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札幌滞在、3日目。

なんでライブが1日しかないのに3日も北海道に滞在しているかと言うと、当初、母親が『ライブの翌日に札幌まで行くからランチでもしようぜ!』と言っていたので、ノートPCで出来る仕事を持ち込んで待っていたのですが、オフ会が入ったか何かで、完全放置されました。

_人人人_
> 母 <
 ̄Y^Y ̄

スカイマークの格安変更不可航空券で行ったので、北海道に用事がなくても、飛行機の出発まで帰れないのであった…。

朝起きると進行豹さんからメールが来ていました。

昨日お話した時に、私が子供の頃の記憶で『札幌は軒並み観光したので小樽に行きたいんですけど、交通費が結構高いですよね…』と言ってしまったのですが、実際はそうでもなかったらしく、わざわざ忙しい中、値段が安い事を教えてくれたのです。

『小樽まで行ってもいいし、行かなくてもいいし、いずれにせよ素敵な1日をお過ごし下さい!』と、私に気を使わせないようにしてくれる進行豹さんのお人柄に感謝しつつ、小樽に行くか、考える私。

夏場だとレンタカーで廃墟まわりとかするんですけど、冬場だと、行動圏内も圧倒的に狭くなる北海道…

小樽行きを迷いつつネットサーフィンを開始、たった2分後、見つけるコレ↓

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よし、気に入った、行こう(`・ω・´)
この、おばちゃんに会いに!!

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小樽駅前。

札幌から小樽まで30分ほど。
これも記憶違いを起こしていて、もうちょっとかかると思って億劫になっていたので、朝メールをくれた進行豹さんに感謝!

すっかり忘れていたのですが、旧正月なんですよね。
中国からの観光客さんが小樽駅にごった返していて、コミケの日の国際展示場駅みたくなってました…

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三角市場 たけだ

小樽駅から歩いて1分もしない好立地にあります。入ってすぐ、あのポーズ∠( ゚д゚)/のおばちゃん発見!!

しかし、おばちゃんは普段から踊っている訳ではないし、あんなにテンションが高いわけではない。どうやらこの店の一番偉い人みたいで、お店は混み合っており、バイトのおばちゃんに色々指示を出して忙しそうだった。

ちょっと私にも話しかけたり笑顔をくれたりはした!
あのポーズで写真を撮らせてくれ!と言ったら撮らせてくれる人だと思うけれど、混んでる時にお願いすることではないので、それはまた今度小樽に来た時の楽しみにする~( ・∀・)☆

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サーモン・いくら・うに丼と、単品の甘えびで2500円くらい!結構安い!観光者向けとは言え、小樽価格ではあるかと!お味噌汁にもホタテがいっぱい入っているし、隣の店で海産物や土産物などを売っているらしく、イカの端っこ?で作られた燻製?スルメ?みたいのも無料で出してくれた。

お店は中国人観光客さんが半分。

バイトのおばちゃんたちは、スラスラと英語で対応していた!

『TWO!ふたり!オーケー!カモーン!カモーン タタミ! タタミの席!!』
『サーモン!シャケ!シャケ 丼!ONE!オイシイ!!』
『オチャーーー ドゾーーー オチャーーー は フリーーーーー(自由なお茶)』


ぜんぶ日本語じゃないの!

とっても通じてるけども!言葉の壁を一切感じないけども!!

しかし、私も海外行くと大変こうなので、人の事言えない。
『コーラ』を頼んで『フォーライス(4 rice)』が来る人間なので…
(昨年のブログ、セブ島旅行記:『最終日、バイク、パンクす』参照。なお、セブ島旅行記は現在でもブログアクセス数ダントツ1位の人気記事となっておりますので、お時間のある時に全日程ぜひどうぞ)

私がごはんを食べ終わった頃にはもっと混雑しており、10人越えの中国人さんがバタバタ入ってきて、『何も注文しないお客さんは入らないでー、席に座らないでー、休憩だけはノー(´・ω・`)!!』とおかあちゃんたちがバタバタやっていたので、色々あるんだなと思って店を後にした…
(なお、わたし、中国大好きなので勘違いなきよう)

特に目的もないので、小樽駅前にある長崎屋で、真昼間から何故か椅子に腰掛けて何もしていない、大量のおじいちゃん、おばあちゃんを観察して和む。

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フロンティアスピリッツに溢れた、自由な北海道民のエスカレーターさばき。

北海道は独立国家なので、特にお菓子コーナーの品揃えなどは本州とだいぶ違います。地下の食品売り場を見て回ったりするのも面白かったです。

そして、長崎屋のテナントにしては、お世辞にも汚い薬局でソルマックを購入したりする。

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『すいませ~ん…』と声をかけても、数分誰も出てこないのは北海道デフォ。

