↑前記事では、アリスインデッドリースクール通算でわずか7回しか観賞していない素人による当作全体の所感等を書き散らかしたのだが、改めて10年以上におよぶ「アリスインプロジェクト」が手掛けた世界観を永く愛されておられる関係者、小生はここに「ファン」も加えて考える者だが、の方々のSNS上の思いを見聞すると、

 

こんな稚拙な所感がいかに恐れ多いかT_T

 

と情けなさはもとより、文字どおり怒られやしないかという恐怖すら覚えるが、まあ、小生のこんな泡沫ブログに辿りつく人はさすがにいないだろうと腹をくくり、後編では、

 

この「デッドリー2021 邂逅」に出演された方々の、

小生が観た「この日のココ」がとくに素敵!!

 

という主観を書きつつ、贔屓の平瀬美里・みぃちゃんのことを書き散らかそうと思う。もっとも、小生がこれから書くことは、

 

ツイッターの

#デッドリー2021

で検索すればほぼ網羅されていて、

小生がそこからパクったと思われて然るべきものばかり

 

なのだが、とにかく皆さん本当によく観賞されておられて、未だに、ああ、そんな箇所があったのか、そっちにも視線を送るべきだった、なんてことが出てくるのが残念なほど。少なくともこれからは、その公演を複数回観るという場合は観賞のし方も、諸兄姉の所評を参考にしたいと思う。

 

3 出演者について(前編の2から続く)

 

この順番は、キャラクターの主従という点では従たるキャラから主要キャラとなるのと、アリスインデッドリースクール作品では、部活同好会で括られているので、それに準じて書いていきます。それと役者さんの経歴等は基本割愛ですが、主観を書く上で多少触れる場合があるということで書き進めます。では、まず、

 

・漫画研究会 

 

岡田佑里乃(黄市恵美)

 

これは小生とにかう初日に注目していた人。小生の中では恵美は、現在はショキエゴというアイドル活動でも忙しいらしい渡邉結衣さんしか知らず、しかも最初の時は中学3年生と、役柄よりも若い人が、岡田さんはまもなく23歳。でも、もうプロに早くも失礼な所感ですが、当然のごとく、舞台で「家に帰りたい!」と取り乱す様は普通の高校1年生。同学年の塔蘭役の下村さんが実年齢中学3年だけど、それよりも弱さを感じさせてくれました。

 

羽野花奏(志倉夏樹)

 

前編で書いたとおり、10日金曜日の自己紹介シーンで、明らかに台本記載部分を、紅島役のゆめさんにフォローされたのは飛んでしまったと思われる。でもそこで書いたとおり、羽野さんのなにが素晴らしいって、恵美の漫画作品を実演するシーンで、初日の時点で、声優を目指すという役柄そのままに、トカゲのゲロたんを、少なくとも3種類の声色を使い分けて見事に表現されてたの。とくに11日土曜日のマチネの第一声の笑いはよく響いてきた。千秋楽では最後までしかめっ面の柏村の前にまでおちょくりに進んで、高宗さんこらえたんじゃない?ってところだった。あと、優の夢の中で、優と別れるときに優に一礼するのも、役柄では学年とか関係なく恵美を尊敬しているように、優にも現実世界で助けてもらえたという感謝を感じさせてもらえて、ちょっとホロリしたね。

 

・保健委員

 

東城咲耶子(宍戸舞)

 

こちらも声優の仕事で、あの「アサルトリリイ」にも出演されたと自身SNSで紹介していたけど、声色と風貌から、もう保健委員の癒しそのままの雰囲気。冒頭で紅島を追いかけて、煙草を奪う時「下級生の前ではダメ」と、保健委員なら煙草そのものがダメとは言わない、広い意味での「保健委員」なんだなと感じさせられた。残念ながら、死の描写は紅島の「1年生をかばい、最期まで笑っていた」で済まされるが、東城さんの最期は実演で観たいなと思った。同様に「生きる意味なんて暇なとき考えればいい、今は(生きることだけ考える)」のセリフが堂本に言うので客席からは表情が見えないけど、このセリフの表情も観たいなと思った。

 

朝日奈芙季(巣宮春菜)

 

この作品で、唯一と言っていい、介護の仕事を目指したい、と極めて現実的な夢を語ったり、前編でも書いたとおり「死を前にして笑うなんて不謹慎」というセリフを発したり、現実離れしていないキャラクターを、本当に等身大の高校1年生に見せて演じられていた。優に、突っ込みを2度も入れていて、もしも二人がこの世界を生き延びて、世が平和になったら、信子の突っ込みの後釜は間違いなく春菜でしょう。舞の最期を紅島から聞いたところで、もっと舞への思いとかエピソードを聞いてみたかった。現在時点でスターダストプロモーション所属なんだね。

 

・映画研究会

 

草場愛(界原依鳴役)

 

11日土曜日のマチネのとき、あれ?界原の、共作の親友が自分のクレジットを消して映画を賞に出展したって下り、10日までは上手寄りで言っていなかったっけ?って小生の勘違いかもしれないけど、それで界原に注目が集まったし、自分もそこで界原を知れたと感じたので、これはそう変えたって思い込んでおこう。同じときに、空を飛来する飛行機の音に目をやったりする小芝居を目撃して、映画監督ってやはり視野が広いんだな、なんて思ったけど、草場さんは他でもいろいろやっていたらしい(笑)。アリスインでは、紅島も高森も経験されているそうで、やはりそうしたゆとりというか、各キャラの人物像も、より体感しているんでしょうね。12日千秋楽マチネで、ダブカテコ挨拶の隣の長谷川さんを弄るその眼が、同じアリスイン作品を大事に思うスタンスに優しいまなざしだったね。

 

稲岡志織(橙沼霧子)

 

