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食べてはいけない「スーパーの超加工食品」実名リスト


これまで、さまざまな「超加工食品」の危険性について紹介してきた。

その定義については、前回までの関連記事ならびに「超加工食品とは」表を参照いただきたいが、仏パリ第13大学の研究者らの論文は、摂取とがんリスク上昇の関係についてのデータを発表しているのだ。

今回取り上げるのは、"もっとも手軽な超加工食品"ともいえる、インスタント麺である(以下は「週刊新潮」2019年2月14日号掲載時点の情報です)。
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掲載のリストを見ていただきたい。

これは週刊新潮編集部がスーパーの売り場で確認したインスタント麺を、「超加工用添加物」が多く含まれている順に並べたワーストランキングである。

 1位になった商品群には、「カップヌードル」や「サッポロ一番」、「緑のたぬき」といった有名商品が入っているが、全ての商品に増粘多糖類やたん白加水分解物が含まれている。

 さらに別の問題もある。

リストをご覧いただくと分かる通り、塩分量が7グラム以上の商品には、★印がつけてある。

厚生労働省が提示する1日の塩分摂取量の目標量は男性が8グラム未満、女性が7グラム未満。

★印の商品を一つ食べるだけで、女性の目標量を超えてしまうわけである。

ちなみに、このリストの中で最も塩分量が多かったのは、「行列のできる店のラーメン 和歌山特濃豚骨しょうゆ」で、7・9グラム。

1個食べるだけで男性の目標量にほぼ達してしまう。

「海外では摂取する塩分の量を減らす取り組みがどんどん進んでおり、イギリスでは1日5グラム以下、アメリカでは6グラム以下にとどめようという提言がなされています。

アメリカで販売されているカップヌードルは日本のものより塩分量が少なく、さらにその分量が1日摂取基準量のどれくらいを占めるかがパーセンテージで記されています」


「インスタント麺の多くは、麺を揚げて乾燥させる『油揚げ麺』を使用しています。そのため、塩分だけではなく、脂質の量も多くなるのです」


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「ノンフライ」の背景

件の論文では、超加工食品の摂取量が増えるとがんリスクが上昇した背景を「考察」する中で、添加物以外に、商品のパッケージに使われることがある物質や、高温調理の際に発生するアクリルアミドについても言及している。

「アクリルアミドは、WHOや厚労省が発がん性を認めています。

カップラーメンやスナック菓子には、ある時期からパッケージに『ノンフライ』と書かれたものが増え出しましたが、その目的は、アクリルアミドの低減です。

揚げていないもののほうがカロリーが低そうとか、ヘルシーなことをアピールするためとか、そういったレベルの問題では決してないのです」


 ベストセラー『医師が教える食事術 最強の教科書』の著者で、AGE牧田クリニック院長の牧田善二氏はそう話す。

「アクリルアミドについて私が問題だと思うのは、多くの人に知られていない、ということです。

発がん性があることは世界中で知られているのに、日本で知っている人は多くありません。

大事なのは、皆が知っていることです。

知っていても本人が食べると判断したならそれでいいと思いますし、そんなものが入っているならウチの子に食べさせるのはやめようと思う人もいるでしょうから……」



リストに列挙されたインスタント麺を出している会社に取材を申し込むと、

「食品成分や食品添加物につきましては、国の基準に沿って使用しています」(サンヨー食品)


 他社もほぼ同様の回答だった。


 ハーバード大学などで研究を重ねてきた医師の大西睦子氏が言う。

「今回の論文には、超加工食品について、『すぐに食べたり飲んだり、温めたりできる』と書いてありますが、お湯を注ぐとすぐに食べられるカップラーメンや、レンジで温めればすぐに食べられるものはとても便利ですよね。しかし、簡単に食べられて便利で魅力的な商品には、マイナス面もある、ということです」


 食べることは生きること、すなわち人間そのものだ。


便利さに慣らされきった我々は、その代わりに何を失ったのだろうか⁈



(引用終わり)