セブ滞在、最終日。

助さん、格さん、もういいでしょう…(´ `)
一昨日ダウンタウン行って、昨日バイクで往復7時間かけてセブ島を半周したわけで、もういいでしょうよ…(´ `)

もうすっかり虫達の消えたホテルで午前11時くらいまで寝て、レンタルバイク屋のホームページに営業時間が書いてなかったので、直接店まで行って確認したら、閉店時間は19時までとのことだった。

セブ島のマニアックな所はもうだいぶ行ったので、バイクを返す時間まで、今日は『いかにも』な観光ポイントを抑えておくことにした。

ネット検索したらあまり良いレビューもないし、海はさほど綺麗ではないらしいけど、とりあえず期待はしないで『てる○くらぶ』で無料クーポンをもらっていた『セブビーチクラブ』に、まずは行ってみることに。



"Tambuli Seaside residence"
Buyong Maribago Lapu-lapu city Cebu Philippines







海に入ったら入ったで水草がすごいし、『とても綺麗』とは言えないですが、十分なビーチかなぁと。
海見るの好きだし。

ここ、立地がちょっと難しいです。

『てる○くらぶ』では『セブ・ビーチ・クラブ』として現行でクーポンを配ってるけど、地図やガイドブックにそんな名前のところは載ってなくて、現在は『セブ・ビーチ・クラブ』ではなく『タンブリ・シーサイドレジデンス』と言う名前になってるみたいです。

無料クーポンナシで行くと300ペソ(900円)くらいみたいです。

テーブルや椅子を使うと1000ペソ(3000円)以上するみたいなので、ずっと岩に腰掛けて海を眺めていたわたし…

ここの客引きはバナナボート、ジェットスキー、土産物などをオススメしてきて結構しつこいっす…
黙って景色見るの好きなのに、断っても断っても、ずっと横に座って話しかけてくるし…



つまらなーい!!

『どうせなら、もっと良い人に頼みたいよ(´ `)!こんなしつこい客引きは不愉快じゃないか!こんなとこで、誰がジェットスキーなんかするかよ!!』

と思ってたら、

背中に不動明王しょったヤクザのおじさんが

ウヒェッwww

ヒェッwww

って言いながらボートで発信して行った。


ヤクザのおじさんが釣れたので、おかげさまで、しつこい客引きもわたしから離れて行ってくれた。

ナイスヤクザ…。



貝でも集めてみる…
(ポケットに入れておいたら、バイク乗ってるうちに全部転がり落ちたらしく無くなった)





プールとかもありました。

しかし、モアルボアルのホワイトビーチと違って、完璧にぼっちで来るようなとこじゃなかったので、早々に切り上げ…(´ `)







マクタン・シュライン・フィッシュマーケット付近。

このへんも、とても雰囲気がいいです。
魚はその場で調理してくれるらしい。スープや刺身や、どんな調理方法がいいかも指定できるらしい。

気軽にバイクを停められそうな場所がないので、通るたび毎回通過してしまっていたんだけど、今度セブに来る機会があったらゆっくり探索してみたい。



セブには『サリサリストア』と言う、このような、ジュースやお菓子を売っている小さなキヨスクみたいな個人商店がたくさんあります。





治安の悪い国では、防犯上、こういう風に檻と言うか柵で店を囲ってあるとよく言うけど、この国ほんとに治安の悪い感じはしなくて、陳列棚がわりみたいなものかと。

わたし 『コーラくれぃ!!』
おっさん 『コーラか』
わたし 『コーラだ』
おっさん 『わかった。そこに座っていろ。いま頼んでくる。俺は客だから。いま、店のおばさんを呼んでくるから。』

わたし 『す、すまん、おやじ…』

おばさん 『コーラ、10ペソ(30円)だよ』
わたし 『コーラのラベルに12ペソ(36円)って書いてあるが』
おばさん 『あ、ほんとだ。じゃあ12ペソ(36円)なんだと思う』
わたし 『てきとうっすね』



サリサリストアの前でコーラ休憩…。

その後、泊まっていたホテルの近くにあったマリーナモールなんかをちょっと見に行ったんですが

ネットレビューに『汚い、治安が悪そう、怖い』とも書いてあったんですが、綺麗で治安が良すぎて



つまらなーい!!

ので、自分用の地酒を1本だけ買って、すぐ切り上げ。

時刻は17時30分頃。

ちょっと早いけど、念のため早めにバイクを返却するのも良いかと思い、ちょっと遠回りして田舎道をツーリングしながらレンタルバイクを返しに向かうことにしました。

一昨日や昨日と比べて、今日は、ぬるい1日、なんのネタもない1日になったけど

それも良かばい

とても楽しいセブ島旅行になったなぁ…

と思った瞬間

パスン

お?

