人生で二回目の救急車の中で、そんな事を考えていました。

世の中ってこんなに冷たかったのかな…とか

人ってこんなに他人の事興味ないんだな…とか

わたしは家族にものすごく大切に育ててもらってたんだな…とか



大きな病院について"これでなんとかなるかも!"と安心したのもつかの間、結局足のレントゲンを撮ってL字のギプスを固めてもらって、松葉杖のレンタルをして家に帰されました。

まずは1週間家で様子をみてくださいとのことでした。



初めての松葉杖は、デブ活して太ってなまった体の私には大変なものでした。


脇は痛い、手は疲れる、手のひらも痛い、片足も疲れる、振動で折れた足が痛む…

更に痛みが気分を落ち込ませます。


安静にと言われたので横になったのですが、寝返りを打つのも激痛、起き上がるのも物凄く痛い…トイレに行く後5メーターが物凄く辛い…
なにこれ…こんなんで1週間すごすの?




誰もいない部屋



折角頂いたお仕事を断る申し訳ない気持ち



想像を超えふ痛みと骨折による39度の熱



たまたま重なった友人の裏切り



水もお茶も食べ物もなにもない部屋







その時生きてていい事なんかないと思ってしまいました。






そんな中、あの人が一生懸命支えてくれました。
おてんてんこと、雨音テンさんです。
誰かに骨を折ったなんて言ったら恥ずかしいと思っていて初めのうち誰にも言えなかったのですが、おてんてんには自然に弱音を吐いていました。
この人がいなかったら本気でダメになっていたと思います。

毎日物凄く心配してくれて、お住いの関西からわざわざ色んなものを送ってくださったりもしてくれました。

私が人にされた理不尽な事も、"そいつありえんな!"と自分のことのように怒ってくれました。

なにがあってもこの人は大切にしなきゃならないと思いました。

サキタンこと、谷利サキさんにも心配かけたくなくて言えなかったのですが、打ち明けたらすぐうちまで駆けつけてくれました。

他にもうちに何回も来て世話をしてくれた友達がいます。

ちゃんと生きなきゃ、ちゃんとこの人たちに恩返ししなきゃという気持ちが、本気で落ち込んでた私を奮いたたせてくれました。


そしてネットスーパーなるものにも大変お世話になり、ごはんや飲み物の心配も無くなりました。
初めのうち怖くて入れなかったシャワーもアクロバティックなスタイルで入浴できるようになりました笑


泣きながら行っていたトイレも、焦って転びそうになって辛かったインターホンの応答も少しずつ苦ではなくなってきた気がしていました。


(続く)


優しそうなお顔立ちのおばさまが車椅子を押して迎えに来てくださいました。

"さっきの電話の方?気をつけて乗ってくださいね"

すごく素敵な笑顔でした。
ありがとうございます…すみません…何度繰り返したか覚えてない位言いました。

本当に申し訳ないし情けないし…
変な言い方だと思われるかもしれませんが自分なりに努力して太ろうとデブ活した結果、過去最高体重だったのもあって重くてごめんなさいと恥ずかしいという気持ちやらいろんな事を考えてで目頭が熱くなりました。

それなのに細い腕をされた50代くらいの看護助手さんは笑顔で"大丈夫大丈夫!"と笑ってくださいました。

そして歩道をカタカタと車椅子が走り出して、今まで何の気なしにだった段差の恐ろしさを痛感しました。

思った以上にガタンと揺れる時の衝撃がある、私のように重いと登りにくい…

あの数センチしかない段差が車椅子の方にはこんなに脅威だったんだ…それなのになんの気遣いもしてあげずにただすれ違っていた自分に対して申し訳なくなりました。

病院につくとどういうわけか物凄く気持ち悪くなって何度ももどしました。(お食事中の方いらっしゃったらすみません´д` ;)

骨折するとこんな風になる方もいるそうです。
とにかく痛いし気持ち悪いし…ずっと俯いていました。


次はレントゲンを撮って、次は診察です。
その時対面した先生がニヤニヤ笑いながら言いました。

"見事にポッキリおれてるね〜"

正直、この人は人間の心を持ってるのかなと腹が立ちました。

でも怒ったところで何も変わらないので

"あはは、そうですか"

