_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2755.JPG

yMUYqt3DS4.jpg

fjMXcKjl3U.jpg
megane:
メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:KAMURO(カムロ)
宝石が大好きなSAKAIの店長が一目惚れしたメゾン"KAMURO"は、
ショップオーナーである禿 大悟(かむろ だいご)が「美・観・楽・遊」のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンしたとても小さな眼鏡店が始まりでした。
試行錯誤を繰り返すうち、導き出された答えは、ヨーロッパ製の「楽しい眼鏡」をイメージし、
日本人の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事、ということでした。
幾つになっても女性は、可愛い物、綺麗な物が大好き!難しい理屈抜きで、とにかく「直感で!」女性の方に手に取って頂きたいメガネです。

Fashion:
濃紺のレースのカットソーに、ピンク×パールの女性らしさを演出してくれるメガネを合わせて、
リップは秋を意識して、葡萄色のリップを選んでみました。
アイラインも少し長めで、猫のように気まぐれでミステリアスな女性像を演出です。

Book:谷崎潤一郎「春琴抄」

_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2756.JPG

お師匠様。
私は「めしい」になりました。
もう一生涯、お顔を見ることは、ござりませぬ。

佐助、それはほんとうか。

ほんとうの心を
打ち明けるなら
今の姿を、
外の人には見られても
お前にだけは、見られとうない。

それをようこそ
察してくれました。

ここでも繰り返し書いている通り、わたしは谷崎作品が大好きだ。
共とすれば、単なる日活浪漫ポルノになり得ない世界観を、
きっちり文学作品として昇華させる谷崎の手腕が毎度ながら素晴らしいと感じる。

春琴抄は、盲目の三味線奏者・春琴に丁稚の佐助が献身的に仕えていく物語。
ふとしたことがきっかけで、熱湯を浴びせられ、
顔に大やけどを負ってしまった春琴。
その春琴の顔を「一生涯見ないため」に自らも「盲人」となる生を選択する佐助。
マゾヒズム小説と名高い。

自らも「盲人」の生を選択する佐助の姿に、
「幸せ」の価値観は人それぞれ、と感じる。
春琴と佐助の間には何人か子供が出来るけれど、
亡くなった後も、少し離れたところに別々のお墓を持つ二人。
結局、死後も、師匠と弟子という関係性は変わらなかった二人。
ここでもまた人生の価値観は「結婚」と「子育て」だけではないということを感じる。
愛する人が例えどんな姿になったとしても、その人を一途に愛し続ける。
盲人になった佐助のまぶたの裏には、いつまでも綺麗なままの「春琴」が存在している。
「佐助」のひたむきな姿に、わたしは心打たれるものを感じた。



Lip:ANNA SUI

*メガネ:KAMURO(カムロ)
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

m7XSjLvCLi.jpg

megane:
メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:KAMURO(カムロ)
宝石が大好きなSAKAIの店長が一目惚れしたメゾン"KAMURO"は、
ショップオーナーである禿 大悟(かむろ だいご)が「美・観・楽・遊」のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンしたとても小さな眼鏡店が始まりでした。
試行錯誤を繰り返すうち、導き出された答えは、ヨーロッパ製の「楽しい眼鏡」をイメージし、
日本人の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事、ということでした。
幾つになっても女性は、可愛い物、綺麗な物が大好き!難しい理屈抜きで、とにかく「直感で!」女性の方に手に取って頂きたいメガネです。

Fashion:
濃紺のワンピースに、まるで長崎の五島で出逢った教会のステンドグラスのようなメガネを合わせてみました。
リップは、ANNA SUIの深紅のレッドを合わせて、
ハッと目を奪われるような、大人の女性の色気を演出してみました。

Book:楠本まき「Kの葬列」

qvGD0N7BUQ.jpg
丘の上で弔いの鐘が鳴っている。
夢の亡霊に、取り憑かれちゃったのよ。

時々ここでも取り上げることの多い、
敬愛して止まない、クリエイター、楠本まきちゃんの一冊。
後者の言葉は、文学がアイデンティティであるわたしが、
珍しく「大切な人」に選んでもらった言葉。
理性と感性の狭間で、
うつろいながら時を刻む彼の言葉は、
わたしが、まったく選ばない「言語」だった。
そうか、これがあの人の見ている世界なのか。
後にも先にもそれは、意味のある、新鮮な一文となった。

この本に出逢ったのは、わたしが10代の頃。
随所に散りばめられている、マザーグースの言葉、
そしてルドン、梶井基次郎へのオマージュを感じるその世界観に、一瞬で虜になった。
いつかまきちゃんの世界に住んでみたい。
そう思いながら、大人へとひた走り、
今に至っているように感じる。
ときどき思い出したように、何かに浸りたいときに、今でもKの葬列を開いている。
行間のなかに鬱々として息づいている、
10代の頃の「わたし」に出逢えるような気がして。

Lip:ANNA SUI

*メガネ:KAMURO(カムロ)
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

DlL0a45S3U.jpg

Megane:J.F.REY BOZ

メガネにはそれぞれ「ストーリー」があります。
夜空にぽかりと浮かぶ月のように、フッと浮かんだイメージを元に、
写真を撮ったり、コーディネートしています。
ここではInstagramで撮ったメガネの別コーディネートや、メガネに対してもっと伝えたいことを、ゆるりと書いていきます。

Maison:
フランス マルセイユから届くメガネ、J.F.REYのレディースライン、BOZ。
マルセイユは、デュマのモンテクリスト伯の舞台ともなった港町です。

Fashion:
お気に入りのVivienne westwoodの薄いグリーンのトップスに合わせて、
葉脈をイメージしたであろう、オーバルのメガネを合わせてみました。
濃いグリーン系のお色は、肌色の白さを際立たせてくれます。
眉毛と、フレームのフロントカーブをあわせることで統一感が出て、表情がより綺麗に見えることが、ワンポイントの工夫。

Book:楠本まき「恋愛譚」

l9HJok3Dmd.jpg
さようなら
私の愛しい
33と3分の1匹の蛆虫達。

そして

瘡蓋が剥がれると同時に
すべてを
忘れた。

人生で、もっとも影響を受けた「クリエイター」は?

そう聞かれたら、間違いなく「楠本まき」の名前を挙げる。
10代の終わり。
まるでカゲロウのように、一瞬で過ぎ去る儚い時間に、寄り添ってくれた本の一冊。
今でも変わらず、楠本まきの世界観が好き。
これは「恋愛」についての物語。
世の中の夢見る女の子たちは、
「白馬に乗った王子様」信仰を、信じ続けているのかもしれないが、

永遠の恋人である為に
終わることのない恋愛の為に
僕達は決して出逢うことをしない。

らしい。
なるほど。
さすがの楠本イズム。

Lip:エスティローダー

別のメガネ達をご覧になりたい方は、こちらまで。
→→→

*メガネ:J.F.Rey / J.F.Rey BOZ
*福井県福井市の眼鏡店 face & wrist gallery SAKAI
福井県福井市春山2-5-20
0776-22-1728

↑このページのトップへ