「週刊事実報道」のバックナンバーから、乳酸菌に関するコラムをお送りします。

乳酸菌は「第3の万能細胞」の可能性がある!という内容です。
_var_mobile_Media_DCIM_104APPLE_IMG_4453.JPG牛乳やヨーグルトに含まれる乳酸菌。
腸の動きを良くすることで知られるが、効能はそれだけではなかった。

細胞を再生する働きがあることが研究によって明らかになっている。
東京女子医大の大田訓正教授らは2012年、繊維芽細胞(皮膚などに存在する細胞)を乳酸菌とともに培養すると、細胞がボール状に形成されることを発見。

_var_mobile_Media_DCIM_104APPLE_IMG_4454.JPG繊維芽細胞

この細胞に処理を施すと、神経細胞や骨細胞、軟骨細胞、脂肪細胞に分化、ボール状の細胞は、様々な器官や組織になる可能性がある幹細胞やips細胞と同じ性質を持っていることが分かった。 

太田教授らは「線維芽細胞が乳酸菌を取り組むことで、未分化の細胞に逆戻りした」と考えている。

様々な細胞に変化をするips細胞は実用化の研究が続けられているが、がん細胞化する可能性がわずかにあり安全性の懸念が残る。 

今回の乳酸菌による細胞の初期化は、がん細胞になる可能性がなく、ES細胞、ips細胞に続く "第3の万能細胞"として期待が寄せられている。


食べるなら「和」の乳酸菌
ヨーグルトをよく食べるブルガリアは長寿で知られている。
今回の実験に用いられた乳酸菌も、ヨーグルトやチーズなどに存在する動物製の乳酸菌をを使っているから、ブルガリアの長寿も乳酸菌による効果かもしれない。

だが、ヨーグルトやチーズの食習慣が長い西洋人主にはふさわしくても、東洋人種の日本人に必ずしも適しているとはいえない。

日本人に合った乳酸菌を求めるなら、漬物の「すぐき漬け」がおすすめだ。

すぐき漬け

すぐき漬けは京都名物の漬物で、酸茎菜(すぐきな)を塩で漬け込んだもの。

酸茎菜は京都の深泥池附近で栽培されたものに限り、すぐき漬けに使用される。

すぐき漬けに乳酸菌が豊富に含まれていることが研究で分かったのは実は30年ほど前。

ある研究者が当時「京都の男性は長寿全国2位」ということを知り、その秘密が京都ならではの食材にあると考え、すぐき漬けの乳酸菌を 発見した。
この乳酸菌は植物由来で、耐性に富み、生きたまま腸に届くという。

乳酸菌の力でいつまでも若々しくいよう。

(引用終わり)