千秋楽の両日の、優の夢でのインタビューで、静香をそっけなく、「あんたに聞いてねえっす」「ありがとうございました」で打ち切る言い方が、小生は一番好きww。聞いてねえっすが、小生にはほぼ舌打ちに聞こえたし、ありがとうございました、も、紅島や氷鏡を打ち切るときとは明らかに違って、ほぼ無感情での言い方で、逆に霧子でさえ静香はうざいんだ、と思ったが、今はむしろ、界原に対しての自分が、和磨に対する静香に見えて、同族嫌悪から来るのかも!?と解釈してるw。ノビューンの陰に隠れて、コメディリリーフ的な位置でもあったかな。

 

ソフトボール部

 

・長谷川麻由(高森朝代)

 

小生が観る初日と10日金曜日のマチネ公演では、みぃちゃんの和磨と、長谷川さんの高森、この2名を中心に観ると決めて、その2日間は高森の屋上から最期までを注視。とくに着席したのが両日ともA列7番XB列9番と、購買部に食料調達後にこの2名が下手側に前後で座っているから、徐々に自分たちの最期を考えだすような表情変化に、なかなかキてしまった。とくに長谷川さんは、これも小生の中では高森は池澤汐音さんで、あの時も池澤さんは最初から「最期」におののいて一人険しい表情だったことを今も覚えているけど、彼女もまったく同様で、でも、諸兄姉が書いているように、喫煙者は自分だったことの独白後の、最期前に吐き出せた爽快感みたいなものを感じさせた表情とか、いやあ、書いているとまたきちゃうな。最後の、生き残るのはクズばかりじゃない、の表情、わたしは・・・のトーン。ホント、12日楽日前のダブカテコのように、次回作がありそこでの高森役には、この長谷川さんを「軌跡」としてほしい(で、その役目は出来ればアノ人物に期待したいが最後に)。

 

・荒井杏子(猪狩薫)

 

全日とおして、高森の独白までは、唯一紅島を憎み挑発し続ける表情と強さ、高森独白から最期を経ての、まともに紅島を見られないという表情と弱さ。それだけに、全く小芝居の余地がなくて、それはそれで辛いかもしれなかったかしらww。優の夢のシーンでさえも、真面目だったのはやはりそうしたキャラ設定に忠実だったんだろうかな。信子の負傷前の、高森に言った「先輩は間違ったことはしていない」には、体育館の封じ込めだけでなく、煙草を吸ってしまったことも含めているんだろうな。なお、長谷川さんが過去に薫役をされたらしく、彼女は荒井さんの薫から何を感じ取ったんだろうか。

 

下村星奈(緑浜塔蘭)

 

キャストで最年少の中学3年生。役の前に、中の人のこと書くの申し訳ないが、同じスターダスト名古屋営業所の小久保柚乃さんの私立恵比寿中学加入は、刺激になったでしょうね。それが、中学生なのに公演での上京を決めて参加になったのかな?は妄想か。千秋楽ダブカテコでの涙は、演じきったこととかブログで途中書いた「稽古のようにできない」もどかしさとか、万感去来でしょう。「続きはフェブで!」コンスタントに笑いが出ていた塔蘭。でも、「自分で自分に決着つける(自死)」を何気なく塔蘭が言ったことで、和磨がそうせざるを得ないと決めたと解釈すれば、あの何気なさが何気なさすぎるほど残酷さを生むし、下村さんからそれが感じられたと思う。これがデビューで、彼女もここが軌跡へ。

 

・帰宅部と他校と生徒会書記

 

谷口彩菜(辻井水貴)

 

全日ともに、オープニングダンス前で屋上に登場して下手フェンス前に読書しながら佇んでから世界一変までの間、ストーリーの進行を一切見ないで本に目を通す姿勢は、もちろんそれが演出なんだろうけど、その間少しは小芝居できそうなところ、少なくとも小生11日土曜マチネは彼女を見ていたが特になし。でも、SNSでは後半は小芝居もあったそうで、自分をさらけ出す・さらけ出させられる前は、かたくなに他者を拒む辻井水貴そのものだったんだね。高森に「自己中心で死ねばよかった・自然淘汰の解釈」など、本当に酷いことばかり発して、作品上は敵役に近いよね。もちろん稽古から公演中のSNSでは共演者とも仲良く登場してるけど、役作り!ってことで他者とも映らなかったりしてたら、もっと嫌味が増したのかな?でも、むしろその役作りはあまり良くないのかもしれない。あくまで舞台上での表現で憎まれるのが真の表現者、ということを、小生は谷口さんから教わったかもしれないな。

 

・二瓶有加(堂本千十合)

 

全日、オープニング前で、霧子に続いて屋上に登場するんだけど、入り口前に出て、あっ、ここが愛心学園の屋上か、って好奇心と喜びを表す表情が素晴らしかった。それと千秋楽で、ようやく堂本が自宅と学校のカメラに何かが映ってパソコンに走ってゆくところを見られたんだけど、一瞬えっ?てなって、でも小走りで座り、指先がちょっと震えてるって小生には見えて、これもまたプロの表現かなってなった。水貴への、生きながら責任を取る、の叱咤激励。新聞部員らしいけど、今のマスコミ記者にこんなこと書かれても失笑になるよね。11日のダブカテコ挨拶では、公演が続けられることの喜びをカラりと述べていて、彼女もオンオフしっかりできるんだろうなと思った。

 

・山﨑悠稀(村崎静香)

 

和磨の身に何があったのかを知りたければ静香を見ていればわかる、10日金曜日マチネまでは和磨と高森を注視の小生は、11日以降で、このことを会得したよ。とくに、校内放送後に屋上に来た時の、和磨会長は無事です、の一拍ほど間があって、かつ怯えにも似た最初の言い方で、ああ、和磨も噛まれたんだ、ってばれても仕方ないほどに、和磨への思いが伝わる表現でした。全日つうじて、和磨が、噛まれたとしてどうすべきの質問のときの、びくっとした表情、優の夢の最後の出入り口で和磨を見て微笑むところ、これらもキタなあ。山崎さんは大学在学中で演技を勉強しながら作品にも出演というかプロフィールで、こうしたガールズ演劇から、もしかしたら新劇的な作品にもオーディション受けたりもしてるんだろうかな。その意味では、みぃちゃんは逆に慕っていい存在だね。

