モアルボアルから30分〜40分くらい、隣町バディアン。

太陽の光が弱くなり、そろそろ夕方にならんとしている16時30分頃にカワサンフォールに到着した。
この辺はもう深いジャングルだけなので、とても道路が難しい。

iPhoneのGoogleマップがカワサンフォールを指し示す付近まで行っても、それらしき物は見当たらない…

ので、ちょっと路肩に停車してネットでしっかり位置情報を確認…

しようと思ったら、広場から複数のぁゃしぃフィリピン人が飛び出してきて『おいで、おいで!』と手を振って駆け寄ってきた。

わたし 『わぁ、この旅最大にうさんくさい』

現地人 男 『ウェルカム ヒアー! ウェルカム ヒアー!』

わたし 『カワサンフォールに行きたいよ』
現地人 男 『ここがカワサンフォールだよ、ウェルカム』

わたし 『そうかしら。滝みたいのは見当たらないよ』
現地人 女 『この奥にカワサンフォールはあるよ。バイクの駐車場代に20ペソ(60円)、ヘルメットが盗まれないようヘルメットの管理に20ペソ(60円)頂きます』

わたし『えー。ガイドブックにはカワサンフォールの入場料10ペソ(30円)って書いてたよ』

現地人 少年 『入場料金?逆に、そんなのはないよ。誰が来ても、バイクの駐車場代に20ペソ。さらに、ヘルメットが盗まれないようヘルメットの管理に20ペソかかるよ』



まわりを見渡すと『カワサンフォール ネイチャーパーク』と書いてあるし、確かにちゃんとした鉄製の看板に駐車場代20ペソ等と書いたようなものが、いたるところに設置してある…。

駐車料金を払ったらバイクに『支払い済み』のタグなどもつけてくれて、レシートも見せてもらったが、ちゃんとオフィシャルぽい作りのレシートで、ボッタくり集団ではないぽい…。

料金体系が変わったのかしら…。
はてな。

『ヘルメットの管理料金として20ペソ』って言うのは現地人が勝手に作り上げた商売な気がするけども、既にフィリピン人5〜6人に囲まれているので、ここは安全第一でおとなしく彼らに従う…(´`)

合計40ペソ(120円)を払いまして、運転疲れもあるし、ジュースでも買って少し休みたい…と思っていたところ、

1人の現地人のおっさんが

バイクにくくりつけていた

わたしのパンダのリュックを

勝手に背負った。


おっさんは、ライブハウス『あさがやドラム』のオーナー オガワさんを少し屈強にした感じである。



(オガワ 隠し撮り)

わたし 『おい貴様、何をしている』

オガワ 『カワサンフォールへゴー。荷物は俺が持つよ。ゴー。』

わたし 『ぬぅ!荷物を運んでチップをもらっちゃおう作戦にハマってしまった。これではオガワの思うツボ』

オガワ 『こっちだ。ゴー。カワサンフォールは森の奥にある』

わたし 『ぬぅ!Googleマップだと道路沿いに滝があるように見えたのに…鬱蒼としたジャングルで、わたし1人で滝は見つけられない。ここは、オガワに案内してもらうしかない…』

オガワ 『こっちだ』

オガワは、運動不足の日本人では到底追いつけない速度で歩き始めた。

オガワ 『こっちから行くと早いぞ』

オガワは、鬱蒼と茂ったジャングルに入っていき、

少しでも足を滑らせると川に真っ逆さまに落ちてしまうような、不安定な橋の欄干を歩き始めた。

不安定な橋の欄干って言うかさ

もうここ牛若丸くらいしか

通らないですよね




おまえ どこ 通ってんの???

さっきモアルボアルの海に少し入ったせいでクロックスが濡れてるし、砂だらけで大変歩きづらくて命の危険に関わるんだが、なんとかオガワについていく。

オガワの、小川を渡る速度が早すぎる。

オガワ 『カワサンフォールは、ジャングルを15分ほど登山した先にある』

わたし 『それ最初に聞いてたら、行きませんのに…(´ `)わたし暗くなる前に早くホテル帰りたいの…』

オガワの家はジャングルの中にあって、そこに住んでいるらしい。

ジャングルの中にはやはりニワトリが沢山居て、闘鶏場で2回勝利したチャンピオン鳥などを紹介してもらった。

ところで、なんか、別方向から白人さんの観光客とかいっぱい来てるよね。

なんか、牛若丸風な通路を登山してきたの

わたしとオガワだけですよね。

わたし 『はい解った!!正規の入り口は別んとこにあるんだろ!!10ペソ(30円)だけ払って、オガワみたいなガイドに周囲を囲まれない、ちゃんとした入り口があるんだろ!!さっき、わたしが正式な入り口に気づく前に無理やり駐輪場に呼び込んだろ!!はい気づいたよ!!海外1人旅はそれなりに慣れてるから、それくらいわかるんだよ!!わかるけど、まずは自分の身の安全が第一だから、ここでオガワとケンカするわけにもいかないんだよ!!』

