三条小屋には5つの煙突がある

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それだけが山暮らしには欠かせないものなのだ。小屋番で一番初めに教わったのも、火の燃し方だった

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今まで経験のなかった火付けはなかなか難しい。オーナーのヒロさんからフワッとしたことを教わり、去年の冬は悪戦苦闘し続けていた薪ストーブの火付け。今年はほとんど失敗させずに着火させられるようになった。

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燃焼の3要素火源可燃物酸素についてはよく知っているが、空気の流し方とか薪の組み方とか着火剤の選択とか色々コツがある。何より一番大事なのはそのものの質

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カラカラに乾いている細身の薪が2.3本あれば、さほど苦労はほとんどない。逆に湿っぽいズングリな薪では相当頑張らなければ火付けは成功しないというわけだ。

じゃあ湿っぽい薪など要らないのか、というとそういうわけではない。湿っている分、なかなか完全燃焼しないが、火力を抑えたいとき(煮込み料理燻製など)・弱く長く使いたいとき(就寝中風呂の追い焚きなど)には便利だ。
また、薪ストーブの奥で乾かしてメインの薪がオキになってから手前に引き寄せれば、轟々と燃える。いわばスーパーサブの役割を担う存在でもある

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薪拾いや薪割りのとき、『コイツはどんな働きをするかなぁ』と思いながらやると、薪のサイズもこーしてあーしてと色々考えてやってやれる。


薪の乾燥も大事な準備だ

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日当りの良い場所はなるべく空けずに組んで即戦力を確保しなければならない。


木屑(キクズ)・木っ端(コッパ)も活用できる

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薪割りで出た半端なコッパや木工で出たキクズは、まさに塵も積もれば山となるで、ストーブの中でスーパーサブとして使えるのだ

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着火剤はビールやジュースの段ボールがメインだが、他にもトイレットペーパーや紙皿、タマゴケースなどもよく使う。灰は畑の肥料として使うため、燃え残る銀紙やプラ系のものは入れないように気をつけている


初めの着火に苦労しないように、フライパンの油残りはペーパーで拭きとり取っておくというのも生活の知恵の1つ。排水の油汚れも減れば一石二鳥というもの

火を使うからこそ、クズでもカスでも役に立つ道具になる。生かすも殺すも僕ら次第。

人として生まれた以上、頭を使って生きなきゃと思う今日このごろだ

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(※小屋番のボヤキは続きます)