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「令和」についてその出典を中心に様々な報道がなされた一日でした。
万葉集巻五を取り出し梅花32首を読んでみた。
九州に転勤を命ぜられ、当地で愛する妻を失った大伴旅人が九州任官の人達と集って梅の花を愛でる歌会を開いた時のものです。その中には山上憶良もいました。

詠まれた歌は純粋に梅、鶯、雪などの自然を詠んだもので平凡なものが多く、僕的には感銘を受けるものはなかった。

首相談話では万葉集と云う日本の古典から採用し、防人や女性の歌も含まれる幅広い人々の日本の美しい心が詠まれているとの説明があった。

しかし梅花32首は宴での歌であって庶民の心情が込められた歌ではない。

日本の古典からの採用を述べた首相だったが、大伴旅人は博識があり漢詩もよくこなしたのでその舒を読むとよく分かる。
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また発表と同時に中国文学者からも多くの意見が寄せられた。
遡ること後漢の時代、安帝によって登用され順帝に使えた張衡の『帰田賦』 (文選正文 巻之三)にその起源があるとする意見が多数を占める。
張衡は愚帝とそれを取り巻く側近の宦官達の無策・横暴による乱れた政界に絶望して野に下り故郷へ帰る決意を詠んだ時の漢詩です。

何故か今の政治状況と似ているのは僕のうがった見方か??

また「令」について命令の令で圧迫感や上から目線を感じると云う声もあるが「令」には色々な意味があり梅花32首で使われた「令月」は良いもしくは好いと云う意味で使われている。

元号廃止問題は戦後の一時期話題になったことがあり、その時は過激な歴史修正主義の保守団体「日本会議」(現在名)の反対によって実現しなかった。

僕自身は煩わしいだけでその必要性は認めていない立場をとります。
これを機会に私的文章では元号を使わないつもりです。

大騒ぎしている報道に嫌気がしていましたので一言述べさせていただきました。

梅花32首の中で惹かれた歌を一首
  はるされば   まづ咲く宿の   梅の花
           独り見つつや   春日暮(くら)さむ
                     筑前守山上太夫 (憶良)
愛妻を亡くした大伴旅人を思いやっての歌です。

また長いブログになってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございますm(。_。)m

寒さがぶり返しているようです。 お身体には十分気をつけてくださいね!!

素敵な一日としてください!!





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