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Megane:TART OPTICAL ARNEL(タートオプティカルアーネル)

メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:
1948年、ニューヨークに設立したタート社は小さい眼鏡店でしたが、どこにも負けない品質を維持し続けておりました。
タート社といえば、知っている人は知っている、業界におけるレジェンドとして、今なお語り継がれているメゾンです。
その伝説を尊敬して、日本で鯖江の技術によって、新たにTART OPTICAL ARNEL(タートオプティカルアーネル)がスタートしました。
1955年、ジェームスディーンも、愛車はポルシェ、ジーンズはLee、煙草はWinstonと、物にこだわった彼が愛用していたモデルを、忠実に再現、そして復刻しました。

Fashion:
Tops:ユニクロ
Shirts:ユニクロ
このアーネルですが、カジュアルな服装にとてもよく似合います。
季節柄、ボーダーの季節ということもあり、ユニクロのボーダートップスに合わせてみました。
彩りも考えて、ネクタイ巻きに結んだスカーフをサッと合わせてみました。
リップはカジュアルになり過ぎないように、YSLのNo.13。
カジュアルな中にも、上品さと清潔感をプラスすることで、大人のステキなメガネ美人になります♪


Book:J.D サリンジャー

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ライ麦畑のつかまえ役、
そういったものに僕はなりたいんだよ。
僕は耳と目を閉じ
口を噤んだ人間になろうと考えた。

アメリカ文学といえば、わたしの中では、やっぱりサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」です!
実はわたし、これをちょうど17歳の頃に、まさしく通過儀礼のように学校の図書館で借りて読みました。
しかし、野崎孝訳がちっとも肌に合わなくて、ホールデンコールフィールドが、微塵も身近な存在に感じられず、大人になりました。
でも、このライ麦畑。
色んな映画やアニメに度々登場するんですよ。
代表的な作品だと、攻殻機動隊、ジョンレノンを殺害した時に、ライ麦畑を持っていたという、マーク・チャップマンでしょうか?
その度に、

「おかしい…こんなに影響を受けまくっている人がいるのに、わたしは、なぜだ…」

と理解できずに、もやもやした気持ちになるので、
数年前、意を決して、野崎孝訳ではなく、村上春樹訳で再チャレンジ!
その結果、元々村上春樹が好きだったわたしは、
まるで干からびた大地に水が潤っていくように、ホールデンコールフィールドが身近な存在として感じたんです。
わたしは村上春樹の描く、インテリなホールデンが好きでした。
しかし、時既に遅し……
わたしは大人になってしまっておりました……
いまでも思うのは、あの時、野崎孝ではなく、村上春樹訳で読んでいたら……
もう少し、色んな考え方があの時、出来ていたのかな、と悔やまれます。

余談ですが、後にアメリカへ旅行にいった弟が、アメリカ自然史博物館に訪れた写真を見せてくれました。
さすがに、アヒルの池、セントラルパークには行かなかったようですが、
これが、ライ麦畑で出てきた博物館かー!と感動したのを覚えています。

良い小説との出逢いは、人生も変わる。
ぜひ10代のうちに手に取ってほしい作品です。

Lip:YSL No.13

このメガネの別コーディネートver.は、なぎさInstagramをご覧ください。
→→→

*メガネ:TART OPTICAL ARNEL(タートオプティカルアーネル)
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

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Megane:J.F.REY BOZ

メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:
フランス マルセイユから届くメガネ、J.F.REYのレディースライン、BOZ。
マルセイユは、デュマのモンテクリスト伯の舞台ともなった港町です。

Fashion:
パープルのメガネに合わせて、バーガンディのパンツをコーディネートしてみました。
このメガネは、ちょっとおめかししたときの、
綺麗めワンピースにもよく似合います。
テーマは「小悪魔」。
メイクは、ルナソルのピンク系で統一。
ボルドー系の深いぶどう色の赤を合わせて、
小悪魔な女性を演出してみました。

Book:谷崎潤一郎「刺青」
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この足こそは、やがて男の生き血に肥え太り、
男のむくろを踏みつける足であった。
「男と云う男は、皆なお前の肥料になるのだ。」
「親方、お前さんは真先にわたしの肥料になったんだねえ」

谷崎といえば!文ストのこのコンビ!は、おいておくとして。
大文豪、谷崎潤一郎の処女作です。
わたしは谷崎潤一郎が大好きで、
痴人の愛、卍、瘋癲老人日記、と読みましたが、
さすが、大変態、谷崎潤一郎。
処女作ですら、その後の「足」に纏わる性的嗜好や、
女性賛美主義というべき片鱗が、あちこちに垣間見えます。

