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Megane:J.F.REY BOZ

メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:
フランス マルセイユから届くメガネ、J.F.REYのレディースライン、BOZ。
マルセイユは、デュマのモンテクリスト伯の舞台ともなった港町です。

Fashion:
パープルのメガネに合わせて、バーガンディのパンツをコーディネートしてみました。
このメガネは、ちょっとおめかししたときの、
綺麗めワンピースにもよく似合います。
テーマは「小悪魔」。
メイクは、ルナソルのピンク系で統一。
ボルドー系の深いぶどう色の赤を合わせて、
小悪魔な女性を演出してみました。

Book:谷崎潤一郎「刺青」
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この足こそは、やがて男の生き血に肥え太り、
男のむくろを踏みつける足であった。
「男と云う男は、皆なお前の肥料になるのだ。」
「親方、お前さんは真先にわたしの肥料になったんだねえ」

谷崎といえば!文ストのこのコンビ!は、おいておくとして。
大文豪、谷崎潤一郎の処女作です。
わたしは谷崎潤一郎が大好きで、
痴人の愛、卍、瘋癲老人日記、と読みましたが、
さすが、大変態、谷崎潤一郎。
処女作ですら、その後の「足」に纏わる性的嗜好や、
女性賛美主義というべき片鱗が、あちこちに垣間見えます。

谷崎は、女性遍歴もとても華麗です。
でも、谷崎に心惹かれる女性の多さに、作品を読んでいると、何となく納得してしまうんですよね。
美味しいもの。
綺麗なもの。
芸術的な感性。
そういうものを谷崎は持っていて、なおかつ「女性が大好き」。
その造詣の深さから、谷崎の周りにいる女性は、大変ながらも、
谷崎に磨かれて、綺麗に育って行くように感じてなりません。

そして、最期に、白状致しますとね、
谷崎作品に出てくる女性が、
わたしは、大好きなのでございます。
ワガママで自由奔放、本能のままに生きている。
「女性」という性を、謳歌している。
そう、まるで、猫のように。
そんな姿にきっとわたしだけでなく、
世の多くの男性が惹きつけられるから、
谷崎作品の女性たちは、
永遠のファム・ファタールであり、
今もなお、読み継がれ続ける名作文学なのだろうと感じます。

「女性たちよ、いつまでも美しく。
そして、小悪魔であれ。」


Lip:レブロン55番

このメガネの別コーディネートver.は、なぎさInstagramをご覧ください。
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*メガネ:J.F.Rey / J.F.Rey BOZ
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728