コミケにご参加された皆様、お疲れ様でした!
また、Rose&Rosaryのブースまでお立ち寄り下さった皆様、本当にありがとうございました!

今回出した新譜の4thアルバム『WEED』は、とてもシンプルに作りました。

ジャケットもすごく簡素ですし、写真もステージ衣装ではなく普段着だったりで、曲自体もそんなに派手なものでもないのです。

冬コミで出した3thアルバム『BURST MODE』は、ゲーム『ツゴウノイイ彼女』の絵師ふさたか式部さんがジャケットイラストを手掛けて下さったり、大日本プロレスさん、D:drive.さん、onomatope*さん等のご協力により、とても豪華で華やかな作品に仕上がりました。

既に完売してしまいましたが、思い出深い、大切な作品です。

いわゆるコミケ的な、お祭り的な、
好きなクリエイターさん同士で盛り上がって楽しんで作った1枚。
またそのうち、色々な方に参加して頂いて、こういう楽しいアルバムを作りたいです。

今回も、おそらく周囲の方々に言えば、前回のような、豪華な印象のあるアルバムを作るために色々な方が気持ちよく協力してくださったと思います。

でも毎回、人様の協力や、人様にお膳立てしてもらって作品を作っていくのは非常に危険な思考だと思うので…

今回は、こんなアルバムになりました。

もともと『多くの人にCDを手に取ってもらいたい』、『多くの人に共感してもらいたい』と言う気持ちは他者より少ない方だと思うんですが

今回はもっともっとそういうのを取り払って作ってみました。

私は、肩書きや冠がないと動けなくなっていく人間の多さを知っているし

『ゲームのタイアップ作品が入っているかいないか』で音楽の価値を決める人たちも居るのを知っているし

それを気にしすぎて、常にゲームのタイアップ曲を取れる取れないだけしか頭にない歌い手さんをいっぱい知っているし

人の尺度によるモノサシしか持っていない人たちは、満面の笑顔で歌を届けていても

なんとなくどこか満たされなかったり、寂しそうに私には見えたりする。

とは言え、私だって、自分なりのモノサシを完璧に持っているわけではなく
ただ持たなきゃいけないと言う責任感であって

自信なんかないし、人に嫌われるよりは好かれたいんだけどさ。

一生懸命ありったけの自分をかき集めて、嫌われたら嫌われたでいいから、『自分はどういう人間であるか』を一生懸命伝えようと思いました。

自分の知名度を上げたり、売れることや、周囲より秀でたい、特別な人間になりたいと言う欲望を優先していたら

『自分はどういう人間であるか』

なんて忘れちゃって最終的には『自分』なんて1ミリたりとも残ってない。

なんてオチの方が、嫌われるよりも怖いっす。。。

自分の心すら見えてない人に、他人の心が打てようか。。。

ちゃんと写真撮るのを忘れちゃったけど、ブースも徹夜で組みましたー!
図工が超苦手なので、別にたいしたもんじゃないですが…

どうも汗水垂らしてライブもしないで、ペラッとCD並べてお金もらうのが苦手で

正直、コミケよりもライブの事を考えた方がいいんじゃないかとも、コミケ直前まで思っていました。

いままで何度かコミケやM3に参加して、サークル参加を欠かさない人たちの中には「ライブとかって大変だし、ノルマもあって赤字になるし、即売会の方が売れるし楽」って言う声が多いのも、なんか釈然としなかったし。

でも、後ろ向きな気持ちでコミケに行くのも非常にマナー悪いですし

自分は何がしたいのか、

与えられた90cm×45cmで何ができるか、

ギリギリまで一生懸命考えました。

与えられた90cm×45cmを、ライブステージだと思うようにしたし

「売ること」じゃなくて、「売れなくても、自分はどうしたいか」を優先した演出にしようとしたし

なるべく、視覚的に音楽性が伝わるようにしました。

「自分大好きwww」と何処かで誰かに笑われるかもしれないと恐れながら、今までに自分が撮り貯めてきた写真にも自信を持とうと思ってベッタンベッタン壁に貼ったりしました。。。

原価8円のブロマイドを500円とか1000円で売るよりも、きっと、壁を写真展に見立てて、通り過ぎる人が写真展を見ているような気持ちに一瞬なってもらえたほうが面白いんじゃないかなぁと思って、あんな風にしましたよ。

シルバーアクセサリー系のデザインとかコンセプトとか好きなので、ヤンキーのようなヤクザのような、コミケらしからぬデザインだけども黒一色でシックにしました。

シルバーアクセサリーとかって、モチーフが悪魔だったり十字架だったりゴシック的だったり。
そういう系のコンセプトは、見る人によっては厨二病がちに見えるだろうけど、シルバーアクセサリーのカタログとかって非常にクリエイター的なこと言ってる。

