我が主現場だった、2014年11月にお披露目された3Bjuniorのメンバーが、葉月智子・ちょもを皮切りに、俳優としての舞台デビューを続々と飾っている。順番としては今も「アメフラっシ」という現役アイドルグループの一員として活動する愛来と鈴木萌花・もえちんに遅れること4番手として、グループ内のユニット「マジェスティックセブン」のメンバーでもあった、小田垣陽菜・ひなちゅんが、あの地上波ドラマでの回想シーン出演以来となる舞台、

 

学園探偵薔薇戦士 ~薔薇戦士誕生~

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で、準主役級として出演。その3月25日から3月29日の5日間公演中、半日の27日のマチネー公演を観賞しに、ここ、

大塚駅徒歩5分の萬劇場というところに上京。

 

別に義務でもないけれど、3Bjrのメンバーが芸能社会で活動する限りは当初からその活動録は残したい、ましてや、仕方ないにせよ、オトナたちの都合に左右され続けた彼女達だから、余計にその念は強くなったが、でも、正直、彼女のこの作品への出演を聞いたときは、

 

は、果たしてまもなく50歳のオヤジが、

観に行ってよいものなの?

 

と躊躇したのは事実。が、学園探偵、って、ねえあなた、対象は若い人と違うの?春休み期間だしさ、と、故に、あまり人が少なさそうな平日のマチネを選んだんだけど、

 

かえってその方が目立つじゃねえかwww

 

まあ、おろかよねwww。

でも、その後に、このコロナ禍による自粛で、せっかくのひなちゅんの舞台デビューが中止になっても仕方ない空気になると、たとえ少なくても開催されるなら行かないと、ということで自らを奮い立たせていざ入場。こちらは、そりゃ少ないのは残念だけど、その分客席に人が固まらないように一席ずつ空けて観賞するというスタイルの防菌体制。そしてこういう時世ながらも集まった数十人は、おお、意外にも最年少層も20代という感じで50代もいるね、とひと安心。しかし、逆に今度は、中高年の観る学園モノ!?と悩むくらいに余裕は出てきたか50オヤジwww。なお、見た限り、いわゆる3Bjr時代のおつよかったファンは、もしかして1人いたかも?という感じでした。

 

●内容

 

「痴漢、カツアゲ、リベンジポルノ・・・、コンクリートジャングルは変態野郎がいっぱい。女子中高生を守るため、才色兼備な3人の女の子によって結成された”学園探偵 薔薇戦士”。その誕生を描いたはじまりの物語。杏奈たちはどうして”薔薇戦士”を結成したのか?そして彼女たちが最初に手掛けることになった事件とは?」

これは椅子に用意されてていた、

このチラシ上部の四角の部分を丸写ししたもので、おおまかなプロット。で、ここから恒例の序・中・終の三段階でやや詳細に筋を紹介してゆくと、まず序盤の冒頭、いきなりひなちゅん演じる朝倉美羽が、ある電車内で、「わざと」痴漢被害を訴えるところからスタート。その「冤罪」被害者の男性・稲垣丈一郎(演・溝呂木賢)は紅乃木家に通う有能な執事。そこには主人公の女子高生杏奈(演・朝木ちひろ)とその母の麗華(演・白須慶子)が登校前に楽しく団らん。まもなく杏奈が登校するが弁当を忘れており、麗華は稲垣に届けることを願い、さっそく稲垣は後を追う。その杏奈は、たまたま乗り合わせた電車内で、やはり痴漢!という声に遭遇してその犯人を捕らえようとすると、さっき稲垣を困らせた朝倉も乗り合わせており、だが一転正義感ぶりを見せて拘束に協力して見事取り押さえる。その被害者もまた白鳥果林(演・吉田来深)という同じ高校の同学年だったが、しかしこの事件?もまた満員電車で身体が接触してしまったアクシデントであった模様。そんな騒ぎで危うく遅刻しそうになった3人は、辛うじて門限ギリで間に合うが、門番の、佐久間(演・山口篤司)桜木(演・島之原樞)田上(演・天野和菓子)ら個性的教師たちの詰問にたじろぐ。そこにもう一組、残念ながら遅刻となった3人の2年生がやってきて、これはダンス部の倉田紗栄子(演・水嶋ナミ)児玉由香(演・藤野真梨亜)岩井成美(演・武藤優果)。佐久間らに懇願するも取り合わないところで、ダンス部顧問の教師小野島(演・千ヶ崎佑也)が、私に免じて、ということでかろうじて無罪放免。とくに部長の紗栄子はますます小野島への信頼を寄せる。そこに弁当を届けるために間に合った稲垣は、朝倉を見かけて、あの子は?との視線を送る。また、一同は気づかなかったが、この顛末を遠巻きに見つめていた、都立高校生の高村麻子(演・栗原みさ)が、ある人物に厳しい視線を投げかけていたのだった。

