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さっきから歌の練習をしようと思っているのですが、ちょっと喉が切れそうなので、とりあえずブログを書きつつ、喉の様子を見ることにしました。

1年中アレルギーなのですが、秋の花粉もあってしんどい時期なので、耳鼻咽喉科に通って薬も飲んでいますが、仕事してる8時間の間にも乾燥した中で喋って、そのあと毎日3時間歌の練習してたら、やっぱしんどいですね。歌うのは発声的に案外長時間でも大丈夫ですけど、日常会話や電話は喉だし、喋るほどアレルギー成分も吸い込みますし、なかなか。

今日はライブの出演者事情でも書こうと思うのですが、基本的にライブでは上記のような『ステージセット図』等を書いて事前に提出して、スムーズな進行やトラブル防止のために、ライブハウスやイベンターさんにイベントが始まる前に見てもらうのが通常で、Rose&Rosary以外でも、どの出演者さんも必ず出します。


なのですが、実はこれ、十中八九、誰も見ていないのです。


メジャーな大きいライブハウス、イベントであれば見てくれるのだと思うのですが、私達が活動しているような小規模のライブハウスでは、まず見られていません。

それが何故かは解りません。

昔は不景気じゃなかったり、人材不足でなかったり、給与待遇が良くて熱意がある人達が働いていたり、アルバイトさんではなく、キャリアを積んで技術がある方がやっていたものが、近年はそう出来てなくて、『とりあえずステージセット図を書く』と言う文化だけが残っているのかもしれません。

どうせ見られていないし、一部、セットが簡易的なソロシンガーの出演者さんなどは、面倒臭がって書かない人も結構居ます。


そこまで手を抜かないまでも、一度セット図を書いて、どこに出すにも、同じものを提出している方がほとんどではないかと思っています。

ぼくはライブごとに全部書いています。

すごく時間がかかりますが、1つ1つのライブごとに、そのライブで予想されるトラブルを考えたりしながら、誰かに見てもらえる事を祈りながら書いてます。

長文で書いても覚えられませんし、なるべく伝えたい事を短文にして、暗いライブハウスの中でも指示が見えるよう、一生懸命エクセルのテンプレートいじり直してます。


例えば、これから直近に4回続くライブの特徴ですが、『基本的にバンド形式の出演者はうちらだけ』と言う点です。(25日にはNAOちゃんとこが居ますが)


と言う事は、基本的に『バンドの常識が、誰にでも理解してもらえる訳じゃない』と言う事です。

例えば今回懸念してる点は、おそらく他の出演者さんはワイヤレスマイク使ってくる人が多いんじゃないかと想定しています。

通常は『マイクはライブハウスの人に渡されるまで、勝手に触らない』、『触ったとして、自分の出番以外は必ずオフ』です。

ただ、常にスタッフなりマネージャーなり、誰かがそれをやってくれているから、それすら知らない出演者さんも、かなり有名な人でも沢山居ます。

しっかりしたライブハウスだと、出演者さんが自分のタイミングでオンオフしないように、ちゃんとスタッフさんが舞台袖で見ていて、マイクの管理も並行していますが、適当なライブハウスだと、大量のマイクが舞台袖に放置しっぱなしになります。

Rose&Rosaryのギター・ベースはワイヤレスなので、もし後に続く出演者さんが、『そろそろ出番だからマイク持って電源入れよう』って独断でやってしまうと、ワイヤレスの帯域被りをしていたら、その時点で演奏中にギターやベースから音が出なくなります。

これは正直、年中あります。
苦労して遠征地に行って、普段あまり会えないお客さん達の前で、持ち時間の半分も音出ないとか、あります。
(想像付いた段階でメンバー自身がこっちで帯域変えるけどね)