おっ、おっ、おっ???

パンクしたお…!!!!

レンタルバイク、パンクしたお…!!!!

後輪パンクしたお…!!!!


ガラスかなんか踏んだかお…!?!?

Googleマップで現在位置を確認したところ、バイクであればレンタルバイク屋まで15分くらいだが、歩くと2時間以上はかかる距離のようだ。

パンクはかなり重症のようで、めっちゃケツ振るし、ハンドルも持っていかれてフラフラで、まともにハンドル握ってもいられない。



よりによって、人通りも少ない、お店も少ない、かなりの田舎道でパンクしてしまった。

ガクンガクンガクン!!

おおおお…これは…走行不能だお…

変にこれ以上走ると、バイクから放り出されてしまうお…

こ、こんな田舎でパンクしてしまった…

海外で電話できる契約もして来なかったから、電話で誰かに助けを呼ぶこともできない…

どうしよう…

どうしよう…

お?



なんか、あそこにタイヤ飾ってあるお




お、バイク修理屋あるじゃーん☆

パンクして5分も経たず、解決するのであった。



と言うか、店も何も構えておらず、野ざらしにタイヤ2本置いてるだけで

『むっ、バイク修理屋さん』

と、すぐ発見するわたしも結構すごいと思う。

わたし 『パンク!マイバイク パンク(´・ω・`)!!』
威厳のあるおやじ 『ヘイヘイヘーイ!!カモンカモン(`・ω・´)!!』
わたし 『パンク…(英語喋れなくて同じことをただ繰り返すわたし)』

威厳のあるおやじ 『オーケー。ノープロブレム』
わたし 『ホワット タイム…えーと、パンク(´・ω・`)?』

威厳のあるおやじ 『アー…トウェンティー ミニッツ』
わたし 『20分で直るのか!じゃあレンタルバイクを返す時間に間に合う!!良かった!!』

威厳のあるおやじ 『ノープロブレムだ。おまえのバイクをなおすぞ!こいつが!』

さほど威厳のないおやじ 『わたしが店長だ。ノープロブレム』

わたし 『えっ、威厳のあるおやじ、お前は誰なのだ…』



威厳のないほうのおやじは、早速、手馴れた早さでわたしのバイクの修理を始めた。



普段はさほどお客さんが来ないのか、この辺の住人はみんなやることがないのか、

わたしのバイクの周囲に村人たちがたくさん集まってきた。
(本当は写真の外側にむちゃくちゃ人居る)



道路の反対車線からも子供が応援している。



ニワトリもやってきた。



牛も見ている。

村のバイク屋の、あの、威厳のないおやじの

スペシャル修理テクニックが今日は見れるのだ。


どんどん村人が集まってくる。
この村のオーディエンスは沸いていた。

村人のバスケの試合や、ただただ広場で適当に流しているCDの音楽などにも、数百人規模で集まって楽しめる民族だ。

この国では

『威厳のないおやじスペシャル修理ショー』

すら、30人ほどの村人、牛、鳥、犬を動員するのだ。

都内のライブハウスは、Rose&Rosaryよりフィリピン人をライブに出した方がいい。



威厳のないおやじは、10分ほどタイヤと格闘したあと

ドヤ顔をしてタバコに火をつけ、片手だけで作業をし始めた。

威厳のある方の、なにもしないおやじも、タバコを吸い始めた。

どうやら、このドヤ顔&一服は、修理が終わりに近づいた彼らの儀式らしい。

そのとき、タイヤから

パシュッ

と言う音がして、またどんどん空気が抜けていった。

威厳のないおやじ 『oh…(´・ω・`)!!』

どうやら、わたしが空けた穴以外にも、タイヤには細かな穴はたくさん開いてしまっていて、ズタボロらしい。
おそらく元々、パンクしないのが奇跡だったくらいの、壊れかけの、使い物にならないようなタイヤだったのだろう。

威厳のないおやじは自分のテクニックに誇りを持っているらしく、これがレンタルバイクであることも知らないので、

スペシャルな1台を提供しようと

意を決した顔で

吸っていたタバコを道路に放り投げ

本気でタイヤを直し始めた!!


わたし 『お、おやじ…前から空いてた細かい傷くらいは、どうでもいいんだ…正直、レンタルバイク屋に戻す所まで走行できれば、その後の、このバイクのことはあまり知ったことじゃないんだよ…と、英語で喋れるスキルがない…』



暗い!!

もう夜だし!!