 

中盤では、こんなことで意気投合した3人で、中でも杏奈は白鳥を家に呼ぶほどに仲良くなり、放課後さっそく一緒に下校。すると、これも母麗華と長年の付き合いという刑事の古賀康介(演・石見海人)が、稲垣に窘められながら、麗華が大ファンだったという松田優作ごっこに勤しんでいる。そんな紅乃木家に白鳥も驚きながら、痴漢騒ぎを振り返ると古賀も職業柄か、痴漢騒ぎから「ある事件」のことを思い出し、稲垣もまた、あの朝倉のことが気がかりとなる。ただ一人麗華は、そんな事件めいたものにワクワクを覚える。その頃、ダンス部の3人は電車内。すると紗栄子が「やめてください!」と大声で、隣の会社員の手をつかみ「痴漢です!」と訴える。会社員はすっかり怯えるが、なんとそこに紗栄子が「5万円で示談」を持ち掛けて会社員が応じてしまう。そんなことに手を染めるダンス部の紗栄子だが、なにやら事情もありそうだ。そしてその姿をまたも遠巻きに監視していた高村もまた、なにやらいわくがありそうだ。

そんな紗栄子の元に、あの朝倉が私も仲間に加えて!と、あの正義感はどこに行ったの?という変わり具合。紗栄子は、そんな朝倉に同じように痴漢冤罪でお金を巻き上げるよう命じる。この二人はどうやら幼馴染の関係のようだが、朝倉は命じられるままに電車に乗り込む。他方、痴漢騒ぎを解明しようと動き出していた杏奈と白鳥もまた、ある朝の電車内でその朝倉と彼女を遠巻きに見やるダンス部3人を目撃して、何か起こる予感が。すると案の定朝倉が、やめてください痴漢です!と隣の男の手をつかむが、その男は、あの刑事の古賀であった。すぐさま狂言がばれて、杏奈も「朝倉さんがどうして?」と問いかけるが、言えないと立ち去る朝倉。そんな一部始終をまたしても目にしていたのが高村。この存在にも気づいた杏奈と白鳥は、彼女がカギを握るのでは?と気づく。また紗栄子は、「ダンス部維持のため」という思いを2人に告げて、顧問の小野島の元に。小野島は俺を信じて、といいながら、ところで成果は?と、この事件についてなにやら絡んでいるようなそぶり。そんな彼を、先生今夜いかが?と、保健室担当の澤部先生(演・平塚奈菜)が誘う。この保健先生も、小野島に何かを含んでいるのか?様々な謎が露呈してゆく。

 

それらの謎が明かされてゆく終盤、まずは、杏奈たち同様に調査をしていた古賀は、数年前にある高校の生徒が痴漢冤罪事件を相当数発生させて、そのうち1件では自殺者が出ていて、その被害者が「高村」という名であることを突き止める。同じころ、有能執事の稲垣も、朝倉を呼び止めて、自分にも行った、あの痴漢騒ぎの真相を聞き出す。一方、紗栄子は自分の行為は、ダンス部の存続には資金が必要だという小野島を信じて行ったものだと認識、小野島の元へ向かう。その小野島に、あなたの行動は見通している!と告発を匂わせたのが、あの高村という都立校生。そう、彼女は、古賀が突き止めた冤罪被害者高村の娘だったのだ。それを告げられた小野島は、夜な夜な前任の高校の教え子だという緒方(演・橘佳佑)長谷川(演・田中康文)山下(演・清水皓太)の3人を夜の学校に呼び出して、不穏な動きを見せる。

そして事態は急転。緒方らがついに高村を拉致して、小野島の元に連れ込む。小野島は高村に、自分が前任の学校で、女生徒を教唆して痴漢冤罪事件を企てて多くの示談金をせしめたことを認めて、高村の父の事件で足がつきそうになったのを機に自らも転任。ほとぼり冷めたところで、ダンス部再建を目指した紗栄子に目を付けて、再び教唆して同様の手口で大金をせしめたことも認めた。それを見聞きした紗栄子は、緒方らに見つかるも児玉と岩井を逃がして、杏奈たちに知らせることを願い、一人小野島の手に捕らえられる。小野島は、昼夜理科室で爆発実験を繰り返す理科の教師津川(演・鈴木悠太)の実験に合わせて、紗栄子と高村の殺害を緒方らに命じる。

