武田教授が暴露。「レジ袋は環境を破壊する」という真っ赤な大嘘
リンク)より転載
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■環境に良い製品「レジ袋」をなぜ排除しようとするのか?

もともと日本人は集団性が強く、周りを強く意識していますが、「和をもって尊しとなす」といっても、周囲とうまくやろうと思って、ウソをつくのは好ましくありません。今回はその一つの「レジ袋」と「プラスチックごみ」の問題を取り上げて、読者の皆様とご一緒に考えてみたいと思います。

レジ袋というのはプラスチック製品の中でも格別、「環境に良い製品」です。理由は簡単で、
1.石油の中でもっとも安価(エネルギーが少なくてできる)
2.石油の中でつねに余り気味
3.製造工程が進歩していて無駄が少ない
4.3回から4回も使える
5.最初は買い物用、途中では子供に持たせたり、汚いものを包んだりでき、最後はごみ捨てにも使える
6.水を通さない

という特徴があります。

まず、科学的な面ですが、石油は大昔の生物の死骸が腐ったものなので、人間の希望通りの組成(構造)をしていません。石油から取れる大切なものとしては、ガソリン、軽油、BTX成分(化学原料)などですが、大切なものをとる時に他の成分も一緒に出てしまいます。レジ袋の原料はポリエチレン(PE)というものですが、昔はほとんど用途がなく、石油精製工場で燃やしていました。その結果、値段が極端に安く、それで「レジ袋はただ」という感じになったのです。

■どこにでもいる利権を目当てにゴミ袋を追放する人々

最近では、徐々に技術が進み、用途も広がっていますが、それでも安い石油製品の一つです。それでいながら、生活面では、買い物を運び、子供に持たせ、汚いものを捨てるときにもゴミを捨てるときにも役立ちます。さらに焼却炉で燃やすときにも、毒物がでず綺麗に燃えますし、台所からでる生ごみはそのままでは燃えませんが、レジ袋などがあるとよく燃えます。

ところが、社会には悪い人がいて、「レジ袋を追放すれば、自分は環境を大切にする良い子に見えるし、利権も転がってくる」と思って追放運動を仕掛けました。もちろん、スーパーなどはそれまでタダで出していたものを、お金が取れるのですから、しめたものです。

もちろん、石油のことをよく知っている技術者も多いのですが、一旦社会的な錯覚が行きわたると、理由もないバッシングを受けるのは嫌ですから、あまり発言はしません。私はそんなことは構わず科学者として事実を説明すると、「武田は燃やしているというが、燃やしていない」とか、「レジ袋のまま燃やすと、ダイオキシンがでる」と、これも人が錯覚することを言って非難を浴びました。この種類の非難はなかなか巧妙で、たとえば「かつては燃やしていたが、今では安いけれど用途はある」と私がいうと、前半の言葉だけとり、それも「かつては」などを取って批判するという方法をとりますので、言い合いになったりします。また、ダイオキシンの問題は、これもかつてダイオキシンが問題になった時に炭酸カルシウムなどを一緒に燃やすとダイオキシンが出にくいという間違った論文がでて、ごみ袋は「指定」でなければならないということになったのです。

指定ごみ袋も意味がないのですが、業者はもうかる(場合によっては役所もメリットがある)、収集の時には大きさが決まっているので集めやすいということで、なくなりません。

普通に考えれば、実に奇妙なことをしているのです。第一に、レジ袋はプラスチック製品のうちのごく一部で、環境には影響がないこと、第二に、レジ袋ほど繰り返し使うものはないのに、それを追放すること、第三に新しい指定ごみ袋を買ってそこにレジ袋に包んだゴミをいれ、そのままパッカー車で粉々になる、という状態は誰が見ても奇妙です。

自治体でも心ある人が住民に「本当はレジ袋などに入れてゴミを出しても同じですよ」といっても、主としてお婆さんや主婦から「そんなことして環境に悪いじゃない!」と言われるそうです。

一回ウソをつくとなかなか否定するのは難しいのですね。


(引用終わり)