オガワに気づかれないように、ひたすら日本語でオガワバッシングをするが、オガワはスタスタと山を登ってゆく。



北海道旭川の新観光名所『青い池』のような、不思議な色をした神秘的な川でした。

夜になると、流れの向きが変わる不思議な川らしい。by オガワ情報

カワサンフォールの写真ももっと撮りたかったが、オガワは決して止まってくれないので着いて行くしかなかった。

必死の思いでカワサンフォール着。



"Kawasan Falls"
Badian, Moalboal 6031, Philippines

観光客は少なかったが、完璧な外国人向け観光地で、カフェの値段などもかなり高かった。セブ旅行でいちばんここが高かった。

喉が渇いていたので、85ペソ(250円)のコーラを飲んだ。



シスターが、シスターの服のまま泳いだりしていた。



オガワ 『イカダに乗って、滝の真下まで行くことができるぞ。行きたかったら行けばいい。イカダは200ペソだ(600円)。イカダはな。』

わたし 『せっかくここまで来たから、イカダに乗ろうかしら…今財布に300ペソ(900円)位しかないけど…だから残金ゼロ近くなるけど…いまはお腹も減ってないし、あとでオガワに払うチップくらい残しとけば、一文無しになっても大丈夫やろ』

そしてわたしはイカダに乗った。

貸切で。

少年が3人、イカダの運転してくれた。

写真がないのは、防水ケースに入れたわたしのiPhoneを、イカダを運転していた少年が代わりに持ってくれていたからです。

少年はイカダに乗るわたしを何度も写真に残してくれようとしたのですが、手が濡れていると防水ケースの上からは液晶の反応が悪くなるため、1枚も写真が残らず

イカダを運転しながら、少年は

シット!ソーリー!
シット!ソーリー!
シット!ソーリー!

を連呼しておりました。

夕暮れで暗くなってきたジャングルで

少年の

シット!ソーリー!

だけが大声で響いていたと言う。

まぁ、イカダで滝の真下まで行ったら思いの外、水圧が強くてですね、と言うか、そもそもイカダに乗ってみたかっただけで、滝に打たれたかったわけじゃないんですけど…

何度も滝の下を通過してくれて

想定外にビッシャビッシャになりました。

イカダにわたし1人しか乗ってないので、それはもう長時間滝行をやってくれたわけです。

イカダに乗り終わって、疲れてベンチで休んでおりますと、さっきの少年3人組が伝票を持ってやってきました。

メインの少年はマコーレー・カルキン似の、16歳くらいの少年でした。

マコーレ 『さっきのイカダ代をください』
わたし 『えっ?さっき、オガワに渡したよ』

マコーレ 『えっ?(オガワと話す)…ああ、それはイカダ本体の代金です。イカダで自力で行くなら200ペソで、イカダを運転する、我々3人のボートマン代は別なんです。ボートマン代1000ペソ(3000円)です。』

わたし 『…お?』

オガワ (うなずく)

オガワ てめぇ先に言えや ヒゲ抜くぞ

ボッタくってるのかな?と思いつつ伝票を見るけど、これもやっぱりマコーレの偽装ではない感じがするな…。

たぶん、他のみんなは団体ツアーで来てたり、お互い乗り合いで安く済んでたものが

わたしがぼっちでイカダに乗ったから

わたし1人に1000ペソ(3000円)って言う高額請求がかけられていると。

そうですか、そうですか。

なるほど 金ならねぇぞ(・∀・)