一方、稲垣の説得に応じて、自ら杏奈と白鳥に話すためく紅乃木家を訪れた朝倉。幼馴染の紗栄子に、こんな犯罪めいたことを止めさせたくて、あえて一味に加わろうとしたが、それは間違っていた、ちゃんと止めさせたいとの思いを吐露。そこに児玉と岩井からの報告を聞いた3人が、小野島の企みを阻止すべく立ち上がり、急ぎ学校に向かい、いざ小野島と相対する。しかしあくまで、物的証拠は無いだろうとシラを切る小野島だったが、ここに突然保健室の澤部が現れて、私の役目は悩む生徒を解放してあげること、小野島の動きが怪しいと目を付けていて、以前つい漏らした小野島の「ダンス部の紗栄子をそそのかして」というテープを突き付ける。

万事休すと、緒方らに命じて、杏奈・白鳥・朝倉や、騒ぎを聞きつけて集まった教師たち諸共、力で口封じをしようとするが、3人はそれぞれ、合気道・空手・プロレスの有段者であり、はかなく戦意喪失するほど叩きのめされる緒方たら3人の小野島配下。そしていよいよ小野島もまた、杏奈渾身の正拳突きで倒れて、囚われの紗栄子と高村は解放。ごめんなさいと自らの浅はかさを謝罪する紗栄子に、父の無念が晴れた高村。その立役者たる3人の学園探偵薔薇戦士が晴れて誕生したのであった。

 

●ひなちゅん

 

冒頭いきなりセンターでつり革につかまる格好から、「やめてください!」の絶叫という、緊張の出オチで幕上げなのが美味しいところ。小生は3公演目なので、なんだろう、固さみたいなものはあまり感じられなかったね。これが初舞台だったから、その意味ではやはり「初」の時を見るべきだったなと思いなおす。

この冒頭のシーン後に、出演者全員で軽くダンス的なパフォーマンスもあったんだけど、そこは元アイドルで、動きは良かった。教師役などが20代から40代前半までの役者さんと見受けられたように、出演者が総じて若いから演じやすいのはあったろうかな。でも、やはりアイドル時代のボイトレと、役者さんのそれは違うんだろうな、ひなちゅんも声は大きな方だけど、単なる大きさ以上の、腹からの強さはまだこれからという感じもしたね。マイクをほとんど使わない役者とマイクが普通にあったアイドルとの違いだろうね。でも、地声は大きい人だから、役者のそれになれば、強い武器になるんじゃないかしら。

セリフの言い回しなんかは、ワークショップなんかもかなり受けたでしょうから、もちろん棒みたいなことは無く、滑舌も悪くない。この辺はやはり経験が一層の向上を促すというところでしょうから、何度もオーディションを受けて、その結果に一喜一憂もほどほどにしながら、早く次のステージを得てほしいね。役柄は、これは3Bjrのラスト公演の特典会で、ふざけ半分に本人に、わりと悪役系がいいかも、なんて言ったけど、今回は善人側でしたな。この辺も経験、これからもいろいろな役を得てほしいところでしょう。

 

 

確か3月の初頭の段階で、我がスターダストプラネットにおいては、その主催ライブイベントについては3月(後に4月中旬まで準じたかな?)予定のものはすべて延期乃至中止の告知がなされたいたはずだが、こと、招かれたイベントで実施するものについては、各グループごとに出欠を委ねていたような、そんなスタンスでコロナと付き合っていた気がするが、その為に3月20日の春分の日に予定された表記ライブも、当日までついに出演見合わせの告知もなく、ただ特典会のみ実施しない旨だけが告知されたということで、そろそろ都心は、ここ、

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人がとても少ない中央通り・・・

 

とにかく中韓のアジア勢はおろか欧米系もほぼ皆無、ホコ天をやめても歩道が走れる程度にガラガラな日本人のみ、という状況で、これは今後経済壊滅だろうな、なんて思いながら入場手続きを終えて、

この番号の呼び出しを待つこと10:30、でも欠番が10くらいあったかしら、これでも3~4列目には座れたくらいだったが、そこは後方勢、後から3列目の真ん中の端に決めて着座。もう、間違いなく集まった大半が我がアメフラっシのシ民で、これは前の3グループのライブを、シ民たちはどう観賞するんだろう?ということにも興味を覚えたおぢさんでしたな.