 

・自衛官

 

白石まゆみ(竹内珠子)

 

これはもう、小生が語ると同じことがすでに多くSNS上賑わっていて、まあ、「アサルトリリィ」の因役の、下級生の声色から一転の、「エリートだから」の声色と立ち振る舞い。やっぱり、プロに失礼を承知で書いてしまう。デッドリー永遠からの竹内連続で、竹内役は過去でも日替わりのゲスト的なキャラらしいが、それが白石さんに固定しているのも、なにか意味はあるんだろうね。そのうちテレビや映画とか、映像の仕事になるんだろうけど、個人的には、あれらは「CM」だと思うので、それはそれで残念かな。

 

高宗歩未(柏村香)

 

こちらも、全日通じての、登場シーンの「動くな!」が、高宗さんをある程度認識している人なら、こうした芝居はあまりないのか、厳しさが伝わってきたと思う。小生は、UDA☆MAP作品の、スーパー店員とか先輩ヨイショのスネ夫キャラとか、まあお見事としか言えなかった。11日以降は、氷鏡のアルゴリズム習得しかける独白の危なさを察知して、ゆっくりホルスターに手をかける様がもう素晴らしいし、一転優に心底の笑顔を見せるとか、これからも3Bjunior出身役者やUDA☆MAP作品で、小生が観る機会を待ちます。ホントこれ以上出資するには限界がありすぎるT_T

 

さて、いよいよ主要キャラへの言及となるけど、実はここは本当にSNSに諸兄姉の評価があるので、被っていることが多いので、小生の書くことに新鮮さは無いでしょう。むしろ、ツイッターよりはこうしたうブログ系の方が、何年か先にはたどり着く可能性があるかも、的なまとめ的なものになるかもね。って、いやいや、やはりこんな泡沫ブログはたどり着く前に完結してくださいw。それでは、

 

・科学部

 

久代梨奈(氷鏡庵)

 

全日を通して、長セリフも多く、動きも多く、上手下手いろんなところに自由に動けるのが、それこそ科学部(科学者)って自由であるべきって感じをまず受けたね。言うことは抽象的で一度の観賞では理解は難しいけ、もっとも何回かみた小生も未だに理解できてないがwww、その抽象的なものを具体化したのが、高森のすべてを奪う爆弾に集約しているのも、これも科学なのかしら。千秋楽の「私は、・・・・・」で間をかなりとって「ミルクティが飲みたい」は、場の転換に相応しかった。小生もルービックキューブは絶対自分たちで完成させていると思っていたけど、どうしても芝居を見ているので、その過程までは観られなかった。あと3公演くらい観てたら一度は見たかも。小芝居の自由度は前編でも書いたけど高いので、いろいろされていたようです。あと、今現在の久代さんのツイッターの固定ツイは、彼女がNMB48を辞めてからの就活不調の話なのは、結構驚きもあるので、それを一読されると、今後の彼女の作品観賞にも目が違って見えると思うな。

 

・元ソフトボール部

 

ゆめ真音(紅島弓矢)

 

全日ともに、まずオープニング前での舞との絡みで、東城さんがエビ反るくらいにゆめさんが上に覆いかぶさるようにして、舞、って呼びかけるところが、完全に宝塚www。これは演出の細川さんの希望か、あるいは東城さんの希望かwww。ゆめさんファンには羨望の的になっちゃったかもね。宝塚ってのを色眼鏡で見る必要は無いけども、あの歌劇団とその前の音楽学校でのキャリアってのは、芝居には絶対に出るんだろうと思う。今作の、いわば叩き上げといえる他の18人の役者さんたちが、ゆめさんの稽古中、上演中、幕間の立ち居振る舞いとか、多くを見て何かを得られたらよいなとさえ思う。歩き方ひとつでも、ちょっとがに股で紅島にがさつさを表しているんだろうし、11日マチネと12日ソワレでは、高森の煙草の独白も最期も一切見ないで、紅島たちを見ていてけど、辞め時だったの達観した表情とか、高森最期の目の力とか、書くまでもないですね。そして小生も数少ないながら見た、ゆめさんと久代さんの小芝居は、11日マチネだったかな、ストレートティを出して氷鏡を怒らせたフェイントからのミルクティを出すところ、でした。彼女もそのうち、映像の方に行くんだろうかな。

 

・ノビューン

 

桜井美里(百村信子)

 

もしも、小生が旧3Bjuniorを応援するだけでなく、同様に桜エビ~ずからのukkaにも足繫く通い、桜井さんを「みっぴ」と書ける程度に応援していたら、今作品はどう映ったのだろうか?

11日マチネ以降で気付いたんだけど、桜井さんは最初から最後まで、忠実に漫才師の突っ込み役としてのノブだったんだね。プロローグで優を見つけて最初の優の、同じクラスの百村信子にそっくりだのボケに対しての左手の形、いわゆる裏拳の形が、最期を迎える寸前のもういいよ、でも同じ形を保っていたのは、相当入り込んで稽古した賜物だろうね。そして改めて、劇中の信子も、自分をさらけ出したのはごくごくわずか、いや自分を唯一出さなかったキャラかもしれない、というくらい優の相方だったと思う。だから、信子は、和磨や高森とは違って、自分の最期の取り方を魅せず、優の相方を終えたってことで屋上から去らせたのかななんて解釈したりね。全日とも、桜井さんは言いよどむ点もなくすべて突っ込みのネタを披露できていた。ホント信子のセリフは多くが突っ込みだった。千秋楽のダブカテコの挨拶では、カラりと、徐々に慣れ親しんで楽しめたって言っていたように、物おじしない大物タイプだと思えたね。だって、この作品でも、百村信子役では長谷川さんや白石さんがいて、どうしたって前任の眼とかは気になるでしょう?そこがどういう心境だったかを聞くには、桜井さんがアイドル時代に話をしてないのでトークポートとか躊躇ったけど、今思えば知らないからこそ、そこは取材するべきだったかな。今度機会あれば挑戦してみるか?