そう、もう、財布にまったくお金がないのである。

わたし 『…ない…』
マコーレ 『お?』
わたし 『お金…もうない…』
マコーレ 『え…そんなこと言われても。困るよ。どうしよう(唖然)』

わたし 『あの…ジャパニーズ エン なら…』
マコーレ 『ジャパニーズ エンってなに』
わたし 『ジャパンのマネー…ジャパニーズ エンで1万円札なら持ってる…』

マコーレ、日本の通貨を見たことがないらしく、いぶかしげに1万円札をひっくり返したりして眺めている。

マコーレ 『これ、本物?幾らくらいの価値あるの?』
わたし 『100ドル…』

マコーレ 『ひゃ、ひゃくどる!?!?ギエエエエッッ』

わたし 『そう100ドル…でも君らのギャラは10ドルだから…このままこの札をあげるのも…ちょっと困る…』

マコーレ 『よし、わかった。隣町のモアルボアルに両替所がある。ジャングルを降りて、俺が両替してくるから待ってろ。往復1時間くらいかかるけど、待ってろ(`・ω・´)!!!』

走り出すマコーレ…!!

わたし 『お?え?イカダこのまま放置かい?他のお客さん来たらどうするのこれ…って言うか流石に1万円持って爆走されたら、このままマコーレが1万円札持って逃げる気しかしないんですけど!!!』

走って戻ってくるマコーレ…!!


マコーレ 『ギエエエエッッ』

わたし 『なんだマコーレ、どうした』

マコーレ 『破れた、ジャパニーズエン、破れた…(´・ω・`) 1cmくらい破れた、どうしよう、100ドルが…どうしよう』

わたし 『ああ、ジャパニーズ エンは他の国のお札よりビニールぽくないから…マコーレ手が濡れてるから破れたんだな。別に破れてもぜんぜん使えるよ』

マコーレ 『よ、良かった!!』

走り出すマコーレ…!!

マコーレはその辺にバイクを停めて寝っ転がっているおっさんに声をかけ、『モアルボアルまで換金しに行きたいからバイクに乗せてくれ!』と交渉している。

寝っ転がったおっさんは、『よし来た、乗れ!!』と後部座席にマコーレを乗せてすっ飛んで行った。

マコーレの姿は、すぐ見えなくなった。

1万円を持ったマコーレは本当に帰ってくるのか、不安な気持ちで居るわたしにタバコをくわえた他人事なオガワは

『ジャングル降りて、下の駐輪場でマコーレ両替してくるの待ってようぜ。ここもう暗くなるし。』

と言うので、オガワと一緒にジャングルを降り始めた。

下山途中、オガワの仲間達が集まってビールを飲んでいて、オガワはその集団に入っていった。
オガワの仲間達は、オガワにビールの入ったコップを渡し、オガワはその場でビール飲み始めた。

オガワフレンズ 『お前もどうだ』
オガワフレンズは、わたしにもビールを注いでくれた。

ビール代など無いぞ。
チップ代など無いぞ。
期待するなよ。
知らんぞ。

と思いながら、わたしはビールを飲み干した。

オガワの仲間達 『こうやって、大人数で1個のコップをまわしながら酒を飲むのがセブスタイルなのさ!楽しいだろう!ハッハッハ』

わたし 『そうですか』

オガワの仲間達 『じゃあ、またな!』

無料かよ (CV三村)

カワサンフォールの山頂ではボッタくり喫茶店とか経営したり、わざと不明瞭なイカダの値段設定作ってるわりに、このビール代はタダですか、そうですか…

オガワや、なぜかついでにジャングルを下山してきたマコーレの友達ら数人と一緒に駐輪場まで戻ってきて、合計5〜6人くらいの面子、あと犬を2匹交えて

40分くらい喋った。

その間に太陽は完璧に沈んだ。

暗くなる前にホテルまで帰りたいと言う

わたしの希望は完璧に絶たれた。


オガワはよく喋った。

日本人の彼女と付き合っていたのだが、最近、彼女に浮気されて別れたこと。

日本人と付き合っているから漢字のタトゥーを入れたのに、日本人と別れたらこのタトゥーどうしよう…と今は思っていること。

わたしは英語があまり喋れないので聞いているだけしかできぬのだが、オガワは犬のこと、バスケットボールが好きなこと、この近所のことなどを、ひたすら一方的に話してくれた。

そのほか、オガワはわたしのサングラスを奪ってかけたり、わたしのiPhoneを奪って操作してみたり、わたしのバイクに寝転んでみたり、わたしのサングラスが自分に似合わないことを凹んだりしていた。

マコーレの友達らに『どこのホテルに泊まっているの』と聞かれたので『マクタン島のラプラプシティだよ』と言ったら

全員、引いていた。

このへんに来る観光客は、みんなモアルボアルに泊まっているらしい。
マクタンから自力で来る人なんて居ないらしい。

マコーレの友達 『今から!?3時間かけて帰るの!?あんな道を!?夜に!!帰れるのか!?!?』
わたし 『さぁ…(´ `) 』

40分ほど話していると、マコーレが帰ってきた!!