 

さて、迎えた11:00、ますは最初のグループ、一応オープニングアクトという位置づけだったようだが、

 

・Si☆4

 

という、どうみても中学生ばかりの4人のグループが登場。なんでも後のトークで明かしたが、出オチで、

 

コロナ

 

の人文字作ったそうだが歓迎してどうするwww。それでも典型的なアイドル的曲を4曲、意外にも生歌主体だったのが好感を持ったところ。こちらは撮影が常にOKというところだったので、

こんな感じ。なお、今一応公式サイト見てみたら、彼女達もこの公演後は活動休止とのことで、現状その直前を見たことになったのは貴重といえるのか!?

 

・PANDAMIC

 

これ、今を象徴したパンデミック、ではなくて、もちろん、あのパンダみっくなんだけど、話しには聞いていたが、もう、あの中島莉緒さんが居た当時のパンダみっくではないんだね。5人全員入れ替わって再出発ということなんだろう。それでもメンバーはほぼ中学生かな。

まずは「1 2 3 4 明日まっすぐバスに乗って、午後は・・・」みたいな歌詞が確かあった曲ともう一曲を披露。うん、歌唱的には中島さんのような、強い人がいるわけではないが、5人の、これからの精鋭感を集めたという感じか。3曲目になんちゃらダンスってのは、確か前進のグループでの曲だったんじゃないか?いずれにしても、解散などで、そのグループとしてはミリオンセラー、というようなものが永久に封じられるよりは良いと思う。計5曲とも、恋とかそういうのは無かったと思う、前向き励まし系の曲でまとめた。

 

・アクアノート

 

アクア、というようにいかにも水、という水色主体のややセーラー服っていう衣装。ここはゆづはなと同年齢もいるんじゃないか?というくらいの背の高いメンバー3人と、ややはにかみがちで表情が固いという小柄な2人の5人組。と、今公式サイトみたら、いやいや1人だけがこの4月から高校2年生で、あとは高1と中学生。むしろやや大人びて見えたね。

最初に、アクアと違うピンク色が目に浮かぶ「ソメイヨシノが咲くころに」なんて歌詞のもので、これがタイトルかも?そして「さよならロックなんとか」という、雪が心を・ひろく街を・私の心を白く染める、なんてなかなか季節感ある2曲だったね。やや恋系の曲だったか、そしてこちらは被せ口パクが主体だったね。そして後半の2曲から、小柄だった、たぶん中学生の2名も、それまで固めだった表情が一転して笑顔もやわらかめになっていったが、まだ曲間の自然なアイコンタクトなんかはこれからって感じも受けたかしら。MCなどでも、とびぬけて明るくひょうきん、ってメンバーがいないで真面目な感じ。あと、これはあまり書きたくないが、「身体が成長期」ってので、そういう見方をしたい男性が寄ってくるのかも、というのは、うん、やはりこれ以上は書くべきではないか。なおこちらも最後に撮影タイムで、

3人だけかろうじて撮れましたT_T。

 

さて、キャリアも年齢も、トリを務めるのはまったく自然だったが、しかし、このコンビでのライブは初、思わぬ波乱もありうるか?どう見せるのか、そしてやれるのか、

 

・アメフラっシ(ゆづはな)

 

と、これはね、すでに公開された、こちらの、

裏側密着をご覧いただい方が早いかな。

 

同動画の結論部分で、振り付けのAnna先生が58点と厳しめの評価を下していたけど、小生的には、

 

・フロムレターだったかな、最後のあたりで歌詞飛ばし

・「バカっプルになりたい」の、今一つバカさ加減のわからなさ(これは小生が悪いかな)

・トークで、噛むことよりも、内容をすらりと言えないはなちゃん

・やはり多少気になる、ゆづの、口の悪いのはいいんだけど、毒素が強い、って感じのしゃべり

 

ってところは気になった。とくに最後の部分は、最近の動画でも、ゆづの口の悪さに磨きかかってるけど、それ自体は良いと思うの。自己紹介でも言い始めたキャラ。でも、これが難しいんだけど、

 

毒が強すぎ

 