 

蛭田愛梨(墨尾優)

 

実は、稽古の時からの演者のSNSとかでも、主役の蛭田さんの話は、小生の体感では他の演者さんとかの情報も少ない?ってので謎だった。直前のみぃちゃんと桜井さんのインスタライブで、愛梨は天才的な評価がみぃちゃんから発せられてたけど、まあ社交辞令とかもあるでしょ。後で、虹のコンキスタドールの新コロ感染もあって、なかなかスケジュールも調整が大変ぽかったのはあxっつあらしいね。ともあれ、小生も優についてはぶっつけ本番的に臨んだ初演の8日。もう、これが初舞台?っての本当か、と思えるほど、実に自然体で、みぃちゃんの言うことの一部分かった感じがした。

さかのぼること1か月前。NEO JAPONISMのフェスで、虹コンのライブを見たとき、ずっと蛭田さんを双眼鏡で観ていたんだけど、センターではないし、ある曲でセリフ調でセンターに立つのをみたくらい。そんなイメージもあったことも手伝い、初日からこれは凄いと思い、しばらくして購入台本を読んだら、これも前編に書いたけど、握手券は1秒で1枚、は台本には無くてアドリブが千秋楽まで採用と、これ本人が言ったのならすごいと感心。もちろんその真相は知らないけど、でもクラゲの動きとかその他の小芝居もかなり自由度高く実演していたようで、これは本当に素晴らしいと思った。最後のダブカテコで、桜井さんとの手を取るのも、蛭田さんがジャンケン始めてるしねwww。これは、古いファンの評価を待つけど、墨尾優の実体には近いという評価を得るんじゃないかしら?最後の、今日は、どこ行こうかな?に、より希望を持ったのは小生だけじゃないでしょう。

 

さあ、最後に、我が主役のこの人を書いて、この素人の戯言を閉じるとしましょうか。

 

・生徒会長

 

平瀬美里(青池和磨)

 

もしも、昨年4月の「デッドリー永遠」が、休演することなく無事に上演を終えていた時、この同じ座組で小生が昨日の「デッドリー2021」を観たとしたら、何を感じただろう?

後編でも一部書いたし、有沢澪風ちゃんの出演した「アサルトリリィ」でも書いたけど、こうした歴史ある作品、コアなファンが多くいる作品では、どうしたって原理主義的な声はある。たとえ大きくなくても、それが世論となることだってゼロじゃない。個人的には小生だけが怖がってるだけだろうけど、とくに、近作品との比較とかは、原理主義者でなくてもどうしてもしてしまう。だからみぃちゃんが、細川さんとの配信ラジオで、今回の和磨役の本読み段階では、前作共演の大滝紗緒里さんを模倣した、ってのをむしろ評価したくらい。まあ、その辺は細川さんや共演者が稽古を通じて教示されるでしょうけど、少なくともみぃちゃんの和磨は、本作の歴史を汚さないほどには、和磨を全うしたと思う。和磨は、劇中言うように、笑顔が苦手、アイドルを目指したことを諦めて勉強主体から生徒会長と毅然と振る舞うことを、それこそ演技して和磨を演じている、そんな性格なので、セリフ自体がホントセリフ調なので、本筋での「言わされ感」は、気にしないでよいんだろうな。また、メインの演技ではない小芝居も、小生はあの、ライターだけをポケットにしまうところに集中してしまったので、なかなか見られていないけど、千秋楽では「ワタシタチのキョリ」の3人が揃ったところを、この新宿村LIVEで観たことも感慨深かったな。そしてカテコの山﨑さんとのやりとりも、最後は年少者としてのみぃちゃんらしい気遣いが出ていて微笑ましかった。

それでも、あえてここだけでは書いておくし、本人のインスタとかには書かないけど、小生が感じる、同じセリフでの言い回しやちょっとの間とかは、大滝さんの和磨も配信含めても通算2回しか見ていない、さらにイメージもあるけど、やはりどこか毅然さが伝わってきたなあというのは、みぃちゃんの役者経験をもっと踏まえていたら、という思いはある。まわりくどい言い方になったけど、とにかく、ステージの場数が役者の技量上達の近道、というどなたかの言ったことのとおり、さらに舞台が増えることを願うね。そして、またこのアリスイン作品にお声がかかったときは、

 

ぜひとも、今度は、

高森朝代に挑戦して欲しい

 

池澤さんや長谷川さん、さらに小生が観ていないこの役を演じた方々と双璧となるよう、その、声の大きさと強さと説得力、実際の身体以上の大きさなどを武器に、舞台で観たいねえ。

さあ、屋上で待つことは終わった。一つの作品の後に、もう次の本が待っていることの、ファンとしての喜びと不安にしばらくさいなまれつつ、

 

今度は早稲田の中心で待つ!

