月別アーカイブ / 2018年03月

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Megane:J.F.REY BOZ

メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:
フランス マルセイユから届くメガネ、J.F.REYのレディースライン、BOZ。
マルセイユは、デュマのモンテクリスト伯の舞台ともなった港町です。

Fashion:
パープルのメガネに合わせて、バーガンディのパンツをコーディネートしてみました。
このメガネは、ちょっとおめかししたときの、
綺麗めワンピースにもよく似合います。
テーマは「小悪魔」。
メイクは、ルナソルのピンク系で統一。
ボルドー系の深いぶどう色の赤を合わせて、
小悪魔な女性を演出してみました。

Book:谷崎潤一郎「刺青」
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この足こそは、やがて男の生き血に肥え太り、
男のむくろを踏みつける足であった。
「男と云う男は、皆なお前の肥料になるのだ。」
「親方、お前さんは真先にわたしの肥料になったんだねえ」

谷崎といえば!文ストのこのコンビ!は、おいておくとして。
大文豪、谷崎潤一郎の処女作です。
わたしは谷崎潤一郎が大好きで、
痴人の愛、卍、瘋癲老人日記、と読みましたが、
さすが、大変態、谷崎潤一郎。
処女作ですら、その後の「足」に纏わる性的嗜好や、
女性賛美主義というべき片鱗が、あちこちに垣間見えます。

谷崎は、女性遍歴もとても華麗です。
でも、谷崎に心惹かれる女性の多さに、作品を読んでいると、何となく納得してしまうんですよね。
美味しいもの。
綺麗なもの。
芸術的な感性。
そういうものを谷崎は持っていて、なおかつ「女性が大好き」。
その造詣の深さから、谷崎の周りにいる女性は、大変ながらも、
谷崎に磨かれて、綺麗に育って行くように感じてなりません。

そして、最期に、白状致しますとね、
谷崎作品に出てくる女性が、
わたしは、大好きなのでございます。
ワガママで自由奔放、本能のままに生きている。
「女性」という性を、謳歌している。
そう、まるで、猫のように。
そんな姿にきっとわたしだけでなく、
世の多くの男性が惹きつけられるから、
谷崎作品の女性たちは、
永遠のファム・ファタールであり、
今もなお、読み継がれ続ける名作文学なのだろうと感じます。

「女性たちよ、いつまでも美しく。
そして、小悪魔であれ。」


Lip:レブロン55番

このメガネの別コーディネートver.は、なぎさInstagramをご覧ください。
→→→

*メガネ:J.F.Rey / J.F.Rey BOZ
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

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メガネ:
メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:KAMURO(カムロ)
宝石が大好きなSAKAIの店長が一目惚れしたメゾン"KAMURO"は、
ショップオーナーである禿 大悟(かむろ だいご)が「美・観・楽・遊」のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンしたとても小さな眼鏡店が始まりでした。
試行錯誤を繰り返すうち、導き出された答えは、ヨーロッパ製の「楽しい眼鏡」をイメージし、
日本人の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事、ということでした。
幾つになっても女性は、可愛い物、綺麗な物が大好き!難しい理屈抜きで、とにかく「直感で!」女性の方に手に取って頂きたいメガネです。

Fashion:
全体的に無彩色な印象の小説なのと、
華族の令嬢、聡子の持つ、透明感、上品さ、清楚さをイメージして、
白ベースのパールのついたニット、アクセサリーもパールのネックレスで、透明感をテーマに仕上げてみました。
観葉植物をイメージしたブラウンのメガネ・Peperomiaには、上品さの中にも、女性らしさ、そして「春」を意識して、ハッキリしたピンクのリップを合わせました。

Book:三島由紀夫「春の雪」
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「藤はいつも花ざかりで、
女たちは日差しを避けて藤棚の下に集うた。
いつもよりひとしお念入りにお化粧をした
女たちの白い顔には
花の藤色の影が、優雅な死の影のように落ちた。」

三島由紀夫の遺作となった、豊穣の海シリーズ第1巻、春の雪より抜粋です。
映画にもなったので、ご存知の方も多いはず。
夢見がちなお坊ちゃん、清顕と、華族のお嬢様、聡子の禁じられた恋物語。
禁じられたとか言ってるけど、端的に要約すると、悲恋に身を投じたいのか何なのか、
聡子が好きなのに、清顕がそれを認めずにグズグズとしてるから、聡子が業を煮やして天皇家と婚約。

「ちょっ。え。聡子、え、マジ?やっぱオレ、聡子、好きやわー!」

みたいな感じで自分の気持ちに気付いた清顕は、聡子の乳母に橋渡しをしてもらい、色々あった結果、聡子、妊娠、縁談も破談、そして聡子ちゃん、世を憂いて出家。

という物語です。被害者は、この2人の周りの人、聡子の婚約者の方かと。
清顕が素直に好き!と伝えていれば、ハッピーエンドで、悲劇にならなかったのに。
こんな感じで、何とも鬱陶しい内容の鬱陶しい2人が、三島由紀夫の手にかかると、なんとも優雅で美しい文学に変わってしまうので、やはり天下の三島由紀夫、侮れません。
そして随所に散りばめられる、三島の死生観。
唯識論、阿頼耶識、輪廻転生。
これを知った上で読むと、市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げた、三島の違った一面が見えてきますよ。

余談ですが、あの絢爛豪華な松枝侯爵邸のお家は、明治村に移築された、西郷従道邸がモデルになっているようです。

Lip:YSL NO.13

このメガネの別写真ver.は、なぎさInstagramをご覧ください。
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*メガネ:KAMURO(カムロ)
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

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メガネ:
メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:KAMURO(カムロ)
宝石が大好きなSAKAIの店長が一目惚れしたメゾン"KAMURO"は、
ショップオーナーである禿 大悟(かむろ だいご)が「美・観・楽・遊」のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンしたとても小さな眼鏡店が始まりでした。
試行錯誤を繰り返すうち、導き出された答えは、ヨーロッパ製の「楽しい眼鏡」をイメージし、
日本人の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事、ということでした。
幾つになっても女性は、可愛い物、綺麗な物が大好き!難しい理屈抜きで、とにかく「直感で!」女性の方に手に取って頂きたいメガネです。

Fashion:
三日月をイメージして作られたモデル、麗-Rei-。
月といえば、しっとりとした、どこか、女性的な神秘的さがありますよね。
フロントのゴールドに合わせて、アクセサリーのネックレスもゴールド×パール、カットソーもゴールドラメのボウタイニットを選んでみました。
パールは、金色夜叉より、お宮と貫一の涙をイメージです。
リップは、黒に合わせて、赤です。
黒赤の組み合わせこそ、大人の女性!という感じ。
しっとりとした、大人の色香漂う雰囲気に仕上がるメガネです。

Book:尾崎紅葉「金色夜叉」

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尾崎紅葉「金色夜叉」より

「来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、
月が……月が……月が……曇ったならば、宮さん、
貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ。」

月といえば、やはりこの名言!
尾崎紅葉の、金色夜叉!
といいつつ、画像は、文豪ストレイドッグスの尾崎紅葉です。笑
しかもポートマフィアだから、強いのなんの。
話を戻して。
尾崎紅葉の金色夜叉は要約すると、自分の許嫁がお金に目が眩んで、他の人と婚約してしまうお話なんですよね。
熱海の海岸で、お宮を足蹴にする貫一の絵が印象的でしょうか。
月に纏わる文学小説より、でした。

Lip:ANNA SUIレッド

このメガネの別コーディネートver.は、なぎさInstagramをご覧ください。
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*メガネ:J.F.Rey / J.F.Rey BOZ
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

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