馬鹿正直に、1万円全額を持って帰ってきた!!


マコーレはしょんぼりしていた。

マコーレの英語が流暢なのでよく解らなかったが、おそらくわたしが想定していたよりもかなり悪いレートでしか両替できなかったことを、とても申し訳なく思っているようだった。
(両替のレシート見たら、まぁさほどレート悪くなかった)

マコーレにイカダ運転代1000ペソを払い、チップとして150ペソ(450円)渡した。

マコーレはイカダを店じまいにして、ジャングルを降りて、1時間かけて両替に行ってくれたわけで…

そもそも所得も低い国なのに、ガソリンは日本と同じくらい高い物価であって…

本当はマコーレにもっとチップを渡したかったのだが、マコーレをバイクで連れて行ったおっさんや、今まわりで無駄に集まっているフィリピン人5〜6人全員にチップを要求されたらキリがないと思いまして

少ないけど、マコーレには150ペソ(450円)しか渡せなかったのだ。

マコーレはいいヤツで、1度チップを辞退したのだが、わたしが『いいんだよ』と言うと、深々とお辞儀をした。
フィリピンでお辞儀なんかしてたのは、この、マコーレだけだった。

マコーレをバイクで乗せて行ったおっさんは、

『いやぁ、働いたなぁ』と一仕事終えたように家に帰って行った。

おまえはチップ要らんのか。

なんでおまえタダ働き。


オガワ 『これでひと段落だな。では、わたしにもチップをください』

わたし 『はい出た。100ペソ(300円)どうぞ』

オガワ 『もう100ペソ(300円)くれたら嬉しいなぁ』

わたし 『ぬぅ!汚い大人!!頑張ってくれたマコーレですら150ペソ(450円)なのに…て言うかおまえがわたしの残金も確認しないで、パンダのリュックを勝手に背負って案内を始めるから、みんながこんなことに…クソッ、もう100ペソ(300円)どうぞ』

オガワ 『サンキュー。セーフティー ドライビング。シーユーネクストタイム』

オガワやマコーレ、その友達5〜6人と固い握手をし、手を振る彼らに見送られて

わたしは真っ暗になったカワサンフォールを出発した。

オガワサンフォール物語 完

【後日談】

ネットで調べたら、やっぱりわたしがオガワと一緒に行ったルートは多分裏口だったと思います。
なので、どっかに10ペソ(30円)で入れる正規ルートがあるんだと思います。

オガワはわたしのガイドをやって、さぞ儲かっただろうな〜と思っていたら、日頃オガワは普通にガイドするだけで350ペソくらい要求してるようで、むしろオガワ的にはわたしは『長時間付き合った割にはお金にならない客』の部類であった。

カワサンフォール山頂でも、本当は『カフェの椅子に座る料金』などが500ペソ(1500円)くらい別途かかるらしいが、わたし払ってないし…

なお、勝手にガイドを買って出る現地のフィリピン人は、気が強い人だったら断ることも出来るだろうし、自力でカワサンフォールに登ることもできます。
ただ、『ガイドも断って、イカダも断って、自力でカワサンフォールで遊んでたら、それはそれでイチャモンつけられて遊ぶ料金みたいの取られた』って言うブログも見かけたし…

嫌な思いするよりは、さほどお金もかからなかったし、あやしいフィリピン人と仲良くしながら遊べて、色々ネタも提供してくれたので、わたしのカワサンフォール体験はこれでよかったなーと。

ちなみにホテルからカワサンフォールに団体ツアーで行ったら7000ペソ(21000円)もかかるようであった。
やはり個人行動だと安い。

フィリピンの人達は数字や計算にあまり強くなく、貯金をせずにあるだけ使ってしまうなどと聞いたことがあります。
他人の所得を平気でもらおうとするし、また逆に、自分の所得を他人に渡すのも割と平気であると。
ボッタクろうとしてボッタクってる悪人だと言うよりも、単純に大雑把と言うかどんぶり勘定的な部分もあるんだと思います。