 

ありがとうございました。

 


昨年4月、主役の墨尾優として2公演を務め上げたところで、新コロ禍により中止となってしまい、役者としてのデビュー公演を全うすることが出来なかった、元3Bjuniorかつロッカジャポニカ・B.O.L.Tの平瀬美里・みぃちゃんが、今度は同じ作品の別のキャラクターとして出演した舞台 アリスインデッドリースクール 邂逅が、ここ、

新宿村LIVEにて上演され、まずは先ほど12:00開演の7公演目が終わり、今、大千秋楽の8公演目がまさに上演開始。で、ちょうどこの記事を公開したころは、そうね、

 

下手側で、

和磨会長と高森が、

前後に座っていて、

自分の「最期」を意識し始める

 

という、直接「死」を表現する二人が否が応でも目にしてしまうあたりだな・・・・・(涙)という、これから「あの屋上で何が始まるのか!?」と気をもませるシーンを迎えたところである。

 

なんだ、その、最期、だの屋上だの、ってのは?というところを含め、今公演は千秋楽含めて5回ながら、アリスインスクールとしては7回しか観劇していないという、お話にもならない低レベルの小生が、我らがみぃちゃんと、その他素晴らしい役者さんの熱演に触れながらトーシロならではの感想を垂れ流すが、先にトーシロと逃げ道を用意しているところを、もしもこれをたまたま目にしてしまった熟練ないしコアなファンの方にはご容赦いただければ幸いです。

 



1 あらすじ

 

ある日の放課後の愛心学園の校舎屋上に、ひとり上がってきた墨尾優(蛭田愛梨)。いじめられて傷心のところ、彼女を探していたクラスメイトの百村信子(桜井美里)は、入学以来ずっと優のことを見ていて、その良さを活かせるのは自分しかいないと告げ、漫才コンビの結成を申し込む。突然のことにも、笑えたと癒えたような優は信子に、今日はどこに行こうかな?と聞いてみると、信子は、(私の)家に来るんでしょ!と明るく迎える。

進級し二年生となったある夏休みの朝。あの時同様、誰もいない屋上に上がった優だが、今日は登校日で、映画研究会の同学年である橙沼霧子(稲岡志織)がすぐに上がって、三脚にデジタルカメラを装着して登校日の撮影の準備。そこに、優とはいろんな場所で出くわすという辻井水貴(谷口彩菜)が上がってくるが、言葉を交わすでもなくひとりで、持参の分厚い本を読むため端に佇む。さらに、他校平泉高校の新聞部員だという堂本千十合(ちづえ。二瓶有加)が、霧子の属する映画研究会の監督の取材でやってくるが、ほどなく上がってきた、その監督・界原依鳴(草場愛)は、取材を断るために呼び出した、とそっけなく取材を拒否する。溜息の堂本に対して、元気出してと励ます優だが、今度はその優を探すために漫画研究会の1年・黄市恵美(岡田佑里乃)が、2年・志倉夏樹(羽野花奏)に付き添われ優に、去年の文化祭で優が客席に投げた「ゲロたん」のぬいぐるみを返して、いつか私の漫画のモデルになってほしいと声を掛け、屋上はますます賑わう。そこに金属バットとタバコを手にした3年の紅島弓矢(ゆめ真音)と彼女を追う保健委員の宍戸舞(東城咲耶子)。タバコを取り上げようとする舞から逃れるため再び階下にゆく紅島。その両者と入れかわるようにやってきた2名は、生徒会長青池和磨(平瀬美里)と書記の村崎静香(山﨑悠稀)で、登校日の屋上の騒がしさを調べにきたところ、彼女を和磨姉ちゃん!と親しみで呼ぶ優が、掃除中の信子を見つけて、私たち漫才コンビを組む、文化祭で観てもらいたいと談判。門前払いと思われたが、やってみよ!和磨は認め、優と信子はさっそく持ちネタを披露しようとしたその時、世界が一変する!遠くで飛行機の墜落音と地響きにしゃがみこむ屋上の彼女たち。黒煙が流れ来るなか階下の校庭校舎から聞こえる悲鳴、いったい何が起こったのか?興味本位でカメラを向けて覗き込み実況を開始した霧子が、やがて恐れおののく。そこでは、人が、人を食べていた!?

 

数十分後の屋上には、避難してきたのか人が増えていた。舞と、同じく保健委員の巣宮春菜に手当されるソフトボール部員の高森朝代(長谷川麻由)、と同部員の猪狩薫(荒井杏子)、緑浜塔蘭(下村星奈)。高森は左のシャツの肩口に大きな血痕がある。そして科学部の氷鏡庵(ひかみいおり。久代梨奈)はひとりで、ここに逃げた選択を分析している。唯一の出入口の扉を叩くのは紅島で、職員室で被説教中にこの現象に出くわし、決断は早いから、と血まみれの金属バットを示し、何をしたかを物語る。人を食べる人、それは突然吸血鬼?ゾンビ?のように人を噛んでは同類に変えてゆく者たちで、堂本が持参してきたパソコンのネットでは、頭を撃ち抜くくらいの強力な致命傷を負わせないと倒れないことが確認される。張り詰めた空気がたちこめるが、優は信子を誘い漫才で和らげようと試み信子も応じる。多少とも緊張がほぐれたか、それぞれ自己紹介を始め隔意を外し、さらに校内放送から和磨から1階は危険の旨、上級生が下級生を監護し皆信頼しあうよう呼び掛け、放送室に乱闘気配が伝わるまで放送を続け、やがて屋上に戻ってくるがその左腕には血の痕。静香は会長は無事であることを強調する。一方、体育館で、その、人が突然襲う様を目撃していた高森が、仕方なく体育館の出入口を封鎖して人を襲う者を隔離したことを告げ、水貴は、そんな高森を自分の生存ありきだと非難。ますます険悪な空気が強まるが、優と信子は漫才で再び和らげてゆく。その笑いが皆の思考を柔軟にかえたのだろう、危険な1階の購買部から飲食物を調達するべく、上階からロープ等で伝うという方法を思いつき、紅島を先頭のもと、優、信子、水貴、春菜、塔蘭、夏樹と恵美が向かう。

