_var_mobile_Media_DCIM_109APPLE_IMG_9763.JPG
"ひきこもり"というと家から出ることなく生活を送っている人のような印象を受けますが、事実は違います。

実際にはそういった人の多くは、外へ出かけることは可能です。
最も問題となっているのは対人関係を築くこと。学校や会社での強制された関係づくりに疲弊している人が多いということが昨今のひきこもり増加の要因のようです。

以下引用抜粋
======================
内閣府の調査によれば、ひきこもり状態の人は15歳から64歳の年齢層で、推計100万人以上いる。

さらに、その3倍ほどの人たちが、過去にひきこもり状態を経験している。
現にひきこもり状態にある人、過去にひきこもった経験のある人は、合わせて400万人以上いるという計算になる。

とはいえ、そのほとんど(9割)は、自宅や部屋に閉じこもっているわけではなくて、趣味の用事やコンビニには出かけるという。

また、過去にひきこもり状態を経験した人たちも、その多くは、家の外とつながるきっかけをつかんでいるようだ。

内閣府の調査では、過去にひきこもりを経験した人の5割~7割は、3年以内にひきこもり状態から抜け出している。

だが、中には、ひきこもり状態が続く人もいる。

その状態から抜け出すのに7年以上かかったという人も1割~2割いる。

そのまま抜け出せていないという人もいるだろう(現在ひきこもり状態にある人のうち、その状態が7年以上続いている割合は3割~4割である)。

ひきこもりとは言っても、内閣府調査によれば、「家からまったく出ない」という人は1割しかいなかったように、多くの人が直面しているのは、実は家から出ても(学校・会社以外で)誰かとつながることの難しさである。

それには、複合的な事情があるだろう。

親の理解のなさや経済的困窮のために、家の外につながるために必要な金銭的なサポートが得られない、学校・会社に所属がない人への偏見などである。
家族以外とのつながりをつくりにくいのは、ひきこもり状態にある本人だけではない。

家族も、わが子の状態を自分たちで何とかしなければと「親としての責任」を一身に背負ってしまうように見える。

なぜ、本人も、親も、家族以外につながりを持ちにくいのだろうか。

ひきこもり問題の核心は、そして日本社会の息苦しさのひとつは、この家族の孤立(家族以外への頼れなさ)にある。

家族以外に拠りどころがある社会とはどんな社会か。この視点からひきこもり問題を考えることが必要だと思う。


(引用終わり)