【オガワのせいで夜中に4時間かけてホテルまで帰る帰路】



くらいよー
こわいよー

オガワと一緒に小川に行かなければこんなことには…


慣れないバイクでわたしのケツはもう限界だった。

まだ帰路の1/4も進んでいないドゥマンジュグでわたしはもう死んでしまった。

時刻は20時ごろ。





昼間、とても賑わっていたドゥマンジュグも店が閉店し、市場も終わり、屈強な漁師やワルな地元の若者のみがウロついていた。

しかし、もうなんか、治安とかどうでもいい次元なのであった。

たいへん腹が減っていたが、もうどの店も閉店していて、1軒のハンバーガー屋さんだけが営業終了ギリギリだったので、なんとか滑り込んだ。



『バーガージャンクション』とか言う店。
ガイサノドゥマンジュグの対面にあります。



ハンバーガーとピザを食べました。
セブの料理やジュースは日本より一回り小さいことが多いので、ハンバーガーだけだと足りないんす…

めちゃ美味しいです!写真撮ってないけど!!
この旅で一番美味しかったです。



コーラ頼んだら、ビニール袋にストロー刺して渡されました…
ゴムで口を閉めるとかもなくてそのままだし、とても飲みづらい…

ハンバーガー屋が暗に『もう店は閉店だから、店内で食うなよ!テイクアウトしろよ!』と言う雰囲気を醸すので、その辺の歩道に腰掛けて食べてました…(´ `)

セブ滞在初日でこそ、現地人にめっちゃ奇異の目で見られていましたが

この頃には、セブ人は誰もわたしを見なくなりました。

いい感じにわたしが薄汚れていると言うか、馴染みすぎたのか…

また運転を始めたが、次の街バリリで、既にまた死亡するわたし。



くらいよー
ケツがいたいよー




この暗さで街の中心部…
個人商店(この時間は既に閉店)が1軒くらいあるだけの街です。



暗いんだけど、セブの人は外でぼーっとするのが好きみたいだし、暗闇の中でも人はかなり居ました。

痔になることは確定だなと思いながら、また嫌々出発…



これね、なんだかわかる?



これ、朝ね、朝ごはん食べた、サンフェルナンドの海の家。



それがもうこんなにくらいよー
つかれたよー


そしてもう体力的に限界、ケツも限界、背中も痛い、太もも痛い

わたしは真っ暗になった海の家近くの、歩道のアスファルトに

横になった。

星が綺麗だった。

この辺は通行人も誰も居なく、時々、トライシクルなどの車が通っていたが

暗闇の中、汚れまくったアスファルトに横たわって、iPhoneでニュース見たりしてるわたしに気づいて

みんな、少し迂回して行った。

もはや

『わたしが現地人に気をつける』

のではなく

『現地人がわたしに気をつけている』

レベルに突入した。


ナガ→タリサイと、必死でわたしはバイクを運転した。

タリサイあたりで、やっぱりもうケツがダメになって

道路脇にバイクを停車するや否や

そのまま野球選手がホームベースにスライディングするような勢いで歩道にまた横たわった。

タリサイはかなり都会な街なのだが

ベガの決めポーズのような自信を持った腕組みのまま、真っ直ぐ綺麗にアスファルトに横たわって寝ているわたしを

みな迂回して通って行った。

やはり、

現地人がわたしを警戒している。


こんなにいたいけなわたしを、

現地人が警戒している。


わたしが

街の治安を悪くしている。


通報される前に、なんとか腰を起こして、またバイクを走らせる。

ホテルがあるマクタンまでもう少しだけど、やっぱり限界になったのでマンダウエのジョリビーで休憩…。





一番高いメニューの、アロハビッグバーガーです。
わたしにはぜんぜんビッグじゃないですが…ほんと、フィリピンの食べ物けっこう小さいので…。

なんとか、死ぬ思いで、二度とモアルボアルなんて行きたくないと思うくらい憔悴した挙句、

深夜0時にホテル着。

死んだ。

まだ明日丸一日滞在期間がある。

もういい。
もう帰りたい。

コメント一覧

コメント一覧

    • 1.HIRO YOUZAC
    • 2018/08/03 16:15
    • 興味深い投稿でした…ラプラプからモアルボアルまで🛵バイクで⁉︎…凄いコトです。