memo (情報リテラシー試験過去問から)
・日本と世界でシェア率が異なる「いわゆるガラケー現象」が起きている理由…幕の内弁当的なポータルサイト好き、匿名性を好む、同じ文字数で伝えられる情報が多い、新聞の配達制度、マーケティング誘導に順応的である等
・GoogleのページランクとFacebookのエッジランクの特徴と、情報をコントロールする際に与える影響は?
☆Googleページランク…Googleによる独自のアルゴリズムで、ページへの被リンクなどを元にページを10段階に点数化し、検索結果の順位付けに利用する
Facebookエッジランク…Facebookによる独自のアルゴリズムで、投稿を効率的に見るために、相手との親密度やリアクションや経過時間などで算出する
→情報を客観的に第三者に評価されるGoogleに対して、自分に適した情報を教えてくれるFacebookでは、情報の捉え方が違う。社会により情報をコントロールするのか、自分がコントロールしていくのかで使い方が異なってくる。検索エンジンとソーシャルメディアの特性を生かしつつ、ともに補完しながら、偏らないように、流されないようにする力を身につけるべきである。
・SiriやOKGoogleなどの音声アシストやスマートスピーカーが注目されている理由は?
①音声データをストックして、人口知能にディープラーニングさせて人間と同じように話せるようになるために、音声検索や音声入力がどこでも誰でも簡単に出来る機会や端末が必要とされるから
②2020年より始まる自動運転で完全に人が自動車から手を離れるまでスマホを持って運転できないため、スマートスピーカーのノウハウが車に搭載される莫大な市場を様々なIT企業が狙っているから
③スマホの画面を常に覗き込まなければいけないスマホ依存から脱却するためにハンズフリーで音声により情報をコントロールするべきで、家電などと連携することでIoT普及へのステップで重要だから

第15回目の最終講義ではデマや詐欺と進化する技術について学びました。まず、前回の引き続きで平成ネット史の動画をみて、平成のネット事情を振り返りました。私は小中高時代、割とネットを嗜んできた人種なので、2010年代くらいからのネット史は割と懐かしい気持ちで見ていました。こうして一気に振り返ってみると、1年ごとに色々なものが生み出されていき、流行が目まぐるしく変わっていっていることが明確に読み取れました。今やネットがないといけないようなネット中心の世界になりつつありますが、ネットに関わることで、ネットの最大の利点ともいえる匿名性に傷つけられる人が多いのも事実なので、のめり込みすぎず、上手に楽しく付き合っていくことが大切だと感じました。
今回の講義で、情報リテラシーの講義は最終回になりますが、数々の情報分野の知識に長けた横田先生と一緒に、情報社会の歴史から現在に至るまで、様々なことを幅広く柔軟に学べたのでこの講義をとって良かったなと思いました。情報リテラシー論で学んだことを生かせる場面はこの先沢山あると思うので、今までの学びを時々振り返り、沢山の情報で溢れかえるこの情報社会で、情報を丁寧に見極めることを忘れずに上手に生きていきたいです。ありがとうございました!