っていうのかなあ、そこなんだね。これは、もう、毒蝮三太夫さんの粋に達しないとダメなのかもしれないけど、つまりは、綾小路きみまろさんなんかもそうだけど、大御所たちのような、

 

愛ある悪口

 

が、ゆづに足りない気がするんだなあ。だから、悪口言ったあととかに、でも○○なのはいいところじゃん?みたいに、ちょっと自分でアゲ直してあげるみたいな、そんなことでいいので、口の悪さを薄めたらいいと思う。もちろん、これは小生の個人的感想ですがね。

 

他方、ライブについては、歌詞飛ばしはともかく、声量とか動きとか、それは前3組が中学生だけど、それでもさすがに大きな差は見せつけたし、ハイカラーラッシュの操り部分なんて、まさに6年近いコンビワークってものが見られたし、ほぼ申し分はなかったと思うな。

と、本当はそんなことを、もしも特典会があれば告げたかったんだけど、それは時世が許さずで12:30前には終了退場で、昼でもやはり人は少なめな中央通りを戻りましたな。

 

この4月から愛来が、めざましテレビのいまどきガールだっけ?露出も増えて、仮にコロナ禍が明けたら、愛来目当ての新規が増えてくる中、いやいや、市川小島ってのもなかなか個性あるな、というものは十分見せた今回のライブだったと言えるでしょう。まあ、ゆづは毒を薄めつつ、上手くなるのとは違う、エモーショナルな歌唱をもっと究めてほしいし、はなちゃんはとにかく、噛むことをむしろ楽しむくらいに、しゃべっていってほしいね。一刻も早く災難が明けて、再びのステージを待ちましょう。

 

 

 

 

 

数少なかった2020年3月の、我が主現場たる元3Bjuniorメンバーのライブイベント活動観賞現場の1つ目は、ここ、渋谷の、

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WORKER ANTS と 働かないアリ

 

という演劇の、アメフラっシの愛来ともえちんの出演による、3月18日の初日と22日の千秋楽公演を観賞。

もちろん、そんな日程なので、入場口での検温と消毒、そしてマスク着用は必至事項。さらに、おそらくは、

こうしたグッズ購入後にも、簡単に演者とのふれあい時間はあったのだろうがそれも中止で、まあ、でもさ、それが元々の観賞スタイルだったと思えばね、あきらめもつこうというところか。なお、初日に購入した時に気づかなかったけど、なんと売り子としても、五反田タイガー所属のシェール役(後述)の飯塚理恵さんが立っていた気がしたのを鑑賞後に思い出す。演者がそうした裏方も対応するというのが、小劇団ならではなんだろうかしら?

 

●内容

 

脚本の伊藤高史さんという人は、ググったら、あの「進め(ぬ だった?)電波少年」で、台湾のチューヤン氏とともにヒッチハイクしたという人で、ああ、言われたら思い出したという感じで、現在は別の劇団主宰でもあるという。そもそも二人の出演契機は、なんでも今作のアドバイザーの伊東大樹さんという、これも思い出したが、アメフラっシの公開げいこの講師でお招きした方とのつながりだそうで、こうした縁は、なにはともあれ素晴らしいことだよね。

3月頭くらいだったか、公式ツイッターで二人の衣装公開があり、愛来はクモ(蜘蛛)?、もえちんはアリ(蟻)?みたいだったが、これもタイトルどおり、本当に蜘蛛と蟻という設定だったのね。そのあらすじは、真面目に働く蟻の世界で、流れ者のキリギリス・シェール(飯塚さんは自身のツイッターでもえちんを紹介しtれくれてたかな?)に育てられた、ただ一匹働かないという蟻・アン(主演、元AKB48の多田愛佳さん)が、日照り続きで消滅の危機に瀕した、ハチ(蜂)の帝国からの侵略に対して、実は、その蟻の帝国の女王の血を引く双子の王女だったという彼女が蟻の帝国を救うという、まあ、ベタともいえるかな、そんな感じの2時間強の劇。

 

序盤では、アンがいかに鼻つまみものであるかを、登場人物との絡みで紹介しながらも、どこかに「全員が真面目に働くばかりだと疲れちゃう、それこそ、釣りバカ日誌の浜ちゃんや、昔の植木等演じた、スーダラな社員のような、ゆとりがあったほうがより温和に過ごせるのではないか」という感じが取れる描写か。