と苦笑いしました。
なるべく苛立ちを隠さない様に。

一通り話を聞いた結果、この病院だと整形外科がないから大きい病院に行かなくてはならないとの事…

看護助手さんには悪いけど、ここでずっと診察受けなくてよかったと思いました。


しばらくして救急車が迎えに来てくれました。

結局救急車のお世話になってしまうのかー…と落胆しながら乗せていただいて、いちいちの振動に小さな悲鳴をあげながら車が走り出します。

ここでまた驚いた事がありました。

"救急車が走ってる時は道を開けてください"

救急隊の方がスピーカー(?)で外の歩行者なのか自転車なのかに注意をしていました。

そんなこと当然だと思っていたから、そんなにモラルのない人がいたんだと驚きました。

これが骨折の人だからまだいいけど、命の危機的状況の方だったらその数秒だって大切な時間なのに…

心底遣る瀬無い気持ちになりました。

そんな中、痛みが強すぎたとはいえ人の気持ちを考えられていない自分を反省しました。

もしかしたら、さっきの先生は和ませようとしてくれてたのかなぁ…とか…(その真相は闇の中です…苦笑)



続く

最近いろいろな事がありました。
苦しい時に書いたらただの愚痴になってみなさんに不快な思いをさせてしまうから治ってから書こうと心に決めていて、やっと良くなったので、この度ブログに書こうと思います。

もし、みなさんの身近でこんな方をお見かけしたらこんな風に苦しんでるかもしれないので助けてさしあげてほしいです。
そして、もし自分がなったらきっと助けてほしいと思うと思うのでそんな時の参考にって気持ちでも読んでいただけたら幸いです。
もちろん、骨折だけじゃなく多種多様な理由で車椅子の方や松葉杖をお使いの方の気持ちをわかってほしいと思い書かせていただきます。
だいぶ長くなりそうなので何日かに分割して書こうとおもいます。




自分自身でそんな馬鹿なことあるかって思っていましたが、先月の15日に右足首の骨を骨折してしまいました。
大きくジャンプした拍子に着地したところにある段差を踏んで転倒したのですが、まさか骨が折れるなんて思ってもみませんでした。

直後痛くて立てなくて、タクシーで家路につき、そのまま無理矢理寝て…朝起きて自分の右足が象さんみたいになってて悲鳴をあげました。

学生時代、バレーボールをやっていたわたしは1度1番大事な時期に足首の靭帯損傷したことがあったのでもしかしたらその時みたいな感じなのかなぁと思う反面、動くたびに足が"カキッカキッ"と鳴る聞いたこともない音に震えました。
どうしよう…今立てないし物凄く痛い…この痛みじゃ1人で病院にいけない、けど救急車を呼んだら命の危機かもしれない方の邪魔をしてしまう…
ロフトベッドのハシゴをなんとか降りて(よく登れたな´д` ;)、3メートル先のユニットバスのトイレに腰掛けて、スマホで最善策はないかとかいろんな事を検索して2時間は悩みました。

このままだと充電も切れてしまうし、物凄く痛い…とりあえず病院に電話をしよう

一番近所の病院に電話したところ、一階まで降りてきてくれれば車椅子で迎えに来てくださるとのこと…
お忙しいだろうにこんな情けない人間の為に力になって下さるなんて本当に申し訳ない気持ちと有難い気持ちでいっぱいで、玄関の扉を開けようとケンケンをしようとしたんですが…めちゃくちゃ響いて痛くてやばい…!
更に玄関を開けようにも、防音構造だからなのかうちの扉はかなり重く、片足で不安定な中開けるのはかなり難しい。
無理矢理外に出て、けんけんは痛いからはいはいで行こうとしても冷たいコンクリートの廊下に膝がダイレクトに当たって痛い上にやはり振動で痛みが響く。
どうやって下まで降りたらいいの…と何度もパニックになりそうになりました。

それでも下にはいかなくてはならない
看護助手さん待ってくださってる…
待たせたらダメだと自分を奮い立たせて痛みを我慢しながらなんとかエレベーターまで這って行きました。

脂汗まみれになりながらエントランスにおりると、まだ誰もいません。
壁にもたれながら待っていたのですが片足立ちは慣れていないったので物凄く疲れます。
その度、怪我した右足を下ろしそうになり痛くて止めるを繰り返していました。
数分後看護助手さんがお迎えに来てくださって人生初の車椅子にのりました。


続く

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