そこに出してるタイヤの看板に『24時間営業』って

書いてたけど

ぜんぜん24時間営業できる設備ないじゃん!!!


最初にわたしを呼び込んでくれて、修理状況を見て、所要時間を計算してくれた、威厳のある、何もしないおやじが声をかけてくる。

『じゃあ、オレのバイクの修理の続きは、また今度でいいや。俺、夜だから帰るわ。じゃあなー』

おまえ、客だったのかよ!!

わたしのバイク見て

『20分だ…(`・ω・´)』

とかゴルゴみたいに言ってたから

店の人かと思ったけど

客だったのかよ!!


って言うか、わたしが急いでいたから、バイクの修理の順番譲ってくれたのかよ!!
すまん!!!ありがとう!!

威厳のない店長が、わたしのバイクと戦いはじめ、1時間15分経過した。



おやじ…

すまんな…

もう暗くてなにも見えないよ…


あれだけ居たオーディエンスも、飽きて誰も居なくなっちゃったよ…

おやじは、ライターについている頼りない光しか発さないライトを口に挟み、なんとか、わたしのバイクを完璧なまでに修理してくれた。

結果、4箇所以上の修理が行われた。

このとき、18時45分。

バイク屋の閉店まで、あと15分。

威厳なし店長 『オーケー。コンプリート』
わたし 『ありがとう。ハウマッチ』

威厳なし店長 『(´・ω・`)』
わたし 『どうした』

威厳なし店長 『(´・ω・`)』
わたし 『なぜ悲しそうなんだ…もしかして、20分で終わるって言ったのに、1時間15分かかったのを申し訳なく思っているのか?ハウマッチ』

威厳なし店長 『(´・ω・`)』
わたし 『いいから言ってみろ』

威厳なし店長 『…200?(´・ω・`)』

わたし 『疑問系で聞かれても。200ペソなの?』


威厳なし店長 『…200…かなぁ?(´・ω・`)』

わたし 『かなぁ?じゃないよ!!外国人だから、少しはボッタくってもいいんだよ!!おやじが居なかったら、わたしすごい困ってたし!!正直、もはやどんだけ高くてもいいんだよ!!ボッタくるなら、堂々とボッタくれよ!!なんで恐縮そうなんだよ!!』

威厳なし店長 『…200ペソ(600円)ください(´・ω・`)』

わたし 『もちろんだ!!さっき、威厳のある客のおやじが50ペソ(150円)握り締めてるのを見たから、たぶん普通は50ペソ(150円)で、いま200ペソ(600円)ふっかけてるのが不安なんだよね!?でも長時間見てもらってるし、おやじススで真っ黒だし、さっきのとはぜんぜん手間も違うだろうし、おやじには300ペソ(900円)をプレゼント!!300ペソ(900円)をプレゼント!!』

威厳なし店長 『(*゚∀゚*)パァッ…』

わたし 『さようなら、おやじ!!ありがとう!!』

威厳なし店長と、その子供達は、300ペソ(900円)が嬉しかったのか、やはりバイクで去るわたしを

いつまでも、いつまでも手を振って見送っていた。

こうして無事、19時ジャストにレンタルバイクを返したわたし。

オンボロ品質バイクよ 3日間 ありがとう…

昨日、モアルボアルを往復している道中でパンクしなくて良かった…

さて、お腹が減りましたが、レンタルバイク屋の近くには『YAKSKI BARBECUE』と言う、現地人しか行かなそうな店しか見当たらなかったので、ここを最後の晩餐に。



YAKSKI BARBECUE
268-B Don Mariano Cui Street (Capitol Site), Cebu City, Philippines

オススメです。1人でもすごく入りやすいし、美味しいし、雰囲気も良かった。メニュー焼き鳥しかないけど。

わたし 『焼き鳥バーベキュー5本と…あと、コーラください』

店員 『こ、こ、こ、こ、こーら!?!?!?!?』

わたし 『(´・ω・`)?イエス。コーラ』

店員 『ガクガクブルブル…オ、オーケー…コーラ。プリーズ ウェイト』

〜5分後〜

店員 『お待たせしました。注文を繰り返します。焼き鳥5本と…あと、ご、ご、ごはんが、4つ』

わたし 『ご、ごはんが4つ!?!?』

そんなの頼んでない…

頼んでないけど、わたし、こういうとき、頼んでない!!って言えない…

わたし 『イ、イエス…オーケー』

仕方なく『そうそう、これこれ〜。お腹空いちゃってさー。ご飯たくさん食べたかったんだよね〜』風に、いそいそとご飯4つを食い始めた。



写真撮るの忘れてて、なんとか頑張って2個食べた写真…

大量のご飯を食べてて、わたしは気づく…

(゚д゚)!!!!