基本的に独断でマイクを触ってはいけないのですが、電源をオンオフする出演者さんも居れば、そのまま無意識に楽屋で持ち歩いてしまう出演者さんも居ます。

この場合どうなるかと言うと、マイクの電源が入ったままで、ライブハウスの音響さんが絶望的に気の効かない人だった場合、例えばですが、『今日、このあと彼氏が迎えに来てくれるんだ~』みたいな会話とか、絶対に聞かれたくないような声が客席に入ってきかねないと言うことです。
今回の4回に渡るのライブの事ではなくて、通常、オケソロメインのライブですと、『全く勉強した事がなくて音響なんて解らないけど、とりあえずスタートボタンが押せて、ボリュームの上げ下げだけは出来る人が当日の音響さん』と言う可能性も、正直ゼロではありませんので、こういう事はありえます。

音楽に限らず仕事でもなんでもそうですけど、初歩中の初歩である事の方が皆ミスしやすいので、だいたい口すっぱくこのような事をライブハウスさんに伝えると、自分では仕事が出来ると思っている人ほど『あぁ~わかってるわかってる知ってます(うるせーなコイツ)』と軽くあしらってきた挙句、だいたいミスしますw

次に想定する点が、これが特にクレームになりやすいので怖いと日頃思っているのですけど、オケソロライブの場合、バンバン出演者さんが入れ替わりノンストップでライブが続いて行くので、その出演者さんに付いているファンも『バンド転換と言う、ステージで何も行われていない状態をつまらなく思う』方が多いため、『イベンターさんの好意で間を持たせるために、Rose&Rosaryのセッティング中に大なり小なりトークタイムが入る』可能性が高いわけです。

これは非常に有り難くもありますが、オケソロシンガーさん自身と、ファンの方々がかなりの確立で誤解しているのが、『バンドは無音のまま準備して、さぁ、ではスタート!は出来ない』ことです。


勿論、演奏がグチャグチャであれば物理的には可能です。


でも、ドラムと椅子の位置がしっくり来てるかとか、叩いてみないと解らないです。
ギターやベースがトラブル無くちゃんと繋がっていれば、ではスタート!と言われて出す事も出来ますが、先に言ったみたいに、ワイヤレスの帯域被りとかで出ないかもしれないですよね。

ですので、演奏が始まる前に、みんな試し弾きしたり、ドラム叩いてみないと解らないのです。


こちらとしては、トークが行われていて、申し訳なく思っても、機材をステージに持ってきて、ちゃんと準備したら、最後にはちょっと音を出すしかありません。


しかし、ここでかなりのお客さんが、勘違いします。

『あのバンド、○○ちゃんが喋っている時に、大きな音を出して妨害した!』と。


解っていない出演者さんも、よく勘違いします。

かなりよくあるケースですが、トーク中の出演者さんに、ステージ上で『私が喋ろうと思ったら音を出されるから、喋れない~!』、『私に話すなって事かなぁ、もう帰ったほうがいいのかなぁ』等と冗談半分で、お客さんのにウケるかなと思っての事ではありますが、色々言われることです。
つい数ヶ月前にもありました、これ。

その出演者さんは本当に話を邪魔されたと思っていたので、かなり悪く言ってましたし、私と話もしてくれませんでした。


悪意なく、冗談で言っていたとしても、おそらくその出演者さんのファンは、その時点で僕たちの事が大嫌いになるはずです。

かなり心象が悪くなったまま、演奏を始めなきゃいけなくなります。

ですから、そのような誤解が起こらないよう、『Rose&Rosaryの直前にステージがどうなっているか』を何パターンも考えてから挑みますし、当日も、お客さんの層とか、傾向とか、何度も何度も確認しに行きます。


ネットによくある画像のこれじゃないけど、


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『全ての人を納得させるのは難しい』と理解しながら、なるべくトラブルないように、誤解のないように、