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駅前を少し歩くとある、旧手宮線の廃線跡です。
廃線路しかないので、そんなに面白い訳ではないですが、廃墟探索サイトとかでも取り扱われているところです。(昔うちの写真ギャラリーにもこの辺で撮影した写真載せてたけど、今となってはクオリティ低いので下げてしまった)

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観光協会のおじさんが良かれと思って、旧手宮線付近に設置した雪像。

このあと、おじさんは中国人さん観光客に話しかけられ

『小樽に、何か有名で面白い場所はありますか?(英語で)』
『オタル イズ ミュージックボックス!!』
『…?』

『ミュージックボックス イズ… アー、ティンティン!!シャラララン!!ティンティン!!シャララララン!!』(不可解な、演歌歌手の拳を入れたような不審な動き付)

『…(´∀`)!アンダスタン!!』

と言うやり取りをしていた。

おじさんも10年前は、ここまで中国や韓国で北海道が人気になるとは、たくさんの外国の観光客さんが来てくれるようになるとは、思っていなかったであろう。

業務内容にティンティン、シャララララン、ティンティン、シャラララランと舞うことも含まれてくるとは、思ってなかったであろう。

私の知りうる限り、年配の北海道民は本当にシャイなはずなんですが、皆、頑張ってるなぁと思いました。

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天候が悪くなって参りましたが、吹雪の小樽運河には来たことがなかったので、レアで良かったです☆

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小樽オルゴール堂。
このへんはメルヘン交差点と言って、なんだかメルヘンな感じになっております。素敵な雰囲気ですので、北海道にお立ち寄りの際は、私は旭川出身ですので、旭川にも行ってください。
なにせ、人口だけは札幌に次いで第2位です。観光客向け仕様にはなっておらず、上級者向けシティとなっておりますが、通り越してもらって、美瑛や富良野まで行けばなんかそれっぽいので、良かったら行ってください。

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ハイセンス。
預けられているお父さんは居なかった模様。

よくニュースでも中国人さん観光客のマナーの悪さばかりが取り上げられますが、ぶっちゃけ、日本の若者もうるさかったし、マナーが悪い人は、結構居ました…(´・ω・`)

観光は好きなのだけど、定番のところはもう行ってあるし、客足の少ない平日だからこそ、縦横無尽に騒ぐ日本の若者とかも居たので、ちょっと違う風景も見たいなと、観光ルートを外れて住宅街に突っ込む私。

すぐ遭難しました。

うん、北海道って、突然、吹雪で前が1メートルも見えない時間とかあるよね。知ってた。
住宅街でも誰も歩いてないとかザラだから、迷っても道聞けないよね。
東京と違って、コンビニとか喫茶店とか、ちょっと離れるともうないよね。知ってた。

でも今時代はアイフォーンがあるから大丈夫☆Googleマップ見れば平気!

と思ったら、あまりの寒さ(本日マイナス10度)と吹雪で、充電がまだ65%あるのに何故か電源切れて、二度と立ち上がらなくなりました。

私、死んだ。

リアル八甲田山死の彷徨。

胸まで埋まったまま仮死状態になって、ワシは分隊が遭難した事だけを告げ、己の使命を真っ当したあと、青森の、八甲田山の麓で、地元民に見守られて、死ぬんや…

『八甲田山死の彷徨』と言うな…新田次郎の書いたな…名作小説があるんや…
Amazonで多分1円とかで買えるから、読むといいよ…
映画もいいよ…高倉健、三國連太郎、北大路欣也と言った渋い面々による、非常に渋い映画や…

『三毛別クマ事件』『津山30人殺し事件』とかウィキペディアで読むのが好きな人には、 『八甲田雪中行軍遭難事件』記事も、おすすめします。

『そんなの興味あるやつ居るのかよ!』って感じですが、なんか、私のまわり、多いんですよね…
常連ファン様とか結構こういうのわかる人の比率が、異常に多い…『山!』『川!』レベルで会話が成り立つ…

『(このお客さんはなんだか気が合うなぁ、もしかして趣味まで合うんだろうか)…三毛別』
『…クマ?』
『(;゚д゚)!つ、津山…』
『ああ、八ツ墓村のモデルになった…』
『は、は、八甲田山…』
『なんだっけ、雪中の…』

みたいになる…。

って言うか昔から知識が若年寄りな私です。

大学の卒業論文も、学生運動だの赤マルがどうこうからの、現代の若者が熱中するサブカルは形を変え~みたいなの提出したら『絶対にこの時代を生きてる人じゃないと書けない文章の書き方をしている、絶対50歳以上の人が書いてる、って言うか多分それ系のプロの作家に書かせてる、絶対に本人が書いてないはず!』と呼び出されて『不可』付けられそうになったもんな…(偏差値低い大学だったので…)

はてさて、遭難して、かつ、だいぶ諦め、無駄に歩かないで、吹雪が収まるor誰かが通るのを待とう…と思った頃、町外れのほうに、個人経営の喫茶店発見!!