谷崎は、女性遍歴もとても華麗です。
でも、谷崎に心惹かれる女性の多さに、作品を読んでいると、何となく納得してしまうんですよね。
美味しいもの。
綺麗なもの。
芸術的な感性。
そういうものを谷崎は持っていて、なおかつ「女性が大好き」。
その造詣の深さから、谷崎の周りにいる女性は、大変ながらも、
谷崎に磨かれて、綺麗に育って行くように感じてなりません。

そして、最期に、白状致しますとね、
谷崎作品に出てくる女性が、
わたしは、大好きなのでございます。
ワガママで自由奔放、本能のままに生きている。
「女性」という性を、謳歌している。
そう、まるで、猫のように。
そんな姿にきっとわたしだけでなく、
世の多くの男性が惹きつけられるから、
谷崎作品の女性たちは、
永遠のファム・ファタールであり、
今もなお、読み継がれ続ける名作文学なのだろうと感じます。

「女性たちよ、いつまでも美しく。
そして、小悪魔であれ。」


Lip:レブロン55番

このメガネの別コーディネートver.は、なぎさInstagramをご覧ください。
→→→

*メガネ:J.F.Rey / J.F.Rey BOZ
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

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メガネ:
メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:KAMURO(カムロ)
宝石が大好きなSAKAIの店長が一目惚れしたメゾン"KAMURO"は、
ショップオーナーである禿 大悟(かむろ だいご)が「美・観・楽・遊」のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンしたとても小さな眼鏡店が始まりでした。
試行錯誤を繰り返すうち、導き出された答えは、ヨーロッパ製の「楽しい眼鏡」をイメージし、
日本人の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事、ということでした。
幾つになっても女性は、可愛い物、綺麗な物が大好き!難しい理屈抜きで、とにかく「直感で!」女性の方に手に取って頂きたいメガネです。

Fashion:
全体的に無彩色な印象の小説なのと、
華族の令嬢、聡子の持つ、透明感、上品さ、清楚さをイメージして、
白ベースのパールのついたニット、アクセサリーもパールのネックレスで、透明感をテーマに仕上げてみました。
観葉植物をイメージしたブラウンのメガネ・Peperomiaには、上品さの中にも、女性らしさ、そして「春」を意識して、ハッキリしたピンクのリップを合わせました。

Book:三島由紀夫「春の雪」
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「藤はいつも花ざかりで、
女たちは日差しを避けて藤棚の下に集うた。
いつもよりひとしお念入りにお化粧をした
女たちの白い顔には
花の藤色の影が、優雅な死の影のように落ちた。」

三島由紀夫の遺作となった、豊穣の海シリーズ第1巻、春の雪より抜粋です。
映画にもなったので、ご存知の方も多いはず。
夢見がちなお坊ちゃん、清顕と、華族のお嬢様、聡子の禁じられた恋物語。
禁じられたとか言ってるけど、端的に要約すると、悲恋に身を投じたいのか何なのか、
聡子が好きなのに、清顕がそれを認めずにグズグズとしてるから、聡子が業を煮やして天皇家と婚約。

「ちょっ。え。聡子、え、マジ?やっぱオレ、聡子、好きやわー!」

みたいな感じで自分の気持ちに気付いた清顕は、聡子の乳母に橋渡しをしてもらい、色々あった結果、聡子、妊娠、縁談も破談、そして聡子ちゃん、世を憂いて出家。

という物語です。被害者は、この2人の周りの人、聡子の婚約者の方かと。
清顕が素直に好き!と伝えていれば、ハッピーエンドで、悲劇にならなかったのに。
こんな感じで、何とも鬱陶しい内容の鬱陶しい2人が、三島由紀夫の手にかかると、なんとも優雅で美しい文学に変わってしまうので、やはり天下の三島由紀夫、侮れません。
そして随所に散りばめられる、三島の死生観。
唯識論、阿頼耶識、輪廻転生。
これを知った上で読むと、市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げた、三島の違った一面が見えてきますよ。

余談ですが、あの絢爛豪華な松枝侯爵邸のお家は、明治村に移築された、西郷従道邸がモデルになっているようです。

Lip:YSL NO.13

このメガネの別写真ver.は、なぎさInstagramをご覧ください。
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*メガネ:KAMURO(カムロ)
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

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