一方、蜂の帝国では、危機感露わに、陰謀めいた描写などもあり双方対比させていたが、元つりビットの聞間彩さん演じる働きバチや、「まったくだ!」しかセリフ言わない衛兵の一人などのコメディリリーフも配していたね。

中盤で、かつて、死ぬ寸前の蜂の帝国の王女ナターシャ(ダブルキャストで初日はAKB48の清水麻璃亜さんが演じる)をアンが助ける場面を見せたり、アンが女王蟻ワネット(五反田タイガーの看板だろうか、東ななえさん)といわくありの関係であることなどが描かれながら、それがために蟻の帝国を追放されたアンとシェールが、「魔の森」という、両国の非武装中立地帯みたいな森に迷い込み、そこで様々な昆虫たち―当然愛来演じる蜘蛛のパーシーとも邂逅、かつてシェールもここの住人だったが、死の淵からワネットに助けられた縁で、アンの育ての親になったことが明かされる。また、蜂の帝国側では、侵攻一辺倒の女王蜂のサリュー(星波さんという俳優さん)を諫める大司教が暗殺され、いよいよ蟻の帝国へ進撃を開始。

そして、終盤で、もえちん演じる厨房見習いのケリーの知らせで、蜂の襲撃を知ったシェールが、アンに、実はワネットの双子の長女であり救助に向かってほしいと懇願。一度はこんな境遇にしたワネットやシェールを許せず拒絶するものの、魔の森の住人達の助立ちも受けて救助を決意したアン。

魔の森の住人たちは、その能力をいかんなく発揮して、パーシーも得意の蜘蛛の糸を駆使して、帝国を占領していた蜂の三銃士も突破、いよいよワネット救助の寸前で、魔の森の住人たちの「守りに特化する」という特性を見抜かれて形成は再逆転。このままでは返り討ち、というときに、殴られ蹴られながらも歌いながら立ち上がるアンに、いつしか力がみなぎり、なんと王女の証である羽根が蘇生。蟻の住人たちもまた歌声を続かせてたじろぎサリュー。そこに、暗殺された先代・蜂の大司教を慕っていた二代目が、サリューの背後から、まさに蜂の一刺し。その瞬間に、自分の犯した罪を悟ったサリューは、常に彼女に寄り添っていたナターシャの姿が見えたことで、最初で最後の温かい笑顔を取り戻し、最後の命令・撤退を放ち、蟻の帝国の無事が保たれた。最後に、ワネットの置手紙で涙憚らずに「お母さん!」と叫んだアンは、これから

改めて王女として、双子の妹キャシーとともに働くことを決意、その住人たちとともに、

 

Stranger私は誇りに思う

i'm loserそうだよ何が悪い

足掻いたってこれが私

私は私を生きてゆくの

みんなと違うことを恥じはしない

何度打ちのめされても諦めない

こうして今立ち上がる私を見て

 

と歌いながら、これからを生きていくのだった。

 

●愛来ともえちん

 

両者とも、プロローグ後に最初に全員でダンスを披露する兼ね合いで登場して、まずは場の雰囲気を確かめた後で、先に演技を披露したのはもえちんから。

先述の飯塚さんのツイッターで一生懸命さみたいなのを称賛してもらっていたもえちんだけど、この役柄が、漫才でいうところのツッコミ役みたいなもので、アンのやる気ない言い訳や、魔の森住人たちのヘンテコな自己紹介に、○○かっ!という感じでツッコムんだけど、これは相当厳しいよね。”間”とか”噛めない

とか、なにより”一本調子”にどうしても陥っちゃうとか、初舞台だけでなくとも悩んだと思う。千秋楽の演者一人代表しての挨拶を、ありがたいことに任せてもらったときも、当日は登場しないシーンから泣いていたね、とあったけど、その涙は、口惜しさもにじませていたんじゃないかなあ。でも、その挨拶は晴れやかに、共演者やスタッフへの感謝で、しっかり締めていたけどね。あと、魔の森にもえちんのケリーが伝えにいったところで、パーシーの愛来と見つめ合い、パーシーが自身の蜘蛛の糸を投げてからかう場面は、アメフラっシのシ民は喜んだだろうし、二人にとっても、ホッとできたんじゃないかしら?それと、主役のアンの多田さんという、かつてAKB48で、なかなかの上位者だったんでしょ?その彼女とのシーンが多かったのは、稽古の間とかで、いろいろ話を聞けたかな?でも人見知りっぽいからだめだったかなwww。とにかくもえちんは、難しいところもあったけど、登場シーンが多かったのがなによりの経験になっただろうね。