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これ、めっちゃ隠れ家です。

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これが入り口です、すっごい狭いです(; ・`д・´)
冬場はコート着てると、カニ歩きしないと入れません…。

小樽 北ぢぞう

このあと、私は今回の旅を喫茶店巡りに設定し、色々回りましたが、ここ、北ぢぞうが、私のオススメする小樽の喫茶店不動のナンバーワンです!!

趣味の良いおばちゃんが1人で経営していて、とても素敵な空間なので、行って、お願い。私、時間があればファンレター出したいくらい気に入ってる。

ただ、おばちゃん、例のヒットアンドアウェー方式で、道民気質のシャイな人なので、受け答えは温かくしてくれるけど、あまり初回はゴリゴリ話しかけてはいかんと思う…。

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常連さんが来ていて会話をしていたのだけど、お客さんが帰ってからは品の良いジャズを、実に良い音量で流してくれました。

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私はかなりのコーヒー通なので、普段、家でもプロのマイスターが選別しためちゃくちゃ高いコーヒーを飲んでいて、コーヒーだけには本当にお金かけるんですが…ここ、かなりレベル高いです☆

音楽の空間を壊さないためか、挽いた粉をハンドドリップで入れるんだけど、めちゃくちゃ美味しい…

陶器のチョイスもいいと思う。私に勇気があれば、『うちの母親は一応、新聞にもよく載るプロの陶芸家だから解ります、レベル高いっす!』と伝えたかった…。

って言うか子供の頃は、アトリエはともかくとして、多忙な時期は家中の階段や廊下に干してる製作途中の陶器が並んでいて、うちのオカンは

縄文人

と言うあだ名をつけられていたので、ほんとに、もう、親が陶芸家なの、すっごい嫌だったんですけど…最近、こういうの良いなと思う(´・ω・`)

私の趣味のひとつに喫茶店巡りがあって、やはり、色々な価値感の人が居るので、『コーヒー一杯に500円とかよく出すよね、勿体無い』と言う言葉もよく聞くのですが、ライブと一緒で、総合アートなんす…。

私も本とかはさほど読まないので、喫茶店に行ったらボーッとしてるだけなんですけど、店作りとか、BGMとか、器とか、味とか、お店の人のベストだと思うものが集められた空間を見るのが、ライブ等と一緒で楽しいんです。
ライブと同じ30分くらいの滞在時間に込められた、一瞬の芸術なんです。
本とか、玩具とかと違って、手元に置けなくて、とっても儚いけど、記憶に残る想い出になる、アートなんす…。

で、ときどき見えてくる、オーナーの人柄に癒される的なアレだよ、君!!

ちなみに北ぢぞうは、コーヒー1杯350円です。
おかわりだと、もっと安いです。
ばかな。
この総合技術力で、この値段を叩き出して来るとは…おかあさん良い人すぎ。

お店に貢献したいので、おかわりも頂いて来ましたが、お腹が減っていなかったので食事出来なくて申し訳なく。

しばらく、携帯を充電させてもらって、この北ぢぞうの喫茶クオリティに感動したこと、もう歩き疲れたこと、特に目的もない事から、本日の趣旨を喫茶店巡りにする。目標設定だいじ。

駅に置いてあったマップを頼りに、小樽駅前の喫茶店探索を開始。

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小樽都通り商店街ですヘ(゚∀゚ヘ)
イイネ!平日の真昼間だし、人居ないね!最高!

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アイスクリームパーラー美園

創業、大正何年とか書いてあった。
北海道で一番最初にアイスクリームを製造した店、当店オリジナルの配合みたいな事が表看板に書いてあったので、私、ブログに書いてないだけで初日からめっちゃ食ってるので、もう胃が痛いのですが、突入。

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割と観光客でみっちりだったんですが、隙と空間を上手く突いて撮影。レトロな喫茶店はいい。

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暴走族的なメニューの中から、愛須句史夢を注文

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鍋焼きうどんも名物ぽいです。
アイスクリームも美味いです!っていうか、ずっと調子乗って吹雪の中歩いてたので身体の芯が冷えていて、さっきの北ぢぞうのおばちゃんも、石油ストーブガンガン焚いてくれたんだけど、うま寒いんだ…ガクガク((´д`)) ブルブル…

そして私はこの店を5分で出て(そろそろ札幌に帰らないとヤバいので電車の都合で)、対面にある純喫茶、光へ!!