「何十年も経験を積んだ職人が、1個1個こういう手法でどうのこうので…」みたいな

「こうこう、こういうことを頑張ったので、自信を持ってお送りします!!」

って言う説明書きが必ず入ってる。かっこいいね。

丸一日手伝ってくれたクロちゃんにも感謝しきれないです。
自分のバンドのことながら、なかなか格好いい男だなぁと思いましたよ。

結局、私、ぜんぜん計算もできないから、売れた分のカウントをつけるのも忘れたきりだし

そもそもお客さんから受け取ったお金をどのハコに入れているのかのシステムすら最後までよく知らんかった

偉そうに私はブログ書き綴っているけど、11時には飽きて休憩しに行ったり

覚えている限りで、3回くらい私は遊びに行っておりました

しかし、クロちゃんは1回も休憩してないのである。

私が疲れたとか足痛いとか飽きたとかずっと言ってるのに、確か、1回も文句言ってなかった。

あと私、ブースの構想を練って、それを設置するのに全ての魂を注いだところで飽きたので、一切片付けてない。
ぜんぶクロちゃんが片付けてくれたみたい。

最初は可愛い女の子の売り子を誰かにお願いしたほうがいいんじゃないかと思ってました。

でも、嫌だったんだろうな、私は。

可愛い売り子が居て、それで来てくれるお客さんが増えたり、
可愛い売り子が居て、お喋りできて、それで楽しい時間だったから…みたいにCDが売れたりしたら、なんか、つらい。。。

そう思って、今回はクロちゃんを連れてきたんだと思う…

「男性メンバーなんか視界に入っておりません」と言う感じで女性メンバーにしか話しかけないお客さんがたくさん居る男女混合バンドとか、見ててつまんないよねーって思うし

自分に自信がない裏返しで、やけにナルシストだったり、スカしてたり、偉そうだったりするバンドメンが多い中
サクサクお客さん対応をするクロちゃんかっこよかったす。

なるべく、他人と同じことをやってホッとするのではなく、自分なりに考えて、いろいろ頑張ってみたいと思っております。

開場前に挨拶に来てくれた方もチラホラ居たのですが、

「開場までは余裕がないからお喋りできないんだ、ごめんね。」

と言って、すぐにお帰ししてしまってごめんなさい。

不快だったら、本当にごめんなさい。
お話できなくて嫌いになるようでしたら、嫌って頂いて構いません。

ただ物を並べて、開場までボーッとするのが嫌でした。
開場まで、知り合いのところにダベりに行くのも嫌でした。

開場までの限られた2時間を、フルに使って何ができるかを考えました。

開場までの2時間は、ライブ本番までの待機時間と同じだと思いました。

この2時間を本気でやれない人は、どこで何をやったって

きっと本気じゃないと、個人的には思います。

知り合いに挨拶回りをしたほうが、顔を覚えてもらえるし、アーティスト生命としてはいいかもしれません。
そういうことも一瞬、考えたりはしました。

でも、私は2時間、別段、誰の目にも留まらないとしても

全力でブースを組むことを選びました…

ライブもそうですが、出番が終わればお話できますから、「私が、頑張りたいと思っている目先のこと」が終わるまでは

どうか、そっとしてやって下さいまし。

「嫌われるかもしれないなぁ」と思いながらも、「今は準備したいから、話せない」と、最近やっと、正直に言えるようになってきた自分を、本当はちょっとだけ誇らしく思います。

一生懸命、『売れなくてもいい、嫌われてもいい』と言う覚悟を決めて頑張ったアルバムだし、コミケ参加でした。

年々、やたらと入念に物事をやるせいで

お客さんと話したり、ネットでリプを返す時間も大幅に無くなっていってます

それが気に食わないからと、離れていくお客さんもちらほらいるはずです

なのに前作より、ほんのちょっとだけ枚数が多く売れて

応援してくれる人が優しすぎる!!!!!!!
そんな理想的な現実があるか!!!!!!

お前ら馬鹿なのか!!!!!!!
馬鹿ばっかりだ!!!!!!

とか言う、よく解らない逆ギレをして、
0時近くまでクロちゃんその他を引っ張りまわして喋り倒した。

たぶん皆「なに言ってるんだコイツ」って思ったと思う。

コミケお疲れ様でした。

コメント一覧

コメント一覧

    • 2.rocket
    • 2013/08/16 23:42
    • いつも真正面からブチ当たっていく逃げない姿勢がカッコいい!乗り越えた山の数とその高さが自分の唯一の自信となると思います。(敬礼)
    • 1.ひろ
    • 2013/08/31 08:01
    • 茄子の合間に撮影したとは思えない、シンプルジャケットでも絵になるカコ良さです。シンプル仕上げのCD1枚1枚に、徹夜でシールを張り付けたのだなぁと思うと涙を誘います。ビニール剥ぐのに気を使いました。