コーラ

コーラァ

フォーラァー

フォーラァーイス

4 RICE

フォーライス


なるほど!!!!!


フォーライスも食うか ボケェェェェェ

2個のライスを無理やり胃に詰め込み、あとの2個はスプーンでぐしゃぐしゃに崩して、『もうちょっとしかご飯残ってない風』に装って加工した上で

タクシーを拾ってホテルへ。

タクシーのおやじ 『セブははじめてかい』
わたし 『はじめてだ』

タクシーのおやじ 『イイネ。今日は滞在何日目なんだい』
わたし 『今日が4日目で、かつ、最終日だ』

タクシーのおやじ 『イイネ。どこを観光したのかな』
わたし 『いろいろだ』

タクシーのおやじ 『大型ショッピングモールのSMシティや、アヤラショッピングセンターには買い物に行ったかな』
わたし 『行ってないな』

タクシーのおやじ 『では、ダイビングをしたり、シュノーケリングをしたりと、海を満喫したのかな』
わたし 『やってないな』

タクシーのおやじ 『じゃあ、どこに行ったんだ…』
わたし 『カルボンマーケットとか、ダウンタウンとか…あと、モアルボアルとかだな』

タクシーのおやじ 『モアルボアル!?遠いな。ツアーで?』
わたし 『レンタルバイク』

タクシーのおやじ 『レンタルバイク!?』
わたし 『イエス、レンタルバイク』

タクシーのおやじ 『アー…。すまん、聞き違いかな。聞き取れない。えーと、交通手段は…』
わたし 『聞き取れてる。レンタルバイク』

タクシーのおやじ 『…ァィェ…レンタルバイク。セブ ロード イズ ベリー デンジャラス…』
わたし 『知ってる』

タクシーのおやじ 『セブ レンタルバイク イズ デンジャラス…セブ バイシクル クオリティ イズ デンシャラス…』
わたし 『それさっき知った』

夜のタクシーは特にボッタくるのが出現すると聞いたけど、おかげさまでこのタクシーのおじさんも良い人だった。

時間が21時くらいだったので、ホテルに帰る前に、初日に行ったトントンマッサージへ。

初日は美人のお姉さんだったが、今日は日本語が少しだけ喋れるプロレスラー風のオバチャンが対応してくれた。

BBA 『トントンマッサージ ハジメテ?』

わたし 『イエスタデイ…イエスタデイ…イエスタデイ。イエスタデイ。』

"初めてじゃないよ。3日前にも来たよ。"

が言えなくて、大量のイエスタデイを連呼するわたし。


BBA 『??ハジメテ? or イエスタデー カム?』

わたし 『いや…イエスタデイではなくてな…ノーイエスタデイ…

アンド、イエスタデイ、イエスタデイ。イエスタデイ。』


(訳:いや…昨日ではないな。そして、昨日だ。昨日だ。昨日だ。)

BBA 『(なんだコイツやべェなとりあえずお客さんだから笑っとこう的な笑顔)』

わたし 『そうやって適当に流してもらえると大変ありがたい』

わたしの思考の9割をジョン・レノンがしめたまま、BBAのマッサージを受け

寝落ちした。

起こされてホテルに帰った。

荷物をまとめて

そして飛行機で日本に帰った。



明け方に出発の飛行機であるため、機内はとても空いていた。

特に、わたしのまわりがすごく空いていた。
わたしの両隣も誰も居なかったし、前の座席のレーンにも誰も居なかった。

これは快適…と思っていたら、なぜか途中でタンバリン芸人 ゴンゾーに似た中国人が移動してきて、わたしの前の席に座り、一言もなく、シートを全開に倒してきた。

ゴンゾーよ

なぜ これだけ空いてて わたしの前に座って

しかも シート全開なのだ

なぜ うしろに 人が居ない 座席に 行かぬのだ

飛行機には、ひとつひとつの座席の天井に、必ず『読書用ライト』と『エアコンの送風口』がある。

ですので、ゴンゾーに気づかれないように

手の届く範囲のエアコンの送風口を

ぜんぶゴンゾーに向けて

3席分の冷気を発射してやった。


その後、わたしはすぐ寝落ちしてしまったが

どうやらゴンゾーは寒かったようで

次に目が覚めたとき、前の席からゴンゾーは消えていた。

〜フィリピン セブ島レポート 完〜

コメント一覧

コメント一覧

    • 1.TERU
    • 2016/05/03 23:30
    • 5なかなか面白く読ませてもらいました。こういう旅をしてみたいです(^_^)