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外遊びの大切さ。
大人でも通用する。
チャイビリンクより引用
■外遊びをする子が減少している理由
●習い事や塾に通う子の増加
決して習い事や塾が悪いとは思いません。
習い事や塾で新しいお友だちができ、世界が広がったり、やればできるという自信がついたり、学習習慣が身に付いたりと悪いことばかりではないからです。
ただ、習い事や塾に通うと、そのデメリットとして遊びに費やすことができる時間が少なくなってしまうことを忘れてはいけません。
また習い事によって水泳や体操教室など、体を動かす習い事をしている場合でも、「習い事で体を動かしているから安心」ということはありません。
一定の決まった動きが多くなり、バランスよく体を使っていることが少なくなってしまうためです。

●ゲームやスマホの増加
小学生から高校生の約9割は何らかのゲーム機を持っていると言われている現代。
周囲にゲームがない環境の方が少ないかもしれませんね。公園などで集まってポータブルゲーム機で遊んでいる姿を見かけますが、基本的にゲームであれば暑さ寒さも調整できる家の中で遊ぶということがほとんどです。
ゲーム機だけではなく、スマホも今は保護者のほとんどが持ち、小学生で持っている子もいます。
現代の環境であれば外へ出る機会は自然と減ってしまいます。
ただし、ゲームも悪いところだけではありません。集中力や注意力、思考力、記憶力などはゲームを通して身に付けることもできるので、一概に悪とは言い切れません。

●外の危険度の増加
外に行かせない、行かせられないという声もあります。
昨今、子どもが事件に巻き込まれ命を落としてしまったというニュースもあります。そうした事件に巻き込まれないためにも、外には出すことができないという家庭も増えています。
そもそも遊び場がない、遊べる場所がない
公園が少なくなったり、面積が縮小したりということが全国で起きているようです。
公園にある遊具も、危険という理由から撤去されてしまう場合もあり、子どもたちが遊べる場所、遊べるものが減少してきているのが現状です。
だいたい想像のつくところだったのではないでしょうか。
外遊びがいいことはなんとなくわかっていても、それができない環境にいる子どもたちが多くなっているのです。

■外遊びで得られる6つの効果 
そもそもなぜ外遊びが必要なのでしょうか。

●身体機能を高める
外で遊ぶと自然と大きな動きや、それに伴い動きの種類が多くなり、結果として体力の向上が望めます。
しかし、運動能力を高めるだけでなく、外の雑菌に触れることにより、雑菌に対する抵抗力を付けることができ、風邪などを引いても治りやすい体を作ることができます。
また、光を浴びることでビタミンDが形成されます。
ビタミンDは骨を作るカルシウムの吸収や代謝に関係しているビタミンです。
つまり、ビタミンDの摂取が不足すると、カルシウムの吸収量が減少してしまいます。
ビタミンDは食物から摂取することも可能ですが、皮膚に存在する物質が、日光に含まれる紫外線を受けることによってビタミンDに変換され、得ることもできます。
子どもの成長に不可欠なビタミンなので、外遊びを通して効率的に得ることが望ましいですね。
ちなみに窓越しに日光浴してもビタミンDは生成されないと考えられています。

●五感を高める
五感すなわち視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚を外で自然と触れ合うことによって高めることができます。
外には、風や水、土があり、その感触やにおい、色を見て様々な体験をすることができます。
それが刺激となり、成長に大きな影響を与えます。

●考える力を高める
遊びを通して「どうしたらできるか」「どうしたら上手くいくのか」を常に考えることで試行錯誤する力や発見する力、イメージする力を身に付けることができます。
それは、遊びの中だけでなく他の生活活動や勉強の中でも役立てることができるでしょう。

●積極性を高める
家の中では遊び相手はだいたい決まってしまいますが、外に出れば様々な年齢の人に出会うことができ、自分のできないこと、やったことがないことを目にする機会が増えます。
他の子がやっていれば子どもは自然と自分も真似してみたくなります。
そうした「やってみたい」という気持ちを、外遊びを通して育むことができます。

●コミュニケーション能力を高める
外に出れば様々な世界が拡がっています。
いつもとは違う同年代の子、異年齢の子、親や先生以外の大人たちと関わる機会が増えます。
そうした人々との出会いがコミュニケーション能力を高めていきます。
よりよい睡眠につながる
太陽の光を浴びると、「メラトニン」というホルモンが分泌されます。
この「メラトニン」は夜に自然と眠くなるのを促すホルモンです。
よって「メラトニン」の量が増えると、寝つきが非常によくなり、よい睡眠をとることができるようになります。

●1日1時間の外遊びを目安にしよう
季節や天候、子どもの年齢、保護者の予定にもよりますが、まずは1日1時間を目安に外に出てみるよう心掛けてみてください。
1時間は外に出てしまえばあっという間の時間です。
また、注意したいのは子どもをほったらかしにしないということです。
月齢が小さければ小さいほど「遊んできなさい」といっても、どう遊んでいいか分からないものです。
まずは遊び方、そして「一緒に遊ぶこと」を学ばせましょう。かつては「近所の子」が担っていた役割ですが、近くにいなければその役を担ってあげてください。
 
(引用終わり)