和磨以下残った者達は、霧子の文化祭用インタビューとして、おのおのこれまでを語ってゆく。氷鏡は優秀な科学部員のことと紅茶を上手く立てる顧問が死んだことを、彼女だけは霧子のカメラを拒絶して語る。一方困っている人を助けたい一心で保健委員となった舞は、霧子を逆取材。写真撮影にこだわる端緒となった、一枚も自らの写真を残さないまま行方不明となった兄のことを吐露。すると取材拒否を一転、和磨も人助けで生徒会長となるが、上手く笑えないという悩みを語る。そしてカメラは界原へと続き、かつて一番の仲間が共作だった作品を界原一人の作品であるとして自らの名を消し、その真意を明かさぬまま死んだことを語り、堂本の取材の核心でもあった突然映画作りを止めた真相が明らかになったが、見せる相手がいなければ意味がない、という言葉から、やがて自身の平泉高校と自宅のカメラの様子から「見せる相手」が誰も居なくなったことを知ってしまう堂本。その堂本や界原に対して氷鏡は、この出来事がかつて起こった出来事の繰り返しであると疑問を感じていて、あらゆる記憶から現実を変える可能性を探るべき言い、忘れたい記憶を持つ二人を詰る。

そこに購買部へ向かっていた一行が戻るが、その後ろから見慣れない大人が2名入ってきて、ひとりは銃を構え緊迫感が漂うが、もうひとり、その上官らしき者が銃下を命じ、自衛官の竹内珠子(白石まゆみ)と、その部下の柏村香(高宗歩未)と名乗り、紅島からここまで護衛してもらった旨を残留組は聞く。しかし柏村も負傷しており舞と春菜の手当てを受ける中で、ゾンビと化した者の「破壊」の凄まじさを聞かされて一堂は息を吞むが、一方優達から無事な教室の話も聞き、体育館でも未だ襲われずに生存する者の存在も確認されて高森も安堵する。水貴から食料を分配するよう提案されそれぞれが飲食したいものを口にして、束の間の安息が保たれるるとなれば、そこは優と信子の出番。得意のひとネタで座がますます弛緩してゆくと、春菜が介護職を目指したい、塔蘭がもっと強くなりたいと、願いを話す。そして和磨までが、竹内らを前にしても紅島に煙草を吸えばよいと勧め、竹内も健康管理が職務ではないと微笑めば、水貴とその和磨まで煙に咽せながらの初喫煙。さらに、本当はアイドルになりたかったと吐露すれば、堂本が水貴と誘い3人で歌いましょうと提案。いよいよその雰囲気が全員に波及し、漫画家を目指す恵美が、夏樹の実演の元、すでに書き上げた作品を紹介。その夏樹は声色鮮やかに登場人物を描写すれば夢は声優。塔蘭も世界で活躍する選手になると言えば、高森は誰かを助けられればそれでいいと言い、同じ思いの静香に紅島は、単なる和磨会長のマネージャーだろと弄る。

その紅島には、この雰囲気に至るまで、ただ一人敵意を向けていた薫が、あなたもソフトボールをしにグラウンドへ戻りたいのでしょ、と挑発的に言うと、遠い眼に戻る紅島。高森が止めるのも聞かずに、昨年紅島の喫煙停学事件で部も連帯的に活動停止で迷惑を被り、戻る資格は無いとさらに責める薫。その時意を決したように表情を変えた高森を見て、今度は紅島が彼女を止めるが時遅く、薫に、その時の喫煙者は自分で紅島がかばう方で名乗り出て退部したことを明かす。呆然とする薫。元々潮時で止めるとつもりだと取り成すような紅島に、水貴はまたも高森に、そこでも自己中心、残るのはクズばかりと蔑む。見かねた竹内が水貴の愛読書を奪い「行動生物学」という書物であると暴露して座の空気を戻すと、霧子も改めてすごい奇跡の映画を作った界原を称えると、氷鏡が「奇跡は二度起きれば奇跡じゃない」と、ついにアルゴリズムの解明に至ったかのように、記憶は死の連鎖によって繰り返されていて、それが次のことの既知感を生んでいる。だから可能性を前後だけに求めずに、全方位に向けて見出せばよい、と陶酔したように言い、そこには、寿命ではない不慮の死までを当然受け入れよというような危険を感じ、いち早く銃口を氷鏡に向ける柏村。とほぼ同時に間に分け入り防護壁となる優。柏村が優に微笑み、氷鏡に、怖い時に素直に怖がることが生への近道と諭す。その柏村に、かつて入隊のころ同じ言葉で指導を受けた竹内が謝意を示せば、次は撃って私を止めよと銃を渡す柏村。お詫びの印として竹内が声を張り上げて、将来、何になるか大会!の開催を告げ、防衛大臣を目指すと宣言。以下先ほどの夢を叫ぶ生徒たち。必ず助けに来るからここで待ってと、同学の先輩として竹内は優と約束して再び階下に戻る。
だが、時はすでに遅かったというべきか。和磨は放送室で襲われた時から己のその後を理解していたのだろう、自分が自分であるうちに決めるべく、共にしたいという静香に生徒達を託して焼却炉の中に身を投じる。そして屋上もまた、再び階下に出向いていた紅島、信子、氷鏡、水貴、霧子、舞、恵美、夏樹、塔蘭のうち、舞、恵美、夏樹、塔蘭の姿が見えず、信子はシャツを大きく血で染めている。舞が襲われて、笑顔のまま最期を迎え、恵美、夏樹、塔蘭を助けようとした信子だったがやはり傷を負ったことを知る残っていた6人。どうやら氷鏡が持っている爆弾を取りに向かったようだが、科学部も製造物のみ残して作り上げた部員の姿は無かったようだ。夜から荒天で竹内らの救助も待てない中、自分たちで脱出を決行してのことだが、優は信子を置いてはいけないため、皆が意を決して階下に向かうが、信子と共に屋上に残る優。