誰も傷つけないように、誰からも傷つけられないように、


ありとあらゆる可能性を、僕はいつもライブまでに考えます。

誰かに見てもらえるように、『そんなの、どうせ誰も見てないよw』と言われながら、ちゃんとライブごとのステージ図を渡します。

僕が何度でも書くのは、自分自身が納得するためであり、

自分が責任を持つためであり、そしてまた、

無知のあまりに何でも人のせいにする人に、なりたくないからです。


いつか時間があるときにそんなブログもまた書こうと思っているのですが、僕は近年、どんな悪人よりも、どんなに意図的に人を傷つける人よりも、『さほど嫌いな人が居るわけでもないのに、そのときの気分で、一瞬一瞬の言い訳に無意識に他人を使う人』が一番好きになれないと感じています。

『あの人がああしたから、自分は出来なかった』とか、『あの人が、ああやって言うので…』とか、

自分以外の全ての人の悪口に感じられる事を言いながら、

すべての責任を自分以外のところに置いて、

自分が責任を取らないようにして、

何かあれば自分が加害者ではなく被害者になるようにして、

悪意がないから自分が誰にどんな事を言ったのか、言った側から全部忘れて、

その人と共存していたら、あなた自身は困るし、弊害があるって言ってませんでした?と言う友達や知人といつもつるんでいて、

言ってる事も常にバラバラで、

気分と都合で徒党を組むのでつるんでいる人もコロコロ変わり、

結局誰の事を愛して、誰の事が好きで、何がしたい、どう生きていきたい人なのか一切伝わって来ないけれど、

自分のことを誰よりも平和主義者で、か弱い人間だと考えている人達です。


弱者と言うレッテルを自分に貼って、誰も反論や抵抗出来ないようにして、

自分の仲間に見えない暴力を振るって来るような人が嫌いです。


強者なら、傷つけられたら最悪殴り返せますけど、弱者ですと自弁されたら、どんだけ傷つけられても殴り返せません。

要するに、そういう人って、どこにでも居て、もしかしたら、世界の大多数のような気もしたりします。


冒頭で言ったように、面倒臭がってステージセット図を自分で提出しなかった人に限って、いざライブでトラブルが起こったら絶対に後からワーワー言ったりします。

みんな真剣にやっていて、強い思いがある1日だからこそ、色々な会話が飛び交うわけで、

でも、色々な人が気軽にたくさん言う、『誰かがああしてくれれば…』、『あそこであの人があんな事しなかったら…』、『せっかくのライブなのに、予想外にこうなってしまって…』


って、もしかしたら、防げた事じゃないのかなって、よく思うのです。


タイムテーブルが押したりするのもそうですけど、自分以外の立場の人の事を考える想像力が全員にあったら、起こらないで済む事じゃないのかなって。


私もかなり馬鹿な方ですけど、無知は怖い思っています。


相手の苦労が解らないから、作曲できない人は、作曲してくれた相手に『この曲嫌い』と気軽に言えたりしますし、そうだからバンドなんてすぐに喧嘩して無くなります。

ファンが少ない人の方が、ファンが来てくれるありがたみも、苦労も解らないから、『このライブハウス狭いw』とか、平気でライブハウスのスタッフさんの前や、ライブハウスのレンタル料を払ってその人を出演させてくれてる、お世話になってる当人に平気で言ってるのを見ます。
『あなたのファンなんか誰も来ないんだから、狭くて良くない?』と内心思いながら聞き耳立てたりしてますけど。

(あっ、ちなみに4月の蒲田は本当に仲の良い、長年の付き合いのライブハウスだから、ここ狭い~w だよね~wって言いあえる仲だったから言ってたので、誤解なきよう。別に友達同士の会話なら良いと思う)

宣伝活動に精を出した方が、懸命かもしません。

ファン対応に時間をかけた方が、ファンの人にも気に入られるかもしれません。


いっぱい誘惑がありますけど、


僕の場合、見てもらえないかもしれないセット図を作ったりしながら、

自分で自分に責任を持って、誰のせいにもしないで済むライブが出来るように


そういう事にライブ前の時間をかけてます。