月別アーカイブ / 2018年07月

自分自身の場合

子供の頃は感受性の強さ故に
物事を敏感に捉え過ぎる事で
感情の波も大きくなっていたし

特に家庭環境において
親の存在が精神衛生上良いとは言えない状況においては
情緒が不安定な子供ではあり

HSP特有の右脳傾向として
本能や感覚的に生きていたように思うが

後天的な論理的思考力などを
身に付ける事で
左脳も上手く機能するようになってからは 
物事の要所要所としての
「点」を見逃さない感受性の強さと
見えた点の数々を
論理的思考力で
「線」として結びつけて考えられる事で
1を見て10を知るような感覚を身に付けれたようには思う。

なので
自分のHSPの性質から
違った角度で物事を捉えようとする場面も多く、

例えば高学歴で専門性のある人が
ある講演において
独特な言い回しでネガティブな発言をした後で
会場がどっと笑いが起きたとする

しかしながら
ブラックジョークとして狙ったものだとすればその後の対応にしても何かしらのフォローがあったり
手厳しい事を言いながらも
表情は穏やかだったり
目が笑っているものだが

その人は会場の笑いにも無反応でその後も淡々とした態度で
目も一切笑っていないのを察知して
「この人は空気を読むとか
自分を客観的に観るのが不得意で、コミュニケーションも特異性がある一部の専門性に特化した
アスペルガー傾向のタイプなんだろうな...」
と瞬間的に筋道を立てて考察していたりもするので

本質的な感覚の強さと
そこから感じた事を総合的に捉えようとする思考力が伴うようになった事で
メンタルケアの分野においても
相手の抱える問題の本質などを
結構な割合で見抜く事が出来るようになれた。
(当然超能力者でもなんでもないから一定以上は相手の情報が必要不可欠ではある)

なので感覚の強さ故に
相手によればその人の
認知の問題としての
インプットとそこからの情報処理やアウトプットに対しての反応から
「もしかすると発達障害かも知れない...」
と察知する中で
よくよく質問をすると
発達障害の傾向が明らかになる事もあるし

その人がある種のメンタルの問題を抱えている場合は
表面的な症状に対しての治療よりも
その人の根本にあって
今ある症状に影響している
発達障害特有の物事の捉え方や
それによって精神的な不安定さに繋がる思考の問題点を見極めながら
より適切な治療に繋げる手助けが出来るように持って行きたいと思うし
逆に現場に立つ臨床医の多くは
表面的な症状と、後天的な環境因子にばかり目を向けて
本質的な問題の根っこを見落とすケースも多々あるように感じる。

当然知識と経験でカバーしている
専門医もいるが
一定以上の共感性と洞察力が伴わないと
その辺は気付けないように思うし
今の精神医療の現場においては
勉強が出来て知識はあっても
心からの共感性は乏しい
頭でっかちなタイプが多いのが
問題だし

外科的な問題なら
共感性が低くて人間性に問題があったとしても
見に見える腫瘍なんかを切除して治す技量さえあればそれはそれで
病気を治す事は出来るが

目に見えない部分を治す
精神医療においては
知識や専門性だけではない
人間的な要素が伴わなければ
治療そのものも困難なものになりかねないだろし

本来は
人間の脳の容量を圧迫したり
必要以上のストレスを生まない
社会の変革が急務だと思うが

今すぐそれが叶わないならば
自分のようにHSPとしての
特性を活かしながら
問題を抱える当事者に対して
現実的な手助けをしていくのが
務めなのかも知れない。


発達障害者が方向性を間違う事による弊害などについて
記述しようと思うのだが

ナチス・ドイツの
アドルフ・ヒトラーが特定の人種を嫌悪したり
障害者やマイノリティーを排除しようとしていたのは
ヒトラー自身が発達障害がある事で
(下記の補足1を参照)

偏ったモノの見方や間違った認識さえも自分の考えが本当に正しい
と疑う事もなかったのではないかと思うし

障害者は世の中の為にならないから...
と主張していて
事件を起こした相模原の施設を
襲撃した加害者なども

ヒトラーと同じく
障害者に対しての差別的な誤った認識を
本当に正しい事のように捉えていたタイプの発達障害者だったのではないかと思う
(補足2を参照)

ともあれ
私自身が発達障害者との関わりの中で
相手から誤解を受けた際には
その相手が誤解からとはいえ
本気で私を悪く思っていて

それまで私が相手の為に色々してきた事さえ忘れて
その相手から拒絶されていた事があった経験からも

認知の歪みや捉え方の問題からでも
一度捉えた認識をなかなか修正できない発達障害者特有の問題の大きさは痛感させられたし

発達障害者の場合は特に興味の無い事には執着しなくても
興味を感じた事にはこだわりを強く持つ場合も多いので

何らかの勉強などに特化しやすい良い側面もあるが

本人の価値観を歪めてしまうような反社会的な情報を見聞きする中で
その内容を好むようになるとすれば
その発達障害特有の
「拘り」
の強さ故に
サイコパスのような人格の問題にさえも繋がるリスクを孕んでいるようにも思うし 

今の社会が
表現の自由などから
それによる影響力を考えずに
何でもかんでも容認する流れが出来てしまっている事からも

発達障害の当事者や
善悪の判断がつきにくい子供達に対しては
特に良くない影響が多く散見する
今の社会の在り方について
本当に危機感を持っているし

既存のシステムを変えない限りは
今の社会の中で被害者や加害者を生み出す流れを無くせないだろう。

(※補足1
事実関係としても
ヒトラーは「ディスレクシア」という文字の読み書きが出来ない
学習障害の傾向の発達障害はあったらしく、
自閉症スペクトラムとして他者への共感性の欠如など他の問題もあったのではないかと推察されるし

発達障害があったと言われている
スティーブ・ジョブズなどが典型だが
発達障害者で頭が良いケースだと時に機械のような合理性だけを追い求める傾向もあるので

自分の中での合理性だけで考えた時に
ヒトラーなどは非人道的な内容さえも正当化出来てしまった可能性がある)

(※補足2
彼は絵の才能などもあり、
発達障害特有の脳の使用領域と
芸術性の因果関係もあると言われている事からも
その後の行動を含めて発達障害であった可能性は否定できないし

彼が逮捕後にメディアと交わした手紙のやり取りの文章からも
認知の歪みと完璧さを追い求める気質を感じた。)

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