1階の西側の柵と周囲のゾンビを、半径10mは灰と化す強力な爆弾で爆破し突破、車で駅の方へ向かうという作戦だが着火を間違うと全滅するところ、その役を買って出たのは高森。爆破地点まで来たのだが着火するものを忘れている。紅島のライターは和磨が持っていて他に方法を模索する前に、すっと水貴が自分のライターを出す。高森は、紅島にキャッチャーらしく構えて投げろと命じ、紅島の一投に、ナイスピー!と高森。実はもう噛まれていると、和磨同様に、その後のことを理解していた者がいたのである。水貴に、生き残るのはクズばかりじゃないよ、紅島にはソフトボール続けろと告げ、最期じは自らに歯を食いしばれ!と奮起。さらに、私は・・・と言いかけるが、無常にもその時間は残されておらず、爆音とともに形も遺せなかった高森。言葉を少なに紅島や薫、その他の者がその「地点」を超えて、何度もひどい言葉を掛けた水貴に、言動は生き残って責任をとれ、と手を差し出し続いた堂本であった。

屋上では、意識の戻らない信子に、コンビは二人だからと一緒に居ると呟く優だが一人ではネタも浮かばない。ようやく意識を戻した信子がなんとか起きあがると、無免許のUFOのネタを始めるが、オチでは突っ込みも「もういいよ」も返せない信子。優を食べてしまわないうちに行かないとと、こちらもその後を悟り、どこへ行くとも知らずにひとり出てゆく信子。ついに独りになった優の携帯が突然なり、その音が連鎖したように鳴り渡り、紅島以下、信子と和磨と静香を除く全員が、まるで文化祭当日の楽しさ忙しさを語るように電話で話している。最後氷鏡が科学部員への指示を終え優に首肯くと、静香が、会長がお成りです!と迎えれば、ピンク柄のフリルついた華やかな衣装の和磨が、似合うかな?と笑顔。さらには柏村が、諸君元気だな!と竹内を後に入れば、竹内は優に、間に合わなかった、ごめんなさいと謝られる。どうやら氷鏡の言う「別の可能性のひとつ」だと気付いた優に、和磨と水貴、そして堂本が、念願だったアイドルとして歌を聞かせる。


世界が生まれ変わるとき

はじまりのあの言葉

また二人いえるかな

答えを求めさまよえば

悲しみを分けあって

同じ夜に溶けてゆくのだろう


それぞれと、ハグをしたり拳を合わせたり、襟を正してもらったりと、ひとつの可能性でも別れを交わし、氷鏡から可能性は無数、和磨から自分で決めるんだ、とそれぞれに教示されるのだが、独りでは決められない優。そんな優のために信子がやってきて、最初の乱入して怒られた文化祭の時を思い出させ励まし、もしあの日信子の家に行かずコンビ組むこともなければ、あの屋上に来ることもなかったかな?と問う優に、優の面白さを伝えられなかったよと、あの選択に間違いなかった旨を説く。そんな信子に、なにかを決めたのだろうか、優は、生きている人がいたら、一人でもノビューンの優だと挨拶して笑ってもらうからと告げ、最後に、どうする?と尋ねられたその答えには、翌朝、穏やかながらも確かな口調で、さてと、今日はどこへ行こうかな?と返した。


2 作品について


約1時間40分の、屋上のワンセットだけで繰り広げられる女生徒達が、得体の知れない現象に死を意識させられる極限の中で、生きる意味やその意欲、一方死を受け入れる姿を描いた群像劇。ホラーや困難克服ロールプレイング的冒険要素は無くて、その若さでも死ぬべき時があることが描かれているのは好戦的とも言えるのかもしれないが、水貴の「意味なく人間同士は殺し合う・自然淘汰は、厳しい環境からずる賢く生き延びることが真の意味」などのセリフを否定するようなフォローもあるので、そう一面的ではないと思う。

ただ、この初演は2010年10月ということで、これはあの東日本大震災の5か月前ということで、震災の後にこうした不可抗力的な事象による生死を描く戯曲が書けたか、書けたとしてそれは震災後どれくらいだったかは、原作の麻草郁さんに聞いてみたいね。当時の自粛ムードもまた、今の新コロ禍下以上に覆っていたからね。もっとも麻草さんは、今作演出の細川博司さんと「麻細」というコンビで配信などされているらしいから、この辺語られているかもしれないけどね。それと、アリスインスクール作品がこれ以後も一部改訂されながらも大筋は変えずに、死を表現し続けていることも、その答えのひとつと言えるかな。

30分前に開場してすぐに、小生は目に付くより先に耳に付いたのがBGMならぬ、放課後らしい音が聞こえてきて、モノノフとしてももクロの「幕があがる」を見た身としては、


0場で演技あるのか!?


なんてなってしまったがそれは無くてwww、でも吹奏楽や合唱の音、スポーツ系部活の笛の音が、早く客席も屋上へ、と誘う雰囲気で良かった。諸注意影ナレはノビューンの二人が5分前くらいに録音で。蛭田さんは現役の、虹のコンキスタドールのアイドルだし、桜井さんも元ukka、ライブでの影ナレは経験済みだろうね。鼻だけマスクから出してる君、鼻だけもらう怪人鼻取り女!的なボケとツッコミで開演前を和ませてくれました。

二つのシーンを除き、すべてが屋上でのワンシチュエーションってやつで、基本的にはセリフを発する演者が注目を浴びるけど、筋が分かる複数回観賞者や対象ファンをしっかり見たい人には、割りと広い舞台なので小芝居を見せたりしている推しを楽しめやすいと思った。役柄からだろう全員が本筋と離れた小芝居をできたわけではないが、優の蛭田さん、紅島のゆめさんや氷鏡の久代さんは自由度高かったね。中で優が水貴をアイドル、信子をファンに見立てて、


握手券は1秒につき1枚です!