 

愛来はね、蜘蛛という役柄もあり、そうしたメイクなんかも手伝ったんだろうけど、もう、妖艶というにふさわしいくらい大人びた印象が今も思い出されるね。彼女の、サムライロックオーケストラのドロシーを覚えている身には、まさに女郎蜘蛛というようなアブなさを抱いた。また、セリフの言い回しも、ゆっくりと話す感じなのが一層その大人っぽさを醸し出していたと思う。

その中で、初日に、アンが魔の森の住人たちを、それぞれ可愛いとかおべっか使うというシーンがあるんだけど、アン役の多田さんがそう言ったあとに、なんか長すぎる間の後で、パーシーが「この娘(アン)めっちゃいい子!」って言うシーンがあったんだけど、ホント間が長いって気がして、愛来のセリフ飛ばし?ってもう心配したんだよね。でも、千秋楽もう一度そのシーンを見ても、それくらいの溜めがあったから、どうやら間違いではなかったみたいだけど、いやヒヤヒヤしたよ。

あと、蜂の帝国との闘いのシーンで、愛来はシェールと組んで、三銃士の「まったくだ」の彼女だったかな?を突破するんだけど、これにシェール役の飯塚さんが粋な計らいを見せたのね。初日は、三銃士に自分の糸を咥えさせて、片方をシェールに持たせてから三銃士が口を離して糸(実際はゴム)がシェールめがけて飛んできて、三銃士が驚いたところを突破、つまり、昔、ゆーとぴあというコメディアンがやっていたゴムのコント、というところを、千秋楽だけ、飯塚さんが、パーシー!お前もだ!と愛来にゴムを持たせて、三銃士の彼女が口を離して愛来もゴムがぶつかる、という流れになり、場内の愛来ファンが歓声www。これは美味しい場面だった。後はアドリブにはアドリブで返すべく、なにか面白いことを言い放つ腕を磨いてほしいね。

というように、両者とも、なんだかんだでスターダストプロモーションというこの業界では大手なんでしょう、それなりに配慮も貰えたのはありがたいし、この事務所さんの歴史みたいなものも感じたところだったね。

 

●その他印象に残った役者さんなど

 

魔の森の住人で、カタツムリのシルビア役が、初日は北条愛実さんという役者さんで、千秋楽は元ベリーズ工房の清水佐紀さんというダブルキャスト。この役が狂言回しも兼ねていてあらすじとか解説するんだけど、北条さんの言い回しが、やや、やさぐれた感じに対して、清水さんは、やはりアイドルって感じで対照的だったかな。

先述のとおり、蜂帝国の下っ端なのかな、元つりビットの聞間さんが、ボケ的な役割だったんだけど、やはり蜂帝国はギラギラだったので、かえって彼女のボケが浮いちゃう?って感じに思えたのが勿体ないというか、例えば、二代目大司教同様、女王サリューに反感抱くとか、そんなシーンもあっても良かったかな、なんて思うところ。その、先代の大司教を切り殺すのが、蜂帝国の参謀みたいな役回りのハヤテで白水桜太郎さんという人なんだけど、男性?ではなくて男装なさる集団の一員で、れっきとした女性の役者さんだったね。また、サリューの星波さんもまた、元HOOPERSという、あの男性みたいな女性グループの一員だったそうな。

そして五反田タイガーの、東さんと飯塚さんも、千秋楽の挨拶では、コロナ自粛モードの中でなんとか公演できたことを喜びながらも、今回は役者としては登場しないで裏方で切り盛りしていたメンバーのことに触れると涙声になるなど、やはり劇団運営ってのは、今相当に厳しいだろうな。単に自粛して、ってのはあまりに無慈悲だと思ったね。9月の公演が、どうぞ開催できますことをお祈りします。

 

愛来ともえちん、そしてアメフラっシにとっては、もちろんこうした外部からのお誘いは、100利あって1毒もなし、こうした場があっただけで大きな経験になったでしょう。ゆづはな(市川・小島)も21日の公演は観たそうで、心に、自分たちも、という思いを新たにしたんじゃないかな。とくに、その前日の、ゆづはなとしてのライブのあとだっただけに、そう思ってほしいところだけど、そのライブのことは別記事で、のちほど簡単に紹介しますかね。

 

 

 

 

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