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純喫茶 光

アイスクリームパーラー美園の、ほんと対面にあるので、最初どっち入ろうかダバタバ、ウロウロしてしまった…。

創業…何年だっけな、戦時中くらい。
庶民的なアーケード街で、ここだけ古いレンガの荘厳な店作りで、店内も外からは一切見えないのですごい異色。

観光客に人気の隠れスポットらしく、店の前に『店内を見るだけのお客さんお断り』的な、根も葉もないことが書いてあった…そんな人が…居るのか…。

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もう店内すごい。トイレは結婚式場のバージンロードを歩くようだった。
年代物のランプをたくさん飾ってあって、すごい芸術作品が並んでいました。

残念なのは、興味を持って静かに展示品を覗いていたお客さんが、『このランプはいつの時代に作られたものですか?』等と店員さんに聞いていたのですが、若いお姉さんばかりで、

『ぜんぜん知りません(・∀・)』

で会話終了してしまったことだ…(´・ω・`)たぶん、ランプ以外の展示品の事も、教えてくれなさそう…お姉さんたち、接客態度はぜんぜん良いのですが、すごい良い店だと思うので、色々知りたいし人も居るだろうし、残念…骨董品がわかる人も、店内に居て欲しい…。

さて、北海道の秘境で廃墟巡りなども日頃していて、北海道では土地勘が無いのにスカートに生足等の軽装備で16時過ぎて悠長にしていると、ある瞬間に突然暗闇になって死ぬ

と言う事を知っていますし、帰りの飛行機の時間もあるので、札幌に帰るです。

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小樽から札幌に戻る電車の中から、日本海。

マイナス10度、16時の夕暮れ、写真には写っていないですが、かなり多数の奴等がサーフボードをやっていて、流石、北海道民はバカだなぁ(※最大の褒め言葉です)と思いながら、帰った。

新千歳空港内にあるスーパー銭湯、『新千歳空港温泉』も初めて行きましたが、とっても良かったです!
ネットレビューとかに『値段が高すぎるから行かない』と、何故か、行ってない人がレビュー書いてたりして評価良くないけど、入湯料1500円だし、サービスかなり良いし、お茶とかコーヒーとかサーバーから自由に飲み放題だからジュース代もかからないし、平日だと誰も人居ないし、岩盤浴も貸し切りだったし、お風呂も空いてるし。

喫茶店のコーヒー500円が高い~と言うのもそうだけど、ネットレビューは大概参考にならないと言うか、行ってみないと解らないと言うか。
ライブと一緒で、好きな人や気に入っている人は、ネットで不特定多数に、公然に、自分の主義主張を叫んで広めようとしないで、熱心に、そっと自分の足で直接通って、応援していたりして…

なんかしら言いたがりな人は、足や目を使って確かめてないで、机上の空論で、解った気になって、やった気になって、自分の存在をアピールして、満足してる事が多いと、私なんかは、思いますねー(´・ω・`)

以上、札幌遠征レポート終わりです。

もうこの記事書いてるとき、後半に差し掛かった頃、全部消えてめげそうになった。頑張った…orz

どうでもええんですけど、私の作っている音楽や、CDや、そういう物にも、私が一生懸命、世の中にある色々な素敵な事を見逃すまいとしている記憶や、景色や、そういうものがいっぱい詰まっております。

ネットで私を見ている方々、ネットで私に話しかけてくれる方々の、音楽には興味がない方々の、たった1人でも、いつか、1枚だけでも、CDを手にとってくれる事があるといいなぁと、思っております。
どうせお金は儲かっていないですし、お金儲けには全然なっていませんので、お気軽にお求め頂きたいと思いますwww

最後に何故宣伝で終わるかと言うと、誰が読んでも楽しいブログを書くようにはしてるんですが、一生懸命ブログを書く動力源は、CDを持っている人、聞いてくれている人、ライブに来てくれる方々の笑顔でして

私が、創作物を、音楽を、どういう思いで作ったのか、どんな景色を見て曲を書いたのか、ブログを通じてなんとなく伝わったらいいなと、そしたらまた、二度三度、創作物を聞いたりして欲しいなと、思っております。

なので、CDとか持ってると、たぶん、ブログももっと面白いよ、と言う話。