って言うんだけど、そこは台本になくて初日から最後まで採用されたアドリブらしい。これを蛭田さんが自ら発したのだとしたら、初舞台とは思えない堂々とした姿だと思う。彼女の優自体が素敵だったこともあり、これは彼女の技だろうと言って過言じゃないだろうね。

10日の金曜日には、夏樹役の羽野さんが、恵美の紹介セリフが飛んだのかな、ってところを紅島のゆめさんがしっかりフォローした部分を観られて、ああ、こうしたチームワークが機能しているんだって素人には貴重だった。でも羽野さんは後編に書くけど、これも素晴らしい姿を見せてくれているのね。

また、これは細川さんが7月に、葉月智子・ちょも出演舞台(アンダーグラウンドアンソロジー)の一作の中で、本物のサンドイッチか何かを演者に本当に食べさせた演出があったんだけど、今回も購買部から調達した菓子パンなどをみんなが実際に食べていたの。前作のカーテンコールで、出演者の土矢兼久さんが、細川さんの使者的に「新コロから少しずつでも以前に戻ろうという願いもあり、(業界でいう)きえものをエアでなくリアルに食べた」と解説していたことをここでも実践したんだね。しかもさりげなく保健委員の朝日奈さんにしっかり手の消毒を劇中でも施したのも見事。2010年では新コロは無いだけに、不自然さを出来る限りの知恵で解消していた。だだ、


いくら会長を慕うからって、

山﨑さんがみぃちゃんの消毒で、

ミニスプレーかけたのは、

なかなかやりすぎだろwww


あと、こちらも今作


だけでなく前作「デッドリー永遠」の台本も買っていたので、セリフの増減を見てみたんだが、細川さんがツイートしていたように、本当に減っておらず、多くは無いが微増で麻草さんも喜んでいたね。しかも増えた中でも、最後の信子との別れのシーンでの「もしもあの日ノブちゃんの家にいかず、コンビになってなかったら、屋上に行くこともないし、こんなことにならなかったかな?」というくだりは、劇中氷鏡が言ってた可能性のひとつの具体的な問いかけとして、感想戦の素材としても素晴らしいなと思えたね。

惜しいのは、新コロ対策ということで、21:00には人は館内から出なければいけないらしく、各日のソワレでは演者の感想が聞けなかったこと。たまたま小生は10日、11日とついさっき12日楽日のカテコで、それぞれ谷口さん・二瓶さん、そして長谷川さんのそれらを聞けたけど、三者ともに、無事に誰も欠けることなく公演も続けられたことを第一に喜んでいたね。その中で長谷川さんが、自身二年半におよぶアリスインプロジェクトとの中で、劇中の「奇跡は二度起きれば奇跡でなくなる」を引用し、


また、

次のアリスインプロジェクトの作品への、

軌跡として繋げたい


と、ゆめさんや草場さんに、涙早いぞ、と弄られながら、万感の笑顔で締めたことを書き残しておきます。こうした歴史ある長寿作品に呼ばれる・参加できることを、みぃちゃんや、今回初出演の桜井さん、下村さん、朝日奈さんのスタダチームはもとより、蛭田さんや羽野さんなどの初舞台組、そして座組では大物だろう、ゆめさんや久代さんも、それぞれ楽しみながら、真摯に取り組まれたことが素人目にも分かる姿で誇っていたことが素敵でした。


 さて、時刻9月12日の16:00、やっぱり書き続けてしまうから、一向に通算三作目の我がみぃちゃんのことにたどり着かないし、他の素敵な役者さんのあのことも残したい。ということで、今宵最後の、あの屋上に昇ってからにしよう。


みぃちゃんも悔いなく、

最後の最期、

盛大に燃え尽きてくれ!

 

 

 

 

 


(公式HPより)

時期は先週の3日とやや古くなってしまったが、

アメフラっシの最近のロケ地を、当時は残り2回分あった、

青春18きっぷを利用して行ってみよう、ということで、

一路、栃木県は小山駅まで北上し、そこから、

両毛線に乗車しておよそ1時間、群馬県は、

桐生駅に到着。ここでは、この7月下旬に2週で放送された、

「群馬テレビ・しまだしゃちょー浩平のまんぐ~どうでしょう?」

 

に、市川優月・ゆづと、現在も新コロ療養中の鈴木萌花・もえちんが出演。

 

駅から徒歩7分ほどの、こちらの場所で、

自己紹介に立った二人は、すぐ隣の、

こちらのお店でテイクアウト。それを銀行前の、

このベンチのどこかで、

モグモグ。

 

続いては駅南側徒歩5分の、

こちらの海鮮ダイニング店で食バトル。

小生は、わずか1時間弱の滞在ながら、

ローカルUHF局といえどもどそこはテレビ番組。

おそらく1日がかりでの桐生ロケでお疲れでしたでしょうな。

 

その足で高崎から今度は、

八高線で都下福生市に戻り、拝島駅から16号沿いを歩くこと20分弱で、

「MICHI」のMV撮影を行った、福生市の、

デモデダイナ―に到着。

ここは、隣の米軍の軍関係者などがよく来るんだろうかな、

ビッグサイズなハンバーガーなどを食べられるのだが、

この日はあいにくの雨と時間が15時過ぎで、

み、店に客がいなかったので、ちょっとこわい・・・

米軍に怪しまれないように、ア○ガ○とは違い即時撤収。

この2か所だけで時間は16時過ぎとなり今日はここまで。

後日、今度は車を利用して、某誌関連の撮影地を特定済なので実施予定にて。

 

 

おまけ

この、デモデダイナーからさらに北へ5分ほど歩いた先に、

ただいま「アリスインデッドリースクール邂逅」出演中の、

平瀬美里・みぃちゃんが、公式インスタグラムに、

という、シャレオツなクリームソーダ店に行った様子を載せていたので、同じく、

こちらもパシャリ。なかを除くと、

 

あ、雨にもかかわらず、

若い女性が4~5人以上いて、

し、敷居が高すぎるT_T

 

米軍よりはるかに怖く早足で撤退したことは言うまでもない・・・。

 

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