人でした。


グループ活動もヘタレ。


何故、今の私が誕生したのかも分からない。


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「道 白磁の人」スバル座メモリアル上映にて


ただ思い当たるのは

淀川長治さんのテレビでの映画解説のマネばかりしていたこと

あとは

どうせ一度きりの人生なら

自分で稼ぐ人生なら

好きなことで生きていきたい

映画という仕事しかしたくない

そう、当時、思っていたこと。


映画の力ってスゴイ。


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「二宮金次郎」スバル座メモリアルプレ上映にて


そして映画館ってスゴイ。


人の人生をこうまで動かしてくれるんですよ。


しかもね

スバル座には

映画愛が沢山詰まっていたから

何度も何度も通い続け

居心地の良さも抜群で

洋画から邦画まで

心にダイレクトに届く映画ばかり上映していたから。


53年の歴史を閉じるスバル座で

「0、5ミリ」上映後の

安藤桃子監督や安藤サクラちゃんが

涙を流したのも

劇場との別れや、初日舞台挨拶の思い出や

なによりこの映画作りへの強い思い入れと

共演した津川雅彦さん達との日々も

あったのかもしれない。


もう、もらい泣きしてしまった。


しかも、今、観るとまた違う観点で感情がブルブル震えていたのです。


このスバル座メモリアルで司会のお手伝いを

することになって

スバル座で映画を一度観た作品を

見直したりしていたら

支配人、足立さんの作品選びこそ

映画人への愛の塊なんだと気付かされました。


大好きでした、スバル座。


育ててくれてありがとう。


そして、居ていいよと言わんばかりに

時間を忘れさせてくれ

癒してくれた映画館の存在は

偉大でした。


ありがとうございました。

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